
海上から“あのリング”を見に行く
WATER CITY PORTALの「大屋根リングクルーズ」に参加してきました。
閉幕後の万博会場を、海の上から眺めるクルーズです。
チケットは3,300円、所要時間はおよそ1時間。
一度は売り切れになっていましたが、私は11月の追加販売分でチケットを購入できました。
乗船するのは、こみゃくの絵柄が描かれた船。
会期中は乗る機会がなかったので、こちらも楽しみでした。
乗船前からミャクミャクがいっぱい
私が参加した日はお天気もまずまずで、風も強くなく、まさにクルーズ日和。
乗船開始は9時半からということで、9時ごろに到着したのですが、すでにかなりの人が並んでいました。
そして驚いたのは、ミャクミャクグッズ装着率の高さ。Tシャツ、キーホルダー、バッジなど…ほぼ全員が何かしら身につけていて、まるで「ここだけ今も万博会場!」という雰囲気。
 
駅から歩いている途中でもう「あ、あの人たちもクルーズ乗るな」ってわかるほどでした。
船内は“ナウル君”大増殖
船内に入ると、びっくり。ナウル君があちこちに!
しかも、かなりの数。ナウル君率の高さには笑ってしまいました。
ちなみに、船は燃料の匂いがやや強めで、エンジン音も大きめ。
先日乗った水素燃料船「まほろば」があまりに静かだったので、水素船の快適さをあらためて実感しました。
クルーズの流れ
席は自由席です。
「デッキから見たい人は早めに来てください」という案内通り、早く並んだ人からデッキへあがっていました。
ただ、実際はABCの3班に分けた入れ替え制で、全員が順番にデッキから大屋根リングを眺めることができるようになっていました。
行きの航路では、進行方向の右手にリングが見えてきます。
「シャインハット」や「レイガーデン」などが視界に入り、西側へ回り込むと、パソナの沖あたりで一時停泊。
 
第1班が見終わると第2班へ交代。
さらに船の向きを変えて、どの席に座っていても眺められるように工夫されていました。
第3班と入れ替わってしばらくすると港に戻るという流れです。
海から見るリングの印象
あれほど巨大だった大屋根リングも、海上から見ると小さく見えます。
あの下で過ごした半年間を思い出すと、ちょっと胸にくるものがありました。
遠目には、吉本のタマーやガンダム、そして西ゲートのミャクミャク像も確認できました。カメラのズームではやや厳しかったですが、双眼鏡を使うとかなりはっきり見えます。
パソナのアトムはすでに撤去され、太陽のサウナのテントもなくなっていて、あの賑わいが本当に終わったんだな、としみじみ。
護岸の外からなので少し距離はありますが、それでもリングのスケール感を改めて実感できる貴重な体験でした。
まだ少し「万博の余韻」を感じることができますね。
いずれリングの解体も始まるはずなので、その前に見ることができてよかったと思います。
ちょっとお高い三色ボールペンを買うと、おまけシールがもらえました。

























































