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とぎれとぎれになってしまいましたが、昨年11月に小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行って来ました。
その様子を少しずつご紹介しています。
すっかり間があいてしまい、申し訳ありません。
江戸東京たてもの園の一番人気のエリア「東ゾーン」を散策しています。
前回はお風呂屋さんを見学しました。
江戸東京たてもの園は、小金井市の小金井公園の中にあります。
ここは、文化的価値の高い建物で、現地保存が難しいものを移築保存展示しているんです。
今回は、このたてもの園の中でも一番の撮影スポット、下町中通りにやってきました。
ここには、たくさんの商店などが軒を連ねています。
では、参りましょう!
自転車につながる部分の激しいカーブに目がくぎ付けです(笑)
※撮影 2020年11月28日
村上精華堂は、1928年(昭和3年) に台東区池之端に建てられた化粧品の製造、卸売り、小売りのお店です。
この建物は、関東大震災後に多く建てられた「看板建築」の一種なのだそうです。
※ちなみに看板建築とは、関東大震災後に、鉄筋コンクリート造で建てることが出来ない小さな商店が建てた、真っ平らな表面に銅板やタイルなどが張られた、木造の商店建築のことです。
中を見てみましょう。
奥にすごい金庫発見(扉が開くのか気になります)
1932年(昭和7年)当時、製造していた化粧品は、ポマード、香油、香水、バニシングクリーム、コールドクリームなど。
ちなみに「パミールコールドクリーム」は、1個80銭だったそうですよ。
次にやってきたのは、「鍵屋」という居酒屋です。
1856年(安政3年)に台東区下谷で酒問屋として創業しました。
1949年(昭和24年)から居酒屋の営業を始め、地域の人、職人、サラリーマン、芸人などに支持されていました。
大正期ごろに2階を増築しました。
震災や戦火をまぬがれた建物は、江戸時代末期の面影をとどめています。
店内は1970年(昭和45年)ごろの姿に再現されているとの事、入って見ましょう!
えーっと、昭和45年ごろのお品書きは。
煮奴80円、冷奴60円、ゆどうふ80円、とり皮やき50円、とりもつやき60円、とりもつなべ100円、うなぎくりからやき1本50円、大根おろし50円、味噌おでん60円、たたみいわし80円、にこごり80円、ところてん50円、丸どじょう柳川180円、雀やき2羽150円、御新香60円
えーっと、じゃあね、とりもつなべと、たたみいわしと…(笑)
お酒は、櫻正宗、大関、菊正宗、壱級正一合、ビール…などと書いてありましたが、残念ながらお値段は書いていませんでした。
こちらの居酒屋「鍵屋」は、千尋の両親がブタになってしまった食堂のモデルとなった…とブログなどに書いている方がいらっしゃいました。
私は詳しくないのでわからないのですが、その食堂の雰囲気に似ていますか?
おぅ、またくるよっ!ってね。
次のお店に向かいましょう。
穏やかな街並みですなぁ。
次に向かうのは、こちら!
小寺醤油店です。
小寺醤油店は、大正時代から現在の港区白金で営業していた酒屋で、味噌や醤油も販売していました。
当時は、酒屋で味噌や醤油を売ることは珍しくなかったそうです。
そして、酒屋なのに「醤油店」という名前なのは、こちらの創業者が醤油醸造の蔵元で修業をしたためだと伝えられています。
缶詰も並んでいますね。
すごいのみっけた!このレジ!!
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