さて、まとまらないのでダラダラかきますが、まとめとして最後に感じたことを(笑)

 

中学受験と大学受験についてですが、中学受験はゴールが同じというか基本4科目、1月入試もあるけれど基本2月の3日前後に終了。何ていうか…ブログでも連帯感ありましたよね。

大学受験は高校の授業の進度や深度によって予備校で必要とするところも違うし、時間数も違う。考え方もお金のかけ方も様々です。

年内に推薦で抜けていく人も多いし、2月にさくっときめる私大組もいれば、3月の発表をまつ国立前期組や後期までひきずる人もいる、何なら2周目に突入する人もいて、「とにもかくにも終わったねー!卒業おめでとう!!」とみんなで解放感に一斉にひたれる感じでもない。

ブログもそもそも理系文系・目指している学部・地方で全然違うし、ガチ東大や医学部はそれなりに連携や連帯感あったみたいですが、その他は色々違いすぎて…とりあえずブクマしてみるけれど交流なし的な。

 

予備校との距離も中学受験塾とは結構違います。

中学受験は塾に頼る感じでしたが、大学受験は大学生のチューターさん&アシスタントさんが話をきいてくれて、先生とは面談で話すくらい。その面談も課金のタイミングでやってくる的な(笑)

息子のところは珍しいと他の母達にいわれるくらいアットホームで相談フォームがあったり、電話をいただいたり、大学の広報の方をよんでのオンライン大学説明会などありましたが、一般的な予備校はわりとドライなお付き合いだったようです。

 

高校との親の関りもあるようでない。

中学受験では小学校には調査書をもらうか休みをお伝えするくらいでしたよね。高校は進路にも関わるから「さすがにもっと色々な話や細やかなアドバイスあるんだよね?」と思っていましたが、そうでもなかった。共通テストや大学受験の一般的な流れの説明は数回保護者会でありましたが、併願の組み方についなどの細かい話はなかったです。

これはコロナ禍で保護者会が短縮されたり、懇談会がなかったからなのか…。

先生方は本人たちには色々情報を与えてくださったり、指導してくださったようですが、うちの息子みたいに報告がないタイプだと本人から親に伝わることはほぼなく。最後の三者面談も志望校選定確認くらいな感じでした。

他のお母様達も、今まで上の学年の先輩母からアドバイスをもらったりしていたのがコロナで断絶して伝統がなくなった的なことをいっていました。

なので大学受験は結構手探りな部分が多かったのも正直な感じ。

 

その前の高校3年生云々でもかきましたが。

結局精神的に自立している子と甘い子では親のフォローもかわってきます。

大学をどこ受けるのかも大事ですが、まずは自分の子供の性格などをよく把握しましょう。

親は口をだす必要はあまりありませんが、最低限大学受験の仕組みや受験のトレンド、子供が興味をもっている大学の入試情報だけは早めに仕入れておきましょう。

受験生本人が聞かなくても、あとでこまった時に急に聞いてくる場合もあります。本人が過信しているけれど実際はこのあたりだろうなとか、実はこっちの学部の方がむいているんじゃないかな…というのは、やはり一緒に生活して本人をみている保護者ならではと思うのです。

その意見を受け入れるかどうかはお子さんの判断になるとは思いますが、大学受験色々複雑なので知っていて損はないかなと(親からしたら結構な出費ですしね)

どこから情報を得たらわからないという方は、ユニフェスやマイナビ、駿台フェアとかのオンライン用の説明会で、受験の仕組みとか、推薦対策とかの動画をあげていたりしますので、参加してみてみましょう。

 

こんな感じで中学受験と違い大学受験はかかわりが薄いからか結局親も淡泊にならざるを得ません。

2017年組でも「中学受験は泣けたが、大学受験は泣けない」という話になったことも。

中学受験は親が生活全般にわたってフォローしているのもあるし、遊びたい盛りの子を勉強夜遅くまで勉強させる負い目もあるからでしょうか。とにかく何か必死でしたよね。
中学受験の入試当日に学校まで送り届けて背中を見送る時は胸がいっぱいになったり、何なら街で同じ季節にNバッグの子をみかけると涙ぐみそうになるなんて話をききますが。

大学受験は家でゴロゴロしている息子をみてイライラはしましたが、感動とは無縁だったなぁ…ふぅ。


過去問などの進捗も、中学受験の時はコピーをしたり、トータルの点数を把握していて合格点に届くか届かないかまでわかっていましたが、大学受験はとりあえず過去問(赤本)を入手してみたけれど一向にめくられた形跡もないままほこりをかぶるのを横目で眺め…本人の「この大学(教科)は大丈夫」的な過信に基づき全くやらないで終わったところも多数。結局最後までどこが合格に近いのかわからないままうちは受験料をぶっこむ受験になりました。

 

そんな訳で中学受験と大学受験は別物!でありますが。

同じと思ったのは、中学受験御三家組のポテンシャルの高さ。

やっぱり地頭というか賢い子は最後まで賢いのよー!

2017年組でも同じように「勉強しない」と嘆いていたお家もありますが。本人のもともと持っている能力なのか何なのかわかりませんが、何か違うキラメキと自分の進路に対するしっかりとした意志、伸びも最後ありました。

 

同じではないのですが、中学受験のトラウマ。これは本人よりは親が引きずります。

合否で中学受験に思うような結果が出せなかったお家もそんなことを言っていましたが、我が家の場合は「病気」がずーっとトラウマでした。

中学受験の壮行会前々日?に高熱が出た時の絶望ですよ。前受校では地方の合格だったので、2月の入試が受けられない…え?進学先なく受験終わる??全落ち??みたいなあの恐怖。

世の中はコロナ禍で常に病気と健康について考える日々。

大学受験でも普段は健康体なのに、なぜか冠模試の前に濃厚接触者になったり(私のせいですが)、リサーチにつかう最後の模試で陽性者になって受けられなかったりしたことがありました。そんな時本当にトラウマというか「やっぱり入試本番もダメなんじゃないか」「インフルエンザになるんじゃないか」「突然体調崩すんじゃないか」と非常に心配しました。

そんな訳で、合否はともかく健康で入試をすべて受けられてようやくトラウマ克服…みたいな。

6年もひきずるの…?と思うかもしれませんが、なまじっか中学受験の時は親も濃い体験をしているので記憶も鮮明だったりします。子どもにとっての6年はものすごく長いけれど、親はそうでもないってこともあるかもしれませんね。

 

 

大学受験が終わって思うのは

「意外と同じ高校の誰がどこいったかわからないもんだな」

ということです。

短冊的な貼り紙をする高校もありますが、国公立の発表前に卒業式をすませてしまうところも多い。

事前に思っていたランキングへの貢献とか、不合格の肩身の狭さみたいなものはなかったですね。

逆に言えば合格者もみんなにドヤる瞬間がない的な…(不憫)。

実績は後輩へのもので、結局は本人が行きたい大学に受かるかどうかですからね。

インスタなどでは進学先をアルファベットで公表したりする子も多いので、つながっていれば情報はわかりますが「あぁそうなの?」的な(うちは息子が言わないのでよくわからない)

そんな意味で思っていたより気楽でした。

 

その一方で一般人の興味関心の高さというか生々しさも意外と受験を通して感じました。

中学受験や高校受験なら経験していない人は聞いてもわからない&地方によって全然違う場合が多いのですが、大学受験は結構な数が体験するからか、ランクまでわかるからか、最終学歴に近いからなのか何なのか…。

なんだかんだ学歴フィルターはあるのか「名前の通ったところにいってほしい」という(いわれた)話も結構ききました。名前の通ったところってどこまで?ぶっちゃけ箱根駅伝とかまでいれたら結構大学で世間的に通ってる名前って幅広いよねぇ的な。まぁ、それぞれの家庭や人で譲れないラインがあるということなのでしょうが。難しいよね…。

高1の時には大学名は関係ない、自分探しとかやりたいことを軸にとかいってたのに、結局それかーい!みたいな。

 

合格がわかったとたん、親戚が突然自分の手柄のように張り切りだしたなんて話も聞きます。

「そっちの大学じゃなくてこっちの大学の方が良いんじゃないの?」「迷ったらネームバリューで選ぶのでもいいと思う」的な謎アドバイスを突然してくる祖父母達。いやその時代の価値観でこられてもさぁ…みたいな部分もあるけれど、説明するのも面倒くさい。

あと、急に昔の知り合いからくる連絡もあれは何でしょうね…

小学校卒業以来あってない息子の友達母からの連絡とか、それより前の幼児時代の友達からの連絡とか。子どもどうしも顔も覚えてないし大してなつかしさも覚えていないのに…。

「うちはどこどこなのよ」と言われたら、そのままスルーできないのが同学年の哀しさ。ただ相手が言ってくれるならまだいいけれど、友達は先に答えたら相手が自分の子どもの進学先は教えずに去って情報出し損みたいな思いをしたとか(笑)

うまくかわすテクを教えてほしいところです。

 

とは言え、こっちも気にならないわけでもない。

フェイスブックやインスタの入学式の写真。

あれ、結構判定できますからね?皆様お気をつけあそばせ…

立て看板とかで大学名を消したりしてわからないつもりでいる方も多いかと思いますが、

「昨日入学式でした♪」みたいなことが書いてあれば、大学名や会場なんか入学式の日ですぐ検索できます。

会場写真なんかも本人はがぼかしてアップしても、Twitter等に類似の写真がぼかしもなくあがっていて「へぇー、この大学だったのか」みたいな。

ぼかしてあるとめっちゃ知りたくなる私のようなゲスイ人はついつい調べてしまうので、特定されたくなければ日にちや看板前写真、背景が特徴的な会場前などの写真をアップするのは気を付けましょう。いや、敢えてあれは匂わせているのか…?匂わせたい人はガンガンいきましょう!

 

 

ダラダラかきましたが、最後の最後のアドバイスとしては、

・英検を有効な期間に良スコアでとる

・一般受験だと思っていても推薦なども含めて早い段階で大学情報を集めてみる

・共通テストの勉強は甘くみないでちゃんとする

・課金したからといって成績が必ずしも完璧に伸びる訳ではないと覚悟する

 

でしょうか。

最後の課金は皆様うすうす気が付いているでしょうが、お金と時間をつかって色々やらせた教科が得意科目になる訳では必ずしもないということ。

ただ放っておいたら足を引っ張ってどうしようもなかったのが人並みというレベルにはなります。

うちの息子なんて中3の時に危険を感じて一番お金かけて早くからやらせた数学が最後まで苦手科目でしたからね…。

応用力やひらめき力は昔からないけれど、やった問題は解けるという実直さで何とかマシな程度にはなりましたが、やはり初見の問題には弱い的な。これはきっと浪人したから何とかなるものでもないだろうなぁ…と母は思っております(中学受験時代もそうだった)。

課金によって克服した、勉強の仕方がわかって得意科目になったという人もいるので課金をすべて否定する訳ではありませんよ。

ご利用は計画的かつ効果的に!

 

 

さて。

3月末か4月上旬に終わらせる予定でしたが、思っていたよりも日々忙しく下旬になる勢いでひっぱってしまいました。

中学受験から大学受験のその後まで、完結的におわらせられるといいなと思っておりましたので、これで〆とさせていただきます。このあとは流石にもう関係ないですよね…え?孫の中学受験にアップデート?(嘘)

 

長きにわたり登録してくださった皆様ありがとうございます!

そしてこれから中学受験に挑まれる方、皆様のお子様が多くを学び、志望校に合格して、多くの友を得られますように。

大学受験に入ろうとされている方は、お子様が将来の夢に近づくために勉強に励まれますように。

そして2017年に中学受験をし、苦楽をともにした皆様。お子様も無事成人されましたね。コロナで高校生活が終わってしまいましたが、この先は伸び伸びとしたいことにどんどんチャレンジできる日々でありますように。

 

ではでは!

おつかれさまでしたー!!