壊れた夢のかけらは、新しい夢のパーツになる
新年から
「壊れた夢」という
ちょっと縁起悪めのワードを出して
なんだか申し訳ないですが、
今日お伝えしたいのは
たとえ夢が壊れたとしても
絶対に嘆かないで欲しい
自分はダメだと
絶対に思わないで欲しい
運命を恨むこともしないで欲しい
ということです。
夢が壊れて
粉々の欠片になったとしても
それはいつか
思いもよらない形でつながって
思いもよらない可能性を
生み出してくれるから。
夢を叶えるために
大切に育ててきた
あなたの能力、
知識、努力、経験は
決して失われることは
ありませんし、
決して無駄になることも
ありません。
全部がこれからのあなたを作る
大切なパーツになります。
アラカンと言われる年齢の私ですが
とても大切にしていた夢が
いくつも壊れるのを経験してきました。
幼稚園時代から
天文現象が大好きで
高校2年の初めまでは
バキバキの理系。
当然、大学では
天文学を勉強したいと
思っていたけど
高2の夏休みころから
数学と物理の成績がガタ落ち、
人の数倍努力しても、ダメ。
子供のころからの夢を
泣く泣く諦めました。
先生に
英語がそこそこできるから
英語を伸ばして文系に切り替えろ
と言われて
英語に注力したら
英語が激伸び、
語学系の大学に進学します。
英語を使った仕事に就きたいと
思うようになったものの、
父母の不仲で
強い人間(自己)不信に陥り、
キリスト教を学ぶようになります。
英語とキリスト教の勉強と銘打って
アメリカに留学しましたが
アメリカでは一年程、宗教学を専攻してました
本当は日本を捨て、
世を捨て、
アメリカで修道院に入って
修道女として、誰に知られることもなく、
ひっそりと生きるのが夢でした。
結局は教会に失望して
その夢も消えて、
キリスト教からも離れ、
結婚してドイツに移住。
商社勤務を始めますが
本来全く興味のない
ドイツ語を使って生活することに
結構苦しみました。
英語が好き、という気持ちを
どうしても抑えられず、
副業で英語講師をしようと思い
本気で英語の復習をしていた頃、
子育てにつまずいて
副業どころではなくなり、
アドラー心理学と
マインドフルネスに出逢います。
天文学を学ぶ夢
宗教者として生きる夢
英語教師になる夢
全部、
心から大切にしていたし
夢を叶えるために
私なりに精いっぱい努力しました。
だけど、
全部壊れました。
でもね。
今かんがえると、
壊れた夢のかけらは全部
今と、これからの夢に
つながっているんです。
壊れた夢のかけらは
確実に
今の私の活動を
支えてくれているんです。
私の講座に来てくださる方は
私の話を「分かりやすい」と
言ってくださいますが、
それはおそらく、
理系時代に鍛えた、
ロジカルに道筋を立てて考える
習慣のおかげだと思います。
数は多くないですが
人の心を暖かくしたり
人の哀しみに沿う記事が書けるのは
私がキリスト教を学び
人生の意味は何かという課題に
真剣に向き合った時期があったからだと
思いますし
キリスト教の知識は
マインドフルネスの背景にある
仏教的な人生観を理解するのにも
とても役立っています。
英語の勉強を頑張って来たおかげで
日本語に訳されていない
マインドフルネスの書籍が読め
英語のワークショップにも参加して、
学びを深めることが出来ます。
今の私が
こうして活動できるのは
壊れた夢のかけらがあるから。
私が
夢のかけらを大切にしないで
夢が壊れる度に
もう絶望だだとか
私はダメな人間だとか
何をやっても無理なんだとか
そんな風に思い込んでいたら
今の私はありませんでした。
だから、
夢に向かって
精いっぱい努力してください。
そして、
夢が壊れたとしても
嘆かないでください。
決して自分に失望せず
人生を恨むこともしないでください。
もし夢が壊れたとしたら
それは
もっと大きい夢のパーツになるために
敢えてかけらになったのかも
知れませんから。
おまけ
英語講師になりたくて仕方なかった頃
当時ロンドンにいたお友達から
紹介いただいた方に
いわゆる「霊視」を
してもらったことがあります。
その方には
「教師としてのあなたが沢山見える」
言われたので、
「英語を教えてますよね?」
と聞いたら、はっきりと
「いいえ、英語は教えてません」と
言われ、心底ガッカリしたのを
覚えています。
同時にその方は、
英語に固執するな
何かを教えることになるから
心をオープンにしておきなさい
と仰ったのですが、
当時の私には
全く理解できませんでした。
私はスピリチュアルなことには
全く疎いのですが
今になってその方の
言葉がわかる気がしています
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