「熟成」

ワインが好きな人にはたまらないワードですラブ

 

新しいワインには無い

何とも甘美で優しい味わいラブラブ だからです。

 

味わいだけでなく

長く眠らせたワインには、

昔の思い出や、子供の生まれ年の記念など

様々なエピソードを思い起こしてくれる

大切な時間が詰まっています。


そして

そこから今の時点に至るまで

数年の時間をかけて

ワインの味わいに変化をもたらします。 



でも、どんなワインでも熟成出来るってわけではありません。

 

基本的には

「良いヴィンテージで、市場に出る前に

ワイナリーの樽で数年寝かせたワイン」

 

というのが通常の定義になります。


ヴィンテージがイマイチと言われていたとしても

期間は少し短くなりますが

熟成で素晴らしい熟成を見せてくれますラブラブ


また、赤ワイン赤ワインが圧倒的に多いのも事実ですが

白ワイン白ワインも熟成によって

落ち着いた素晴らしいワインになります。


以前は

「市場に出る全体の1%のワインしか熟成出来るワインは無い」

などと言われ、他は全て早飲み用

(買ってすぐ飲むワイン) 

という論説も多くありましたが


今は世界中のワイナリーが

熟成出来る素晴らしいワインを目指して 

造っているので

現在はもっと多くのワインが

熟成に耐えうるしっかりしたワインに

なっていると思います❣️


※当時(1999年)の造り手の方とご一緒させていただいたワイン会にて(@山梨の長谷部酒店)

  


さて、やっと本題に移ります。

「熟成」は英語でなんて言うの?ですが。。

 

一番簡単な言い方は

「Age」(エイジ)です。


名詞で

Age(年齢)が本来の意味

Aging(熟成させる行為)

 

動詞にして 

Age (年をとる)

be aged (熟成される) 


日本でははよく「アンチエイジング」

などに使われている言葉ですね。

 

例えば、

このワインは10年間熟成されています。

と言いたい場合は

 

This wine has been aged for 10 years.

 (ディスワイン ハズビーン エイジド フォア テンイアーズ)


となります。

Has been は、現在完了の

「今までずっと」と言う意味があり、


Has been aged

(10年間)ずっと熟成されてきた

と、継続が完了したイメージになります。


もう一つ同じ「熟成」の意味を持つ


Mature(マチュア)

という単語があります。


こちらはどちらかというと 

時間を経て成熟した

「子供から大人へ」のような意味合いで

人にも物にも使えます。


Ageが、物理的な時間の経過に使うのに対して

Matureは、香りや味わいの変化に使う時に適していると言えます。


The wine has matured. 

(ディスワイン ハズマチュアード)


となれば

”このワインは時間的にも中身も成熟した”

という意味にとれると思います。


そんな成熟したワイン🍷

飲んでみたくありませんか?



今回は「熟成」についての英会話でした。

ご質問ございましたら、コメント欄に遠慮なくどうぞ!


ではまた次回お会いしましょう!