怒りが爆発しそう!そんな時の心の静め方
沸き上がる怒り。
そのままにしていると
必ずどこかに向かってしまいそうな
怒りを感じた時、
あなたはどうしていますか?
そういう時は
深呼吸をすると良い、と
言われていますが、
確かに深呼吸は効果があります。
ただ、
深呼吸をする時に
ちょっとしたコツがあるのです。
それは
ひたすら、呼吸だけに
意識を持っていくこと
自分の中に怒りがあることを
認知すること
なんですが、
これは言うのは簡単で
実はちょっと難しいんですね。
なぜかと言うと、
私たちは深呼吸をしながらも
ものすごい勢いで
何か対策を考えていたり
「落ち着け、落ち着け!」
「怒鳴ってはいかん!」
とか、
自分で自分を煽っていたり、
感情を制御しようとして、
身体感覚から
意識が離れてしまうからです。
頭の中で自分を煽ったり
感情を封じ込めようとすると
深呼吸をしているつもりでも
意識は呼吸に向いていません。
怒りは感じているものの
封じ込めようとしているので
怒りと対立してしまっています。
自分の感情と対立していると
その感情が怖くなり、
余計気持ちが波立っていきます。
負の連鎖です。
そんな時は、
軽く目を閉じて、
胸に手を当てて、
何も言わず
呼吸だけを観察してください。
胸のふくらみ・縮みや
肩の上がり下がりを
しっかりと感じながら、
ああ、
今自分は強い怒りを感じていて
それを辛いと感じているんだなあ
と、自分に寄り添い、
怒りと敵対するのを止めてみましょう。
呼吸だけに意識を向け、
怒りから逃げずに
自分が怒りをどんなふうに
感じているかを
しっかりと認知してあげると、
怒りの力がスッと弱まったり、
怒りは消えなくても
その場を離れて
人を傷つける言葉を出さないという
建設的な選択の余地が
生まれてきます。
怒りが爆発しそうな時は
呼吸だけを意識!
あれこれと考えず、
怒りを認知、
自分の心が
どう痛んでいるのか
感じてみて下さい。
まずは
ちょっとしたイライラや
不快感がでてきたとき、
この方法を使ってみてください。
日ごろから小さな波で
練習を積んでおけば
大きな波が来ても
怖くありませんよ!
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