さて続き。

 

内容は紙とほぼ同じですが、ネットのリサーチ判定は河合の共通テストリサーチ<バンザイシステム>や駿台のデータネット<インターネット選太君>(なんちゅうネーミング…)、東進<共通テスト合否判定システム>などで見ることができます。

リリース期間が短いので(例 選太くんは2023年1月18日午前~2月3日)、あとで見返したり確認する場合はスクショ等をとっておく必要があります。

 

バンザイシステム/共通テストリサーチ ボーダーライン一覧

駿台ベネッセ データネット

東進大学入学共通テスト合否判定system

 

3社何が違うのか…というと、よくいわれるのが分母数の違い。

この前の記事で学校で河合と駿ベネにリサーチを提出しましたと書きました。

高校が集めてくれるので回収数も多く、この2社に関しては受験生の8割が利用としているといわれます。

8割ということは結構な数。なかなか信頼がもてる数字じゃないですか。

逆に東進は6割程度ともいわれています。ただ東進は模試を受けていなくても判定がでるだか何だかのメリットがあったような…

まぁ結局気になる受験生家庭は3つ渡り歩いてそれぞれの結果を調べることになります。

 

 

バンザイシステムだと判定が手を挙げた男の子の顔ででてくるのですが…もう無理にあげちゃってるでしょ…みたいな苦しい顔になっている姿をみると胸が痛みます。

 実際の画面は大学名学部が出ないように少しトリミングしてますがこんな感じです

(あ…がっつり点数でるけれど、点数消すと意味わからなくなるからそのままにするね…ごめん息子!)

 

 

 残りの顔はこちら

 

 

 

 

なんて悲しそうな顔…!もはやバンザイじゃなくお手上げ…

E判定もあるようなので、どんなポーズか気になる方は検索かけてみてください。

 

バンザイシステムではその大学の学科の募集人員も書いてあります。上にも12人の募集ってありますよね。「ちょっと少なすぎない?」とか思うかもしれませんが、だいたいこれより多めにとります。

※追記

実際の上のA判定でている2023年度の入試結果をかいておきますと、

募集人員 12名

志願者数 422名

合格者数 154名

倍率 2.7倍

となっておりました。

ね、そう思うと意外とハードル高くないでしょ?

募集人員が少ない→無理だからやめよう

とは思わずに、その大学の過去の入試データ(だいたいHPにあります)を見て、実際の所どれくらい志願者がいて、それくらいの人数をとってくれたのか…を見た方がいいと思います。

 

 

各大学が公開している昨年の入試結果をみると、結構多めにとっているのがわかります。10倍とかとっちゃう大学もあるので募集人数が少なくても心配しないでください。

去年合格した人数あたりにリサーチ結果の自分がいれば一安心的な目安になります。

 

これはまたバンザイの分布図画面ですが

 

 

 こんな風にでてきでます。自分の位置にも印がついていますね。

ABCDEのラインが色分けされているので見やすいです。

 「ボ」はボーダーライン(見返したけれどボの字が出る判定と出ない判定があった…謎)

C判定でも合格できる大学はできるのですが、同じC判定でもBよりのCかDよりのCかでまた気分はかわります。

 

 

選太君(センター入試時代のなごりなんだね)はもうちょっとスッキリ

 

 

 

この選太くんの謎表記の(合格者)。上に説明が書いてあるのにちょっとわからない。発表が出る前なのに合格人数がでているのはなぜなんだ??なのですが。

過去の合格人数から算出して、おそらくこのあたりまで合格が出る…という予測に基づいたものなのかな(違ったらすみません)。

 

このあたりは

駿台ベネッセ データネット

こちらの下の方から

 

<動向分析>

<50音大学別動向>

大学を選ぶ

<度数分布ダウンロード>

 

それを選んでいただくと、エクセルで去年と今年のデータがでてきます

試しに早稲田を選んでみるとこんな感じ。

 

実際に受験生じゃない学年でも、共通テストでこれだけとったら合格できるんだな…という目安になるので、気になる大学があったら見てみるのもよいかと思います。

なので、おそらく選太くんの合格者の数字はこの数字からきているはず…(適当ですみません)

 

最後の東進の画面は表記的には結構わかりやすくて好き。

結果は結構厳しいものが多いけれど…

 

 

数値がでているのでついでに書いちゃいますが、大学によっては共通テストの点数をそのまま使わないで圧縮したり、何倍かにしてくれる場合もあります。

この上の場合ですと、共通テストの配点は英語は筆記100点リスニング100点なのですが、こちらの大学の設定だと満点は160点と40点ですよね。

つまり英語としての合計は200点でかわらないのですが、実際の共通テストの得点とその大学の要求する数字は結構違うわけです。この大学の場合、筆記が強いので、リスニングでしでかしてしまった人でも筆記がとれていれば大きな強みになるということです。またもともとリスニングが不得意なケースはこのように筆記に比重をおいた大学を受けるのも手。

このあたりは募集要項なんかにも書いてあることなのですが、実際に計算するのが面倒だったりするので、こうやって満点と得点にしてくれるとわかりやすいですよね。

 

同じく東進の分布図

こちらは色分けされていないので、あぁそう…みたいな。

 

(あれ、上のタブの個別試験情報なんかみたかしら…記憶が…)

 

こんな感じで結構画面が違うので好みもあるかと思いますが、各会社によって微妙に判定がかわることもあります。

詳しくは共テ利用入試の時に書こうかなとおもいます。

 

あ、得点調整について書き忘れた…明日書こう…おやすみなさい…