淑女との戯れ ダットサン フェアレディ -17ページ目

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

といっても、野郎です!

 

中学校の同級生が淑女と共に我が家にやってきました。

といっても艶やかなハナシではありません。

 

Z33フェアレディZを購入したので乗ってきたのです。

 

 

実は春先にちょっとした相談を受けたのでした。

それは「Z33に乗りたい」ということでした。

無責任な小生は、乗れるうちに乗っておいた方が良いよ。ガソリンのことやら法律やら年になったから乗ることができなかったなんてことで後悔してしまうかもしれないから仮に車検期間の2年間だったとしても乗っておけば気持ちも安心するんじゃないかな?

なんてことを話していたからです。

これ見つけたんだけどどう思う?と中古車情報を見せてくれ、実際にその車を購入するに至りました。

 

相談してくるようになったのは以前酷いだまされ方を車屋にされたからです。

その時も事前に「〇〇」が欲しいんだけどと相談されたのですが、その車はとても一筋縄ではいかない車種なので、おぬしには扱え切れないからやめた方が良いとアドバイスしたにもかかわらず、某車屋に出物といわれてしっかりした品定めもせず盲目的になっていた彼はその車屋のいうがままに小生に内緒で買ってしまったのです。もちろん小生は親でもないただの同級生ですから確認取るようなする資格はないのですが、クルマいじりができない彼にはどうしても薦められなかったのです。

 

しばらくして泣きっ面に蜂のような状態で申し訳なさそうにやってきました。

クルマが壊れてその都度高額な修理代を取られるとのことです。

オリジナルといわれた塗装もへたくそな再塗装でゆず肌が酷く見る人が見れば一見でおかしな車とわかるような代物でした。

その他諸々、変な部品でごまかされた修理など、だまされ加減が酷かったのですが、一番この野郎と腹立たしく思わせたのは、この車屋のブログをたどっていくと明らかに彼を小ばかにした文面がちらついていたことです。のちにこの車屋に乗り込みそのことを告げると、「名前書いてないからわからない」などと・・・書き出すときりがないくらいに彼は騙されました。

しかし、この車屋、某雑誌で連載持っているのが悔しいです。このレベルでは昨今話題の「侮辱罪」のボーダーラインにも難しいかもしれませんが、この一件はクルマ好きなら仲良くできるなんて幻想を一気にかき消されるような気持になった一件でした。

 

そんなこともあって、彼は次にS15シルビアを買う際には一緒に中古車を見に行き、しっかりとしたおかしな改造のされていないワンオーナー車を見つけ、これを入手し長らく乗っていました。

 

その後しばらくはスポーティカーを離れていた彼も、気持ちをもたげるものがあってブランクは合ったものの今回のお話になったのです。

 

 

 

少し運転してみる? との誘いもあって近所ですが少々ハンドルを握らせてもらいました。

ああ、まだこんな車も運転できるんだな~と、ちょっと安心した瞬間でもありました。

 

ヤマを越えたような気になっているのデス。

 

漸くベースの完成です。

思っていたよりも簡単ではなかった…

 

ゴムマットは前回切り出してありますので、金具を取り付けてフレームに張り込むのが今回の作業です。

 

まず金具類は再利用できるものは良いのですが、錆が酷いものは新たに不足分を調達しなければなりません。

プレートは本来なら再メッキをしたいところですが、今回は時間の関係もあり、錆取り液処理後に防錆塗装で済ませました。

針金状の金具は、作成することで対処しました。

 

そこでこんな治具を作成しました。

 

 

堅牢な床材の木片に穴をあけて、溝を掘って、ワイヤーを差したものです。

これを使って不足分の針金細工をするのです。

こんな感じにです。

 

 

このワイヤーはこちらからの調達です。

 

 

廃棄する自転車のワイヤースポークを取り出しました。

これには理由もあって、太さはもちろんのこと、ピアノ線ですので硬く弾力があり代替品としてはうってつけでした。

 

これを治具を使ってこのように曲げていきます。

大体の形ができたら、やっとこで修整して完成です。

 

 

沢山出来上がりました。

 

 

「コ」の字型の金具もこれで作ります。

 

金具がそろったら、組み込みに入ります。

まずは、ゴムシートに固定用の穴をあけるために、プレートを定規として使い、穴あけをします。

これなら正確な位置に開けられます。

写っていませんが、小型リューターにドリル刃を付けて開けました。

 

 

その穴に金具を通して

 

 

ゴムシートを織り込んだらプレートを通して、特製ペンチで曲げます。

 

 

ハンマーでたたいて固定します。

 

 

すべての金具が付いたら、フレームに張り込みます。

 

 

その際に、特製工具を作りましたら楽々作業ができました。

取付けも取外しも両方とも使えます。

材料は、先ほどの自転車のスポークと、プリンターのローラーです。

 

 

運転席、助手席ともベース部分の完成です。

保護シートが貼ったままなのでしわしわに見えますが、次の工程で剥がします。

 

 

バッチリと目論見通り、良い張り具合のシートベースが出来上がりました。

 

あとは、スポンジ作業と続きます。

 

今回は道具によってかなり助けられました。

通常のペンチなどでは傷だらけにもなるし、確実な作業は難しいでしょう。

実際作業しながらうまくいかないので、特殊工具を作ったんですけれどね。

やはり特化した道具は良いものです。

使う機会は・・・・

 

あまりなさそうです。

 

 

やっとこはペンチに似ていますが、今回の作業ではとてもよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伸びのなさに一抹の不安も・・・

 

感じてしまったのは、到着した梱包を解き、そのゴムシートの端をひっぱってみたところ、布入りの特性で当たり前のことではあるのですが、伸びないのです。つまり、シートフレームに張り込むときに相当シビアな寸法で作成しないと金具が引っ掛けられないのではないか?そして頓挫やりなおし・・・という思考が浮かんできたからなのです。

 

純正通りのゴムバンド方式で再生するのであれば、ある程度狂った寸法でもなんとかなるとは思うのですが、今回の再生では、レカロシートにあるような「ピレリマット」方式に準じた方法を取り入れようと考えているからです。

 

こちらがピレリマットです。

 

 

シート下面を平均的に張りを与えることのできる構造で、真ん中が沈み込んで姿勢が悪くなったり腰痛になるなどがしにくいものです。ただ経年劣化によってゴム部分が引きちぎれてしまうとマットそのものを交換する必要があります。ゴム部分には「布」が入っていないからです。かつて小生が使用していたレカロシートも保管中に破断しておりました。

 

その交換用で非純正品も販売されています。純正とは構造材質を異なって、ネット上の画像から判断し、そちらは恐らく「ターポリンシート」を使ったものではないかと思いました。看板のテントや高速道路でも見かける標語などの垂れ幕に使用されているシートです。かなり堅牢で代替え材料としては納得のいくところです。

当初のアイデアとして、こちらを使って適正サイズに切り出しミシンがけをして作成しようかと寸前のところまで計画をしていましたが、布入りゴムシートを入手できることになったので、折衷案のような形で作成することになりました。なので、前回ゴムベルトを金具の再利用をするために分解したのです。

 

それでは、ゴムシートの切り出しを行います。

 

 

カッター刃にはシリコンスプレーを塗布し、滑りやすく切り出しやすくしておきます。

 

 

実寸から割り出した寸法で目安になる線を描き、直角部分はポンチを使って穴をあけておきます。

この方が破断リスクを下げられるからです。ただ、布入りなのであまり心配はないのですが美観的にも良いと思うのでやっておきました。

 

 

順次切り出していきます。

 

 

ゴムマットの切り出しが終了しました。

御覧のように、ゴムベルト取付位置にマット形式で固定するかたちです。

この後は、金具の取付の工程です。

 

 

既出ですが、因みに純正ゴムバンドはこのように留まっています。

 

 

マットならば、より張りのしっかりしたものができると確信しています。

 

 

 

方針も定まってきたので・・・

 

ゴムベルトを分解して金具を取り出すことにしました。

様々な方法での再生の思考がよぎっては消え、コストやら工数やら材料やらいろんなことを考えていましたが、漸く次に進むことができます。

そのために、金具の再使用を前提としてゴムベルトの分解をしていきます。

 

ゴムベルトの金具は簡単な方法で止められています。

針金を貫通させて折り曲げて固定しているだけです。

事務用品のステープラー(ホッチキス)と同様な方法です。

 

 

これを解いていくのですが、この針金が相当固いのです。

ペンチで挟んで"クイッ"とは簡単に曲がりません。

 

そこで、工具を用意しました。

 

 

といっても、元々持っていたものです。

 

上のものだけは、何かジャンク工具を使うかも?くらいに思って入手していたものです。

先端が折れていた上に何用なのかもわからない代物です。

こちらを「針金をつかむのに適した形状」少々加工しました。単にドリルで穴を開けただけなのですが・・・

でもこの効果は絶大でした。

 

分解の工程は以下のようになります。

 

① 針金を「くいきり」で起こします。

  最初はマイナスドライバーを差し込んでも見ましたが、相当針金が硬くて閉口しましたのでこちらが活躍しました。

 

 

② 加工工具で掴みます。

 

 

③ 更に垂直になるまで起こします。

 

 

④ 両方とも起こせばすべてが分解でします。

  単純な作業ですが、結構な力作業です。

 

 

あとは、全部のベルトを単純作業で分解していきます。

 

が、座面の金具は錆による腐食も多くて、右の背もたれ用のものとは雲泥の差です。

 

 

酷いものでは、崩壊しそうな様相です。

 

 

とか何とか言いつつも、すべてを分解し終わりました。

 

 

右のテープで分類しているのは、背もたれ用の金具です。5本のべルトのすべてが形状の違うもので構成されていました。

上の座面用はすべて同じ形状ですが、錆が酷いので作成しなければいけないかもしれません。

 

 

 

 

 

ホンモノを知ることは基本ですよね?

 

回数は重ねども一向に進まぬシート再生、都度気になるのは本来はどうなっていたのか?という疑問なのです。

再生作業(レストア)は元々は本来の姿に戻すことで、工場出荷の純正の状態が最高の到達点なのだと思っています。

ただ、小生の場合は、それを基に少々アレンジするというスタイルなので正統派のレストアラーからすれば亜流な存在なんだと思いますがそこは「性分なので仕方のないことなのだと」思っております。そして「ホンモノ」を知ることで成り立つものではないかと思っています。


前回、「新しく入手したぬいぐるみ」と、このシートに張ってあった以前張り替えられたぬいぐるみとを比べてみてその際に、「どっちが正しいのか?」という問題に引っかかってしまいました。

 

その一番の疑問点はこの部分です。

 

 

中央部に縫い付けられているものが、裏腹なのです。

しかも、切り欠き部分のサイズも違っています。

その疑惑を解消すべく「未再生の純正シート」を検証するため友人のところに行ってきました。

 

友人のSP311は300番台ですし、初代オーナーが納屋で放置ししていた個体なのでほぼ新車時パーツで構成されていたものなので痛みは酷くても純正検証には間違いないものだったのです。ただ、当の本体は再生作業がされておりますので当時ものではありませんが、シートだけは再生せずに保管されていたのです。

 

それがこちらです。

 

 

もちろん、再度実用として使うとしたならば、小生のものと同様にアンコから作らなければ復帰はできないような状態です。

しかし、当時の仕様を検証するには未再生品は大事な資料となります。

 

シートバックを倒すと、例の部分の状態がわかります。

 

 

あのものは見当たりませんので、黒のぬいぐるみの方が純正に準じた構造のようです。

ただ、細部は違っていたり、末端の処理方法もわかりましたのでそのあたりも「ホンモノ」を確認してみて安堵できたところです。

 

裏側から見ても、やはり少々の違いを確認することができましたので、再生時の参考にしていきます。

 

 

ここで一番大事なのは、大きく「コ」の字型に張っている太めの針金の存在です。

こちらも、再生を進める中で解説していきますので、お楽しみにしてください。

 

シートバックについている通気口の形状はこんな感じです。

黒のぬいぐるみには省略されてついていませんでしたし、新しい赤のものとも違ったものでした。

これが純正の正しい形状です。

 

 

中々進みませんが、まだまだ道のりはありそうですが、今日も一歩進むことができました。

 

 

 

 

 

 

それは同僚の異動の話からであった・・・

 

昨年10月の異動で小生は川崎に勤務しています。

ここで週一くらいで昼食を共にする同僚がおりまして、この地での先輩である彼には、おいしいお店や面白いお店にいざなってもらっていました。

 

小生自身も開拓し顔なじみになったお店もできてこの街に馴染んできたところです。

ところが、その同僚が来月に異動になりそうな話になっています。

そうなるとちょっと無理してでも行っておきたいお店にはチャンスを作って行かなくちゃ!異動したら行くことは難しくなるのだからと、彼にはそんな気持ちの拍車がかかったようでした。

 

先日もいつものように昼食に行ったときにそんな話になり、「無理にとは言わないけれども」と前置きがあって今回のお店に行かないかという誘いがありました。

なぜそんな前置きが必要かといいますと、電車で2駅ほど乗っていかなければいけないからです。しかも、朝9時半にお店に行って予約表に記帳して予約を取っておかないといけないとのこと。通常ならばとてもそんなことは勤務中にはできません。でも、行ってみたいという気持ちがないわけではありません。チャンスができるのなら行っておきたいものです。

彼のスケジュールと小生のスケジュールの中で摺合せできる日を決め、当日の予約には彼が行ってくることで話はまとまりました。

 

そして当日、彼の努力もあって予約を取ることができ昼食に行ってきました。

 

京浜急行線で雑色駅で降り、アーケード商店街を抜け、さらに続く商店街。

 

 

この写真では表現できていませんが、まるで映画「メトロに乗って」で堤真一さん扮する主人公が降り立った駅のようにタイムスリップしたような感覚を覚えました。写真は控えましたが、手前右の洋品店もそうですが、まさに小生が子供のころに見たような商店がいくつも盛業されている光景が目に入ってきたからです。と話が脱線してしまいましたが、商店街を抜けた東海道線の踏切を渡ったところにその店はありました。

 

 

「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀」という店です。外見からはシンプルで地味な印象です。

 

予約表はこのようになっています。

 

 

あっという間に予約は埋まってしまうそうです。

営業時間も概ね16時くらいまでなのでしょうか。

 

店内に入って自販機で食券を購入して席に着きます。

今回は、味玉入りの塩ラーメンを注文しました。

すぐ目の前には「ミシュランのカップなど」が飾ってありました。

 

 

しばらくすると、待望のラーメンが運ばれてきました。

 

 

器の演出もあり、やはり雰囲気が違うように思えます。

 

味の方はどうかって?

小生にはとっても上品な味わいを感じました。しじみ・・・そのまま。

しじみの味噌汁のような大衆感がなくて、アーこういうのがミシュランなんだなと初めてミシュランのお店に行ったことでの感想です。

チャーシューが今まで食したことのない柔らかな歯ごたえでおいしかったです。

 

食べ終わったら、先ほどの券売機でお土産用のラーメンを買っておいたのでそれをいただきました。

スープが凍っていたので、職場に戻ってから発泡スチロールを見つけてそれにくるんでおきました。

 

夜自宅に帰ってからもまだ凍っていたので効果はあったようです。

 

さて、本日土曜日に小生が夕食を担当し、醤油と塩と2種類とも作りました。

 

 

とはいっても、そんなに大げさなことはなくて、スープを温めて、麺を規定の時間で茹でるだけのようなものです。

あとは、適当に別に用意したチャーシューや煮卵、メンマ、ねぎなどをトッピングして出来上がりです。

ついでに餃子も焼きました。(写ってませんが)

 

 

我ながらおいしくできたと思います。

 

元がいいものですから当然ですよね(笑)

 

 

 

アイデアは浮かべども・・・

 

前回でフレームとシートレールは「一応」完成しているので、次に進まねばならない。

「一応」というのはまだ改善等々を施す予定だからなのです。

 

今回、本当はゴムベルトに変わるアイデアで再生を行うつもりだったのですが、また別のアイデアが浮かびそちらの方がオリジナルにも近いものであり工程も少ないので現時点でそちらの方法を検討するために部材の調査をしているところなのです。

従って、その次の工程である座面の再生について考察しながら進めることにしました。

 

とりあえず、古いゴムベルトをフレームに張ったもので検討していきます。

 

 

これに、元々ついていた座面のスポンジを載せます。

 

 

こんなに滅茶苦茶でもオリジナルの状態を探るには大事な資料になるのです。

後端部分は逃げ加工なども確認できます。

これで大体のイメージを浮かべることができます。

 

 

フレームのサイド部分にはスポンジがかぶるように成形されています。

 

 

この座面スポンジの裏には「麻布」が貼ってあり、それがスポンジ下面のブレを抑えるような構造になっています。

以前の加工者が黒いスプレーを吹いていて、ゴムバンドの跡がわかります。

 

 

まずはこの麻布ベースのサイズを明確にするために、段ボールでひな形を切り出しました。

 

 

この上にスポンジサイズを検討するために、以前張ってあった表皮を仮付けします。

仮のスポンジ板を入れてあります。

当初は内装黒で進めていたのでこれを再利用するつもりでした。

 

 

後ろの角はこのような感じです。

逃げ加工がされています。

因みにこの表皮は純正ではなく張り替えられたものです。

 

 

次に新しく入手した赤い表皮をかぶせてみます。

 

 

逃げ部分の加工に仕方が違っています。これはどういう風にすればよいのかも検討課題です。

 

後ろの角はこのようになっています。

シートバックにヒンジ部分などは取り付ける際に穴あけなどすることになりますね。

 

 

大体このような感じですが、少しずつイメージを高めてよい結果を出したいと思っています。

 

次の作業としては、ゴムバンドの件とスポンジについて材料がそろい次第着手していくことになりますね。

 

まだまだ続きます。

 

 

 

 

 

 

 

結果オーライでいこう!

 

今回は淑女の話ではありません。

会社から預かっている通勤と業務を使っている車の話です。

先代のクラウンハイブリッドです。現在19万キロを走破しています。燃費は17~19キロ/Lで走ります。夏場はエアコンかけますので落ちますけどね。

 

一年前に前任者より託されてからは小生がハンドルを握っております。

その時点でもちょっと合成皮革がヨレヨレで部分的に剥がれているような状態でした。

使っているうちにその剥がれは加速しボロボロとなってきたので、当初はハーネステープを巻いて済ませました。

薄くて肌触りの感覚もこの合成皮革に違和感なく溶け込んでいて、「これはいいな!」と喜んでいたのもつかの間、今度は暑さによって粘着剤が流れ出しベタベタな気色悪い思いをしながら使っていました。

 

 

 

何回か巻き直しながら、使用続けたもののとても高級車とは思えぬいでたちになってしまいましたので、ハンドルカバーの良いものはないかとカー用品売り場を彷徨うもブットクなるものばかりでスリムでスマートなものは皆無でした。

 

昔はそんな皮革だけの薄いタイプの編み込み型のハンドルカバーが売っていたし、自分でも使っていたので探すことにしました。

 

価格も高いものは論外ですので、リーズナブルで見てくれのシンプルなものを探し出すことに成功し、ネットなので来てみないとわからないと思いつつも、ポチっとやって購入しました。

 

到着したものは、中華製です。

 

 

説明書も何も入っていません。

けれども、以前も編み込んでいますしそこは何とかこなせるだろうと作業に入りました。

 

取付けにあたって、外周にシュッと差し込んでから編み込めばよいだろうと安直に考えていましたが、このシュッとが行かないのです。力を込めて引っ張りながら入りそうになるとズルっと最初にセットしたところがズレて外れてしまうのです。

 

そして、どうしたものかと考え、はまったところをマスキングテープで仮止めしながらようやく全周をはめることができました。

 

 

最後は本当に力いっぱい引っ張り、「本当に入るのか?サイズ違うんじゃないと?」とちょっと泣きを見たくなるような不安な心境にもなりました。

 

 

もちろんハンドルカバーの縫い合わせ面は真下になるように取り付けました。

 

後は淡々と編み込んでいくだけです。

 

 

小一時間かかりましたがようやく全周を編み込むことができ完成です。

 

 

出来上がりには、ちょっとやり直したいように思う部分もありますが、きれいに編み込められたと思っています。

 

これで気分はリフレッシュです。

仕事中にベタベタが気になることもありません。

 

素直になれなくて・・・

 

フレームの再生と同時にやっていたシートレールのことです。

 

結論として純正のシートレールの再生はやめて機能のしっかりした他からの流用品を加工して取り付けることにしました。

その理由として、純正品はかなり錆に侵されていることに加え、ベアリングも酷く損傷しその軌道も凸凹になっておりその修正も困難であり、シートフレームに取り付けるのためのボルトも折れてしまっています。単純に再メッキしただけでは見てくれは良くても、その機能は十分でないことから今回は見送りました。

 

用意したものと比べてみます。

 

 

手前が淑女の純正部品です。シンプルなつくりではありますが、ロック機構も片方のレールにしかないものです。

 

向こうが今回採用するシートレールです。

スイフト当たりの純正レカロシート用らしいです。ロック機構は両方にあり確実ですし、前後の移動幅も20㎝あり純正の16㎝を凌ぎ、なおかつラッチも1.5㎝刻みと純正の2㎝刻みに比べ微細なセッティングが可能です。

レール自身の厚みは1.5㎝厚くなりますが、小生は高めにしたかったので塩梅良しと考えています。

 

ただ、こちらは他車種用ですから多少の加工が必要です。ボディへの取付ボルトがありませんのでその追加加工と、シートフレームの接触個所の逃げ加工をしなければなりません。

 

まずは、シートレールへのボルトの取付加工です。ボディの取付穴と同じピッチに「四角穴」を開け「根角ボルト」を取付けます。圧入で固定されますが、「エポキシ接着剤」クイックメンダーを併用しまし確実なものとしました。

 

 

頭は丸く稼働部の障害にはなりません。

 

 

また、本来のシートよりも取付幅が狭くなるので、シートレバーも幅を詰めて合わせるように加工します。

 

 

中継ぎのパイプを差し込んで、クイックメンダーで固定します。

 

 

シートフレームの逃げ加工をします。

 

 

仮合わせします。

問題ないようです。

 

 

シートレール機構の未塗装部分は錆びる恐れがあるので塗装しておきます。

 

 

続いて、ナット留めで両者を合体します。

 

 

シーレール取付が完了です。

先に取り付けておかないと、座面を乗せてからでは作業が大変やりづらいのです。

 

 

純正でなくてはいけないという考えもありますが、動作の状態の悪いもので我慢するよりもスッキリとその機能が働くことを優先としました。

 

この後のウレタン素材加工などの工程は少々時間がかかるかもしれませんが、引き続きお付き合いくださいませ。

かんざしならぬ短冊がいっぱい

 

塗装も済んで次の工程は、シートの表皮を張るときに引っ掛けて留めるための金具の補修をしなければなりません。

運転席側は以前全部傷んでいたので取り払ってしまいましたので、新たに作成して取り付ける必要があります。

助手席側は、今回の再生にあたり点検中に2か所が金属疲労で折れてしまったため置き換えます。

1席分が16か所あるので18個作成します。

 

左右のシートフレームは基本的に共通部品です。違いは前回指摘したロック金具の有無だけでシートバックを取り付けるための突起とボルト止めの穴も同位置にあります。

 

上が助手席、下が運転席です。

 

 

それでは欠落している金具の作成をします。

材料は0.5㎜厚のボンデ版。今回もコピー機の外板パネルからの切り出しで賄います。

 

 

適正サイズに切り出して穴あけをします。

 

 

フレームに固定します。本来は右のようにスポット溶接でかなりテキトーに留められているのですが、今回はポップリベットにて固定しました。後端部はこの後にパイプに沿うように軽くたたいて馴染ませます。

 

 

そして、16か所の金具の取付が完了しました。

 

 

まるで花魁のかんざしの様でありんすね。

 

 

後は、一応塗装もしておきましょう。

 

次回はシートレールの取付を行います。