私の防災・その81 足元の防災と情報収集 | もえもえ育児ほぼ終了日記と障害児家族の防災ブログ

私の防災・その81 足元の防災と情報収集

災害時にすぐに動くために大事だけど見落としがちなのが足元(履き物)の守りだと思います。

7/10 17:40 職場からの帰宅用の靴について追記しました。

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非常時の備えしてくださいね!


九州地方に大雨特別警報や緊急安全確保情報が出ています。

命を守る為の判断を躊躇わないでください。

NHK ニュースです⬇

【詳しく】気象庁会見「大雨特別警報の3県 直ちに安全確保を」


いつもの防災記事まとめ・その1はこちら➡
防災記事まとめ・その2はこちら➡
自宅療養・感染対策まとめはこちら➡

先天性難病による障害児もえもえのことまとめてます。
もえもえの誕生から通園までのまとめ➡
もえもえの通園&通学のまとめ➡
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災害、特に地震はいつ起きるか誰にもわかりません。
くつろいでいる時でも夜寝ている時でも起きるのが災害です。

例えば夜中ぐっすり眠っている時に大きな地震が起きたら、部屋の中も屋外も様々なものが転がっていたり、割れたガラスが散らばっていたりする可能性が高いです。
停電もしているかもしれませんね。

真っ暗な中で、何が起きたかわからないまま、取るものもとりあえず無防備に寝ていた状態からそのままで動き出したら足を怪我してしまうことになりかねませんショボーン
足を怪我するとその後の行動にも響いてきますので、しっかり足元を守っていただきたいと思います。

我が家では各々のベッドサイドに踏み抜き防止スリッパ(折り畳み式)を吊るしています下矢印




寝室には停電時に自動点灯するライトもつけてますが、灯りがなくても手探りでも取れる位置に下げているので、まずはこれを履いて足元を安全な状態にしてから動き出すつもりです。
ちなみに一緒にホイッスルと懐中電灯(ラジオ付き)も下げてます。

歩行に若干の不安があるもえもえの分には脱げにくくするためにかかとを引っ掛ける幅広ゴムを縫い付けてあります。
他にももえもえ用に加工しているので念のための身ばれ防止にそちらの写真は載せませんが。

かかと部分がはじめから付いているスリッパも売られています。
ブログ通して知り合った方が最近購入されて使用感もブログ記事にされていて、これがなかなか良さそうだったので、もえもえの分だけ買い替えるか検討中ですニコニコ
(Yさんありがとう!参考になりました照れ)

避難所では衛生面でも冷え防止の面でもそれなりにしっかりしたスリッパ等があると良いそうですので、自宅から避難所に向かうときにはこのスリッパをケースごと持参する予定です。

普段外出時に履いている靴の中にはこの踏み抜き防止の中敷きを入れてあります下矢印


薄くてしなやかなので普段履いていても違和感はありません。
気になる方は元々の中敷きの下に入れると良いかもしれませんね。
これを1枚靴に入れておくことで、瓦礫の散らばった道を避難しなければならなくなっても足を怪我する可能性が大幅に下がりますので安心ですウインク

7/10 17:40 追記⬇
今は旦那も会社勤めを止めて在宅となり、私自身はもえもえが産まれて子育てに専念するために専業主婦となったので、朝にこの記事を書いた時にはうっかり抜けていたのが通勤時の靴についてです。

私の父が阪神淡路大震災の被災者でもあるので、その直後に新社会人になった私に通勤時の靴は出来るだけ長時間歩きやすい靴を選ぶこと、出来れば非常時に歩いて帰ることを想定したウォーキングシューズを会社のロッカーに入れておくことを助言してくれました。

職場にいる時に被災したらまずは安全確保が第一ですが、その後の状況によっては公共交通機関がストップして、瓦礫や様々な物が散乱した道を歩いて帰ることが有るかもしれないと言われたのです。
そして、それは私自身は体験しなかったものの、2011年の東日本大震災で現実のものとなりました
通勤時の靴の備えも考えておく必要があると思います。

水害の時の避難で一つ気を付けて欲しいのが、長靴は基本的にNGだと言うことです。

長靴は履き口より水面が低いときには足も濡れなくて良いのですが、水面が履き口より高くなったら大きな履き口から一気に中に流れ込み、水の重さで簡単に脱げてしまいます。
水の力は本当に馬鹿に出来ません。
水が入ってしまったら脱げないように歩くのはまず無理です。

避難するときにはスニーカーなど足にフィットして脱げにくい紐靴をお勧めします。
足は濡れてしまいますが、避難リュックにタオルと替えの靴下(可能なら替えのズボン等)を入れておけば、避難先でも不快な状態で過ごさずに済みますウインク上差し

避難するときにはお勧めできませんが、水害の被害を受けた後には長靴は大いに役立つと思われますので、我が家では家族3人分の長靴を用意しています。
旦那の長靴は何年も使用している一般的なものですが、私ともえもえのはこちらのコンパクトに畳めて袋に収納できるタイプのものです下矢印




長靴を家族分用意するとどうしても嵩張って靴の収納場所に納まらないですし、そこまで出番は多くないのでこれにしました。
普段は私も旦那用の長靴を使ってる(ちょっと大きいけど履ける)ので。
勿論踏み抜き防止の中敷きは全てに入れてありますOK

水が引いたあとも泥まみれでぬかるんだ場所で泥の撤去作業や片付けなどをしなければならないことを考えるとやはり長靴は準備しておいた方が良いと思います。
この時も、泥に隠れた瓦礫やガラスの破片などから足を守るために是非踏み抜き防止の中敷きを入れておくことをお勧めします。

そして、万が一冠水した道路を歩くときには長い傘や杖など棒状のものを持って足元を確認しながら歩くことをお忘れなく。
冠水するとマンホールや側溝の蓋が外れていることや段差、側溝や水路と道路の境目がわからなくなってしまいます。

特に高低差の関係や川の氾濫などで冠水しただけでなくて流れがある場合は、足を取られて転倒してしまうリスクが上がります。
流れがなくても水の中を歩けるのは膝下までと言われています。
水の高さがそこまで高くなくても水の流れがあると転倒して更に起き上がれなくなって溺れる危険があります。

我が家周辺が冠水した時もそうでしたが、
冠水しはじめてから水面が上がっていく速度は本当に早いです。

「危ないと感じたら避難する」と良く言われますが、私は「危ないと予測される情報が出たら避難する(身を守る)」が正しいと思います。
今までの報道でも被災者の方が「危ないと感じた時にはもう逃げられる状態じゃなかった」と話していますよね。

水の被害で怖いのは本当に危なくなるまでは、いつもの生活が維持できてしまうことです。

特に自宅から出ることなく過ごしていれば、たとえ報道で避難情報が出たと呼び掛けられたとしてもせいぜい「もしかしたらここも危なくなるかも?」と漠然と思う位で、実際に「これは危ない!」と感じるのは家から見える道路等が冠水しはじめてからじゃないでしょうか。

ですが冠水してからの避難はやはり危険です。
水害から身を守るための避難をするなら、やはり明るくて安全が確認できる時間帯です。

危険を判断するのは感覚ではなく正しい知識と情報だと思います。

気象庁(キキクル)国土交通省(川の防災情報)Yahoo!天気・防災 河川水位(外部サイト)のサイトをブックマークしておいたり、各種防災アプリ(Yahoo!防災速報NHKニュース・防災ウェザーニュース防災情報全国避難所ガイド等)をダウンロードしておくことをお勧めします。

お住まいの自治体でも自治体独自の防災アプリを作成していたり、メールや公式LINE、Twitterで防災情報を出していたりしますので是非登録を。

ネットやSNS が苦手なご家族ならやはりテレビとラジオが強い味方になるでしょう。
テレビのデータ放送ならボタン操作だけで確認できますね。

安全に避難するために、足元が危なくなる前に正しく判断して行動してくださいね。