【おでかけ】懐かしいお風呂屋さんを見に行った 江戸東京たてもの園 | お出かけ大好き  みみみのごはん

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これからは、「小さな楽しみを見つけよう」と「東京街歩き」の両方を書いていきます。

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とぎれとぎれになってしまいましたが、11月に小金井市にある「江戸東京たてもの園」に行って来ました。

その様子を少しずつご紹介しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸東京たてもの園は、小金井市の小金井公園の中にあります。

ここは、文化的価値の高い建物で、現地保存が難しいものを移築保存展示しているんです。

 

東ゾーンの中の人気のあるエリアへ入ってきました。

今回ご紹介するのは、「子宝湯」というお風呂屋さんです。

 

※撮影 2020年11月28日

子宝湯は、足立区千住で1929年(昭和4年)に開業した銭湯です。

 

 

こういう屋根を唐破風というのだそうですが、これは神社仏閣に多く使われるもので、施主さんが石川県から職人を連れてきて造られた、特別なものだそうです。

 

外観は建築当初を再現し、内部は昭和30年代の銭湯の様子が再現されているそうです。

あまり銭湯には行ったことが無いのですが、どんなふうになっているのか楽しみです。

 

玄関を入ったら、ロッカーみたいな靴箱…ではなく、ただの棚が並んでいました。

ロッカーみたいな靴箱は、後年出てきたのでしょうか。

 

男湯と女湯に分かれた入口。

男湯からは入ります!

 

 

天井がものすごく高いですね。

柱時計のところに男女の境があるのですが、かなり上の方が開いていて、なんというか解放感すごすぎ。

もちろん当時の日本人の平均身長じゃ向こう側を覗くことはできないけれど、なんとも言えない感じ。

 

この脱衣籠は、郷土資料館みたいなところでしか見たことがありません。

まさにレトロだなぁ。

そして、服を着てお風呂場に入る違和感がすごい(笑)

 

もちろん、こちらも天井が高い!

 

ペンキ絵といえば、富士山ですよね。

男湯の方が富士山でした。

仕切りが低いから、女湯からも富士山は見えたでしょうね。

 

みんなズボンをめくってお風呂に入っていきます。

荷物が濡れないように気を付けて!

 

…って。

もちろんお湯は入っていません(当たり前)

 

 

湯舟がめちゃくちゃ深い。

 

窓から光が入ってきます。

 

タイル絵を貼るのが流行って、それは先進的だったそうですよ。

 

窓が多く、とても明るくて開放的なお風呂です。

 

いい湯だなーって、フォトスポットになっています。

実際の銭湯じゃ、写真が撮れないもんね。

 

タイル絵は、有名な物語の一場面を切り取っているようです。

牛若丸かな。

 

 

一旦脱衣所へ出てきて、今度は女湯へ入って見ます。

千住の銭湯の昭和30年代の広告。

「貝は専門店で!丸初福島商店」という広告が気になりました。

ちょっと検索してみたら、谷中銀座に「丸初福島商店」という貝類・川魚のお店というのがありました。

もしかして、このお店かしら?

そうだったらうれしいなぁ。

谷中銀座に行ける日が来たら、ぜひ訪ねてみたいです。

 

女湯には、富士山が無し。

んー、男湯からの借景となるのでした。

 

そういえば、タイル絵、これを見て下さいね。

 

登場人物を考えると、臼とカニがさるをやっつけていて、その後ろに柿の木…となれば、「さるかに合戦」ですよね。

でもね、まあ「臼」の方は擬人化されているのを百歩譲りますけど、その奥のカニですよ。

これ、仮面ライダーとかの怪人でしょ。

めちゃくちゃこわい。

 

湯舟方面から脱衣所を見た感じです。

洗い場がかなり広いですよね。

当時は盛況だったのでしょうね。

 

小さな量りは、赤ちゃんをのせたのかな?

ちゃんと編んであるのがかわいい。

その隣には、私の敵、体重計が。

 

 

この子宝湯は、ジブリ作品「千と千尋の神隠し」の「油屋」のモデルになったと言われているところで、ジブリ公式もインスピレーションを受けたと認めているそうです。

 

さて、今回は子宝湯だけになってしまいましたが、いまでは東京には無くなってしまった大きな銭湯を楽しんで頂けましたか?

 

この先、またこの先にある商店などをご紹介していきます。

のんびりとお付き合い下さい。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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