地獄の花園(ネタバレあり) | これ観た

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基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

『地獄の花園』(2021)

脚本 バカリズム

監督 関和亮(せきかずあき)

 

永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、川栄李奈、大島美幸、森崎ウィン、勝村政信、遠藤憲一、松尾諭、丸山智己、長井短、小池栄子、室井滋、ファーストサマーウイカ、工藤くみこ(ニッチェ)、かなで(3時のヒロイン)、中村ゆりか、伊原六花(いはらりっか)、他。

 

普通のOLの田中直子(永野芽郁)の勤めるミツフジ株式会社では、ヤンキー女子社員による派閥争いがなされたいた。営業部所属の狂犬紫織、こと佐竹紫織(川栄李奈)率いる佐竹一派、製造部所属大怪獣悦子、こと神田悦子(大島美幸)率いる神田一派、開発部所属の悪魔の朱里、こと安藤朱里(菜々緒)率いる安藤一派、この三派閥間でついにミツフジの頂点に立つ者が朱里に決まった。そして、直子が密かに憧れている社員、松浦慎二(森崎ウィン)がヤンキーに絡まれているところを助けた元カリスマヤンキーの北条蘭(広瀬アリス)が中途採用で入社してきて、あっという間に朱里を倒し、蘭が頂点に立った。

ヤンキーはカタギには手を出さないのがモットーであり、他のカタギの社員とは普通に接するし仕事もこなす。そんなわけで同じ部署の直子と蘭は仲良くなり、楽しいOL生活を送っていたが、蘭の噂を聞きつけた他社のヤンキーOLが勝負を挑んでくる。和久井物産、高口商事、矢沢食品と順調に潰したが、ついに全国制覇してきた地上最強のOL、上場企業トムスンの鬼丸麗奈(小池栄子)が現れる。

まずは、直子が人質に取られたことで、トムスン総務部元締めお局OL魔王、こと赤城涼子(遠藤憲一)とその手下の三銃士、七色の拳を持つ女こと工藤早苗(丸山智己)、下関の虎河豚こと藤崎麻理(松尾諭)、青い稲妻こと冴木妙子(勝村政信)との蘭のタイマン三本勝負となる。しかし蘭が負けて気を失ってしまったことから、直子が本性を現す。

実は直子はケンカの強いヤンキー兄らに囲まれ鍛えられ育ち、祖母は秘伝奥義を司る日本最初のOL七瀬小夜(室井滋)で、直子の腕っぷしの強さは遺伝だった。あっさりと赤城までをものして、全ては蘭の手柄としてその場を去ったが、当の蘭は消息を断ち、後日、鬼丸一派が直子に、復讐と頂上戦を挑みにミツフジ社屋へやってくる。

まあ、勝つんだけども。

でも、助けに行ったはずが倒されたうえ、赤城一派VS直子の戦いを見ていた蘭は、裏切られた気持ちでいっぱいになり、自分の取り柄はケンカしかないことから、2週間の修行を積んでのち、直子に勝負を挑む。いい勝負を見せるものの結局蘭も直子にはかなわない…んだけど、ラスト、憧れていた松浦と蘭が恋人同士になっていたことを知り、まあ、直子、敗北…というオチ。

 

コメディなんでなんでもありだし、予想もつくけど、バカバカしくて面白かった。赤城、工藤、藤崎、冴木はどう見ても男だしw

アクションも良かったし。メイクも良かった。

長井短のヤンキー姿も見れて良かった。瞬殺だったけど。

 

★★★★

 

 

 

製作 ソケット

配給 ワーナー・ブラザース映画