バンコクに一泊した後は、モーチットのバスターミナルからバスに乗りスコータイへ移動します。
10時30分のバスを予約していたので8時過ぎに出れば十分だろうと思い、チェックアウトをしてBoltで車を呼んでみました。
料金は120バーツ程ですぐにドライバーが見つかるのですが、途中で渋滞しているらしくて車がやって来ず、2回ほどキャンセルされてしまいました。
Grabは少し高く160バーツでしたが仕方なく車を呼ぶと、こちらはドライバーが見つかりません。
やはり朝の通勤時間帯はドライバーが見つかりにくいようで、近くにあったツアーカウンターに行って車を呼べるか聞いてみると、モーチットまで300バーツとふっかけられてしまいました。
仕方がないので、面倒でしたがBTSのパヤータイ駅まで歩きBTSのモーチット駅へ向かいました。
電車の中から道路を見ると大渋滞していたので、平日の朝の通勤ラッシュを甘く見ていたと反省。
とりあえずモーチット駅に9時過ぎに着きました。
そこからは路線バスやタクシーでモーチットのバスターミナルまで行けるということでしたが、不慣れな路線バスに乗るのは避けて無難にタクシーに乗りました。
タクシーは普通にメーターを使いましたが、バスターミナルまでは意外と遠く10分以上かかりました。
料金は71バーツでしたが、親切な運転手さんだったのでチップ込みで100バーツ渡しました。
結局Glabとほぼ同じ値段になってしまいましたが、大渋滞に巻き込まれなかったので良しとしましょう。
初めてのモーチットのバス停は想像以上に大きく、チケットカウンターが何十個もありかなり分かりづらいですが、タクシーの運転手さんがスコータイ行のバスのチケット売り場を案内してくれたのでカウンターはすぐに見つけられました。
僕は事前にネットで購入していて予約票をプリントアウトしていたのでそれを見せると、予約票をチケットとして使用出来るということで、そのままゲートに行くように言われました。
僕が事前にネットで購入した値段が398バーツですがカウンターの表示は376バーツとなっていたので、カウンターで直接購入する方が安いと思います。
(混雑している時季は買えない可能性がありますが)
ターミナルの中はかなり広く、プラットフォームが100とか150番という番号が振られていましたが、バスが出発するゲートは数か所だけのようでした。
しばらく探索しながらバスを待っていると、出発時刻の20分ほど前にバスが到着したので乗り込みました。
僕はタイのバスは2,3時間くらいの中距離路線には乗ったことはありましたが、今回のスコータイ行は6時間半の長距離便です。
運転手は2名体制で、その他に車掌さんも乗っていました。
座席は指定されていましたが乗車率が5割くらいで空席があったので、バスが動き出した後に別の席に移ると車掌から指定された席に戻るようにと。
車内ではペットボトルの水、パックのジュース、クラッカーのようなお菓子が配られました。
途中数か所で停車し、その都度お客が乗り込んで来たので最終的にはほぼ満席近くになりました。
トイレ付きのバスですが、2時間ほど走ったところでトイレ休憩がありみんなぞろぞろ降りて行きました。
僕も一緒に降りると乗客用に食事が提供されるようで、バスのチケットを見せると無料で食べられるようになっていました。
クイッティアオやぶっかけ飯があったので、僕は魚のぶっかけ飯を注文。
おかずの量を増やしたり目玉焼きなどを追加すると、10バーツや20バーツ追加料金が必要なようです。
20分ほどの休憩後再び出発。
スコータイまでは6時間半ということで、途中3か所ほど経由地のバスターミナルなどで乗客を降ろしていきます。
スコータイに近づいてくると、遺跡の残骸のようなものがある公園が見えてきました。
その後も経路上の数か所でお客を下ろし、17時過ぎにスコータイのバスターミナルに到着しました。
そこでは外国人を中心に10人くらい降りました。
ターミナル周辺にはトゥクトゥクが待機していて僕にも呼び声がかかりましたが、今回予約していたホテルはバスターミナルから1キロほどの距離だったので歩いて行くことに。
トゥクトゥクの運転手には50バーツに負けるから乗って行けと言われましたが、地図上ではそれほどの距離ではないのでやはり歩いて行くことにしました。
スーツケースを引きずって歩いていたのですが、予想以上に田舎でびっくり。
一部舗装されていない道があったので難儀しましたが、それほど暑くもなく車の交通量も少ないので、15分ほど歩いて何とか無事にホテルにたどり着きました。
チェックインしてしばらくすると、本降りの雨になり雷が鳴りだしました。
もう30分遅くなっていたらずぶ濡れになるところでした。
しばらくホテルで休憩していると小降りになったので、グーグルマップで調べた評価の高いタイ料理屋に行くことに。
ホテルから歩いて5,6分のところにあるタムラーオ・プーという店です。
お客はほとんどが外国人の観光客で英語のメニューがあり、店員も英語が話せるので安心です。
値段はローカルにしては若干高めで、パタヤと同じくらいでしょうか。
カオパット・カイ(鶏のチャーハン)が60バーツ。
クイッティアオ・スコータイ(スコータイ風麺)というのがあったので、肉無しの野菜だけのものを注文しました。(50バーツ)
インゲンの細切りが入っているのがスコータイ風と言うそうですが、正直よくわかりませんでした。
麺は平打ちの中細麵で、センミーやセンレックなどより太くてコシがあり、化学調味料も使っていないようでマイルドな味でした。
街の中心部では週末のナイトマーケットなどもあるようでしたが、小雨が降り続いていて長距離のバス移動で疲れていたので、この日はホテルに帰って大人しく休むことにしました。