【思春期】娘の長電話を見守った結果。
娘ちゃん、16歳。
電話が好き。
ほんっとに電話が好き。
以前こんな記事を書きました↓
夜遅い時間に電話することもありますが、
ドイツの夕方の時間になると
このところ必ず長電話をする娘ちゃん。
長い時は一時間以上
ずーっと誰かと話しているのが
ドア越しにぼんやりと聞こえてきます。
10年生になって
勉強が大変だ~
宿題もすごい量なんだ~
とよく言うので、
だったら
電話の時間を減らせばいいのに
勉強時間を増やせばいいのに
と言いたいところですが、
アドラー心理学の考えに基づけば、
勉強する時間・量に関しては
彼女の課題なので、
長電話についても、何も言わずに
見守っていました。
私としては
ちょっとモヤモヤするけど、
思春期のこの時期ですから
彼女の課題に足を踏み入れたら
大変なことになるのはわかっているので
娘ちゃんを信頼して、黙っていました。
それでも、2週間以上、
毎日同じ時間帯に
決まって長電話をしているので、
「なんか夕方、いつもめっちゃ楽しそうだね!」
「笑い声しか聞こえてこないけど、お友達?」
とサラッと聞いてみたら、なんと…
近くの街に住むドイツ人の女の子と
クラスメートの女の子と
日本に住む高校生の男の子と
LINE電話しているんだって!
しかも英語で!
男の子とのコミュニケーションが
うまく行かないときは
日本語で通訳もしてるんだって。
へええ すごいじゃん
とても嬉しかったのは、
娘ちゃんが更に言った、
英語ってすごいよね!
みんなで電話するようになってから、
英語が好きになってきたんだよ!
前は友達を作るのが怖かったけど
全然怖くなくなったし!
みんなで学校であった嫌なこととか
嬉しかったこととかシェアして
すんごく楽しいの!
という言葉。
「長電話する時間、ちょっと長いんじゃ?」
なんて言わなくて本当に良かった…
確かに、娘ちゃん、
勉強は大変そうなんだけど
とても生き生きしているんです。
それは、電話でつながる仲間から
勇気をもらっているからかも知れません。
苦手意識があった英語や友達作りも
思いがけないところに
突破口があって、
その突破口を自分で見つけたことが
自信につながっているのかも。
子供を無条件で信頼することに
まだ「モヤモヤ」することがある私だけど、
信頼して任せるからこそ
自分で勇気の元を見つけ
自分で成功体験を作り出す
ことがができることを、
改めて感じた出来事でした
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