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これ観た

基本アマプラ、ネトフリから観た映画やドラマの感想。9割邦画。作品より役者寄り。なるべくネタバレ避。演者名は認識できる人のみ、制作側名は気になる時のみ記載。★は5段階評価。たまに書籍音楽役者舞台についても。

雪組公演
 
主演 朝美絢(あさみじゅん)、夢白あや
 

 

 

 

ミュージカル・ロマン『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』(2025)東京宝塚劇場
作・演出 生田大和
作曲 フランク・ワイルドホーン
 
 
18世紀末イギリス。平民だが一財を成したジョージ・プランメルの父は、息子を名門校へ上げ、さらに上流階級への仲間入りを熱望していた。ジョージも父親の影響を受け、「壁の向こう側」=上流階級への執着を募らせていく。そして大学で実感した階級の差に、より一層野心が高まり、父親の死を機に、恋人であったハリエットを含むジョージとしてのこれまでとの訣別を決めた。
幸い「美しきプランメル」=ボー・プランメルと噂されるほどの美貌とファッションセンス、溢れ出る気品、口のうまさを備えていたため、瞬く間にその存在は上流階級へ知れ渡り、ウェールズ殿下と懇意になる。まんまと社交界入りを果たすが、殿下の愛人にハリエットがいた。
いまだ想いの残っている相手であり、過去も身分も知る仲であるハリエット。ボー・プランメルの野望が瓦解していく…。
 
愛を教えられなかった青年の破滅です…。たぶん。(実在の人物)
 
音響は悪くないはずなんだけど、歌詞も台詞も聞き取りにくいところがあったのが残念だった。
夢白あや、めちゃくちゃかわいい。
 
 
 

 

 

 
 
プレジャー・ステージ『Prayer ~祈り~』
作・演出 中村一徳
 
 
「祈り」をテーマに、その根底にある平和、幸福、歓喜、夢、愛を世界規模で歌う。
祭り(お囃子や踊り)から生まれる人間の命の偉大さが、その表現が、グッときた。
やはりラインダンスと大階段からの羽を背負うコスチュームは見るだけで気分が上がる。これが宝塚、これぞ宝塚という感じで。
そして、途中で2階席通路まで団員が現れ、会場のボルテージが一気に上がる。通路に面してる人はタッチや握手もできてて、羨ましかった。
 
ショーを見てると、その着替えの早さ、激しいダンスに息もあがらず歌いあげる姿にいつも感心してしまう。やはりこれも宝塚であり、いや、プロなら当たり前なんだろうけど、でも単純に、すごいなぁ〜と口に出てしまう。
そして男役の方々はことごとくかっこいい。これだけ歌って踊って魅せるわけだから、スキャンダルが心配なボーイズグループを追うより、宝塚で夢の世界に浸る方がメンタルいいように思えてしまう。
って、比べるものが違うか^^;。
 
 
 
(観劇日20250114)
 
こちら、娘役トップ夢白あやのサヨナラ公演になります。
 
東京宝塚劇場 20260110〜0222
 

『奈落のマイホーム』(2021/日本公開2022)

韓国映画。原題は『싱크홀』で、シンクホールの意味。

 

監督 キム・ジフン

脚本 チョン・チョルホンキム・ジョンハン

 

ごくごく普通のサラリーマン、課長職のパク・ドンウォン(キム・ソンギュン)は頑張って働くこと11年、ローンでやっとソウルにマンションを購入した。妻ヨンイ(クォン・ソヒョン)、息子スチャン(キム・ゴヌ)と新しい生活が始まったが、まもなく欠陥住宅ではないかと疑問が湧く。他の住民に調査をしてもらおうと話すものの、実感のない住民のほうが多い。そうこうして、ドンウォンの引越し祝いに会社の部下たちを招いた日、ひとしきり盛り上がった翌朝、恐ろしいほどの地鳴りと共にマンションが地の底へ落下。度々の雨によるシンクホール出現だった。

マンションで共にいたのは、ドンウォン、部下のキム代理(イ・グァンス)、インターンのウンジュ(キム・ヘジュン)、マンションの住人でやたら顔を出す何でも屋のチョン・マンス(チャ・スンウォン)。それから、出かけていると思っていたマンスの息子スンテ(ナム・ダルム)がいた。さらに、妻ヨンイと外出していたと思っていたスチャンがマンション内にいること、いつも一人で留守番をしているソンフン(オ・ジャフン)おばあさんが残されていた。ドンウォンはスチャンがマンション内にいることがわかると捜索に向かうが、ソンフンとおばあさんの命を救うことは叶わなかった。

救助隊も手を出しにくい危機的状況下、全力で互いを守り助け合い脱出をはかるコメディ路線のパニック映画。

 

笑いの面はわからない。やはり国が違うと。表情も音声も(イントネーション)どこで笑っていいのかわからないし、おかしくもない。でも、緊迫感はすごく伝わってくる。恐怖は万国共通なのか、表情にも言動にも納得かいく。シンクホールでの出来事は絵的にもザワザワさせてくれて良かった。

コメディ入ってて死人を出すのはいかがなものかと思ってるんで、二人も出してしまうのは意外だった。

 

韓国映画、うまいなぁ。

 

★★★(★)

 

 

 

 

 

『修学旅行で仲良くないグループに入りました』(2025)ABCテレビ 1018〜全10話

原作は隠木鶉(かくれぎうずら)の小説。

 

監督 進藤丈広

脚本 山下すばる(『CHEAT』『西園寺さんは家事をしない』『私の家政夫ナギサさん』他)

音楽 鈴木ヤスヨシ

主題歌 DXTEEN 「両片想い」

オープニング曲 原因は自分にある。「トレモロ」

 

藤本洸大、簡秀吉、桜木雅哉、福田歩汰(ふくだあゆた)、清水海李、水戸由菜、山田健人、相羽星良(あいばせいら)、彩香、泉有乃、他。

 

高校二年になった日置朝陽=ひおきあさひ(藤本洸大)だったが、部活や中学時代からの仲良しの友達と離れ離れになってしまう。なんとなく馴染めない日置に修学旅行のグループ分けという試練が覆い被さる。もちろん組めるほど仲の良いクラスメイトなどいない。そこへ、偶然同じ中学出身の堀田颯斗(清水海李)に声をかけられる。ただ、堀田は、渡会紬嵩=わたらいつかさ(簡秀吉)を頂点とする、守崎尚哉(桜木雅哉)仲里春輝(福田歩汰=ふくだあゆたからなるイケメン四天王の一員だった。場違い感満載で及び腰になる日置だったが、渡会を筆頭にみんな意に介さず、日置は仲良くもない四天王たちと同じグループに入ることになった。

そうして始まった修学旅行、最初はビクビクしながらも(女子の目も強い)行動を共にするが、何かと渡会が気にかけてくれ、女子グループとの摩擦や旅先でのハプニング、日置と中学時代からの仲良しの杏那(岩波詩織)の存在の判明、実は四天王は誰も彼女かいないなど、事あるごとにだんだんと打ち解けていく。その中で、渡会の態度がみんなより濃いことに気づく。

修学旅行は楽しく終わり、四天王との関係もそれまでかと思われたが、その後も何かと一緒に行動し、中学〜高一来の友人たちが不思議に思いからかいにくる。それが日置にとってはなんてことないおふざけでも、渡会にとっては嫉妬の対象となってしまう。そう、渡会はもともと日置が気になっていたのだ。実はグループに誘った張本人でもあったし、少しでも接近したかったし、匂わせも止められなくなっていた。

そして夏にはついに渡会は日置に告白をする。とまどう日置だったが、その夏の海遊び、秋は文化祭、冬はクリスマスと行事によって渡会との間柄が少しずつ変化していく。また、日置の中学〜部活、一年の時の友達も、四天王たちと仲良くなっていく。そうして高校二年が終わる頃には…。

 

かわいい。ただただかわいい。日置が。女装姿は最高だった。あ、日置というより藤本洸大がいいのか。演技もいいので、これからじゃんじゃん出てくるのではと期待(2024年のドラマ:原作は漫画『スメルズライクグリーンスピリット』に出てたようだけど目に止まらなかった)。

イメージとしてはBLにはならないタイプなので、どこまでいくんだろうと思った。友愛、ブロマンスで良いんじゃないかと思ってしまった。余計なこと言えば、男子校ならまだ説得力があったかもしれない。それで言えば、渡会は完全に同性愛者である自覚が最初から欲しかった。

修学旅行が始まりで新しい仲間が出来、友情も、恋する気持ちも芽生え、楽しい高校時代となる…という設定は良かったな。でも、積極的な渡会のキス(キスシーン)は希望としてはいらなかったかなぁ。

 

渡会役の簡秀吉は雰囲気が八木勇征に似てて、個人的にはつらかった(^^;;。長瀬智也風味もあるので、なるべく長瀬智也のイメージを被せて視聴した。

 

★★★★

 

 

 

 

 

 

 

公式サイト




アフターストーリー前編「息もできない」


3年になったけど、日置は渡会とは別のクラスになり、1年のとき一緒だった辻谷(山田健人)を中心とした仲のいい仲間と一緒になる。ノリが良いのはいいんだけど、ある日王様ゲームをしてポッキーゲームが課されていたところに渡会が現れる。そして作業を手伝ってという名目でその場を連れ出され…。

現場をみられたことでなんとか機嫌を取ろうと日置はキスを持ち出す。そのまま気分ののった渡会に攻め気味のキスを返され…。

結局ポッキーゲームに関しては何も怒ってはおらず、日置の思い過ごしだったという…オチ? でも内心は日置が恋しくてたまらない渡会。まあ、相思相愛、ラブラブな二人が11分程度に収められていた。

そしてその日、台風がやってくるお知らせで下校が早まり、迎えが期待できない渡会を日置は家へ誘う…。

積極的な渡会と奥手の日置のバランスが絶妙。なんだけど、日置…かわいすぎて滅。




アフターストーリー後編「嵐の夜」


大型台風のため、日置の母親の提案で渡会を泊まるよううながし、二人はその日を日置の自室で共にすることになった。渡会と母親との会話も賑やか。

二人きりになると、いつから気持ちが募ったのかとか、仲里からのチャットから修学旅行の思い出話などにも波及。渡会はみんな外見ばかり評することに対して日置が自分の外見ではなく、中身のことをしゃべっていたのを耳にし、そこから気になりだしたこと、旅行中に日置に本気になっていったことなどがわかる。そして冗談混じりの会話から、互いの想いを確認し合う。幸せいっぱいのラスト。

まあ、イチャイチャを見せつけられついつい、顔が綻ぶような16分。アフターストーリーはサービスカット寄せ集めみたいなものだったけど良かったし、やはりかわいい。日置が。



『バクラウ 地図から消された村(2019/日本公開2020)

ブラジル・フランス映画。原題は『Bacurau』

 

監督・脚本 クレベール・メンドンサ・フィリオジュリアーノ・ドルネレス

 

近未来。ブラジルのバクラウという村の長老カルメリータ(リア・ヂ・イタマラカ)が亡くなり、その孫娘テレサ(バルバラ・コーレン)が葬儀のため帰郷する。他にも各地に散った村人たちがかけつけ死を悼む。

村では水利権問題が起こっていた。命の源でもある水が得られなければ生存に関わる。村への吸水口は封鎖されている。そのため、給水車によって水を運ばなければならない。現市長であり次期市長候補でもあるトニー・ジュリア(サーデリー・リマ)は、そんな不便な状況を打開出来るぞとばかり村人たちを懐柔すべく物資補給を繰り返すも、少しもなびかない。賞金首でもあるルンガ(シウヴェロ・ペレイラ)をリーダーとしたギャング一味が敵対しているのだ。本当の意味での村の存続をかけて。

そしてついに給水車のタンクが何者かによって銃撃される事件が起こる。続いて突然バクラウの村がネット上の地図から消える。電波も届かなくなり、村人たちが殺害され始める、監視のドローンが飛び交う、他所者のバイカー(アントニオ・サボイアカリーヌ・テレス)が不意に現れるなど、異変が起きる。村の青年リーダーで、ルンガの元仲間でもあったパコッチ(トーマス・アキーノ)が、いよいよとばかり遠く見張り台に立つルンガに協力を求める。

実は二人のバイカーは襲撃団のリーダーマイケル(ウド・ギア)の仲間で、他にも犯罪歴やいわくのある者たちが集まった集団が村を襲う計画を立てていた。

ルンガによって村人たちの士気は上がり、襲撃団に備え、報復へと進む。しかして、その黒幕は誰なのか、そもそもの目的は何だったのかが明らかになっていく…。

 

まあ、トニーが黒幕なんだけど…というのも、バクラウ自体が戦闘民族…というか、陸の孤島であるバクラウをずっと守り続けてきた原住民で、手を尽くすも懐柔できない崩壊もしない目障りな人間たちだったという話。目的はバクラウ原住民壊滅。

村というのは結束が固く、それは島国日本で生まれ育った者ならよくわかるだろう、他所者には一線を引く。

バクラウの生活は実に本能的で村人たち全員がひとつのファミリーであるという感じ。なんでもなく自然を謳歌し楽しく生活しているようで、ちゃんと危機に備えた訓練や知識は身につけているという、なんとも閉鎖的で戦闘的。でもそれが原住民ということなのだろう。

 

それにしても人物の見分けが難しい。欧米人にとってアジア人がいっしょくたになるように、どの国の者であろうと、他国の人間の見分けは難しいように思う。

 

村の医者ドミンガス(ソニア・ブラガ)がレズビアンなのがまた…盛り込んだな、と思った^^;。

 

それにしても娼婦の存在が当たり前、全裸の生活もある、人目を気にすることなく欲望に忠実、人間本来の姿なんだなこれがと複雑になった。

 

★★★

 

 

 

 

 

 

『あの娘は知らない』(2022)

 

監督・脚本 井樫彩(『溶ける』『真っ赤な星』『可愛かった犬、あんこ』他)

音楽 鷹尾まさき

 

福地桃子、岡山天音、安藤玉恵、諏訪太朗、久保田磨希、野崎智子、吉田大駕、赤瀬一紀、丸林孝太郎、上野凱、他。

 

両親を亡くしてから実家の旅館を継いでいる中島奈々(福地桃子)。数日の休業中、1年前に恋人を亡くした男藤井俊太郎(岡山天音)が宿泊を希望して訪ねてくる。なんでも恋人の足跡を辿っていて、最後にこの旅館に泊まったという。確かに、事件化したので警察の事情聴取も受けたし、いくつかの交流もあったので奈々はその恋人のことを覚えていた。通常の応対は出来ないとしながらも奈々は俊太郎を泊めることにした。

宿泊中、俊太郎は毎日恋人が見たであろう感じたであろう町の景色や空気を追う。俊太郎には恋人が亡くなった理由がわからない。その様子を見て、奈々も多少行動を共にしたことがあることから、案内をかって出る。そして恋人が亡くなったのはこの町ではなく、船で行った先の孤島と教える。もちろん、笑顔が素敵な人だったという印象の人の死の理由なんか奈々にはわからない。

奈々にもどうにも出来ない想いがあった。高校の時好きだった人に告白して振られた。その相手が女だった。たちまち噂になりクラスメイトにはからかわれるようになり、それは狭い町のこと、今でも変わらない。

一人寂しくこれまで生きてきたレズビアンの奈々と、突然恋人を失っい気持ちの収まりどころが見つけられない俊太郎は、互いにいたわりあい一歩進む力を得る…。

 

かな。

 

あー、ちょっとよくわからない。導入も中盤もいいのに、描きたいものがぼんやりしてる。だから伝わってこない。役者もムードもとてもいいのにもったいなかった。

 

まず、奈々の両親が亡くなったのがだいぶ昔のようで(子供の頃)、その後誰が奈々の面倒をみてきたのかわからない。祖母もいたようだし、旅館の古くからのスタッフ(番頭さんもいる)もいるようだし、どうとでも作れるけど、果たしてそんな昔に亡くなった設定が必要だろうか? 寂しさを抱えさせるには最近亡くなった設定でも、もとよりレズビアンだけで充分だし、そこから抜け出ようと行動した話もあるわけだし、苦しみはそれだけで充分伝わる。


俊太郎の恋人が亡くなった理由はわからない。キーアイテムに煙草があって、俊太郎が喫煙者になったのは恋人が理由。その恋人が喫煙するようになった理由を奈々は聞いていた。「口をすっきりさせたいから」。この意味がわからなかった。俊太郎はその意味を考えてるふうだけど、どう受け取ったのだろう。私には、俊太郎といてもぬぐえない孤独があったのかなと思えた。結局自死する者の本当の理由なんかわからない。そう思わせてくれたのは良かった。

良い点は他に、冒頭、奈々は坂道の中途半端な道路脇に花を供える。そこで事故があったのかなと思わせるが、花は俊太郎の恋人が好きだった花であり、事故ではなく、そこからちょうどあの島が見える位置だったのだ。意表を突かれた感じと納得感に包まれた。

それから奈々が告白したかなえ(野崎智子)と会うシーンがあり、かなえは子供を持つと変わる云々諭しながらも当時の奈々の気持ちを受け入れる。人が成長し、かっこつけたい若い頃を恥のひとつと振り返った場面であり、おそらく奈々の気持ちも決着ついたであろうシーンだった。

 

スナックのママに安藤玉恵、旅館のスタッフに久保田磨希諏訪太朗

 

★★★

 

 

 

 

制作 マグナタイズ

配給 アーク・フィルムズ、レプロエンタテインメント

 

 

タイトルの意味がわからなかった。

 

『therapy game セラピーゲーム』(2025)日本テレビ系列 1029〜全9話

原作は日ノ原巡 (ひのはらめぐる)の漫画。

 

監督 かとうみさと八十島美也子

脚本 齊藤よう船曳真珠

音楽 遠藤浩二

LGBTQ監修 白川大介

インティマシーコーディネーター 多賀公英

オープニング曲 龍宮城「SUGAR」

エンディング曲 MAZZEL「Only You」

 

NAOYA、冨田侑暉、佐藤瑠雅、HAYATO、横山めぐみ、山中崇、井手上漠(いでがみばく)、プリズム、洋扶(ようすけ)、濱岸ひより、阿久根温世(あくねはるせ)、小西詠斗、他

 

恋人のユカ(濱岸ひより)に二股かけられふられ、学友(巽阿久根温世近澤小西詠斗)になぐさめられつつミックスバー「BAR Gambit」で酔い潰れんとする獣医大学の学生生嶋静馬(冨田侑暉)は、カメラマンでゲイの三兎湊(NAOYA)と出会う。ブラコンの湊もちょうど兄樹(佐藤瑠雅)に恋人ができたことで気落ちしていた。なんとなく話がはずんで一夜をホテルで過ごすが、翌朝目覚めた静馬は何も覚えてなかった。それに傷ついた湊は、バーのスタッフ(ママ山中崇、トランスジェンダーのあすが井手上漠、ドラァグクイーンのハナコプリズム、バイセクシャルのけんちゃん洋扶)たちとノンケの静馬を落とせるか賭けをする。湊は静馬が忘れた学生証を届けに行き、携帯番号を教え、ゲームが始まる。

湊は出会った時から馴れ馴れしく優しさを見せてくる静馬に、静馬もまたクールなようでどこか寂しげで甘えん坊な湊に惹かれていく。その中で、樹の恋人が静馬の弟の翔平(HAYATO)であることや、翔平が樹と同棲することになりそれとなく母親(横山めぐみ)に勘づかれたり、賭けをしていたことが静馬にバレてしまったり、獣医学部の実習で忙しくなって寂しさをつのらせることになったり、湊が人を信じず誰とも本気にならない理由が判明したり、問題が色々起こる。けれど、最終的には真っ直ぐな静馬の想いに湊も素直になり…

 

いやぁ…美しかったし、NAOYAがいじらしくかわいらしかったし、冨田侑暉がふつーにかっこよく好感度高かったし、二人とも良い演技だった。特にNAOYAがうまい。もともと甘えキャラなの? MAZZELはまったく注目してなかったのでわからない。同じく龍宮城も。二人ともまだ二十代前半なのでこれから変化があるだろうけど、冨田侑暉は今後も俳優業もいけるかもしれない。

 

キャラクター設定がきちんとしてるので話も良かった。湊のトラウマもなるほどだ。でも、脇のキャスティングには色々と言いたいことが…言わないけど。

静馬の母親の確かめようにもできないもどかしさも良かった。さすが横山めぐみ。バーのママの山中崇はもっとできるのに中途半端だったのが残念。

原作未読。

 

舞台化されるようで。チケットは当然ながら取れず。配信はないかな?

 

★★★★

 

 

 

 

 

 

公式サイト




 

『10DANCE』(2025)Netflix

原作は井上佐藤の漫画。

 

監督 大友啓史(『るろうに剣心』シリーズ、『影裏』他)

脚本 吉田智子(『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『ホットロード』『僕等がいた』『桜のような僕の恋人』他)、大友啓史

音楽 横山克=よこやままさる(『心が叫びたがってるんだ』『3D彼女』『線は、僕を描く』他)

社交ダンス監修 下田藍

 

竹内涼真、町田啓太、土居志央梨、石井杏奈、浜田信也、前田旺志郎、ナディア・ビシュコワ、スージー・トレイリング、パスクアーレ・ラ・ロッカ、他。

 

ラテンダンス(ラテンアメリカン)日本チャンピオンの鈴木信也(竹内涼真)。ボールルームダンス(スタンダード)日本チャンピオン…だが、世界では2位を脱せない杉木信也(町田啓太)。名前が一文字違いなこともあり、互いにその存在は認識してしていた。というか、鈴木は杉木の完璧と思える美しいダンスのわりに何かが足りないと気になっていたし、杉木は鈴木のアマチュア時代のそのエネルギッシュなダンスに魅了されていた。杉木も自分のダンスに欠けているものに自覚があり、スタンダードダンスではトップに立てないと限界を感じていた。ならば、10DANCE競技会はどうかと、ある日、鈴木を10DANCEへ誘う。普通ラテンとスタンダードが競技会で交わることはないが、唯一、ラテンとスタンダード5種目ずつの10種目を40曲踊る10DANCEという競技演目がある。杉木は乗り気ではない鈴木に、いまだ日本チャンピオンに甘んじていることをとって発奮させ、引き込むことに成功する。そして互いの分野を教え合い、10DANCEでのチャンピオンを目指す訓練が始まる。鈴木のパートナー田嶋アキ(土居志央梨)、杉木のパートナー矢上房子(石井杏奈)と共に。

まずはブラックプールで開かれるワールドチャンピオンシップに挑む。結果は例年通りのものだが、杉木のダンスには一定の評価がある。その日も素晴らしいオナーダンスを元カノであり元パートナーのリアナ(Nadiya Bychkova)と披露。鈴木もまた存在を知らしめることは出来た。その後アジアワールドチャンピオンシップに鈴木は本格的に挑むが入賞とはいかず。その大会でゲストデモンストレーションとして招待を受けた杉木は、いきなりその場で鈴木をパートナーに選び、スタンダード×ラテンのダンスを披露する。そして10DANCEでチャンピオンを狙うライバル同士であることを強く意識する…。

 

鈴木と杉木のバックグラウンドも描かれる。

杉木に何が足りないのか、どうダンスと向き合ってきたのかがわかる。杉木の恩師であるマーサ(Susie Trayling)の言葉「技術でも体力でもなく愛(意訳)」が何度も響く。それはリアナが杉木を切り、現チャンピオンのジュリオ(Pasquale La Rocca)と組んだ理由にも、現パートナーの房子への杉木の態度にも繋がる。

鈴木はパッションと自身に流れるラテンの血に頼るところが多く、刹那的で実は少し臆病のように見える。しかしながら二人に共通するのは自我、自意識の強さではないだろうか。独りよがりでは人に感動を与えられない。お互いの共通点で理解を深め、相反する点で補い合い、相手の存在を受け入れることで成長につなげた感じだ。


ゲストデモンストレーションダンスで「あなたはもはや敵なんてす。結局あなたと僕は交われない」と、杉木は割り切る。あくまで目標は世界チャンピオンだから。そのための出会いであり共闘であったという渋さがとても良かったし、続くラスト、想いのこもった鈴木の熱いキスに、「テンダンス決勝であおう」と杉木はフレンチキスで答える。この締めがすごく良かった。


(原作未読)

原作を読んだ人によると、まあ、あの漫画を実写にするとこうなるよね、という出来らしい。その漫画を読んでない者からすると、とっつきにくさが一番にきた。はしょられた感情の埋め立てに忙しいのだ。しかも抒情詩的なので入りにくい。せっかくの実写なのでもっともっと話とダンスでの表現をクロスして見せて欲しかった。けど、どんなにレッスンしたとて付け焼き刃では無理だろうな。

もちろん、竹内涼真も町田啓太もそうとうレッスンしたんだろうなというのがわかるほどきれいだったけど、日本だけのチャンピオンと万年2位というのが、皮肉にも納得がいった。そういう意味では良かったけど。

パートナーの土居志央梨、石井杏奈もきれいだった。

あと、これはもともとBL漫画誌に連載されてたもの…だけあり、また、ラテンのリズムもあるだろうし、キスシーンが濃厚だった。ただ、BLとだけとらえるのはもったいない。腕を磨くひとつの手段(タイトルを取りたい願望とか)としての関係がフィーチャーされてるのが良かったから。

 

★★★(★)

 

 

 

制作 エスピコープ

Netflixより配信

 


実は私も二十代の頃、社交ダンスを習おうとしたことがある。フリーチケット制のダンス教室に入ったものの、数回で辞めてしまった。年配の方ばかりで入り込めなかった。あれ、ずっと、頑張りが足りなかったなと頭の片隅に残ってる。




年末なので、今年観た作品(公開年問わず当ブログにアップしたもので★の数も不問)で良かったものを10作品選んでみました。
昨年に続き更新速度を落としてるので、作品も同じように見る数が減りました。そのせいかどうか、選ぶのに困るほど良いなと思う作品は少なかったです。そんな10選です。
 
 
【映画】
 
『茶飲友達』(2023)
『ロストケア』(2023)
『燕 Yan』(2020)
『明るいニュース』(2023)ndjc作品
『Flow』(2024)ラトビアの3DCGアニメ
『GONIN』(1995)
『モンスター』(2003)アメリカ映画
『いつか読書する日』(2005)
 

【舞台】
 
『キンキーブーツ』(2025ミュージカル シアタオーブ)
 
 
【ドラマ】
 
『天狗の台所 Season1&2』(2023、2024 BS-TBS)
 
 
 
『国宝』のシナリオを読んだことで完全に映像作品の見方を変えなければと思ったけど、結局は出来上がった物が全てであり、第一印象が重要であることに変わりはないかな、ということで、来年からも自分の感性で感想を書いていきます。ただ、始めの頃の感想など読むと、そこからは作品自体のストーリーがまったく思い出せなかったりして、これはネタバレまで書いたほうが自分にとってはいいなと思い、ストーリー展開からネタバレまで書き残そうかどうしようかと迷うところです。もともと自分の浅い記憶箱のために書き留めておくのが目的でもあったからなお。
 
 

その他、直近で見て良かったドラマを。
 

『べらぼう』NHK全48話脚本:森下佳子/演出:大原拓、深川貴志、小谷高義、新田真三、大嶋慧介、寺﨑英貴、西尾友希/出演:横浜流星、染谷将太、生田斗真、井上祐貴、渡辺謙、橋本愛、安田顕、風間俊介、岡山天音、桐谷健太、高橋克実、中村蒼、他)
江戸時代、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、山東京伝などを世に排出した版元である蔦屋重三郎の生涯を描いたドラマ。現代の出版業へつながる文化なので興味深かったし、社会、政治を描いても時代を否定することなく軽快で、また上手い具合に「今」にリンクする素晴らしい脚本、それを的確に表現する秀逸な俳優陣で、本当に面白かった。主演の横浜流星(蔦屋重三郎はもちろんだが、生田斗真(一橋治済が素晴らしい表現力を今回も見せていた。松平定信役の井上祐貴も良かった。


『ひらやすみ』NHK全20話原作:真造圭伍/脚本:米内山陽子/演出:松本佳奈、川和田恵真、高土浩二/出演:岡山天音、森七菜、吉村界人、根岸季衣、吉岡里帆、他)
他人なのだが、たまたま知り合った老婆和田はなえ(根岸季衣)と仲良くなり平屋の家を譲り受けた生田ヒロト(岡山天音)。田舎からいとこの小林なつみ(森七菜)が進学で上京してきて、共に暮らすことになり、友人を交えてなんてことない日常の中の小さい変化、でも当人の人生においては大きな変化かもしれないものが丁寧に描かれているドラマ。暮らすことに焦点をおき、潤いと癒しがあって、心が穏やかになる感じ。岡山天音、森七菜ハマり役。


『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』フジテレビ全11話原作・脚本:三谷幸喜作/演出:西浦正記、三橋利行、下畠優太、西岡健太郎/出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、坂東彌十郎、戸塚純貴、秋元才加、井上順、アンミカ、市原隼人、菊地凛子、小栗旬、他)
1984年の渋谷は架空の八分坂という街を舞台に、舞台演出家志望の久部三成(菅田将暉)がシェイクスピアの「夏の夜の夢」上演をとっかかりにし、訳アリの周りの人間たちを舞台演劇に巻き込んでいく。群像劇。コメディ。菅田将暉がとにかくいい。若かりし日の三谷幸喜自身の経験が根底にあるとのこと。


『しゃあ、あんたが作ってみろよ』TBS全10話原作:谷口菜津子/脚本:安藤奎、加藤法子、上野詩織、中屋敷法仁/演出:伊東祥宏、福田亮介、尾本克宏/出演:竹内涼真、夏帆、中条あやみ、青木柚、前原瑞樹、他)
恋人海老原勝男(竹内涼真)のために献身的に尽くす彼女山岸鮎美(夏帆)が、プロポーズを機に、当たり前としてきたこと、それにすがる自分を見つめ直す。彼女に去られて、料理を通して他人に寄り添う意味を知っていく勝男。社会の男女差、古い夫婦関係などを見直すドラマになってるが、嫌味がないのがいい。竹内涼真を初めて演技なかなかいいなと思えた。
 
 

『Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON』

東京ドーム(20251226)





初めてSnow Manのライブに行って来ました。

東京ドーム収容人数5.5万人とのことで(東京ドームもお初です)グッズ販売の予約券が取れず、ペンライト無しで参戦。これが残念でなりませんでした。当日リロードでキャンセルをうかがうと、開演ギリギリ間に合うかどうかという時間帯に空きが出て……当然取りませんよね…。なんとかならないかな、せめてものペンライトとパンフレット。


席は2階スタンドと遠かったのですが、ステージ全体を見渡せ、クレーンもあったので、まあ、まあ、まあ。

そのステージは、メインステージバックの3枚のモニター(そういえば開演前楽屋での様子がちょこちょこと流されてました)で遠い席の人も見やすく表情もとらえやすく(でも双眼鏡で自分が見たいところを見るというのが一番でした)、メインステージから中央へ伸びるランウェイ、アリーナ席をぐるっと囲む花道は後部のサブステージへとつながっていて、その合間には小さい踊り場。ムービングステージは上下昇降。そしてお馴染みトロッコと、先のクレーン、いかにファンの近くまで寄れるかを考えられていました。舞台効果ではメンカラの照明、レーザーはもちろん、火炎、巨大風船からの紙吹雪、ラストの銀テープ、色々ありました。火炎はスタンド席までムアッと熱風がくるのには驚きました。前方席や舞台上のSnow Man、けっこう熱いのではないかな。


アルバムタイトル「音故知新」であるように、1960年代からの音楽の変遷をテーマとしてるようでした。グループサウンズに始まり、歌謡曲、Jポップス、ロック、その年代の流行りの傾向を加味した選曲、衣装になってました(衣装はラウール担当とのこと)。ラストは20XX年で締め。

ダンスもタップダンス、ポールダンス(さっくんが素晴らしかった)、コンテンポラリーダンスとあって、ユニット曲企画内ではあるけどへっぴり腰のローラースケートネタは笑えました(ラウール、コージ、しょっぴー)。そして"舘様タイム"でハプニングも(打ち合わせにないことをしてしょっぴーが犠牲になる)あって笑いで盛り上がりました。しょっぴーはラスト上裸だったりしました。確かコージにはだけさせられたんじゃなかったかな。

盛り上がるといえば、コール。さっくんが「レディース!」と呼びかけ、ひーくんが「メンズ!」、そして阿部ちゃんが「ちびっ子!」、さらに第四勢力新設でラウールが「失礼にあたったらごめんなさい」と一言添えて「シルバー世代!」。みんなここが声を張り上げるところとばかり力強いレスポンス。さすがにシルバー世代は一番声が小さかったけど(ちなみに12歳以下ちびっ子枠には自称も入ってたw)、実際、けっこう年齢層が幅広く、思っていた以上に年配の方々がいらっしゃってました。


実は20年ほど前を最後にジャニーズから足を洗った者と一緒に行ったのですが、年齢層の広さは当時からあったそうです。なぜかというと、各グループのコンサートにはジュニアがバックダンサーとして付くのが当たり前で、推しのコンサートに行ってもジュニアにも当然目がいくわけです。感性にヒットすれば青田買いがごとく触手が伸びるわけです。そうしたジャニ沼が幅を広げるようです。今回その者曰く、なんかおかしいな足りないなと思ったらジュニアが出てなかった、とのこと。なるほどジャニーズならではのシステムが出来上がっていたんですね。

今はどうなんでしょう、他のグループのコンサートにはバックダンサーとしてジュニアは出ているんですかね。そうこうあれこれ考えるとやはり、ジャニーズが潰されたことは悲しい出来事でした。これまでのジュニアのグループも解体再編成されたり、退所が増えたり…。でも所属、契約の自由度は上がったのでやりたいことがやりやすい環境にはなったのかもしれないですね。


さて、この日のラストMCはラウールでした。おおまかに言うと、自由にはルールがある。そのルールの中での自由が好き。その中で好きなことを楽しいことを探して興す。そして今日出会ったみんなが今日帰るまでの道のり、明日明後日からの日々、事件事故に遭遇することなく楽しく日々を過ごして欲しい。いつも出かける時に、お母さんが「気をつけて行ってらっしゃい」と言ってくれた。「行ってらっしゃい」の前に「気をつけて」を付けるだけで無事の確率が上がる(お母さんの話なのでデータなしw)。まずは日々の安全と健全あってこその自由の謳歌、そのススメでした。

つまり道徳と倫理、一般常識内の民度の重要性を説いているんじゃないですかね。そういう環境が育つ日本は素晴らしい。と思っている…ということではないでしょうか。とすれば、22歳でえらい。子供の頃から仕事で大人と関わってきたからですかね。


初めてのSnow Manライブ…というか、そもそも初めてのアイドルのコンサートだったのですが、アイドルの凄みを感じました。体力オバケはもちろん、自分たちが楽しくなきゃ観客も楽しくない、とばかりの全力で楽しませようとする気迫です。この日はライブ後Mステ出演もあったのにどちらも完璧でした。いやぁ、あらためてアイドル、大変なお仕事です。


セットリストもその他MC内容もメモが取れないので、無しです。代わりにメディアのリンクをいくつか付けておきます。


ところで、だてさくのユニット曲「地球(あい)してるぜ」やっぱりいいな、と思った私は、箱推しですが、強いて言うなら佐久間推しです(^^;)。



あ。残念なことがひとつ。

音が悪い。しかたないですけどね。



公式



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ついでに、またもキャッチーなボカロ風「嫉妬ガール」が発表されたので…




絵描きさん

 



『武道館』(2016)フジテレビ系全8話

原作は朝井リョウの小説。

 

脚本 和田清人(『夜明けのすべて』『ギャングース』他)

演出 佐藤源太淵上正人(『自転しながら好転する』『夕暮れに手をつなぐ』他)

主題歌 NEXT YOU「Next is you!」

挿入歌 NEXT YOU「大人の事情」

 

Juice=Juice (宮本佳林、植村あかり、高木紗友希、金澤朋子、宮崎由加)、吉沢亮、木下ほうか、高畑裕太、小出恵介、小野花梨、矢柴俊博、六角精児、真野恵里菜、早見あかり、NANA、矢口真里、他。

 

 

 

 

主人公は2013年に行われたアイドルオーディション「次は君だ!コンテスト」から結成となった五人組アイドルユニット NEXT YOUのメンバーで、父親(矢柴俊博)と二人暮らしの高校生の日高愛子(宮本佳林)。メンバー、子役タレント出身で愛子とは同級生のセンターポジション堂垣内碧(植村あかり)、同じく子役出身でグループ内年長者のリーダー坂本波奈(金澤朋子)、所属事務所「グリーンアッププロモーション」の研修生だった明るいムードメーカー安達真由(高木紗友希)、同じく研修生出身の泣き虫だけど真面目な鶴井るりか(宮崎由加)、と切磋琢磨し、事件や個人問題も乗り越え武道館を目指すおよそ3年間のストーリー。

また、愛子ファンでカリスマドルヲタブロガーのハカセ(六角精児)のナレーションで主な軌跡が語られる形になっている。

 

アイドルの条件や、売れるための仕事や事務所の売り方、ファンイベントのあらまし、そもそものアイドルへのそれぞれの対峙のしかたが想像を超えない範囲で気軽に楽しめる。その中でやはり恋愛ネタは必須で、愛子は幼馴染みの水嶋大地(吉沢亮)との進展が描かれる(可愛らしいシーンばかりで応援したくなる)。ライバルというか大地に想いを寄せてる高木恵理(小野花梨)の内心も丁寧に描かれている。碧も恋をするのだが、そのきっかけも丁寧。

原作がいいのか(原作未読)、脚本が良いのか、演出がいいのかわからないけど、良いドラマだった。

 

そして…吉沢亮、やっぱり上手いな。この作品では愛子役宮本佳林もハマり役で良かった。この組み合わせが見事にマッチしてた。演技的にもキャラ的にも、なによりビジュアル的にも。小野花梨もやっぱり上手い。

 

チーフマネージャー野村木下ほうか。新人マネージャー前田高畑裕太。NEXT YOUのプロデューサー夏目純小出恵介。振付師八木にMAXのNANA。NEXT YOUの元メンバー杏佳真野恵里菜

夏目はつまりはつんく。かな。

 

★★★★(★)

 

 

公式YouTube

 

 






配信されてないし望みもなさそうなので円盤買いました。まあ…吉沢亮ファンなので、ここは思い切りました。

ドラマ全話とサイドストーリー、カットシーン、ライブシーンフルバージョン、NEXT YOUとしての企画コーナー、メイキングなどもあって充実してました。CDも付いていたし。

そんなわけで、サイドストーリーはメンバーの家庭事情やドラマの中の裏側で、本編に厚みを持たせる作りでした。こちらも見てこそこの『武道館』というドラマという感じ。たとえば、るりかは固い父親にずっとアイドルを否定され続けてなおアイドルを目指しているから、思いが人一倍強いのがわかる。波奈は、半ばネグレクト性もあるシングルマザーのもと、3人の弟妹の面倒を一身に引き受けているから、やはりアイドルで成功することに真摯なのがわかる。

そんなわけで、買った時は(買うまでも数年迷っていた)早まったかなぁなんて思ったけど、わかりやすく完成度も高い良いドラマでした。NEXT YOUというユニットも歌にダンスに魅せる感じが良かったし。

 

木下ほうか、良い役者さんだっただけに、こういうものでしか見られないのが残念。