電圧出てるのに電流が流れない・・・
なんてことがあったりします。
今まで使っていたのに急にそんな風に故障してしまったり、なんだかおかしな違和感を感じるようになったり、中古品を用意したけれでもなんだか怪しい・・・サルフェーション?そんな話も聞こえます。
それならすぐに新品に交換すれば良いことのなのかもしれませんが、バッテリーって安いものではありませんからね。
もしかしたら、発電機能に問題があるのかもしれません。
毎日乗っている車ならば、正常に充放電を繰り返しているので思っていた以上にバッテリーも長持ちしやすいのですが、あまり乗ることもなく乗ろうと思ったらバッテリーが上がっていた。そんな繰り返しで寿命がかえって短くなってしまうということもあります。
ここ数年、我がミニキャブは仕事で使うことがなくなったためにバッテリーが上がりやすくなってしまっていました。
そんな時、都度、充電器のブースター機能でエンジンを始動することもしばしば。実際このバッテリーは健全なのかどうかも怪しく感じるほどです。もしかしたらオルタネーターの不良によるものかも?なんてことも脳裏によぎります。
そこで、バッテリーテスターなるものを入手することにしました。
いわゆる、バッテリーの健康診断を行うための検査器具です。
色々ある中で、比較的安価で見やすいものを選びました。
Lancol MICRO-500 という機種です。

ネットで、日本語選択もできた!という記事もあったので期待しましたが、本機ではままならず、ぬか喜びとなってしまいましたが、英語表記なら問題はありません。たぶん仕様違いなのでしょう。
さあ、使ってみましょう!
電源は、バッテリー接続と同時に入る仕様です。
接続すると、現況の電圧が表示されます。
(このバッテリーは充電直後だったので高い数値になっています)

本体のボタン、「Enter」をまず押します。
モード選択画面になり、最初は①のバッテリーテストが選択された状態の表示となります。

本体の「▲」「▼」のボタンで、モードを①~⑥まで切り替えられます。
①バッテリーテスト
②クランキングテスト
③チャージングテスト
④レビューデータ
⑤言語選択
⑥HELP
モードを選んだら、「Enter」で次に進みます。
実際には、①、③での使用が主となるでしょう。
① バッテリーテスト
「Enter」を押すと、充電状況の選択画面となります。
最初は、「BEFORE CHARGE (充電前)」となっています。
バッテリーの現状を計測したい場合は、こちらの選択のまま「Enter」を押して次に進みます。

「AFTER CHARGE (充電後)」の計測なら、「▼」を押して選択後に「Enter」を押して次に進みます。

次の画面では、バッテリータイプを選択します。
自動車用の「鉛バッテリー」であれば、そのまま「Enter」を押して次に進みます。

次の画面では、バッテリー規格の表記の種類を選択します。

最近のバッテリー評価では「CCA」でされることが多いようですが、自分のバッテリーのCCAがどんななのかは、バッテリー本体に書いていない限り良くわからないものです。バッテリーによっては記載されているようですが、探すのも面倒です。
ちなみに、CCAとは、コールドクランキングアンペアー(Cold Cranking Ampere)の略称で、エンジンを始動させる能力がどれだけあるかを示す性能基準値です。
JIS規格の場合は、摂氏-18℃の環境でバッテリーを定電流放電させて、30秒後のバッテリー電圧が7.2V以上を保つことができる、限界の電流の値と定義されています。
というわけで、
小生は、「JIS」を選択して使っています。
選択するには、「▲」「▼」ボタンで行います。
選択後に「Enter」を押して次に進みます。
今回計測するバッテリーは「40B19」サイズです。
サイズ選択にも、
「▲」「▼」ボタンで行い、希望する規格型式を探します。
選択後に「Enter」を押して次に進むと同時に、計測が始まります。


計測結果が表示されました。

このバッテリーは、「GOOD BATTERY(良い状態)」と評価されました。
項目としては、CCA表記もあります。
上から、健康状態/CCA値、充電率/電圧、内部抵抗値、規格上のCCA値となります。
他のバッテリーでのテストでは、下記のような評価もありました。
「REPLACE(要交換)」
電圧は出ていますが、CCA値もエンジン始動不能な値です。
因みにこのバッテリーは、電圧がしっかり上がるところまで充電し、これがその結果です。
つまり、電圧だけ測ってもダメなものはダメという典型です。

「CHARGE RETEST(要充電)」
電圧も低く、CCA値も規格を下回っています。健康状態も66%とくたびれた状態。バッテリー上がりの状態で、CCA値が悪くてエンジン始動困難ですが、充電すれば回復するという評価です。

そして、このバッテリーを充電したところ,
「GOOD BATTERY(良い状態)」
となり、しっかり回復したことがうかがえます。

これで、このバッテリーは再び使うことができます。
目に見える数値化にすると状態がわかりやすくなって安心することができますね。
② クランキングテスト
エンジン始動の状態を計測する機能。

「Enter」を押して次に進みます。
この画面で、セルを回してエンジン始動します。

エンジンがかかると、初期画面に戻って電圧が表示されます。

エンジンが素直にかかるのなら、何のための計測なのかわかりません。
続いて、始動困難な状態でのテストをしたかったのですが、弱ったバッテリーがなく、始動困難な状態再現ができなかったので、セルを回さず放っておきましたら次の表示となりました。

その後、計測となり、結果が表示されました。


これであれば、普通にバッテリーテストで賄えるような気もします。
機会があれば、弱ったバッテリーで再テストしたいと考えています。
(あまり意味ないかな? 要はエンジンかかれば問題ないのだからね~)
③ チャージングテスト 充電状態計測
充電状態の計測をします。

「Enter」を押して次に進みます。
この画面で、セルを回してエンジン始動します。

RIPPLE TEST (波形計測)に入りました。
心電図みたいなものでしょうか。正常な発電の波形が出ているかどうかを計測しているようです。

続いて、ロードテストです。

そして、速度を2500 r/minに上げ、5秒間維持し、Enterキーを押して続行します。
と表示されます。

が、そのまま「アイドリング」のままで計測をしました。

テスト結果です。

アイドリングでしたが、充電の為の電圧も十分ありますので、オルタネータには問題はなさそうです。
一つ不安は溶けました。
こちらも今度は、回転を上げて正規のやり方をやってみようと思います。
以上です。
④⑤⑥は割愛します。
総括として、
バッテリーや充電状態の状況が良くわかるようになり大変良い買い物をしたと思っています。
旧車は、何かと不安材料がありますので、こんなものひとつで多少なりとも安心材料となり不安が解放されるのは良いですよね。