アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、
ジュバ智子です。
先週木曜日から日曜日までの4日間、
マインドフルネスの合宿に行っておりまして、
携帯もPCも使わない、
いわゆる「デジタル・デトックス」を
していました。
寝る前に旦那・娘とだけ
安否確認のメッセージを一度交換する以外、
ネットを使って何も読まず、見ず、
聴かずに過ごした4日間。
朝は目覚まし時計で目を覚まし
一日中、対話をするのは
生身の、目の前にいる人たちだけ。
その日のプログラムが終わったら
夜は静かに、風の音やカエルの鳴き声、
時計の針の音を聴きながら
読書をして過ごしました。
ただ、ぼーっと、
だんだん暗くなっていく空を
窓から眺めていた晩もありました。
大した価値のないネットニュース、
別に知らなくても困らない情報、
人様がやっていること(SNS)から
敢えて遠ざかり
その代わりに
ゆったりした時間を持つことで
ビックリするほど
心に余裕が生まれます。
また、SNS発信をしないと
自分の中で起こっていることを
より深く体験することが出来ることに
気がつきました。
体験や心象風景を
敢えて言語化せず、
説明しようともせず、
自分の中にだけ留めると
言葉にすることで平坦になってしまう
心の動きの微妙な色合いが
そのまんま静寂の中に保存されて
自分の中にじんわり沁み通ってから
消えていく感じがしました。
SNSやネットは、
我々の日常に不可欠なツールですが、
敢えて遠ざかってみて
見えてくる景色があります。
外の景色だけではなく、
自分の中の景色、両方です。
豊かさは必ずしも
「何かを増やす」ことで
得られるものではありません。
敢えて遠ざかる、
やめてみることで
手に入る豊かさもある。
デジタル・デトックスは
そのことに気づかせてくれる
とても面白い試みですよ。
マインドフルネスの基礎をしっかりと学びたい方向けの
1Day講座・6月20日・満席となりました・次回は8月です
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8月以降は告知をお待ちください
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