瞑想しても、気分は良くならない?
はい、必ずしも
気分が良くなるとは限りません。
マインドフルネス瞑想に関しては
色々と誤解されているところがあり
ブログやお話会などを通して
誤解を解く試みをしておりますが、
誤解の一つに
瞑想するとポジティブになる
瞑想すると気分が良くなる
瞑想するとリラックスできる
というものがあります。
確かに、
嬉しい「副作用」として
気持ちが前向きになる
心が軽くなる
リラックス効果がでる
ということは、あります
でも、いつも
そういう効果が期待できるとは
限りません。
なので、
ポジティブな心になるため
良い気分になるため
リラックスするため
に瞑想すると、期待を裏切られ、
私に瞑想はできない
私は瞑想に向いていない
ということになりがち。
マインドフルネス瞑想では、
…ポジティブになりたい
…落ちこんでいる気持ちを立て直したい
…リラックスしたい
というような
期待・目標は一切持たず、
ただ、今の自分の心が
どういう状態なのかに気づいて、
今の自分の状態を
愛情深く観察します。
期待せず、ただただ、
愛情深く自分を見つめているうちに、
気がついたら、なぜか
気持ちが明るくなってた
ごちゃごちゃな気持ちが整理されてた
リラックスしていた
ということが起こるだけ。
瞑想しても、瞑想中ずっと
ごちゃごちゃした心の状態だけを
見続けることだってあります。
怒りだけが
形や強さを変えながら
何度も何度も出てくることもあります。
悲しさ一色の時もあります。
でも、
心の風景がどんなものであっても
優しく見続けるのが
マインドフルネス瞑想です。
求めない、しがみつかないない心、
今このままを受容する心、
それを培うのが
マインドフルネス瞑想なんです。
優しく心と向き合い続けたその先に
いつか穏やかな心と出会う日がくる、
そんな感じですね。
瞑想がつらくなる方は
おそらく、
瞑想から何かを強く期待している
心象風景にダメ出しをしている
のではないかと思います。
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