『キングダム 魂の決戦』(2026)実質KINGDOMⅤ
原作は原泰久の漫画。
監督 佐藤信介(『いぬやしき』『BLEACH』『キングダム』シリーズ、他)
脚本 黒岩勉(『悪と仮面のルール』『累』『キングダム』シリーズ、他)、原泰久
音楽 やまだ豊(『曇天に笑う』『BLEACH』『いぬやしき』『赤羽骨子のボディガード』『東京リベンジャーズ』シリーズ、『キングダム』シリーズ、他)
主題歌 米津玄師「夜鷹」
配給 東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、志尊淳、岡山天音、宍戸開、小栗旬、山下美月、神尾楓珠、清野菜名、満島真之介、蒔田彩珠、山田裕貴、坂口憲二、要潤、一ノ瀬ワタル、坂東彌十郎、豊川悦司、佐藤浩市、笹野高史、高嶋政宏、加藤雅也、佐久間由衣、三吉彩花、結木滉星、三山凌輝、高橋光臣、勝矢、平山祐介、田中圭、橋本さとし、谷田歩、中村蒼、斎藤工、玉木宏、渋谷謙人、他。
中国春秋戦国時代、天下の大将軍を目指す少年信と中華統一を目指す秦国の王嬴政の壮大な物語。
馬陽の戦いで大将軍王騎(大沢たかお)が亡くなってから3年、その意志を継ぐかのように秦国を守りさらなる高みを目指す飛信隊率いる信(山﨑賢人)は千人将となっていた。嬴政(吉沢亮)と宮女向(=こう/蒔田彩珠)の間には子供が出来る喜ばしい出来事の一方で、同盟国であるはずの趙の宰相李牧(小栗旬)によって、楚、燕、魏、韓、が手を組み50万人に及ぶ合従軍が秦国侵攻を企てる。秦は国の存亡危機に見舞われる。急ぎ対策を立て、斉国を味方につけ、秦の国門函谷関(かんこくかん)で迎え討つことに。麃公(豊川悦司)を始めとした騰(要潤)、蒙武(平山祐介)ら将軍、次世代の武将となる蒙恬(=もうてん/志尊淳)率いる楽華隊(がくかたい)、王賁(=おうほん/神尾楓珠)率いる玉鳳隊(ぎょくほうたい)らに混じり、信も飛信隊を引き連れ合戦場に挑む。また、軍師となった河了貂(橋本環奈)も戦地に赴く。
初日にして、秦軍は王賁と蒙恬が楚の白麗(=はくれい/三山凌輝)と項翼(=こうよく/結木滉星)と交戦、騰が楚の将軍臨武君(=りんぶくん/一ノ瀬ワタル)、蒙武が同じく楚の将軍汗明(=かんめい/勝矢)を倒す。信は麃公につき、趙の万極(山田裕貴)と対決する。
と、戦いは成果をあげ、信は麃公から二千人将の名を受ける。しかし王宮では嬴政の命に関わる策略が始まろうとしていた。そんな呂不韋(佐藤浩市)の話を偶然立ち聞きしてしまった向が深傷を負ってしまう…。
続き、はよ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
なかなか感動した。グッと心掴まれる話もあったし(万極の過去、蒙恬と父親蒙武の会話、麃公の王騎についての語り、など)、合戦シーンは心躍った。
そう、アクションがレベルアップ半端ない。毎回毎回進化してる。それに応える山﨑賢人の身体能力に感心する。昔々はスタントマンに任せていたであろうシーンも本人がやる。いくらワイヤーが付いていようと、CG加工しようと、絵になる身体表現は本物なんだからすごい。
登場人物も多いので、これはもう一回観たいほどだった。ちなみに1は何度も観た。10回は下らない。あ、中古だけどDVDも買ったほど。
★★★★★
ところで。キャストに文句があるのだけど、まず言い訳しておくと、原作未読であることから、その原作に合っているかはわからない。この作品についてだけに絞っての感想。
李牧役小栗旬。なんで? 初登場時からなんで? が続いて、今回やはりあなたじゃないでしょうに至った。「豊臣兄弟!」の織田信長もガッカリだった。頑張ってるのはわかるしやりたいこともわかるしどう見せたいのかだってわかるけど、端的に言えば下手なのだ。たぶんハマり役はどこかにあるとは思う。努力家だから。ただただ李牧じゃないでしょうとしか思えなかった。
王賁役神尾楓珠。これはもう下手。せめてもの見せ場、馬へまたがっての戦闘シーンくらいかっこよくやれ。そうそう、父親が王翦(おうせん/谷田歩)。
白麗役三山凌輝。この人も下手。ただ、きっと合う役はある。白麗は出番も限られているからさほど影響ないとも言えるけど、それだけの短い出番で印象づけなくてどうするよ!?という感じ。
春申君(しゅんしんくん)役斎藤工。これはメイク頑張ってやれよ、と裏方への文句。魅力が出せてない。
そして重要な役だからこそ、万極役山田裕貴。すごく惜しい。いい面もある、でも惜しい。2〜3年後なら良かったかもと思った。ごめん。
次作に向けて不安なのが成恢(せいかい)役渋谷謙人と媧燐(かりん)役三吉彩花。
メインキャラ以外で逆にすごくいいのは、騰役要潤。回を追うごとに存在感を出してくる。てか王騎亡き後フィーチャーされて当たり前なんだけど、でもその役の重さに見合ってる。要潤は年齢を重ねて良い役者さんになった。
桓騎(かんき)役坂口憲二。凄みを利かせられる役者さん。次回からが楽しみ。
蒙恬役志尊淳。これはもう雰囲気が完璧。志尊淳節と言えばそうだが、憂いがどハマりしている。
慶舎(けいしゃ)役中村蒼、臨武君役一ノ瀬ワタル、汗明役勝矢、上手い。
蔡沢(さいたく)役笹野高史。ここに笹野高史かと的役であり、ベテランの安心感がある。
何様ですみません。ただの視聴者です。