院長の井ノ川です
今、砂漠腸（さばくちょう）が話題になっています
これは、流行りの糖質制限をし過ぎると腸内の潤いが失われてカサカサになる心配があってのことらしいです
大事な胃腸がカサカサになったら大変！
安易に糖質制限をする前に、正しい知識を入れておきましょう
カサカサになって腸内細菌の量が減ってくると、実は太りやすくもなります
なぜかと言うと、糖質が腸内に入ってこないと腸内細菌も生きづらくなるからです
腸内細菌は、糖質をエサにしているんですね
それと腸内細菌は脂肪を付き難くする物質を出しているので、腸内細菌が減ると太りやすくなるという相関関係です
さらに腸の中は、滑らかでヌルヌルとした居心地の良いお布団のような状態がベストだそうです
腸内の状態が良くないと栄養の吸収も悪くなりますから、脂肪を分解できないことにもなります
やはり、糖質制限には注意が必要ですね
一般の方が自己流のやり方で安易に行うとリスクもあるので、ご注意ください
それよりも、痩せ菌を増やすことに意識を向けてみましょう！
痩せ菌とは、腸内環境に存在する善玉菌のことです
ビフィズス菌や乳酸菌がそれですが、体に良い菌であると同時に痩せ易くなるんです
なぜなら、栄養を吸収する所は小腸ですので、そこの腸内環境が整ってくると栄養の吸収力がアップするのです
逆に善玉菌よりも悪玉菌が増えるような状態では、せっかく食べたものを有効活用できていません
まずは、腸内環境を強化しましょう～
腸の活性化には、毎日毎食で何かしらの発酵食品を使って食事メニューを作ってください
味噌や納豆、ぬか漬けなどで、手軽に摂れます
それと、ネバネバ・ヌルヌルな食べ物
オクラ・めかぶ・モロヘイヤ・山芋・里芋など、粘り気のあるものを食べてください
ネバネバ・ヌルヌルな食品も、腸内を掃除してくれると言われています
そして、菌の餌になる食物繊維を摂ることも忘れずに、お願いします
昔は役立たずと言われていた食物繊維ですが、その役割が見直されています
食物繊維を摂るのはよいことですが、便秘気味の人は食べ過ぎ注意です
なぜなら、食物繊維は水分を含んで体積が増え過ぎると腸内で身動きがとれなくなるからです
最初にプチ断食して、空腹の状態にして、それから食物繊維を摂り始めるとよいです
お水は十分に飲んでください
一日に２リットルが目安です
腸も筋肉で出来ているので、老化してきます
筋肉量を保つために、食事で十分なタンパク質を摂ることが必要ですね
肉・魚・大豆製品をたくさん食べることが大事です
それと一緒に運動もしましょう
踏み台昇降やモモ上げをするとよいですよ
骨盤が開いて腸が下がってくると、スッポリ腸がハマってしまい蠕動運動がしにくくなります
胃下垂って聞いたことはありますか？
胃が下がってくれば、腸も下がります
スクワットして骨盤まわりの筋肉を使ってあげましょう
それと、股関節を回して柔らかくして足を動かしてあげてください
人間の免疫細胞の９割は腸内にあるそうですから、相乗効果も期待して腸を大事にして生きましょう！
毎日スッキリ出なくて痩せ難い方は、腸内環境の悪化が考えられます
それでは、せっかくダイエットに挑戦しても、結果は出難くもなります
まずは、体の中から見直すことが大事です
当院では、腸内環境も整えながら痩身プログラムを行いますので、結果も出やすいです
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