(その1) レンタカーを借りるまで http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12087834437.html
(その2) 一般注意事項 http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12087839840.html
(その3)
米国で車を運転する場合、右側通行であること以外にいくつか日本の規則とは違うところがありますので、重要な項目を紹介します。
1. キープレフトのルール
2. 一時停止のルール
3. 信号では右折時、左折車を先に通させるルール
4. 信号赤でも右折オッケーのルール
5. カープールのルール
6. 緊急車両のサイレンに注意
7. 盗難防止ホーンの音に慣れること
8. 身体障害者ゾーンへの駐車は高額罰金対象
9. 停車中のスクールバスは停止信号
10.踏み切りでは一時停止をしない
11.本線合流時は合流車線が優先車両
12.昼間でもヘッドライトをつけたままの車も多い
13. JAFの利用が可能
1.キープレフトのルール
アメリカでは車は右側通行。これは誰でも知っていることなのですが、体でちゃんと覚えることが大切です。まっすぐ道なりに走っている場合や、双方向に他の車がいる場合であれば問題ないのですが、右折や左折の時に、頭ではわかっていても体が反応せず、思わず逆行してしまうことがあります。
ですから車の通行量が少ないときは、右側通行を頭でも体でも意識して「Keep Right」に神経を注力して下さい。車がいる場合はその流れに従えばなんなく右側通行できるのですが、交差点やT字路などで自分以外に車がいないときなどは、右側通行に慣れていないとついつい左側を走行してしまう場合もありますので、注意が必要です。
また道路自体が広く、片側車線だけで3車線ぐらいあることもたくさんありますから、車のいない交差点で左折する場合など、右レーンに入るつもりでも左側レーンだったりする場合もありますから、よく目で確認するようにしてください。
2.一時停止のルール
信号のない交差点で車同士が出会った場合のルールはFIFOです。こういった交差点はALL WAY STOP交差点といいます。この場合は、先に交差点の停止線で止まった車の方が先に交差点に入る優先権を持ちます。殆ど同時だった場合は、自分の右側にいる車が優先です。これを知らないと車を前に出すタイミングを失ってしまいます。シリコンバレーの街角の交差点は日本のそれと違って広いですから、少しぐらいのフライングをしても交差点で衝突するようなことは殆ど無いと思いますが、FIFOのルールはマスターしておかないと割り込みされたと怒られるかもしれませんのでご注意下さい。
ところで、シリコンバレー界隈だけかもしれませんが、現地の方々の運転マナーはとても良好です。ルール違反とか無茶な割り込み以外であれば、車線変更や車線合流などの際には簡単に譲ってくれます。まさかと思うくらい。ですから道路上では殆どクラクションの音がしません。クラクションを挨拶代わりに使っているとしか思えないアジア諸国とは対照的です。もしクラクションの音がするとしたら、マジで事故りそうな時でしょう。
なお、譲ってもらいたい時に手を上げたり、譲ってもらった時に、相手からこちらが見える場合だったら相手に会釈をしたりすることは日本と同様ですが、譲ってもらった後に、後続車に対してサンキューの意味としてハザードを出すことはしません。あくまでもハザードは緊急停止の時のみに使用します。
3.信号では、右折時、対向車線の左折車を先に通させるルール
なんかしっくり来ない表現となってしまいましたが、要するに左折する車と直進する車が並んでいる場合、左折OKの信号が先に青になるということです。直進車への青信号表示はその後となります。日本ですと、直進車と右折車に対して同時に青信号となり、赤になった時に右折車だけを矢印信号で右折させるといった方式ですから、ほぼ逆となります。ですから例えば自分が直進する場合、横の信号が赤になったからといってフライングして走り始めたりすると、左折車以外は赤のままですから、こちらが急停止しなくてはならなくなり、カッコワルイ思いをさせられます。ただし、総ての交差点ということではありません。また、日本の道路で右折する場合には交差点の中央まで車を出して対向車が途絶えるのを待つという方法を取りますが、そう言った方法は取らず、総ての車は並んでいるレーンの信号が変わるまで停止したままとなります。
4.信号赤でも右折オッケーのルール
「なんて合理的なのだろう」と思わせるシステム。信号が赤でも、左から車が来なければ右折していいよ、というルールです。車がいないところで、つまり事故が起きる確率は全く無いにも拘らず律儀に車を止めてじっと待っているのは合理的ではない、という発想からでしょうか?個人的にはとても好きなルールです。
ただし、「No Turn on Red」という標識が出ている箇所では、赤信号右折は禁止となっています。
ここで、気をつけなくてはならないことは左ばかりみていて、「左からくる車がいないから大丈夫」だと思っていきなり車を動かしてはいけないということです。何故でしょうか?
答えは「前から来る車が左折する場合はそちらが優先」と言うルールがあるからです。これは前項3.の左折車を先に通させるルールをよく考えてみれば分ることですが、前から来て左折する車は、信号が青だからそのまま左折してくることになりますから、鉢合わせになったらこちらの負けです。この右折ルールは必ず習得しておく必要があります。
従って、右折する場合は、左折する対向車、こちらから見ると、こちらと同じ車線に入ろうとしている対向車がないことを確認した上で、右折することが大切です。
5.カープールのルール
複数車線であるExpress WayやFree Wayでは「Car Pool」という規則があります。これは、ある時間帯では、「2人以上乗車していない車は通ってはダメ」という車線をいいます。まれに3人以上いないとダメというところもあります。Express wayの場合、車線の上部にある電光掲示板が「OK to use」と表示されていれば大丈夫ですが、「Car Pool」となっている場合には、そこを走ると罰金となります。
罰金額は$271。凄く高いです。Free wayの場合は一番左側(追い越し車線側)。Express way(例えばLawrenceの場合は一番右側の車線が時間帯によってCar Pool Laneとなります。もし一人で運転する場合は、Exitの標識に従って降りるために通る場合のみCar Pool Laneを使用することが出来ます。 日本にはない規則ですから、一人で走る場合には十分に注意してください。
6.緊急車両のサイレンを優先させるルール
パトカー、救急車のサイレンは昼夜を問わず、当たり前に聞こえますし、消防車も時々通ります。問題はとにかくけたたましいことです。やたら大声で吼えまくりながら相手を蹴散らす様に走るので、いやでも気がつきますが、くれぐれもブロックしないように。日本の様に、こちらの車を避けて通ったり、車が移動するのを待ってから走るというより、避けない車はボコボコにしてやってでも通る!みたいな感じで走り抜けていくから、関わらない様、速やかに道を譲ってください。
なお、アメリカには交番がないかわりに多数のパトカーが徘徊していますので、スピードの出しすぎにはくれぐれもご注意を。カリフォルニア州の場合、速度制限はフリーウェイで65マイル、一般道路では35マイルとなっていますが、狭い道路や住宅地などでは25マイルとなっています。違反した場合、罰金がとても高いようです。
7.盗難防止のホーンを聞き流すルール
駐車場のあるところであればどこでも、とは言いませんが、昼夜を問わず、突然「ファン、ファン、ファン」とクラクションのフォンが鳴り響きます。これが殆ど毎晩聞こえます。 基本的には盗難防止のフォンなのですが、キー操作を誤ったり、車自体に衝撃を与えたりすると、番犬の様に吼えまくり。最初は何事かと驚きますが、慣れるとうるさく感じないから不思議です。
8.停車中のスクールバスは停止信号と言うルール
スクールバスは黄色と黒でペイントされたボンネットバスで、アメリカ映画やホームドラマなどで見たことがあるでしょう。朝夕よく見かけます。このスクールバスが道路に停車していて子供達の乗降を行っている時には、停止信号と同じ扱いとなりますので、追い越してはいけません。この場合、対向車も同様に停車しなくてはなりません。対向車側からは、スクールバスの左側に「Stop」サインが腕木シグナルとして出されますので、直ぐにわかるはずです。
9.身体障害者ゾーンへの駐車は高額罰金対象と言うルール
駐車場のうち、青と白で車椅子の絵が描いてあるゾーン、即ち身体障害者ゾーンに駐車すると、とてつもなく高額の罰金対象となりますので、他に駐車スペースがなくても絶対にこのゾーンへ駐車してはいけません。このゾーンは道路の縁石にも青くペイントされていますので、見分けがつきます。尚、縁石の赤いペイントは消火栓のあるFire Zoneで駐車禁止となっています。駐車する場合には、あわせてご注意下さい。
10.鉄道の踏切では一時停止しないルール
そもそも、踏切で一時停止するという道路交通法があるのは日本と韓国だけらしいのですが、このシリコンバレーにも踏切で一時停止するというルールはありません。基本的には徐行して通過するということになっているそうですが、スピードを緩めている車は全くありません。逆にいえば、踏み切り直前で停止したりすると、追突されたりしてとても危険です。
11.合流時は合流車線が優先というルール
フリーウェイ等で合流する場合、合流車両が優先です。される側は必ず譲らなければなりません。右側から合流する場合には左側の車線を走っている車に、右側に合流車線がある場合には右側の車線を走っている車に十分注意をすると共に、このルールを意識するようにしてください。このルールが徹底されているためかもしれませんが、合流時の戦いがない様です。
12.昼間でもヘッドライトをつけるルール
日本では相当暗くなるまでヘッドライトをつけない人が多いようですが、シリコンバレーでは少しでも暗くなると、みんな一斉にヘッドライトをつけます。というか、真昼間でもヘッドライトをつけたままの車も多く見ます。日本でもバイクの昼間点灯が推奨されていますが、自分の存在を目立たせるということでは同じ理由でしょう。ですから、対向車のライトがつけっぱななしだからといって、消し忘れじゃないか、と気を回してパッシング合図などをしないように。
13.JAFの利用もし、皆さんがJAFの個人会員でしたら、日本で受ける様な路上サービスをそのままアメリカでも受けることが出来ます。これは、AAA(American Automotive Association)がJAFと提携しているからです。サービスを受ける場合は、カードの提示が必要となりますので、日本を発つ前に「Show your card & Save」と書いてあるJAFカードを携帯するようにして下さい。カードには、上記のマークが書かれているはずですので、このカードを見せれば、サービスを無償にて受けることが出来ます。不意なガス欠とかインナーキー、或いは故障などが起きた時に役に立つと思います。
■ ガソリンの給油方法
レンタカーを借りた時ですと、ガソリンは満タンとなっていますが(たまに入っていないこともある)、長期出張の場合、或いは走行距離によってはガソリンの給油が必要になります。ガソリンスタンドでの給油方法は、最近日本でも増えてきている「セルフ」方式です。ただし、料金は前払いとなります。現金支払いの場合であれば、まずスタンドに入り、給油ポンプ番号を確認し、スタンドの店員のいる店に入って給油ポンプ番号と希望する金額を伝えます。「ポンプ番号1番で10ドルね」といった具合。そうすると、10ドル分だけ給油口から流れてきますので、それを給油すればいいわけです。領収書が必要な場合は、あとから要求すれば発行してもらえます。クレジットカードを使用する場合であれば、希望するだけ給油するとその流量に対応した金額がカードで請求されます。クレジットカードを使用する場合、スタンドによってはZIPコードを手入力させられる場合があります。これは本人確認の為に、US住居のZIPコードとクレジットカードの照会を行うものですので、その場合はお手上げです。現金支払いするか、店員に言ってカード決裁しなくてはなりません。
ところでガソリンを入れる際の注意ですが、給油中にはキーを必ず抜くようにし、ドアはロックしてください。現金での支払いのために車を離れた瞬間などに盗難に会わないためです。























