
JICA関西の食堂へ
いろいろな国のエスニック料理が食べられるうえ、価格も手ごろだと聞いて、JICA関西食堂に行ってきました。
最寄り駅から少し歩きますが、秋風の中をお散歩気分で向かうのも悪くありません。
今月のエスニック料理はモロッコ!
メニューはいくつかありましたが、10月の特集はモロッコ料理。
セルフサービスのコーヒー/紅茶つきで850円という良心的な価格です。
「エスニック=スパイスたっぷり」という先入観を持っていましたが、こちらで食べたモロッコ料理はとても優しい味。レンズ豆の煮込みは、見た目は豆味噌のようでしたが、食べてみるとトマトの風味がしっかり効いていて意外なおいしさでした。
私が一番気に入ったのは、さやいんげんのサラダ。夏の暑い時期に食べるとよさそうな味付けでした。
レストラン内の装飾もモロッコ。
壁のモニターでは、モロッコでにおけるJICAの活動が紹介されていました。
館内展示も
さらに館内の展示では、海外協力隊の派遣先や活動の紹介のほか、各地の民芸品が並び、民族衣装の試着コーナーもあって実際に羽織って写真を撮ることができました。
スペースとしてはこじんまりですが、この少し雑多で“世界が同居する”雰囲気、どこか万博のコモンズ館を思い出します。
まさかの再会 ― ヨルダンの砂!
そして驚いたのが「ヨルダンの砂」。
展示スペースの一角に、あの赤い砂が置かれていました。量は多くありませんし、触ることはできませんが、まさに万博のヨルダン館で踏みしめた砂と同じ色。
鳥取や万博記念公園などで展示されるという話を聞いていましたが、なんとここにもあったとは。全然混んでないので、ルーペを使ってじっくり見ることができました。
世界の食文化を身近に感じられて、ちょっとした旅気分も味わえるJICA関西食堂。
次はどんな国の料理に出会えるのか、また訪れたくなる場所でした。








