横溝慎一郎行政書士合格ブログ   -1396ページ目

統一地方選挙で投票する候補者選びの実践編&GWの過ごし方の再確認

4月29日(水)実施「あと半年!間に合わせろ行政書士!」のPR動画を撮りました。



3分半くらいの手軽な内容となっていますので、ぜひ一度ご覧になってくださいませ。

29日ごろからゴールデウィークという方も多いと思います。うまく休みをとると、かなり長いお休みになるという人もいることでしょう。

もちろんそのあたりのスケジュール調整は、各自考えてください。

ふだん仕事に、子育てに、奮闘しながら、時間を捻出して勉強しているという人も受験生の中には多い。

そんなあなたがGWに休んではいけないわけではありません。

でもせっかく休むんだったら、休み明けに勉強をスムーズに再開できるような休み方をしておきたいもの。

「出し方だって大切だ」というCMがありますが、「休み方だって大切だ」ということです。

そのヒントは、こちらの記事に書いてありますので、今一度読み返しておくことをお勧めします。

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そして、26日は統一地方選の第2ラウンドです。

あなたのお住まいの市町村や都道府県で選挙があるなら、ぜひその貴重な1票を投じてきてください。

候補者を絞るときの目安については、以前こちらの記事で書きましたので、これまた参考にしてください。

私の住んでいるところでも、議会議員選挙があります。

ということで、さっそく選挙公報をみて候補者の絞り込みを行いました。

「この人はいい!」なんて人はいないだろうという想定のもと、「この人には当選してほしくない」という視点から、消去法で候補者を絞っていくのが議会議員選挙の場合は有効です。

・公約の内容が抽象的すぎて、具体性に欠ける人

・長年議員を務めてきたということ以外何も書いていないに等しい人

・初挑戦だということはわかったが、具体的に何をしたいのかわからない人

・とりあえず取柄は「元気」とか「若さ」とかしかないんだなということ以外わからない人

・国会議員の推薦があることを自慢げに書いている人

などなど。

まぁ「ろくな候補者がいない」ことがよ~くわかりました(笑)。

それでも3人まで絞り込むことに成功しましたので、当日までにだれに投票するか決めることができそうです。

地方議会では、そこに住んでいる人の生活にダイレクトに影響する条例を制定することができますので、あまりに住民が議会選挙に関心がないというのは、危険すぎます。

まぁ「誰に投票するか」を決めるのは、なかなか労力がいる作業ですので、嫌になるのもわかります。

どうしても面倒だというなら、最初から「女性候補」に絞って投票する人を決めるというのもひとつのやり方だと思いますよ。

ちなみに私も、絞った3人のうち、2人が女性候補でした。

実は、来月神戸本校に行くかもしれません。

人生初の神戸です。

なんと神戸本校が入っているビルの1階はTomorrowland神戸店が入っているということを、グーグルストリートビューで見て知りました。

また詳しい日程等決まりましたら、当ブログで発表しますね。



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アンテナを張っているかどうかで学習効率はかなり変わるという話

4月29日のイベントでも第2部でお話しする予定の「一般知識対策」ですが、渋谷での合格講座の進度に合わせて「復習ポイント」を当ブログで紹介していくことにしました。

まずは4月23日に実施した第1回のポイントをご紹介。

第1回のポイントはこちらです。

それにしても、一般知識の講義はやっぱり楽しい。

ついつい余計なことを口走ってしまうのも、楽しさゆえだとご理解いただければ幸いです。
まぁルソーの性癖とかホッブズの健康法なんて試験には絶対出ないもんな。

でもね、一般知識、とくに政治経済分野が好きになれるかどうかって、こういった話を楽しめるかどうかが結構重要だったりするのです。

その日勉強したことに関連するニュースを目にしたときに、「あ、これ勉強した話では?」と気が付けるかどうか?

法令科目でもそうですが、講義でお話ししていることはアンテナ張っていると、実生活であれこれと目に入るものですね。

たとえば26日は統一地方選挙の第2ラウンド。

選挙がある普通地方公共団体や特別区にお住まいの方は、候補者の公約を読んでみてください。

「政務活動費」についてあれこれ書いている候補者は少なくありません。

「政務活動費を全廃せよ」なんて言っている候補もいます。調査研究のための経費が全くでない状況でどうやって条例案をつくるための活動をするのでしょうか?そこまで具体的に書いていないのであれば、ずいぶん無責任な主張だということになりますね。

では、あなたがお住まいの市町村や特別区の議会の政務活動費は議員一人当たりいくらなのでしょうか?
「○○市議会 政務活動費」で検索すればすぐわかります。

それらをふまえながら、地方自治法で「政務活動費」について学習したときの内容を振り返ってみましょう。

憲法の問題もそう。
一部の政治家が、憲法の役割や人権についてまともに理解していないことを自慢げに語っている姿をみて、彼らに日本のかじ取りを任せてよいのかと嘆きつつも、あなたは理解できているかをチェックする。

政治分野の話なら、イギリス下院の総選挙は5月7日に実施されますので、それに関するニュースもチェック。

このように、アンテナを張っておくことで、これまで何気なくみてきたニュースが、勉強したことの確認材料としてこんなにも役立つんだということに気が付くと思います。

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「きゃっい~ん」

はる姐さんは意外とお笑い好きなのです(笑)。


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合格講座一般知識第1回のポイント

合格講座一般知識第1回のポイントをまとめてみました。

※LEC渋谷駅前本校において、4月23日に実施した講義をもとにこの記事は作成しています。独学の方や他講座を受けている方も、論点名を見てご自身の学習の参考にしてください。

講義進度・・・講義録P1~18

第1章 政治の基礎

1 国家観の変遷・・・Bランク

・消極国家から積極国家、そして行政国家へという流れを理解する。

・行政国家現象については、P10(「官僚政治の弊害」)を一緒に確認

2 社会契約説・・・Aランク

・ホッブズ(英1588~1679)
・・・「リヴァイアサン(1651)」「万人の万人による闘争状態」「自己保存権を主権者(国王)に全面譲渡=破棄できない契約」

・ロック(英1632~1704)
・・・「市民政府二論(1690)」「自然権の保全を政府に信託」「抵抗権」「名誉革命を正当化」

・ルソー(仏1712~1778)
・・・「社会契約論(1762)」「「一般意思」「直接民主制」

3 人権保障・・・Bランク

・マグナカルタ(1215)⇒権利請願(1628)⇒名誉革命(1688)⇒権利章典(1689)

・アメリカ独立宣言(1776)←ロックの影響

・フランス人権宣言(1789)←アメリカ独立宣言やルソーの影響

・「世界人権宣言」と「国際人権規約」の違い

・「ハーグ条約」の内容をつかんでおく

<訂正情報>
P5 世界人権宣言を採択したのは「第3回」国連総会

P6 障害者権利条約を日本は2014年1月批准

第2章 政治制度

1 民主政治の基本原理・・・Bランク

・モンテスキュー(仏1689~1755)
・・・「法の精神(1748)」「立法権・執行権・裁判権(権力分立)」

2 世界の主な政治制度・・・Aランク

・イギリスの議院内閣制と日本の議院内閣制の相違点

・アメリカの大統領制と日本やイギリスの議院内閣制との相違点

・アメリカの大統領制とフランスの大統領制の相違点

3 日本の政治制度の特徴・・・Aランク

4 国会審議の活性化・・・Bランク

・党首討論は首相と野党党首の間で行う(野党第一党の党首のみではない)

・国家基本政策委員会合同審査会にて行う

・イギリスのクエスチョンタイムをモデルに1999年に導入

第3章 政党

1 政党政治・・・Aランク

・二大政党制と多党制の違い

2 日本の政党政治の歴史・・・Cランク

・「55年体制」の内容

・「55年体制」が終わったのはいつか?

3 日本の政党関連法・・・Bランク

・政党助成法により交付金がもらえる要件は?

・政治資金規正法の目的は?

・企業。労組から献金が禁止されている対象は?

4 圧力団体・・・Bランク

・その特色をおさえておく

第4章 選挙・国民投票

1 選挙制度・・・Aランク

・小選挙区制と大選挙区制の違いは?

・小選挙区、大選挙区、比例代表性のメリット。デメリット

2 日本の選挙制度・・・Aランク

・衆議院議員選挙の特徴
・・・「小選挙区比例代表並立制(それぞれの定数)」「拘束名簿式」「ドント式」「重複立候補」「惜敗率」

・参議院議員選挙の特徴
・・・「選挙区比例代表並立制(それぞれの定数)」「非拘束名簿式」「重複立候補不可」

(第2回に続く)


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