生活の質向上の為に~食事前訓練追加続報
もえもえの摂食指導で指摘された首から肩回りの筋肉が固くなってきている問題続報です。
通所先でも昼食時にストレッチ運動を取り入れて貰えないか相談したところ、即座に対応していただけました
食事前はスタッフさんも忙しいので全てのストレッチ運動を食事の直前に行うのはやはり難しく、どの様な形で行うかを検討してくださった結果、午前の活動終盤、食堂に移動する前にストレッチ運動を一通り行い、食堂では以前からお願いしている舌訓練を行ってから食事を開始することになりました。
その日の活動内容によっては時間がずれる日も出てくるとは思いますが、理想形ではないまでも私達が予想したよりも良い形で取り組んでいただけることになりました
まだ通所先でも運動をするようになって2日ですが、もえもえも大きな抵抗はなく素直にストレッチ運動をしてもらっているようです。
もえもえは肩を始めとして主に左半身に変形部位がありますので、可動域にも左右差があるのはわかっていましたが、ストレッチ運動をしてみて初めて左右でこれ程筋肉の固さや動きに違いがあるのかと驚かされました。
そして、確かに支援学校に通っていた頃はスムーズに出来ていたことが最近少しやりにくそうになっていたことにも気付きました。
今までは支援学校に登校すると通学服からジャージに着替え、下校時にジャージから通学服に着替え、放課後等デイサービスでは持参した普段着に着替える生活をしていました。
ですが今では朝晩の2回しか着替えをしません。
最近着替える時に手伝って欲しいと要求することが増えてきていました。
習慣化されていた着替える回数が減ったこと、自力で着替えるように促していた先生やスタッフさんがいないことで、ちょっと甘えが出てきているのかなと思っていました。
ですが、実は肩回りの筋肉が固くなってきていることでTシャツを脱ぐ為に服を捲りあげたり、捲った服をつかんで引っ張りあげる動作がやりにくくなってきていたようです。
気付いてあげられなくてもえもえに申し訳なく思います
卒業してからの生活はもえもえにとって面倒くさいことは確かに減って一見自由で楽な生活になったように見えていましたが、実は生活の質を落としかねない危険な変化だったようです。
学校生活がいかに良く考えられた生活だったのかも痛感しました。
通所先とはこれからも連携を取りながら、もえもえの心身共に健康で質の良い生活を構築していかなければならないと改めて感じています。
卒業して4ヶ月のこのタイミングで気付けたことは幸いでした。
今ならまだ十分間に合うと思います。
一からもえもえの生活を見直していきたいと思います。