アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、
ジュバ智子です。
マインドフルネスの効果には
リラックスできる
脳が休まる
など、
実践を始めると
比較的速く効果を感じられるものと
じわじわと後から効果を感じられるものの
二種類があると感じています。
すぐに効果があるのは、
例えばこんなリフレッシュ方法。
ゆったりとした呼吸を5分程(2-3分でもOK)。
呼吸そのものと「今ここ」の自分の身体に
穏やかに意識を向けていくだけで
心拍数が下がってきて
副交感神経が優勢になり、
身体も心も緩んでいきます。
疲れたな、と思ったら
寝る前に5分だけでも
マインドフルネスタイムを取ると
リフレッシュできます。
朝行えば、気持ちよく
一日がスタートします。
一方で、
じわじわと効いてくる効果の一つに
「自己受容が進む」というのがあります。
私がマインドフルネスに一番感謝しているのが
この効果です。
効果を感じるには、ある程度
実践を続ける必要があるのですが、
「どんな自分でもいいんだ」ということが
言葉だけではなくて本当に腑に落ち、
失敗に落ち込むことも
自分にダメ出しをすることも
減っていきます。
どうして「自己受容」が進むのでしょう?
ちょっと回りくどい説明になりますが、
お付き合いください。
マインドフルネス瞑想が目指すところは、
できるだけ「今ここ」にいることです。
私たちの頭の中には、「今ここ」でない、
空想の世界が(殆どいつも)展開しています。
明日のこと。
過去のこと。
起こるかわからない、仮想の出来事。
私たちは無意識に想像の世界を作っては、
その世界の登場人物として、
心配したり
悔やんだり
恨んだり
怒ったり
しています。
つまり、
架空の世界の
架空の出来事に反応している
(そして、疲れている)
ということです。
マインドフルネス瞑想をすると、
そんな自分が作り出している世界が
ありありと見えてきます。
そして、そんな世界にはまり込んでいる自分に
気づいたら、呼吸や身体の感覚を頼りに、
「今ここ」に戻ってきます。
「今ここ」には、
想像上の不安・悲しみ・怒りはありません。
マインドフルネス瞑想の醍醐味は、
まさにこの部分。
何度でも「今ここ」に戻ってくる、
ということです。
更に、
架空の世界に入ってしまった自分を
「今ここ」に戻すときには、
絶対に自分をジャッジしません。
あくまでも淡々と、穏やかな気持ちで
意識を「今ここ」に戻します。
この
ダメ出しをせず
穏やかな心で
根気よく
何度でも
自分を「今ここ」に戻してあげる
この繰り返しが、自然に「自己受容」に
つながっていきます。
今朝、私は40分程瞑想しましたが、
別に強い不安があるわけでもないのに、
心はあちこちにさまよい歩きました。
さまようたびに
戻す
さまようたびに
戻す
30分はこれの繰り返しでした。
最後の10分になってやっと、
心が呼吸と一体になってきたのですが、
その時に感じたのが
「どんなに心がさまよっても
今ここに戻ろうとしている私って
なんて愛おしいんだろう」
という感覚でした。
瞑想というと、
心を落ち着けるのが目的、
落ち着かないとダメ、という
印象をお持ちの方も多いと思いますが、
マインドフルネス瞑想の実態は
こういうものなのです。
マインドフルネスで是非、
リラックスやリフレッシュをしてください。
そして、是非、実践を継続して、
マインドフルネスが見せてくれる
リラックス・リフレッシュの先にある世界も
体験していただきたい。
そんな想いで、
つたない文章ではありますが、
ブログを書きづつけています。
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