さっそく万博ロスになっているところです。

 

ということで、阿波座の大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)で開催中の「大阪・関西万博デザイン展」に行ってきました。


会場では、万博のエンブレムや「こみゃく」がどのように生まれたのかを、デザイン資料などを通して見ることができます。

 

閉幕後の静けさの中で、「もう一度、あの雰囲気を感じたい」という方にはぴったりの展示。まさに、万博ロスを癒すひとときでした。

 

 

  開場前からすでに行列

 

開場は11時。私は10時少し前に到着しましたが、すでに50人ほどが並んでいました。
 

待ち時間が長くなりそうだと思い持参した「万博イス」が最初は活躍しましたが、開場時間が近づくと「立ってお待ちください」との案内。待機場所が広くないため、人が増えてくると座って待つだけのスペースがなくなるようでした。

 

また、会場もそれほど広くないため、少人数ずつの入場制限があり、私は1巡目には入れず11時10分ごろの入場になりました。


外に出たころには待機列がさらに伸びていて、午後には2時間半待ちになったとか。
これから行かれる方は、時間に余裕をもってお出かけください。

 

 

 

  デザインの裏側に感動

 

中に入ると、エンブレムやこみゃくが生まれるまでの過程がぎっしり。
 

特に印象に残ったのは、エンブレムが「1970年大阪万博」と「大阪府の形」をイメージして作られていたという説明。「なるほど、そういう発想だったんだ」と感心してしまいました。

 

 

こみゃくたちは、「あ、これはあそこで見たな」、というものもあれば、「どこにあったんだろう? 会場で見たかったな」というものも。

 

 

 

そして、こみゃくの映像はなんだか目がはなせず、「いつまでも見ていたい」と思わせる魅力的な演出でした。

 

 

 

  少しだけ気になった点も


展示の構成や内容には大満足でしたが、照明の当たり方の関係で、作品をのぞき込もうとすると自分の影が映り込むことが多く、そこは少し残念でした。

 

美術館とは違うので、ライティングは天井照明がメインだったのかなと思います。

 

 

 

  展示情報まとめ

 

大阪・関西万博デザイン展

  • 会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)

  • 会期:2025年10月1日(水)~10月19日(日)

  • 時間:11:00~20:00(入場は終了30分前まで)
     ※最終日は11:00~15:00(入場は終了30分前まで)
     

 

閉幕後も、こうして万博を感じられる場所があるのはうれしいですね。
次はどんな形で“いのちの輝き”を見せてくれるのか、今後の展開もありそうで楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  鏡のような外壁と“無”の世界へ

 

大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンのひとつ「null²(ヌルヌル)」。


メディアアーティスト・落合陽一さんが手がけるパビリオンで、デジタルと現実の境界があいまいになる“デジタルネイチャー”の世界が体験できます。

 

外壁は鏡のように光を返し、見る角度や時間帯によって表情ががらりと変わります。今回の万博で、もっとも来場者の記憶に残る外観のひとつだと感じます。

 

 

 

  念願のダイアログモードへ

 

null²にはこれまでウォークスルーモードとインスタレーションモードで入ったことがあり、今回は念願のダイアログモード。


2か月前抽選で当選してから楽しみにしていました。当選の知らせを見た瞬間は本当にうれしかったです。

 

ただその後、アカウントBANの話題がSNSで相次いでいて、「この予約を失ったらどうしよう」とドキドキの日々。閉幕直前のこの1枠のために、通期パスの枠を回すのも結構大変になりました。

 

通販購入のピンバッジ

 

 

 

  冷たい床と、揺らぐ映像の世界

 

入館前には靴袋を受け取りました。これは記念になりますね。

 


中に入ると、床がひんやり。真冬の体育館の床を思い出すような、指先をちょっと縮めてしまうような冷たさでした。周囲は全方向をディスプレイが囲み、光が生き物のように動いています。

 

 

モノリスが語りかけ、映像が次々と変化し、アバターが登場。質問に答えているうちに世界がどんどん広がっていくような感覚。気づけば時間があっという間に過ぎていました。

 

 

 

アプリには事前に画像と声を登録しましたが、Android端末のためか全身スキャンはうまくいかず、体験への反映は限定的でした。顔が一瞬出てきたようにも感じましたが、後から録画を見直しても判然とせず、でした。
 

 

  何度も入りたくなる理由

 

この体験、「1回では消化しきれない」というのが正直な感想です。
情報量が多く、頭の処理が追いつかない。けれど、圧倒されるほど新鮮で、もう一度確かめたくなるという感覚です。

 

 

私にとって、これまでの万博パビリオンの中でも最も「見たことのないものを見た」と感じた体験でした。

 

 

 

体験を終えて外に出ると、ちょうど花火が始まっていました。
ヌルヌルの鏡面に映り込む花火の光が本当にきれいで、現実と映像が溶け合うような瞬間。最後まで「ヌルヌルらしい」余韻を残してくれました。

 

 

明日の最終日は「ナオライモード」というのが発動するようですね。

どんなものになるのか、こちらも気になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先月、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」をデザインした駅弁「EXPO2025 ミャクミャク ひっぱりだこ飯」が登場しました。


中身はおなじみのひっぱりだこ飯、器はミャクミャク柄の特製陶器、掛け紙も記念仕様。価格は税込1,980円です。
 

9月は駅ナカやイベントでの先行販売が中心でしたが、10月1日からは淡路屋のオンラインでも取り置き販売が始まっています。

 

 

 

  駅では買えず!

 

これはぜひとも手に入れたいと思い、9月の販売当初にわざわざ新大阪の新幹線構内へ。ところが到着した時点で「完売」の表示。入場券まで買って入ったのに…。


気を取り直してアルデ新大阪へ。駅弁イベントで10時販売の予定でしたが、すでに完売。現地には「並びは8時半から」との掲示がありました。

 

どうやら早朝から並ばないと無理。でも、平日は仕事もあり長時間は並べないと判断して、10月のオンライン販売を待つことにしました。

 

 

  オンライン予約も波乱続き

 

駅で買えなかった悔しさを胸に、淡路屋オンラインショップの「取り置き予約」に挑戦。


ところがこちらも大混雑で、販売開始時間と同時に“順番待ち”の列へ飛ばされました。万博サイトだけでなくここでもか!

 

初日は1000番台、2日目は販売開始2秒前で900番台。どちらも完売でした。
そして迎えた3日目。販売開始30秒前からリロードを繰り返し、ようやく200番台でサイトに入ることができました。その後、カート投入から住所入力まで手間取りながらも、なんとか予約を確定しました。

 

おそらく、カートに入れた時点でいったん商品が確保されているのではないかと思います。 かなりモタモタしていたので、確定時には在庫なくなってるのではと焦りながら入力しましたが、ちゃんと予約できました。

 

 

  壺の魅力

 

そして先日、取り置きをお願いした場所に受け取りに行って、ようやく実物とご対面。


中身はいつものひっぱりだこ飯で、柔らかいタコが最高。味は間違いなしです。
 

 

 

壺はミャクミャクとこみゃくがぐるりと描かれていて、縁の内側にも「ミャクミャク」の文字入りです。

 

 

 

SNSで見かけた「ミャクミャクぬいぐるみくじ3等」をこの壺に入れるアレンジも試してみました。かわいいですね!

 

 

淡路屋ではこちらの「世界一周環状線弁当」も購入。万博にあわせて発売されたそうです。下の写真は今一つですが、こちらも美味しかったです!

 

 

 

 

  今後の販売について

 

いまも予約は取りづらい状況ですが、淡路屋の公式サイトでは増産に向けて準備中との発信がありました。いずれ欲しい方に行き渡るのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 
 
 
 

 


とうとう当たりました、サンセットビアテラスの抽選!
 

我が家は基本的に“西ゲート民”。
開幕早々の東ゲート退出で懲りて以来、日が暮れてからは東ゲート方向には行かず、午前中の入場もすべて西ゲートから。
 

そのため、サンセットビアテラス周辺のお店にはよく立ち寄ります。

この抽選会には、対象店舗で1,000円(税込)以上のテイクアウト商品を購入し、レシートを抽選会会場へ持参すると参加できます。


1,000円ごとに1回、団体休憩所のタブレットで電子くじを引ける仕組みです。7月の開始直後はガラガラでしたが、最近は抽選待ちの行列ができることも多くなっていますね。


私も会場近くのお店でテイクアウトを買っては、食後にくじを引く──そんな楽しみ方を続けてきました。

 

これまで20回くらい挑戦しましたが、当たるのはパンフレットやうちわばかり。
これまでで一番“上等”だったのは、ミャクミャクの絵がついたウェットティッシュ。これはこれでうれしかったですが…。
 

 

 

「これ、本当に当たり入ってるの?」なんて僻んでいました。

そして今回、ついに大当たり!

 

なんと、タンブラーとピンバッジが当たりました!✨

 


このピンバッジは前からずっと気になっていたもので、しっかりした作りのケース入り。タンブラーもサンセットビアテラスのオリジナル柄で、思い出に残るデザインです。

 

「これ、やっぱり本当に当たるんだ…!」と感動してしまいました。
何度も通って挑戦してきただけに、閉幕を間近にした今回の当たりはうれしさひとしおです。

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

オーストリアパビリオンのカフェ入口のところを登ると、展望台に行けると聞いて、行ってきました。最初にこのパビリオンを見たときのことを、今でもよく覚えています。あの、ぐるぐると渦を巻いたような形。「台風が来たら壊れてしまうんじゃないの?」と思ってしまったほどです。けれど今回、間近で見ると想像以上に骨太。軽やかな見た目に反して、構造はしっかりしていると感じました。

 

 

 

 

  展望台から見えた光景

 

展望台へはカフェと同じ入口から。あいにくこの日はカフェはお休みでしたが、階段を上がると視界が一気に開けて、大屋根リングまで見渡せました。

 

 

いちばん驚いたのは、すぐ隣のスイス館の屋根が思いのほか近くに見えたこと。まるで隣家の屋根をのぞき込んでいるような距離感です。しかも、屋根には琉球朝顔(?)のような蔓がのびていて、「え、朝顔を植えていたの?」と二度見。スイス館に入ったときは全く気が付いていませんでした。

 

 

 

  売店で“獺祭”

 

ずっと迷っていた“音楽を聴かせた獺祭”(8,000円)、ついに購入。オーストリア国旗の赤・白・赤を思わせるラベルが素敵です。瓶は割れやすいと聞いていたので、その後の持ち運びはかなり慎重に。混雑の中で少しヒヤヒヤしました。

 

正直、音楽で味が変わるという話には半信半疑ですが…、実際に味わうのが楽しみです。

 

 

 

  念願の“大屋根リング一周”

 

そしてこの日は、ずっとやりたかった“大屋根リング一周”を決行。距離は約2,025メートルと聞いていたので、写真も撮りつつなら40分くらいかな、と見積もってスタートしました。

 

スタートはポルトガル館横のエスカレーター。まず海側へ。海と会場を同時に望みながら、建物の高さ制限が効いているおかげか、景観が整っているのを実感しました。

 

 

とはいえ、この日は人がとにかく多く、“散歩”というより人波を縫う行進。写真を撮るのも一苦労です。サウジ館あたりではすでに足が重く、「あと半分…」と自分を励ましながら前へ。

 

 

それでもなんとか、43分で一周完了。足は痛かったけれど、「ついに一周した!」という達成感が勝って、疲れより満足感のほうがずっと大きかったです。

 

 

この日は、展望台の階段ものぼり、大屋根リングも一周して、足がパンパン。それでも、ずっと心にあった「一度は歩きたい」という思いを叶えられて、本当に良かったです。

 

 

   

 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  万博の「船アクセス」に期待していたけれど

 

万博開幕前、私は船による会場へのアクセスに大きな期待を寄せていました。

十三の船着き場が整備されたと聞いて、わざわざ様子を見に行ったほどです。


ところが、実際に始まってみると船はどうも不便。

十三からの定期便はついに運行されず、整備された閘門も「予算をつけたからには何かしら恰好をつけないと…」というような社会実験で終わってしまいました。

 

船便は全般的に運航本数が少なく、朝に早着できる便がほとんどないうえ、料金も高め——船便の利用はここがネックでした。夢洲は島なのだから、もっと便数が増えて出入りしやすくなると良かったのに…と、正直惜しく感じます。

 

▶ 期待感に満ちた25年3月25日の記事…

 

 

  せっかくだから一度は乗ってみよう

 

そんな中でも、やっぱり「一度は船で行ってみたい」と思い、予約したのが水素船「まほろば」。
 

水素といえば、今回の万博でもフューチャーライフヴィレッジやWasseで関連展示をたくさん見かけました。私自身「水素=危険」という先入観があったのですが、最近では安全でクリーン、環境負荷の小さいエネルギーとして紹介されていたのが印象的でした。

 

ただ、船を予約した時点では入場ゲートが未確保で、2日前の開放枠でなんとか家族分を確保。危うく、西ゲート到着後にそのまま桜島行きのバスへ向かうところでした。

 

船内スタンプ

 

 

  乗ってわかる、水素船の快適さ

 

港で初めて「まほろば」を目にしたとき、まず黒い船体の存在感に惹かれました。かっこいいですね!

 

 

船に乗ってまず驚いたのは、燃料のにおいがしないこと。ディーゼル船によくある“ガソリン臭さ”はゼロ。
振動もほとんどなく、「あれ?いつの間にか出航していたの?」というくらい静かでした。

 

ユニバーサルシティポートから夢洲までの船旅は約20分。船内ではスタッフの方が景色を解説してくださり、ちょっとした観光気分。

 

船内の装飾もきれいでした

 

 

 

  海から見る大屋根リングは…?

 

実は「海から大屋根リングがしっかり見えるのでは?」と期待していたのですが、見えたのはリングの上のほうが一瞬だけ。

 


 

以前レイガーデンの展望台から、堤防の外を運行する「まほろば」を眺めたことがあったので、かなり期待していたのですが…残念です。

 

 

聞くところでは、閉幕後の「海上から大屋根リングを眺めるクルーズ」は発売直後に完売したそうです。私は出遅れて予約できず…。万博で散々学んだはずの「予約はとにかく早めに!」をここで生かせませんでした。リングの解体が始まる前に一度は見ておきたかったなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪港の空クルラボに行ったとき、e METRO MOBILITY TOWNの無料入場券をいただきました。せっかくなので森之宮まで足を延ばしてきました。ここは大阪メトロが臨時に作ったテーマパークで、森ノ宮駅から少し歩いた先にあります。

 

 

 

  空飛ぶクルマを間近で

 

私のお目当ては、やっぱり空飛ぶクルマ。


ここではドローン型の機体が展示されていて、VRシミュレーション体験もできます。ただこちらは少しお高め。ただ、ちょっとしたグッズを買っただけでも格納庫に入れて、機体を間近で見学することができます。

 

格納庫にはミャクミャク色と黒の2機が並び、どちらも迫力満点。驚いたのは、各プロペラに個別のバッテリーが載っていたこと。重量は増しそうですが、電源を分散させる設計のほうが安全面では理にかなっているのかもしれません。
 

 

コックピットは搭乗者の体が外気にさらされるスタイル。晴天向けの乗り物という印象です。一人乗りのため、商用でお客さんを乗せるというよりは個人所有による利用を想定しているのかな、と感じました。

 

 

  EVカート

 

子どもが楽しみにしていたのはEVカート(ゴーカート)。
 

 

身長105㎝以上あれば体験可能で、料金は2,200円ほど。前日までにeメトロアプリで予約すると少し割引があるそうです。運転方法の説明を受けたあとに走行開始。思った以上にスピードが出て、とても楽しかった様子でした。

 

 

  メトロの歴史と未来を映像で

 

このほか、大阪メトロの過去から未来までを映像で見せてくれる「バーチャル時空ツアー①・②」があり、いずれも実車の車両内で上映されます。


①は、都市への人口集中とともに地下鉄が誕生・発展してきた歴史。②は、空飛ぶクルマが日常の景色に溶け込む近未来が描かれていました。


 

ただ、未来のシーンは人が少なく、全体にゆったりした都市の描写で、私は現実味に欠ける印象を受けました。「その未来の大阪には何人が暮らし、1日にどれだけの輸送を想定しているのか?」という素朴な疑問も残ります。今のところはまだ“夢物語”に近いのでは、と感じています。

 

 

  地下鉄シミュレーターは予約推奨

 

ひそかに楽しみにしていたのは地下鉄の運転シミュレーター。ところが残念ながら満員で体験できず…。こちらもeメトロのアプリで前日までに予約ができます。予約しておけばよかったと残念です。

 

 

 

  フードトラックでおやつタイム

 

敷地内にはフードトラックも来ていて、軽食やドリンクを販売。

 


私たちは午後から行ったので、おやつに「御堂筋をイメージしたゼリーソーダ(ベリー味)」を選びました。シュワシュワのソーダ感がよかったです。

 

 

 

  自動運転バス

 

場内では自動運転バスにも乗車できます。

 

万博会場の自動運転バスは全員着席で定員管理がとても厳格でしたが、こちらは立ち乗車も可で少し驚きました。

 

信号の切り替わりまでの残り時間が分かったり、進路上の障害物を検知して自動で減速・回避したりと、万博では体験できなかった要素があって面白かったです。

 

この信号待ち時間の可視化はすごくいいですね。すべての車と信号機に普及してほしい、と思いました。

 

 

 

e METRO MOBILITY TOWNの閉幕は10月19日です。

今は閉幕前の割引キャンペーンも行われているようなので、気になる方は訪れてみてはいかがでしょう? 

 

 

 

 

 

 

 

 

万博の閉幕が近づくにつれて、少しずつ心残りをつぶしています。

 

  大屋根リングのいちばん高いところで

 

まずは大屋根リング東側の高台。いつかここでのんびりしたいと思っていた場所です。

 

レジャーシートを広げ、ネパール館でテイクアウトしたビリヤニでお昼ごはん。風が少し冷たくて、あっという間に冷めてしまったけれど、それもまた屋外ならではですね。

 

この日の空模様は今ひとつでしたが、見晴らしは素晴らしく、会場全体を見渡す気持ちよさがありました。

 

 

そういえば、大屋根リングはアルコールは持ち込み不可だそうで、警備員さんに止められました。知らなかった…。

 

 

  アースマートの“祠”

 

こちらは気になっていたアースマート裏の祠。

白い壺が神様の依り代なのかな? なんとなく、手を合わせてしまいますね。

 

 

 

  オマーンのローズソフト

 

ずっと気になっていたオマーンのローズソフト。先日お昼頃に行くと長蛇の列だったので、今回は夜にリベンジしました。

 

 

シャボン玉を見たりしながら味わっていると、ちょうどドローンショーが始まり、ゆったり鑑賞できました。ただ、音楽はやや聞き取りづらいです。

 

 

 

  オマーンでは乳香飴もおみやげに

 

オマーンのショップでは、つい乳香(フランキンセンス)飴も購入。

説明に「オマーン国王から天皇陛下への献上品」とあり、思わず手が伸びてしまいました。完全にミーハー心です(笑)。

 

 

選んだのは一番ノーマルなタイプ。ほんのり甘く、わずかにピリッと、口の中がすっとするような、これまでにない味わいでした。

 

 

  神戸養蜂場の巣蜜ソフトクリーム

 

そして、神戸養蜂場の巣蜜ソフトクリームも。はちみつの香りと、巣ごと味わう濃厚な甘み。 写真を見返すたびに、また食べたくなります。

 

 

 

  北欧パビリオンのセムラ

 

北欧パビリオンではセムラをテイクアウト。

スパイスの香りがふわっと立っておいしかったです。

 

実はIKEAでも食べたことがあるけれど、万博でいただくとどこか一味違う気がします。お値段も5倍くらいだし…。

 

 

  バーラトのビリヤニ

 

続いてはバーラトのビリヤニ。ほどよい辛さとスパイスの香りでどんどん食べられます。

ビリヤニは会場内でいくつか食べ比べましたが、いちばんのお気に入りはバーラトです。

 

 

 

  「マワール」ネックレス

 

ネパール館の通称「マワール」ネックレスを購入。私には少し高いなという買い物でしたが、ここでの出会いを逃すと後悔しそうで思い切りました。

 

どこにつけていこうか考えるとワクワクします。

 

 

 

  住友館のショップ

 

前回、閉まっていた住友館のショップにも立ち寄りました。ちょうど値下げセールが始まっていてラッキー。

 

おそらく既に売り切れているアイテムも多かったと思うのですが、今治のハンドタオルを購入できました。手ざわりが気持ちいいです。

 

 

 

 

  イタリアのジェラート

 

いつも長い行列ができているイタリア館のジェラート。

食べたいけど並ぶのは大変そう、ということでネットで購入してしまいました。

すごく美味しいです!

 

 

 

 

気づけば、次から次へと何か買っていますね。自覚してます。財布の出番が多すぎ!

万博の買い物は基本、一期一会。迷って見送って後悔するくらいなら……と、つい紐がゆるみがちです。

 

 

  まだまだ心残り

 

Better co-beingの夜間開放にも心が動くのですが、先日ちらっと覗くと、20:20ごろの開放に向けて19時台から行列。夜のキラキラは見たいけれど、昼間に予約で体験したこともあるので、無理はしないでおこうか、やっぱり並ぼうか、迷っています。

 

それから、大屋根リング一周。

特に目的を決めず、ぶらぶら歩いて一周してみたいです。歩いているうちに「まだあれもやっておきたかった、これも食べておきたかった」がまた見つかるかもしれませんが、一つずつ回収しながら閉幕を迎えたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  え?このタイミングでそれ言う?というお知らせ

 

子どもが学校で万博協会からのお知らせプリントをもらってきました。タイトルには「閉幕までラスト1か月!」の文字。いやいや、もうあと2週間なんですけど…。

 

さらに本文には「午前中や土日祝日を中心に来場予約枠がおおむね埋まっておりますが、午後や夕方の時間帯にはまだ予約枠がございます」とありました。

 

実感としては——今はその予約枠、皆無ですね。

 

 

誰もが「予約が取れない!」と騒いでいる時期に、どういう経緯で配布することになったのか…。

 

もしかすると、万博協会→教育委員会(?)→各学校と回ってくるのに時間がかかったのかもしれません。途中で何人も「もう配布しても意味ないけど」と気づいたはずですが、「まあ、頼まれたから配っておこうか」という感じかもしれませんね。

 

 

  プリントのベースは9月上旬のお知らせ?

 

検索してみると、プリントの内容は9月8日付の公式お知らせの文面とよく似ていました。

 

 

この時点のアナウンスでは「午前や土日祝は概ね埋まり、午後・夕方にはまだ枠がある」という表現は妥当でした。とはいえ9月下旬には、閉幕までの来場日時予約枠は「概ね埋まっている」というトーンに更新されています。

 

紙媒体の情報は遅れがちというのは宿命ではありますが、それにしても遅すぎ。

特に万博関連の情報は鮮度が落ちるのが早いので、このタイミングで配布されると受け手は戸惑ってしまいますね。

 

また、たくさんURLが記載されていましたが、QRコードはありません。長いアドレスを手入力するのは現実的ではないと思うのですが、なぜこれを紙媒体で配るのかなぁ。Google レンズなどを使うことが想定されてる?

 

 

と、すっかり愚痴ばかりになってしまいましたが、このプリントを見て「まだ予約できるんだ」と勘違いされる方がいないことを祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

  西の果てで、思いがけないフライト見学

 

先日、大阪港の空クルラボ(Osaka Metro × SkyDrive)に空飛ぶクルマのデモ飛行を見に行ったものの、天候不良で実施されず。ところが今回、万博会場の「西の果て」にいたタイミングでANA × Joby Aviationのデモ飛行に偶然遭遇しました。とてもラッキー。

 

正式な公開飛行は10月開始ですが、この日はテスト飛行のような形で飛んだようです。10月の入場予約なんて取れる気がしない、と半ばあきらめていたので、思いがけず“見たかった景色”に出会えました。

 

 

 

  機体の“顔”がぜんぜん違う

 

「空飛ぶクルマ」とひとくくりに言っても、機体の雰囲気はまったく違いますよね。

大阪港で見たSkyDriveの機体は、私の目にはヘリコプター寄り。

 

 

 

一方、今回見たANA×Jobyの機体は、主翼とプロペラ配置の影響か、セスナ機(あるいはオスプレイ)に近い印象でした。空飛ぶクルマステーションで見たJALの機体も同じような感じです。

 

 

 

別途記事にしたいと思いますが、e METRO MOBILITY TOWNで見た機体は、かなりドローン寄りの雰囲気を感じました。

 

 

 

  見られてよかった!

 

大阪港ではタイミングが合わず見られなかった悔しさが残っていましたが、今回は会場で偶然、離着陸まで見届けられてスッキリ。空を切り裂く迫力というより、スッと浮かんで、静かに降りる——確かに未来感がありますね。

 

空クルラボで“音が静か”と聞いてはいたものの実際にどれくらいか分からずにいましたが、今回のデモで本当に静かだと実感。ヘリのように会話がかき消される騒音もなく、地上に強い風が吹き付ける感じもありませんでした。「これなら日常の風景に溶け込めるのかな?」と期待がふくらみました。

 

当初の計画どおり一般向けの試乗が実現していたら、家から夢洲まで乗せて行ってもらいたかった——そんな気持ちになりました。

 

 

  本来の目的:“リニアエレベーター”

 

さて、この日「西の果て」にいた理由は、フューチャーライフビレッジのリニアモータ・エレベーターの展示が見たかったから。いま主流の“ワイヤーで箱を吊る”方式と違って、上下だけでなく横移動や曲線経路も視野に入るという説明にワクワクしました。

 

 

説明をしてくださった方のお話では、上方向の移動は重力に逆らうため電力消費が大きいのが課題のひとつとのこと。一方で、ロープレス化によってシャフトの使い方が変われば、設計の自由度や安全性などの面でメリットがあるということです。

 

 

 

  デモフライトのスケジュール


さて、10月の空飛ぶクルマのデモフライトの予定はこちらで確認できます。
入場予約が取れている方は西エリアに行ってみてはいかがでしょう?

 

 

 

デジタルウォレットではプログラムへの参加キャンペーンをやっています。

 

 

 

 

この日はどの予約も取れていなかったのですが、偶然の出会いに救われた1日に。空飛ぶクルマが実際に跳ぶ様子を見られて、本当にうれしかったです。さらに、フューチャーライフビレッジの技術展示はやっぱり面白い。目の前の実機やデモが、近い未来の移動や建物設計をどう変えるのか楽しみです。