水島総の経路依存症 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。日本を貧しくする移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。

「自主防衛を疎かにする安倍総理は、どうせ米国のコマに過ぎないのですから国会では加計学園のウソと詭弁と忖度を徹底的に議論すべきでしょうね」

『佐藤健志だけが桜の討論に呼ばれる理由』

 

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『佐藤健志の信奉者として』

 

私がブログを開始した三年前に最も注目していた言論人は、佐藤健志さんでした。「国家のツジツマ」や「震災ゴジラ」「僕たちは戦後史を知らない」など、戦後レジームの相対化という昭和の日本人では不可能だった偉業をたった一人でやり遂げた天才です。私も「コモン・センス」では熱い書評をお届けしました!

 

 

『佐藤健志「信者」からの解脱』

 

ところが、不思議なのですが、チャネル桜の「討論!」に常連メンバーとして出演する頃から、私の佐藤健志さん熱が急速に冷めてしまいました。戦後レジームの相対化から導き出されたハズの戦後レジーム脱却の道筋が、佐藤健志さんから、さっぱり見えずホシュとサヨクの相対化に忙しいのが原因と予想しています。

 

 

『経路依存が水島総の逃げ道に』

 

三橋貴明さんや平松禎史さんが好意的に批評した、佐藤健志さんが出演したチャンネル桜の500回記念「討論!」も私には不完全燃焼でした。理由は「安倍政権に物申す」というテーマに対して、特に司会の水島総さんへ逃げ道を提供したからでしょう。「富国と強兵」で紹介された経路依存性が利用されたのです。

 

 

『美しい家としてのニッポン』

 

日本国を家族の様な国、国家とは国民にとっての家であるとの認識が、水島さんの本来の日本観、保守観だったと私は理解していました。ところが熱狂支援した安倍総理の相次ぐ裏切りによって「家族の様な国」という国家観がドンドン水島さんから薄れている気がします。今や日本より台湾やウイグルが大切みたいです。

 

 

『本当は、物申さない段取り』

 

仮に水島さんが本気で「安倍政権に物申す」つもりなら「三橋貴明」さんや、「討論!」で水島さんと激論になってから二度と呼ばれていない「東谷暁」さんや「施光恒」さん「青木泰樹」さん「島倉原」さん「伊藤貫」さん等を呼ぶべきでしょう。でも仮にそんなメンバーを集めたら、本当に物申す羽目になりますけど、

 

 

『筋書き通りのプロレスとして』

 

佐藤さんの経路依存性は、全く常識の話で、政治問題を扱う礼儀作法レベルの話です。勿論、天才である佐藤健志さんは、そんな事は百も承知です。私は、討論の中で「絶望が足りない!」と佐藤さんが語った瞬間、思わず自ら笑ってしまって、鼻を動かした瞬間を見過ごしませんでした!正に筋書き通りのプロレスです。

 

 

『レームダック化する保守』

 

最近のチャンネル桜は、安倍総理の移民亡国=グローバリズム路線に寄り添う「外国関連」番組ばかりが目立ちます。仮に本来の日本を主語とした番組作りをすれば、当然、アベ批判せざるを得ません。これはアベ支持という経路依存性によるアクロバティック安倍擁護に終始する哀れなホシュのレームダック化現象です。

 

 

『経路依存の現実は螺旋階段だ』

 

経路依存性についてですが、重要のは、全く同じ経路ではなく、似た経路であるという点です。丁度、螺旋階段を上る感覚こそ経路依存の現実です。同じ経路を通っているハズなのに、全然違う方向に向かっていたり、同じ位置に居るハズなのに、位置が高くなっていたりします。これが「経路依存性」の本質なのです。

 

 

『ラビリンスに迷い込んだ子羊』

 

チャンネル桜なんか無視!とのご意見も頂戴するのですが積極財政を掲げる反グローバリストが出るメディアは、残念ながらチャンネル桜を含め少数です。それ故に佐藤健志さんには、迷える子羊である水島さんを、正しい経路依存性を活かした、徐々に人々に安倍政権の危険性を訴える道へと歩ませて欲しいモノですね。

 

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