コロナ禍でお出かけブログをお休みしておりましたが、少しずつ再開しております。
これからは、「小さな楽しみを見つけよう」と「東京街歩き」の両方を書いていきます。
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先日から「江戸東京たてもの園」を訪ねた時の様子をご紹介しています。
今まで4本の記事でゆっくりとご紹介しています。
本日はその続きで、前回で西ゾーンの10軒を見終わり、今日はセンターゾーンに入っていきます。
では、参りましょう!
※撮影 2020年11月28日
旧自証院霊屋(きゅうじしょういんおたまや)
これは、1652年市ヶ谷の自証寺に建てられた、江戸幕府三代将軍家光の側室 お振の方を祀った霊廟です。
徳川将軍家を代表する霊廟の多くが戦災などで失われてしまったため、貴重な文化財として東京都指定有形文化財に指定されています。
日曜・祝日だけ扉が開くのかー(がっかり)
小さいけれど、細かい細工が美しい霊屋でした。
次は日曜祝日に来て、扉が開いている所を拝見したいです。
本当に緑の多い所です。
そして、いよいよ、本日の目玉の一つへやってきました。
高橋是清邸
高橋是清は、明治から昭和のはじめにかけて国政を担った人物で、大正10年11月発足の第20代内閣総理大臣だった人物です。
この建物は、1902年(明治35年)に港区赤坂に建てられた高橋是清邸の母屋部分です。
庭園の一部も復元されています。
1936年(昭和11年)にこの建物の2階が「2・26事件」の現場となりました。
さらに有名なのは、「千と千尋の神隠し」の中のあるシーンのモデルとなったと言われているのです。
それではさっそく、中に入って見ましょう。
階段で2階へあがりました。
2階には、高橋是清の書斎や寝室がありました。
そして、千と千尋の神隠しの中でモデルとなったと言われているのがこちら。
傷ついてボロボロになって戻ってきたハクが飛び込んできた窓。
それはここがモデルになっている…ということです。
私はあまり詳しくないのですが、詳しい方、この窓の感じ、似ていますか?
窓には明治のガラスがはめられています。
見るからに薄くてはかない感じです。
窓からは真っ赤な紅葉が見えました。
ガラス越しだと少し揺らいでいるように見えます。
1階はこんな感じ。
お庭へも行ってみましょう。
ちょうど紅葉が一番きれいだった時でした。
もみじの橙や赤が、高橋是清邸の明治のガラスに映って、とても美しかったです。
このお庭も一部を復元されたものだそうですが、高橋是清は、芝生での日光浴や庭の散歩を好んでいたと聞くと、なんだか切ない気持ちになりました。
さて、本日はここまで。
次回はまたこの続きをご紹介します。
このご時世なので、なかなか新しいお出かけが難しい状況です。
せっかく江戸東京たてもの園へ行けたので、ゆっくりとご紹介していきます。
どうぞお付き合い下さい。
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