アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、
ジュバ智子です。
「二本の矢の例え」って
聞いたことがありますか?
ドイツの瞑想の先生から
合宿の際に聞いたお話ですが、
もともとは仏教の例えのようです。
不必要に自分を苦しめてしまう、
私たち人間の癖を
うまく表現しているので、
ご紹介しますね。
私たちが「痛いな」「辛いな」と
思う体験を、
自分に一本の矢が刺さったと考えます。
多かれ少なかれ、
傷がつきますよね。
傷がついたら、
その傷を治してあげることに集中します。
どうしたら傷が癒えるかは
自分で見つけていく。
それは、
傷つけたその人に
「悲しかったよ」と
伝えることかも知れないし、
静かに自分と
向き合うことかも知れません。
いずれにせよ、
大切な自分についた傷を
丁寧に治療することだけに専念すれば、
傷はだんだんと癒えていきます。
でも、
私たちがうっかりやってしまうのが
自分に自分で
もう一本の矢を射ってしまうこと。
それは
「なんで私がこんな目に会うの?」
「私ってなんてツイてないの…」
「こんなことするあいつ、許せない!」
「もう二度と立ち直れない…」
のような、
自分を毒する
モノローグを続けてしまうこと。
この二本目の矢の毒は
じわじわと広がって、
一本目の矢の傷が癒えるのを
どんどん遅らせてしまいます。
一本の矢だけでも痛い。
だったら、二本目の矢を
自分に放つのはやめましょう。
そして、
二本目の矢に気づいたら、
毒を放ちたいほどに
泣いている心を包み込んで、
矢を抜き取ってあげましょう。
それが自分を大切にする、
ということです。
マインドフルネスの実践で
「二本目の矢」に気づきやすくなります。
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