[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入) -40ページ目

[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

2011年7月に始まった宇宙カフェが、9月をもって50回を迎えることになりました。
今回は50回を記念して特別講演会を開催するそうです。


宇宙カフェが「はやぶさ」をきっかけに始まったこともあり、「はやぶさ」や「はやぶさ2」等の太陽系天体探査ミッションを中心に惑星探査関連の研究をされている吉川真さん(宇宙航空研究開発機構(JAXA))をスピーカーにお迎えします。

■テーマは「太陽系天体探査の最新情報」

去年から今年にかえて、ロゼッタ探査機によるチェリュモフ・ゲラシメンコ彗星探査や、ドーン探査機によるケレス探査、そしてニューホライズンズ探査機による冥王星探査と、人類が初めて見る天体の姿が続々と届いてきて、私達を驚かせています。日本でも、「はやぶさ2」が打ち上がり、「あかつき」が金星周回軌道再投入に向けての作業を進めています。今回の講演会では、これらの最新の太陽系探査の話題についてご紹介いただきます。


■詳細

日 時:平成27年9月23日(水・祝) 17時~18時(開場:16時30分)
場 所:和歌山市立こども科学館(和歌山市寄合町19)
対 象:小学生以上
参加費:無料
定 員:80人(先着順)
申込締切:9月18日(金) 17時
申 込:FAXまたはメールで
    FAX:073-427-7616
    E-mail:machikado@center.wakayama-u.ac.jp

※注意事項
・館内の展示を見学される方は入館料が必要です。(大人=300円、子ども=150円)
・館内見学の最終入館は16時とさせていただきます。
・駐車場には限りがありますので、近くのコインパーキングをご利用いただくか公共交通機関でお越しください。
・今日が申し込みの最終日です。予約が優先ですが、締切後残席がある場合のみ、19日から科学館内で整理券を配布するそうです。

紀美野町の奥の方(旧美里町)って月が出ていなければ普通に天の川が見えます。

紀美野町に住んでいる人にとって余りにも当たり前の何なので有難味が無い人も多いのかもしれませんが空が明るい都会の方から見れば羨ましい事です。

←画像提供・みさと天文台

でも、それは裏返せば人家が無い!田舎という事です!


みさと天文台には直径105cmの大型望遠鏡があります。

近畿地区で100cm以上の口径の望遠鏡を持っている公開天文台は兵庫県の西はりま天文台とみさと天文台だけです。

都会から遠く離れた田舎に行けば星は見えます。

でも巨大望遠鏡がある田舎はそんなにありません。


みさと天文台は紀美野町立の天文台です。

紀美野町には大きな企業がある訳ではなく財政的にも決して豊かではありません。

その状況はかつて天文台があった金谷町の生石天文台や川辺町のかわべ天文公園も同じです。

それらの天文台は今は閉鎖されています。

その事実はみさと天文台にとって対岸の火事ではありません。

では、どうすればみさと天文台が同じ結末を迎えないようになるか?


それは皆さんが一人でも多くお星さまに興味を持って頂き、みさと天文台を訪ねて頂く以外にありません。

それをアシストする為に自分達、みさと天文台友の会は頑張っています。


最近、みさと天文台は、すっかり星空写真スポットになってるようで、撮られまくってます。
http://tofo.me/tag/%E3%81%BF%E3%81%95%E3%81%A8%E5%A4%A9%E6%96%87%E5%8F%B0


そんなに重装備でなくても天の川が写真で撮れます。

写真に撮れなくても見るだけでも十分に楽しめると思います。


私は紀美野町をただの田舎にしたくない!

みさと天文台を自分の孫子の代まで存続させたい!

ただそれだけで頑張っています。

同じ思いの方、居られますか?

一緒に活動しませんか?


9月連休特別企画・プラネ&3D上映増量

 今年の9月は5連休の間、みさと天文台ではプラネタリウムと3D映像の上映を増やして皆さんのお越しをお待ちしています。連休中の他の予定を見ながら、都合のよい時間に参加してくださいね。

・日付 2015年9月19日(から9月23日(水祝までの5日間

・開始時刻
  14時 : プラネタリウム
  15時 : 3DMitaka
  16時 : プラネタリウム
  17時 : 3DMitaka

・場所 みさと天文台

・備考 参加無料、申込不要 (ただし開始時間までにお集まりください

 なお、五連休前後の営業案内(PDF)は、こちら からご覧頂けます。(約180kB)


プラネタリウム「夢宙空間」

 平成22年3月より登場したプラネタリウム「夢宙空間(むちゅうくうかん)」! 季節の星座や天の川などについてのお話とともに、ゆっくり星をご覧いただけます。


 3D Mitaka

 平成19年7月より登場した3D Mitakaが平成24年7月より114インチフルハイビジョンでリニューアル! 最先端の研究成果をもとに、CGによるリアルな立体映像で宇宙を学べます。 月、惑星、太陽系、恒星、銀河系、何億光年彼方の銀河までの宇宙旅行へご案内します。3Dメガネで眺めます。


 曜日・曜日・日の昼間の定期上映や 悪天候時の観望会 にて投影いたします。
 定期上映は、予約不要(団体の場合は要予約 )でご参加いただけます。 詳細は、営業案内 をご覧ください。


毎週日曜日の14時くらいから、和歌山放送ラジオ ラジオカフェ( パーソナリティ:赤井ゆかりアナ)にみさと天文台の研究員が順番に生で出演し、10分程度ですが楽しい星のお話をしています。その日に見える星空・星座、これから起こる天文現象、天文台でのイベント予告など、内容は様々だそうです。ただし、特番などにより中止になることもあるそうです。

http://wbs-cafe.sblo.jp/

昨日(9月13日)の放送内容は・・・


<星空倶楽部(みさと天文台通信)>(担当:山内千里さん)

~ 最近見聞きした変わった光景 ~

 ●夏休みに天文台にやってきた子どもさんのお話

- 双眼鏡を離さない子どもさん
(天の川と双眼鏡との関係)

- 月に望遠鏡を向けていると、何度も何度も覗いてははしゃぐ子どもさん
(子どもさんが喜ぶ月はどんな月?)

●月明かりの無い深夜、みさと天文台敷地の驚くべき光景とは

- 天文台の玄関前は、(重装備ではない)三脚をたてた人だらけ
(意外と簡単に撮れる天の川)

 ⇒みさと天文台のホームページは http://www.obs.jp/


夏休みは子供たちで賑わったみさと天文台ですが秋になって大人のお客さんも増えているようです。最近のカメラは高性能になってきていて以前より星空が簡単に取れる凄い機種も登場しているそうです。



二日連続有田川町に来ています。

http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-12072411748.html

一昨日は午後だけでしたが昨日は朝から終日を過ごしました。

紀美野から海南高原の山越えで有田川町のきびドームであったABOBA四重奏団のコンサートにリハーサルから参加しました。


ABOBA四重奏団の歴史や各演奏家のプロフィールは数日前のブログを参照してもらうとして・・・
http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-12070628762.html


会場入りして舞台後部の音響板の組み立てから始めました。

きびドームには奈落(ならく)という昇降装置が舞台の後部にあって地下一階と繋がっています。

これを使って地下一階から音響板6枚を運びあげて組み立てました。

これがまた洒落にならないこらい重たくて・・・(笑)

私は大丈夫でしたが一緒に作業をさて下さった主催者の菅原さん(教蓮寺の住職)が気の毒で・・・

でも、頑張って何とか組み上げました。


きびドームは舞台の左右の黒い布の後ろに空間があり音が抜けてしまうと返って来ません。

PA装置(アンプやスピーカー)を使うコンサートなら問題ありませんが今回のような生音を楽しむコンサートの場合はこの巨大な音響板を置かないと駄目だそうです。


↑リハーサルの風景を客席からパチリッ!

途中でフルートの上松さんが抜けて弦だけになるので椅子と譜面台を1セット引いて残りの椅子と譜面台の位置を少し変えます。

何処に移動するか舞台に目印のテープを貼っておきました。


その他、色々小さなトラブルは有りましたが無事クリアーでき本番を迎える事が出来ました。

みさとホールの場合、舞台の袖は非常に音が悪く観賞に堪えない音がするのですがきびドームは例の反響板のお蔭か舞台の袖でも驚くくらい気持ち良い音でした。


やっぱりクラシックは良い!

数年前の曲が古いと言われるご時世で200年以上のロングヒットの曲はやっぱり凄い!

生の弦と管の音がこんなに気持ち良いなんて・・・

松本の脳内でアドレナリンの蓋が取れて中身が垂れ流し状態になっていました(笑)

舞台の袖から司会の塚本さんが原稿を読んでいるところと舞台上のABOBAの4名をこっそり撮って・・・

客席の二階から全体の写真を1枚撮らせてもらいました。


楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね~

夢のような時間が終わって朝とは逆の作業で音響板を片づけて撤収を完了しました。

演奏家の皆さんとの打ち上げにもご一緒させて頂きみさと天文台とみさとホールの宣伝をさせてもらいました。

演奏会の皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした!

昨日、有田川町の金屋文化保健センターで美星スペースガードセンター観測員の西山広太氏による天文講演会「天体衝突と人類の未来 ~ 美星スペースガードセンターの役割 ~」がありました。

西山先生はとっても気さくな方でお話が面白かったです。


そもそも、スペースガードセンターとは岡山県にある美星(びせい)天文台の近くにある施設で宇宙から地球に何か落ちてこないか見張りをしている天文台です。

見張っている対象物はスペースデブリと地球に近づいて来る小惑星です。


スペースデブリとは壊れたり爆発してしまった人工衛星や打ち上げの時に使ったブースターや宇宙飛行士が船外作業中に落とした工具から手袋まで色々あるそうです。

元々秒速数kmという凄い速さで飛んでいるものだからゴミと言えでも当たるこちらもダメージを受けます。

スペースガードは世界中にありみんなが協力してそれらのゴミの軌道を監視しています。

国際宇宙ステーション(ISS)に対して衝突しそうなスペースデブリを発見してISSの軌道を変更してもらった事もあるそうです。

地球近傍小惑星は火星と木星の間に無数に点在する小惑星の中で軌道が地球の近くに達しているもので約1万3千個が確認されているそうです。

6500年前に地球に落下した直径10kmの隕石は恐竜を死滅させました。

仮に有田川町に落ちると↑こんな感じ!

勿論、そのダメージは日本中に及びます。


実際、今の人類の技術では巨大小惑星が地球に向かって来たらそれを回避する手段は無いようです。

だからと言って観測しないのはもっと危険です。

人類が永遠に繁栄する為にくだらない争いを止めてこんなのが地球に近づいて来た時の対処方法を考えるべきでしょう!



毎週日曜日の14時くらいから、和歌山放送ラジオ ラジオカフェ( パーソナリティ:赤井ゆかりアナ)にみさと天文台の研究員が順番に生で出演し、10分程度ですが楽しい星のお話をしています。その日に見える星空・星座、これから起こる天文現象、天文台でのイベント予告など、内容は様々だそうです。ただし、特番などにより中止になることもあるそうです。

http://wbs-cafe.sblo.jp/

昨日(9月6日)の放送内容は・・・


<星空倶楽部(みさと天文台通信)>(担当:佐藤奈穂子さん)

夜、南西の空に土星が輝いています。あと1~2週間で見えなくなりますのでお見逃しなく。
土星のシーズンが終わると、あと半年は肉眼で見える惑星がありません。

3月頃に木星が現れます。
明け方の空で、いわゆる明けの明星・金星の見やすい時期は10月から11月です。
9月10日→月と金星が近くなります。朝、5時頃観測できます。
10月26日→金星と木星が大接近します。
天王星、海王星は望遠鏡を使うと見られますので是非みさと天文台までお越しください。

 ⇒みさと天文台のホームページは  http://www.obs.jp/

昨夜は久しぶりの星空サークルでした。

(1ヶ月飛んだだけなんですが・・・)

昨夜は和田さん、森田さん、初参加の抦本さん、北さん、岸和田の西村さん、初参加の角野さん、久保浦さん・・・合計(+松本)8名!天文台スタッフ4名を入れると12名!


昨夜は台風直後の曇天で星を観る事は出来ませんでしたが、9月はみさと天文台以外でも天文イベントが一杯あってそれらのインフォメーションもさせててんこ盛りの内容になりました。

新しい方が2名も来て下さったのはとても喜ばしい事だと思っております。

来月も来てくださいね!


星空サークル終了直後に工場まで戻って色々作業をしてから帰宅したのでかなりエネルギーを消耗しました。それが理由だとは言い切るわけではありませんが・・・

「手・抜・き」

です。

今度の日曜日に和歌山市立こども科学館でプラネタリム「星空散歩」があります。

星空散歩は約40分間のプラネタリムの生解説です。


日時 9月13日(日)10時から約40分

料金 無料 但し入館料(おとな300円,こども150円)必要

定員 先着100名

内容 お月見を前に、月のいろいろなことをご紹介します。


松本は朝から有田川町のきびドームでABOBA四重奏団のコンサートに行きます。コンサートは午後ですがリハーサルが朝からなのでこども科学館は欠席します。


こども科学館の津村先生!「欠席届け」です!

今週末、有田川町のきびドームでABOBA四重奏団のコンサートがあります。

日時2015年9月13日 開場13:30 開演14:00

出演 ABOBA四重奏団
会場 きびドーム(有田郡有田川町下津野2021)

主催 :ありだの里の文化を育む会 
連絡先 0737-52-2605 (菅原)
協力 有田川町教育委員会、喜多亭クラブ、みさと天文台友の会


ABOBA四重奏団とは平成4年にビオラの畑野峻の呼びかけにより、当時勤めていた朝日放送の技術職仲間で結成したもので、団名の由来はその時のメンバーの血液型によるそうです。

その後、一部メンバーの交代あり、その中で最後まで活動をともにしたフルートの松岡信藏が平成17年に引退し、しばらく弦楽三重奏団として活動した時期もあるそうですが、デビュー以来、箕島でのコンサートは20年間休まず続けてきたそうです。

その後、平成25年にフルート奏者の上松明代を迎えフルート四重奏団として再出発しました。

演奏スタイルは音楽の原点ともいうべき楽しい演奏と親しみやすい選曲を旨とし、またプログラムにはかならず独自のアレンジによる日本の懐かしい曲を組み込むことを特徴としているそうです。


上松明代(フルート・作曲) Akiyo Uematsu

2000年、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業。大学在学中に「ハンガリー国際ミュージックマスターコース」に参加。ハンガリーという「国」「民族」「音楽」に魅了され、ハンガリー国立リスト音楽院に留学。2002年帰国。その後ラジオのパーソナリティを務めるなど、演奏活動以外でも活躍。ハンガリーで学び持ち帰った「ハンガリー音楽」を、アルバム『レーギ・マジャール・ターンツォク』に収録しメジャーデビュー。2009年から作曲を学ぶために兵庫教育大学大学院へ入学。作曲と並行してハンガリー音楽を分析、文章に構築すべく、修士論文『ハンガリー音楽の軌跡~ハンガリー的要素を基とした創作曲への試み~』を纏める。『フルートのためのチャールダーシュ』は論文に即し作曲した完全オリジナル曲。2012年大学院修了。上松明代・オフィスTempo.F オフィシャルサイトhttp://akiyouematsu.com


吉田紘子(バイオリン) Hiroko Yoshida

京都市立芸術大学を音楽学部賞を受賞して卒業し、卒業演奏会に出演。これまでに中島美子、後藤維都江、木村和代、辻井淳の各氏に師事。現在、フリー奏者として大阪フィルハーモニー交響楽団他の客演や室内楽等、多方面で活躍中。『京都バッハ・ゾリステン』メンバー。弦楽カルテット『ドルチェ・ぷち』の第1ヴァイオリン奏者としても活動している。


畑野峻(ビオラ) Takashi Hatano

北京に生まれ、下関で育つ。中学3年からバイオリンを坂田哲夫氏に師事。昭和37年、山口県立下関西高等学校を卒業、京都大学工学部電気工学科に入学。同大学交響楽団でバイオリンを弾く。昭和41年、京大卒業、大阪の放送局に入社。あらためてバイオリンを高瀬乙慈氏に師事。本業のあいまを縫って大阪バロック室内楽団、ビエール・フィルハーモニック、関西フィル等でビオラを弾く。平成4年、ABOBA四重奏団を結成。平成16年放送局を退職しフリーとなる。


若松さより(チェロ) Sayori Wakamatsu

東京芸術大学・音楽学部・附属音楽高等学校を経て、東京芸術大学・音楽学部・器楽科チェロ専攻を卒業。ニース夏期国際音楽アカデミー、ルスツ音楽祭でソロの講習を受講、また室内楽を京都フランス音楽アカデミー、デュオハヤシ室内楽セミナーで受講し研鑽を積む。これまでに故・堀江泰氏、故・津田朝子、黒川正三、河野文昭の各氏に師事。現在は関西の主要オーケストラや室内楽に出演する傍ら、各地のロビーコンサートやサロンコンサート、レストランでのソロ等でも活躍。後進の指導にも力を注いでいる。


みさと天文台友の会が協力に入っています!

松本はステージマネージャーとして舞台袖で譜面台を出したり椅子の位置を変えたりする予定です。