「人の優しさを感じる力」の育て方
私は、人間は本来、
誰でも優しいものだと思っています。
その人の言動に
優しさが感じられないとしたら
それはただ
その人が何らかの理由で
自分と世界を
特別なフィルターを通して
見ているだけで
そのフィルターが外れれば
その人の優しさが現れると
信じていますし、
どんな人でも
優しさを見せる瞬間があります。
それは
あなたに向けられた
優しさではないかも知れないけれど。
関連記事
そして、
人の優しさというものは
言葉から感じるだけではありませんね。
眼差し
微笑み
優しい立ち振る舞い
等からも、
人の優しさを感じますよね。
色々な形で表現される
人の優しさを感じる力は
『「今ここ」にいる力』の強さと
比例して、強くなります。
人のまなざしの後ろに
ちらっと見える優しさや
触れてくれた手に
込められた愛情などは
ほんの微細なものなので、
自分の頭が
やらねばならないタスク
将来の不安
過去への後悔
出口のないモノローグ
…等でいっぱいな状態、
つまり、「今ここ」を感じずに
頭の中で生きていると
キャッチするのが難しくなります。
人の優しさを
感じられるようになるには
できるだけ
頭の中の世界から出てきて
今ここで起こっていることに
意識を向ける練習をする。
マインドフルネスのお稽古をする、
ということです。
マインドフルネスを実践すると
人生が豊かになるのは
今まで見えなかった、
感じなかった、
実はとても素敵なことが
見えてくるからなんです。
昨日、
キッチンで夕飯の支度をしていたら
娘ちゃんが後ろから
やって来た気配がしたので
自分の背中、背後に
意識を持っていきました。
娘ちゃんが私の左隣に
立った時
彼女は右手で
私の背中にそっと触れました。
その時の手の感触が
とっても優しく、暖かくて
嬉しくなって
彼女の顔を見たら
彼女はやっぱり、
優しく微笑んでいました。
心から幸せだなあ、
と思いました。
子供が背中を触る、
こんなことからも
心が「今ここ」にあれば
人の優しさを、
買うことができない深い幸せを
感じることができます。
人の優しさ、幸せ、
探しに出かけずとも
あなたが「ここ」に戻ってくれば
自然に見つかるものなのです。
『「今ここ」にいる力』、
つけていきましょう。
SNSやっています。フォロー大歓迎!
ブログでは書かないドイツの日常生活、日々の気づきを書いています。Facebook
Twitter