皮脂成分とミツロウ成分の共通部分「ロウエステル」

お客さまの声　https://www.blcl.jp/community.php?n=1414

こちらに下記のご質問をいただきました：

ローズバームにはミツロウが使用されていますが、毎日全顔に使用しても良いのでしょうか？

スキンケアの書籍や美容サイトなどでは、ミツロウは毛穴を詰まらせる、皮脂腺を退化させる

異物として皮膚上に蓄積するなどと書かれているので大変気になってます。

とても良いご質問をいただき、ありがとうございます。

下記のようにお客さまの声にはお答えさせていただきました。

同じような不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんし

大切な情報になりますので、こちらでもシェアさせていただきます。

（上記は未精製のミツロウです。）

ブルークレールの新商品である

無添加オーガニックバームクリーム「ローズバーム」

https://www.blcl.jp/product_balm.php

にはミツロウが使用されています。

ミツロウについての見解にさまざまなものがあり、私どももいちどぜひご説明したいと考えていました。

ミツロウとはミツバチの腹部の分泌腺から分泌されるロウ状のエステル成分です。

ブルークレールでは主に南フランス産のオーガニック（Ecosert）のミツロウ（エコサート）

もしくはオーストラリア産のオーガニック（ACO）のものを使用しています。

ミツロウは天然の乳化剤としてオーガニックコスメの重要なクリーム剤としての機能を果たすほかに

保湿作用がありお肌を優しく守ります。

ミツロウはロウソクのイメージからぴったりと固まるイメージがあり、それが毛穴を詰まらせるような

イメージがあるかもしれませんし、そのような考え方もされているようです。

ブルークレールとしての考え方ですが、ミツロウは古代から美容クリームなどの保湿剤として

お顔に使われてきた信頼できる成分の一つだととらえています。

大きな理由の一つは、ミツロウは人のお肌の皮脂の成分と似ているからです。

皮脂を構成する成分は非常に複雑です。

【皮脂膜のうちわけ】

遊離脂肪酸　20～25％　　　　（石鹸にも含まれる成分）

トリグリセド　20～25％　　　　（グリセリン＆３つの脂肪酸）

モノ・ジグリセド　20～25％　　　（グリセリン＆１，２つの脂肪酸）

スクワレン　5～12％　　　　　　（コレステロールになる前の物質）

コレステロール　1.5％　

コレステロールエステル　3％

ロウエステル　20～25％　

※上記は参考値で多少の誤差がありますことご了承ください。

この皮脂の成分と非常に似た成分構成のものが自然界に存在します。

そのいくつかが、ホホバオイルとミツロウです。

ホホバオイルはオイルであるものの液状エステル油（ロウエステル）で皮脂に非常に似た要素があります。

そしてミツロウも同様で、お肌を優しく多い皮膚呼吸を邪魔せずに潤いを届けます。

その点で安心して使える成分だとブルークレールでは考えています。

ミツロウは異物というよりもむしろ皮脂と共通した部分があると考えています。

ぜひ参考にしていただき、安心してお肌に、唇に、髪にお使いいただければと思います。

これからいよいよ乾燥の季節です。

こういったお肌に優しい皮脂に似た成分や特徴を持つ上質のクリームで

優しくお肌を包んであげてください(#^.^#)

素敵な火曜日の午後をお過ごしください。

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お肌を大切にすることは、自分を優しくいたわるということ
そして自分の人生を大切に積み重ねていくということ
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