プロムナード -20ページ目

プロムナード

古いこと、新しいこと
いつでも、どこでも
思いつくまま、気の向くまま

 


以前、埼玉県で出土する縄文時代の石器から神津島の黒曜石を用いた矢じりが発掘されていることを知り、はたして本州から神津島が見えるのかどうか、神津島に近いと思われる伊豆半島の山と神津島の山、それに地球の曲率半径及び空気による屈折率を合わせて計算してみた結果として「本州から神津島は見える」と結論した。

 

 

黒曜石を求めて海を渡った旧石器人 - 本州から神津島が見えたか?

http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12033634353.html

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


 

 

 

その後、いずれ伊豆半島の山に行って、それが本当かどうか確かめてみたいものだと思っていたのだが、昨年末に伊東にある大室山に行く機会があり、登ってみたら、

計算どおり本当に神津島が見えた。これは感動的だった。

それがこの写真だ。

 

 

 

大室山山頂からの伊豆諸島の眺望


計算では、半島にある最高峰、標高1405mである万三郎岳の山頂から神津島が見えるかどうかを計算したものだが、大室山はそれよりもずっと低い山であるにも拘わらず、そこからでも神津島は見えたのだ。

大室山というのは、伊豆東部火山群 にある約4000年前に噴火したスコリア丘(火口から噴き上がったマグマのスコリアが円錐を呈する丘) を形成する標高580mの単成 火山である。かつて一度だけ噴火したことがある火山であり、大変綺麗な円錐形を呈した観光地で、山頂までふもとからリフトで簡単に登頂できる。

 

 


大室山全景

 

 

 

 

 

大室山風景


この山では毎年山焼きが行なわれるので、植生としては一年生の植物で覆われたものとなっており、見通しは抜群に良い。それゆえ山頂、いや山頂に限らずどこからの景色も大変眺望が良いので、富士山や南アルプスなどの山々はもとろん、天候に恵まれればこの様に伊豆七島の神津島も見えるのだ。

遠い昔、縄文人、更にその昔の旧石器人たちは遠く離れた神津島の黒曜石を求めて船を出したという。もちろん、当時はこの大室山はまだ噴火していなかったかもしれないので、大室山から見通したということではないだろうけれども、とにかく伊豆半島にあるどこからか、こうやって神津島を見て、そこに何があるのか探りに行ったというわけだ。そのバイタリティ、凄すぎて今更ながら驚くのみである。

山に佇み、遥か彼方に見える島を眺めながら、旧石器人や縄文人たちの探検心とシンクロしてみるのも、大変楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

毎年年末になると、一年を総括する重大ニュース的な番組がテレビの特別番組として放映される。昨年2015年の年末にも放映があった。

たいていの場合、これらの番組は録画するものの、リアルタイムには見ない。というか、年末の忙しい時に放映されるから見れないといった方が正しいのだが、とにかく録画だけは行い、ライブラリとして保管している。実際、手元にはVHSレコーダを購入した1982年以来、昨年までのおよそ35年分のニュース映像がある。

もちろんこの手のニュースビデオは様々な出版社から歴史シリーズなどとして販売されている様だが、発売する時代背景によって報道内容が取捨選択されていたり、或いはビデオ編集時に趣旨が恣意的に歪められている可能性などがあり、必ずしも当時の放映をそのまま収録して商品化されているわけではなさそうだ。

その点、手元にあるビデオは放映のまま。これは本当に貴重なデータである。また、民放番組の録画であれば、コマーシャルもそのまま収録されている。これもある意味貴重な資料でもある。出版社からオフィシャルに販売されているニュースビデオにはコマーシャルは入っていない。

さて、今年、年も明けて少し落ち着いたので、久しぶりに古いニュースを見ることにした。たまたま手に取ったのは2006年、つまり今からちょうど10年前のニュースだ。

見始めてみると、報道内容が情けなくなるほど今と変わりがないことに気付く。2006年ニュースの冒頭は、北朝鮮による核実験報道とそれに対する各国の対応策。そしてその次のニュースは子供同士のいじめによる自殺問題。


一方、今年、2016年冒頭のニュースは北朝鮮の水爆実験と、それに対する近隣諸国や欧米からの非難声明や今後の対処方法。そしていじめ起因による子供たちの自殺報道。

10年経っても、結局そんなものなのか。何の変わりもないのだ。2006年のニュースを見ていても、まるで2016年の今日のニュースの様にさえ見える。

その勢いで今度は今から30年前、1986年のビデオを見てみた。この年はチェルノブイリ事故があった年だ。

その中では、チェルノブイリ事故報道に関連して、それに先立つこと7年前のスリーマイル事故の話も出てくる。そしてビデオにはスリーマイル事故以降ずっと植物の変化を観察している女性学者が登場する。彼女が紹介するもの、それは葉の大きさが70cmもあるタンポポなど、いわゆる奇形植物なのだ。この現象について、あえて放射能の影響だとは断定してないものの、流れはそれである。


実はこの植物の奇形については、福島原発事故のあと、ツイッターの様なSNSでは話題になることもある様だが、公共放送では報道されていない。一方、スリーマイル近郊で発見された奇形植物問題については、1986年に公共放送で放映されていた。つまりこの問題は、当時の日本にとってはある意味対岸の火事的であったし、今日の日本の様に放射能に対して神経質ではなかったためにそのまま放映したのではないか。

しかし、福島原発事故が起きてしまった今日の日本では、例えば今年、ある番組で1986年のニュースを放映することになったとした場合、1986年に全国放送されたスリーマイル近郊で発見された奇形植物問題のビデオについて、その因果関係は未だ科学的に立証されていないとしてその記録のまま放映することはないだろうと思うのだ。

そう考えると、こうやってニュースを録画しておくことはその時代背景を研究する上でも役に立ちそうだ。

しかも、民放を録画した場合には当時のCMも録画されており、それを見るのも興味深い。
CDに比べてアナログレコードの方が音が良いということは、ずっと昔から言われている。

これは「CDに録音されているオーディオサウンドの周波数帯域の方がアナログレコードに比べて狭い」ということからそういわれているわけだが、確かにアナログレコードの場合には耳に聴こえる音、即ち鼓膜の振動を電気信号に変換して脳に伝えるという伝達系以外の非可聴帯域の音も録音再生されるので、空気振動を耳以外でも聞いているとすればアナログレコードの方が「体全体で聞き取る」という意味で、より良い音に聞こえておかしくない。

人間は、例えば骨伝導の様に耳以外の器官でも音を聞くことが出来るのだ。


楽器の音などを聞き比べてみるとレコードよりCDの音の方が硬く感じられるが、これはサンプリングによって高音域がカットされた結果として、要は歪んでいるということだ。音は正弦波より方形波の方が硬い音になる。

より原音に近い音、つまり本来のアナログ領域での音は、サンプリングせずにそのまま「すなお」に録音して再生した方が良いのはアタリマエ。大雑把に言えば、それに忠実なのがアナログレコードと言える。

ところで、拙宅にはアナログレコードがたくさんある。実はCDの枚数よりずっと多い。特に年配諸氏の中には、そういう人も多くいるだろう。幸い、拙宅には実に40年前のプレーヤがまだ現役で活躍しているが、プレーヤがないためにアナログレコードは持ち腐れとなっているとか、或いは既に処分してしまっているかも輩も多いのではないか。もちろん、アナログプレーヤは幾つかのメーカーから販売はされているのだが、選択肢は少ない。

アンプだってそうだ。オーディオアンプでないとPhono端子、つまりアナログプレーヤ用の端子は装備されていない。この端子は他のLINE端子とは異なり、RIAA特性という特殊な処理を施した信号の受信専用端子なので、この端子以外のところにアナログプレーヤからの出力を接続することはできないのだ。

この様に、アナログレコードを再生しようとすると以外と敷居が高い。いきおい、BGMとして流す程度であればCDで十分ということになる。しかし、大方のアナログレコードがCD化されているとはいえ、所有するレコードを総てCDに買い換えるというのは如何なものか。それに音質はアナログレコードの様が優れているのだから、好きな音楽を良い音で聞きたいという欲求は満たしたい。

こうしたことから、音楽ファンの間には、単にアナログレコードが再生できるというだけではなく、どうせだったら音質の優れたプレーヤが欲しいという要求が静かな訴えとしてずっと続いている状況にある。

パナソニックはそういう市場ニーズに答えるべく、今年のCEATECに於いてテクニクスブランドのひとつとしてアナログターンテーブルを開発していることを発表した。

そのことは以前のブログにも記しておいたが(http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12082727221.html)、最近入手した開発趣意書によると、近年になってアナログレコードの持つ温かみあるサウンドへの関心が高まり、ターンテーブルの復活を望む声が大きくなってきているという。これがその趣意書の一部だ。本稿を起草した方から頂いたものなのだが、著作権問題があるとマズいので、一部だけお見せしよう。


さて、こうしたアナログレコードの音への回帰もさることながら、もうひとつアナログターンテーブルが欲しい理由がある。それは廃盤の再生だ。例えば下記のレコード。これは小生が学生時代に買ったマイナーレーベルのレコードで、一時CD化されたこともあったが、CDも廃盤となって久しいジャズのレコードだ。CDも既に入手不可能となれば、これを再度聞くためにはアナログプレーヤが必要となる。


こういったレコードを所有する諸氏にとって、ターンテーブルは必要不可欠な器材だろう。しかもどうせだったらCDよりも良い音で聞きたいはずだから、再生する音質にもこだわったプレーヤが欲しい。テクニクスからのソリューションはそういう要求への答えとして出されたものなのだろう。

ところで、アナログレコードの大きな問題点とそれに対する希望がある。それは、スクラッチノイズの除去だ。取扱い上、どうしても傷が付いたり、何度も再生していれば劣化もある。更に塵埃によるノイズ問題。これらのノイズ再生は、アナログレコードには付き物となっているのだが、これを何とかして欲しい。とはいえ、除去するにはデジタル化して信号処理を施し、クリーニングするしかない。となるとサンプリングされた音声しか再生できないCDとあまり変わらなくなってしまう。

そこで、サンプリング周波数を現在のハイレゾ領域ぐらいにまで追い込み、デジタル的にスクラッチノイズを除去する。そうやってクリーンなサウンドにしてアンプに送り込む、そういう仕組みがあれば、アナログレコードの敷居も低くなるし、手軽に良い音を楽しむことが出来る様になるだろう。

アナログレコードからノイズが消える。しかし音質はアナログレコードのまま。要はアナログとデジタルをトレードオフとさせず、いいトコ取りをする。そんな「虫のいい」プレーヤが出来たら嬉しいのだが。

師走、またクリスマスの季節がやってきた。

クリスマスというと、年末年始の冬山登山の準備に明け暮れて、毎日天気図とにらめっこしながらクリスマス寒波の到来を予測したり、或いは事前に予約しておいた横浜元町のこじゃれたフレンチレストランに行ったものの、慣れない高級ワインに悪酔いして気持ち悪くなってしまったりとか、人それぞれの思い出があるだろう。

小生の場合、クリスマスというと必ず思い出すのは、ブルース・ウィリス主演の1990年の封切り映画、「ダイハード2」だ。


この映画、ブルース・ウィリスの演技がダイコンだとか、ストーリのセッティングに無理がありすぎとか、現実には起こりえない物理現象が多すぎとか、色々な酷評があるものの小生的には楽しめた映画のひとつでもある。

映画のストーリについてはネタバレになるのでここには書かないが、ウィキベディアなどにはしっかり書いてあるので、知りたい人はそちらを参照して頂きたい。

映画ストーリはともかく、クリスマスとの関係ということでは、物語の最後にデニス・フランツ演じるカーマイン・ロレンゾ空港警察署長がクリスマスプレゼントをジョン・マクレーンに「計らう」粋なシーンは、それまでの喧騒を忘れさせてほっこりする名シーンで、いつ見ても愉快だし、なるほど、この映画が描いている事件はクリスマスに起きた事件だったのだと思い起こさせるシーンでもあった。

また、この直後にヴォーン・モンローが歌う"LET IT SNOW! LET IT SNOW! LET IT SNOW!"への流れ方が秀逸で、それ以来、小生はクリスマスの頃になると、いつもこの映画を思い出すのである。

ところでこの映画を見たときの思い出をひとつ。

この映画の封切り当時、つまり1990年だと思うが、新宿で呑み会があり、終電を逃したあと、一人で夜を明かすべく入った映画館で映写していた映画がこの映画。映画館の中には客が数人しかおらず、ど真ん中に席を取っていざ鑑賞となったのだが、とにかくすっかり酔っていた小生は、冒頭からぼーっと見ているだけで、ストーリの中で空港での騒ぎが勃発した時に、ブルースウィリス演じるジョン・マクレーンが「It's Just beginning」とつぶやくシーン以降は完全熟睡モード、起きたのは映画が終了して係員に起こされた時だったという、イタイ思い出のある映画でもあるのだ。

その時の感想は、「大して面白くない映画」だった。映画を知っている方はお分かりの様に、この映画がとんでもなく面白い展開となるのは空港騒ぎの直後からなのだから、そこまでしか見ていないのであれば無理もない。

しかし、その後映画の評判を聞き、ちゃんと見ておく必要があると考えてリベンジで再度見に行ったところ見事にはまり、その後も含めると映画館で4回見たという、小生的には記録的な映画となったのである。因みに、同じ映画を2度以上映画館で見たのはこのダイハード2以外、他にはない。

あの当時、ビデオとしてのアフター市場解像度はアナログのSD解像度で、映すテレビはせいぜい30インチ以下の4:3比、インターレースのブラウン管テレビ。現在のハイビジョンや4kなどと比べれば、とんでもなく低解像度だから、30インチでもアラが目立たないというシロモノ。もちろん、左右のステレオサウンドだけだったし、映画館の様な迫力なんぞ臨むべくもない時代だった。それに比べると現代はデジタル伝送のHDMIはアタリマエで、7.1chなどの音響効果も揃い、ホームシアターも盛んとなっているが、あの手の映画は、やはり映画館での視聴に向いていると思うのだ。

もちろん、手元にはVHSもDVDもある。が、もう一度映画館で見たい。そういうニーズに答えるべく、

いずれオンデマンドの映画館が出来るといいな、なんて思っている。

一方、映画の中で使われていたシベリウスのフィンランディア、目を閉じて聞いていると数々の名場面が蘇ってくる。これもじっくりとコンサートホールで聞いてみたいものだ。

先日、スーパーマーケットで買い物をしているとき、 子供の視点というのは実際にその場で立ち会わないと判らない事が分かった。

大人には見えず、子供にしか見えないというと、あのトトロがその代表だが、科学的に考えると、視者の年齢に依存する視覚差はあれど、可視光線領域である限り物体として認識できるかどうかというレベルでは、大きな差はないはずである。従って、トトロが大人には見えないというのは、現実的にはありえない。

ところが、物理的な現象だけではなく、そこに意識という要素が入ってくると話は異なってくる。

写真はそのスーパーマーケットでの現場。こうやって写真に撮ってみれば売り場の正面に大きな「クマさん」がいる事が分かるが、現地で買物をしている大人たちは、商品棚に集中していてクマさんには気付かないと思う。ところが子供は違うのだ。

この売り場から遠くにいた幼稚園生ぐらいの女の子がこのクマさんの下まで小走りに近づき、少し離れたところにいる彼女の母親に向かって指を刺しながら 「ママー、見て見て!」と叫んだとき、その子の視線の先にこのクマさんがいるのを見て、子供は棚に陳列している商品以外のところを見ているということに気づいた。


これは大人にとっての「盲点」だ。

マーケティング戦略も「ユーザー視点で」と言われるが、実際には提供する側が独りよがりになっていて、実は少しもユーザー視点ではない立場で展開していることがある。本当にターゲットととする市場の視線をちゃんと捉えているか?
いいものだから売れるはず、売れてアタリマエ。そりゃ確かにいいものなのかもしれないが、客の目に入る様に展開しているかというと、いささか的外れなマーケティング展開をしている例が散見されている気がしてならない。

客は、それぞれの立場、性別、年代、生活環境などによって見えるものと見えないものがある。価値観を擦り合わせて戦略を立てないと外す。

あの女の子に、改めて視点の差をきちんと把握して訴求するマーケティング展開の重要性を再認識させてもらった。


以前、半月板損傷を喰らったことを書いたが、その後少しずつは回復しつつあるも完治はしないということから、ついに手術へと踏み切ることにした。本稿、決して次回の手術のための参考としていうことではないが、初手術だったので記録しておこう。

半月板損傷  - 手術以外に治す方法はない?http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12078609146.html

写真は、正面から見た右膝の左の写真がX線、右の写真がMRI撮影画像。見て分かるとおり、X線では骨以外は描画されていない。

これがX線とMRIとの映像の差だ。

半月板のX線映像とMRI映像の比較

MRIの描画で、赤丸の中に黒く三角形に見えるのが半月板だ。よく見ると右側(つまり足の内側)の半月板がつぶれてしまっているのが観察される。つまり損傷しているということなのだ。また、半月板の位置が千切れて上の方に移動しているのが見えるが、これが膝のロッキングを起こす大きな原因。これが骨の間に挟まっているがために、膝を伸ばすと痛みが走るということらしい。

手術前日
前日の食事は胃の検査と同様に夜9時まで。摂取する食物に制限はないが、消化の良いものとした。

手術当日
当日は食事はもちろん、水分についても水以外の摂取はずっと禁止。これも胃の検査と同様だ。病室に入ってからは水も禁止となる。

ところで重要なことをひとつ。
今回、家を出る前にウンコしていったのだが、これは大正解だった。なぜなら、手術した翌日までベッドから離れることが出来ないので、もしもウンコしたくなったら、看護師が見守る中、仰向けになったままベッドに便器を置き、パンツを脱いで便器の上に尻を乗せて、仰向けに寝た状態で排便するという、とんでもない醜態を曝け出すことを余儀なくさせられるからだ。

今回、術の翌日に多少の便意があったので看護師に相談したところ、そんな「業」の様な措置を指示されたのだが、大した便意ではなかったので止めた。もし敢行した場合は、あたかもお漏らしした赤子よろしく、看護師にケツ拭いてもらうんだろうかと思うと、すこぶる神妙な面持ちにならざるを得ない。一方、そういう処理を淡々とこなす看護師とはスゴイ仕事なんだと、改めて感じた次第。

8:30に病院に入り手続き開始。手術開始は13:00の予定なので、病室で待機。まずは体内に必要な水分、ミネラルを補給するソルアセトFという点滴を開始。外から水分を取らない代わりだそうだ。そういえば、朝から水を飲んでいないにも拘わらず喉の渇きは感じなかった。結果的にこの点滴は、手術直後に抗生物質を同時投入するのを含め、手術の翌日まで継続した。

さて、手術の時間となり、お迎えの車椅子で病室を退場。看護師に車を押されてエレベータで昇降しながら幾つかの通路を通り、手術室のある病棟へと移動するが、大きなガラスドアにに大きく「中央手術室」とかかれた自動ドアのあるこの辺りの雰囲気、映画やドラマのワンシーンの様だった。もちろん、関係者以外の一般人は立ち入れない聖域である。

手術室

看護師の手続きを経てドアが開く。ここで病室担当と手術室担当の看護師引継ぎがある。なるほど役割分担があるというわけだ。
車椅子から手術台へ移動。ここで腰椎麻酔。ここから先は文字通り「まな板の鯉」状態となる。因みに腰椎麻酔とは「脊髄クモ膜下麻酔であり、脊椎間から針を穿刺し、局所麻酔薬をクモ膜下腔の髄液内に注入することによって脊椎神経を遮断する方法」、つまり下半身麻酔のことだ。

ダンゴ虫の様に背中を丸めて麻酔液を注射。背中を丸めれば丸めるほど麻酔薬が注入し易いらしい。思ったよりも痛くなかった。注入は3㏄だそうだ。注入後、仰向けになって麻酔が効くのを待つ。まもなく両足が火照った感じとなり、痺れた様になる。これが麻酔の効き初めだそうだ。その後は、足に多少けだるさを感じるものの特別な感覚は起きない。少し経って、看護師が手術する箇所の消毒kを行なうが、「消毒しているの、分かりますか?」と言う問いに対し、感覚がないため「何も感じませんが」という答えとなる。

そのうち、手術が始まった様なのだが、それが全く分からない。執刀医と助手等との会話を聞き、モニターに映像が映っているのを見て、「あれ?手術、もう始まってるんですか」などというマヌケな質問をして笑われた。

14:30終了。その間、ベッド越しに置いてあるモニターで小生の膝内部やリアルな半月板の実像、損傷を縫合したり除去する処理の一部始終などの映像を鑑賞。確かに半月板の軟骨が相当傷んでいるのが直視できて感動的だった。

手術前の診断としては、「年齢的なこともあるので縫合は難しそうなため、切除することになるだろう」とのことだったが、内視鏡で見た結果、まだイケそうだと言う所見となり、「残せそうなので縫合しましょう。切除しちゃうのはなんとなく忍びないし」という執刀医の判断で縫合手術となった。

ただし、結構損傷具合も進んでいたことなどから縫合に若干手間どったため、1時間半の手術予定時間が少し伸びて15:00頃終了となった。

終了後、手術台のベッドから4名ぐらいに抱え込まれて病室のベッドに移され、そのまま病室まで搬送。寝たままエレベータや通路を移動する。これも映画のワンシーンの様だった。

病室に戻る。麻酔が効いているので、足の指など全く動かせず、完全に金縛り状態。また、腿を手で触っても全く感じない。触っている手には何かジワっと暖かい肉の塊を触っている感じはするのだが、足の方からは触られているという情報が来ない。


18:00頃、尻を上げたり足を左右にすこしだけ揺らすようにゆっくり動かすことはできるようになったが、指は動かせない。ところが、このころになると腰痛になってきた。病室ベッドに移動してから3時間以上ずっと体を動かしていないからだろう。これは激しく痛く、脂汗が出るほど痛んだ。普通、腰痛と言うのは動かさなければ痛まないが、この場合の腰痛は痛い状態が維持するから始末が悪い。

枕を脇に入れてみたり、上体を少し起こしたりしてみたが、何をしても効果がない。一方、その間、ふと朝の10時ぐらいからずっとオシッコをしていない事に気づき、少しでもしておいた方がいいかもと思い、かろうじて感触が戻ってきたチンチンをつまんで尿器へ放尿。放尿量は少ないものの、

あら不思議、なぜかこれで腰痛が治ったのである。

それからほどなく気づいたことは、ふくらはぎがグニュグニュと揉まれている様な感覚を覚えたことだ。ちょうどマッサージを受けているような感覚。麻酔が切れてきたのでそんな感覚を感じるようになったのかと看護師に聞いたところ、なんと病室に戻った時から電動マッサージ装置が両足に装着されていたんだそうで、単に麻酔が切れるまで気づかなかったということらしい。ちょっと見難いが、写真にある透明の管が足を包む袋に空気を起こりこむチューブだ。この袋が収縮してふくらはぎを揉むというわけである。

19:00頃に食事が配膳されてきた。麻酔も少しずつ消えて足の指も動かせるようになってきたし、腹も減り、ちょうどいいタイミングとなった。

ところが、食事後、消灯時間である21:00頃に問題が起きた。このころになると麻酔は完全に切れ、それに伴い恐れていた手術の傷口がとんでもなく痛んできたのだ。ズキズキと刺す様にというか、キリキリと押し付ける様にと言うか、とにかく痛む。実際、膝に1cmぐらいの穴を2つも開けたんだから、痛くないわけがない。

深夜、痛み止めが欲しくて看護師を呼んで鎮痛薬をもらったのだが全く効かない。そこで再度呼んだところ、次なる手段は座薬だという。それでもいいから持って来てもらった。自分でケツに突っ込もうと思ったが、体が思うように動かないことに気づき、突っ込んでもらった。看護師にケツ丸出しになったのはこれが初めてだった。この時使用した薬はロキソプロフェン。しかし、ほとんど効果がなかった。

痛みを回避すべくベッドの頭の高さを変えてみたり、足の向きや角度を少しずつ変えてスイートスポットを見出すべく動いてみたりと、涙ぐましい努力を続けた。上体を少し起こした方が痛みは和らいだ。また、足を若干内股にすると和らぐことなどが発見できた。そういう良いスポットが見つかればそこで一呼吸を入れる。しかしほどなくその位置でも痛くなってくるので別の着地点を探す。そんなことを繰り返しているうちに、結局夜が明けてしまった。

後で聞いたことなのだが、痛みが治まらないときは、ワガママ言い放題で看護師をどんどん呼びつけてよいそうだ。痛み止めの方法は幾つもあるそうなので、騒げば色々な方法を講じてくれるという。諦めなければよかったと、あとで思った。

看護師には、何でもいいから相談してみる。もちろん感謝の気持ちを持って。

翌朝になったら、ようやく痛みも収まってきた。昼ぐらいには痛みの種類が変わり、筋肉のこわばりから来る痛みとなったが、これは傷口の痛みとは別。

整理すると 頸椎麻酔(下半身麻酔)と手術開始が13:00。麻酔(下半身麻酔)の切れ始めが5時間後。ほぼ切れたのが8時間後。その時から手術の傷口が痛み始め、その痛みがほぼ収まるのが手術開始から24時間後という結果となった。

手術後、傷口を絆創膏が貼られ、その上に防水のフィルムが貼られる。これは翌日の消毒時に取り替えられるが、その後は次の診察まで、つまり1週間後までずっと貼りっぱなしとなる。これは防水性が優れているので、翌日からシャワーはOKという。但し浴槽へ入ることは禁止された。傷口から関節内部に菌が入ることを防ぐためだそうだ。抗生物質もそのために定期的に服用する必要がある。

こうして半月板損傷手術は無事終了となった。固まってしまっている筋肉のこわばりから来る痛みはリハビリで治すしかないので、日々励んでいる。
先日、テクニクスの立役者である小川理子さんがBS-Japanに生出演し、テクニクスを復活させたいきさつや今後のビジョンについて語った。この復活はパナソニックという一企業としての戦略の実践のみならず、我国に於ける電子技術者離れを阻止するという「業界リーダーとしての使命」をも併せ持つ大変重いものであると、小生は考えている。


かつてインテルは、次のようなスローガンを掲げた。80年代半ばのことである。

1.Technical Leadership
   技術的なリーダーシップ
2.Worldclass Manufacture
   世界規模の生産拠点
3.Vendor of Choice
   顧客から選ばれるベンダー(供給者)

インテルは、「これになる」と明言した。こういう宣言はリーダー会社が言うから重みが出るというもの。小生はテクニクスの復活に当たり、この宣言と同じ意気込みをパナソニックの発表の時に感じ取った。要は真のNo1になるという意気込みだ。

しかし、小生はテクニクスの復活に際し、それ以上のものを期待している。それは、再び我国をかつての様な電子技術立国へと昇華させるべく他社をけん引することだ。

テクニクスの復活は、パナソニックがそいういう役割を「立候補」したことなのだ。

実際、これまでにも同業他社に多くのオーディオメーカーによる別ブランドが存在していた。自らの商品群の中でのいわゆる「差別化」である。恐らく今回のことをトリガーとして、同業他社も同様に過去のブランドを復活させたいと考えるか、或いは既に考えているのかもしれないが、それが他社への刺激となり、連鎖的なムーブメントとなって、昨今の凋落気味な我国の電子技術を復活させるトリガーになるというところまで影響力を発揮するには、ある程度の会社規模、会社体力が必要だろう。細かいこと、四の五の言わずとにかくやってみる。そういうことができる会社は限られている。

こういった戦略的な展開、男性が語れば「野心」なのだが、同じことを女性が語るとなぜか「夢」という様な柔らかい印象となるから不思議だ。小川氏の談話にしても、実はその内容、相当に野心的なのだが、印象としては懐柔に感じさせるところが多く、聴き手に身構えさせない。この様な、適材適所というより「適所適材」というキャスティングに、今後の戦略に関するパナソニックの極めて戦略的な意図が見え隠れする。

現在、どの程度の男性が野心を持っているだろうか。昨今、大学募集でも電気機械工学系は絶滅危惧種といわれていると聞く。無理もない。長期に渡る不況に疲労困憊し、波風立てないことが美徳であるといった雰囲気の中では、夢を語ること事態が現実離れして見えるのだろう。逆に言えば、この時代、男性が野心を持って驀進するというより、女性が夢を追うといった方が、たとえ同じ内容であったとしてもいささか現実的に見えるのだ。

それと、談話の中で興味深く感じたことは、「車、カメラ、時計、オーディオ」といったオトコ的趣味世界を女性にも開放しようという目論見だ。これは大変興味深い。そこには、そういう世界を正面切って女性へ開放しようという明確なビジョンを見出すことができる。
今の時代、金がないのではなく金を使わない時代だといわれ続けて久しい。要は「金を使う代償が伴えば使う」ということなのだが、それに対する明確な解が出ないまま、今日に至っている。

一般的な家族構成を鑑みた場合、ある一定の金額まではダンナの一存で買い物するが、金額の大きなものの財布は奥様が握っているのが定法というもの。オーディオ製品を購入する場合の最大の障壁はこの奥様説得工作だ。ところが商品の開発指揮を取った責任者が女性だったとなると、少し事情が異なってくる可能性が出てくる。そういう効果もあるのだ。

そういう様々なビジョンを遂行すべく小川さんをテクニクス総監督とし、取締役へと抜擢したのだろう。

ある電子技術トップの話によると、長く続いた不況でバリバリとやるべき中堅が疲弊し、一方、それを見ている若手は夢も希望も持てないという図式となっており、AV機器開発技術者も「V」方面に人材や開発費を取られ、リストラの嵐ですっかり萎えてしまっているそうだ。

こういう風潮は日本の縮図に他ならない。今回のテクニクスのモメンタムとけん引力でその様な負の遺産を払拭し、凋落しつつある日本の電子産業を救ってもらうことを願いたい。

米国のシリコンバレーへの出張は、通算で100回近くになる。往復の回数としては結構多い方じゃないかと思う。それだけ行き来したので、現地駐在とは異なる出張者としてのノウハウも蓄積した。現地ではアタリマエのことでも、日本から渡米したばかりの人たちにとってはまごつくことも多いと思うので、数回に分けてシリコンバレー出張の手引き的なものを書き記しておく。これから出張に行く人にとって参考になれば幸いだ。

(その4) 道路事情                          http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12087850071.html

(その5)
シリコンバレーには、それぞれの市にダウンタウンがあって、どれもそれぞれ個性的です。食事やショッピングが出来る商店街といった風情ですが、私達が食事以外で利用することはあまりないかもしれません。昼間は近くのオバサン軍団や若者、会社員などがたくさん闊歩していて、レストランなどはたいてい待ち行列となっています。夏場ですと、店の外に並べられたテーブルで食事を取っている人もたくさんいます。夜になると、オープンテラスではビールを片手にした老若男女が大声で大笑いしていて、なんともアメリカっぽい感じになります。

1.パロアルトダウンタウン


パロアルトのダウンタウンは観光客もたくさんいるスタンフォード大学の入口でもあり、レストランなどがたくさんあって、活気のある街並となっています。

101 Northでいく場合はUniversity Avenueで降ります。右側に茶色の壁が見えてきた辺りで、右側から出る準備をしてください。ここで降り、最初の交差点を左折して向かいます。丁度南に進むことになります。

El Camino Realから行く場合は、サンノゼ方面からでしたら右車線から分岐するようにして入ります。University AvenueはこのEl Caminoの上を高架として通りますので、この陸橋が見えたら右車線に入るようにしてください。一つ目の信号で右折。それがUniversity Avenueです。101から来る場合と反対に、北へ進むことになります。左に行けばStanford Universityとなります。

Central Express Wayを使うのも手です。サンノゼ方面から行く場合にはこの方が早く着きます。ただし高速ですから町並みを眺めたりは出来ません。また、Central Express Wayは他の高速に比べて狭いし、道の両サイドが迫ってくるような感じなので走行している間の開放感はあまりありません。Central Express Wayを使用する場合には、西に走ります。この通りは途中からAlma Stと名称が変わります。右車線をキープしていると、やがてUniversity Streetという標識が見えてきますからそこから降りてください。降りて右折すればダウンタウンとなります。

このダウンタウンで食事をするならば、無料駐車場が便利です。道路にも2時間以内であれば駐車可能ですが、混んでいると中々駐車できないことになるので、University Avenueと交差するFlorence St.という通りの西側にある公共無料駐車ビルに車を放り込んだ方が早いでしょう。大体駐車可能です。101から行く場合はFlorence St.で右折してすぐ左側にあるビルがそうです。「Parking」という表示がでていますので、直ぐ分ります。University Avenueには学生風の人や年配の方などがたくさん歩いています。ダウンタウンそのものの距離はそれほどあるわけではないので、歩いて通ってもたいした時間ではありません。

食事処としては、寿司屋などの和食もありますが、大したものではありません。むしろ、怪しいです。生牡蠣を食べて見事に当った経験もあります。あと、どう考えても「勘違い系日本料理屋」もあって、テーブルに運ばれた料理を見てぶっ飛んだこともありました。まぁ、様々なレストランがあるので、機会があれば色々とトライしてみてください。

本屋としては、Varsity Bordersという割と大きな店があります。Boardersは、米国に500店舗を持つ本屋ですが、CDやDVDもここで調達可能です。

なお、日曜日はこの通り一帯が歩行者天国化しますので、車での通過は出来ません。

2.マウンテンビューダウンタウン

マウンテンビューにはCastro St.にダウンタウンがあります。ここもパロアルトのダウンタウン同様、活気付いています。Castro St.はEl Camino RealとCentral Express Wayを結ぶように南北に横たわっています。

サンノゼ方面からCastro St.に行く方法としては、Central Express Wayからいく場合であれば左側にCal Trainの踏み切りが見えたらそこを左折。El Camino Realからいく場合であればCastro St.の標識を見て右折です。Central Express Wayから行く場合はダウンタウンまではすぐですが、El Camino Realからでしたら、いくつかの通りを渡った先となります。駐車するには、Castro St.の両脇に2時間以内であれば路上駐車もできますが、大体混んでいますからタイミングが悪いと中々駐車できません。ですので、脇にある道に面した駐車場に止めた方がいいでしょう。El Camino Realからでしたら、DANA St.という通りを左折してすぐ右側に駐車場があります。そこに放り込んでください。交差点のハス向い側に「SeaScape」という看板が見えたらその通りがDana St.です。Central Expresswayからであれば、Castroに右折し、Bartの踏み切りを渡って直ぐに右折し、ひだりがわの建物が立体駐車場となっています。

ここには様々なレストランがあり、どこも活気があります。結構夜遅くまで営業をしています。このマウンテンビューのダウンタウンはGoogleタウンでもあり、活気に満ちた街となっています。

3.サニーベールダウンタウン


パロアルトやマウンテンビューのダウンタウンが活気あるのに比較してサニーベールのダウンタウンはいまいちな感じです。ダウンタウン自体が小さいせいもあるかも知れませんが、古臭い感じがするからでしょうか、閑散とした感はぬぐえません。

このダウンタウンに隣接して百貨店Macy’sがあります。このMacy'sの前に広い駐車場があります。ダウンタウンの地下にも駐車場がありますが、このMacy'sの前の駐車場の方が分かりやすいです。また、そのすぐ近くには雑貨量販店のTargetがあります。

食事処としては結構色々な食事処がありますが、ここにある「ROKKO:六甲」という日本食レストランはかなりの盛況です。数年前、火事があってしばらくの間改装工事をしていたところです。

明るい居酒屋といった風情で、料金も良心的。焼酎なども豊富な酒類がおいてありますが、少し高め。奥には個室もあって、接待に使えないこともありません。が、どこでも同じことが言えますが、日本食料理店には日本人客がたくさんいるので、しかも半導体関連会社勤務者もたくさんあるため、あまり仕事の話しをすることはお勧めできません。まして、秘密プロジェクトの話しや客の悪口、メーカーの悪口はご法度です。どこにどんなスパイがいるかわかりませんから。関西味付けのうどんがおいしいです。ちなみにサンマ定食を頼むとサンマの塩焼きとご飯、それにフルサイズのうどんが出てきます。まんま2食分です。

ここには「eじゃん」という日本語による年刊タウン情報がおいてあります。この本には様々なジャンルでの生活関連情報が記載されているので、良い情報源となります。

またダウンタウンのFrancis通りには、ぺブル六本木というクラブもあって、接待に使えるところです。 

Cal TrainのSunnyvale駅Sunnyvaleダウンタウンの一本北側を東西に走るEverynという通りに、Cal TrainのSunnyvale駅があります。一時間に一本程度の電車ですが、改札らしきものはなく、電車からそのまま駅に出ます。サンフランシスコから、後で紹介するギルロイまで伸びているので、旨く使えば便利でしょう。
なお、電車の到着時間になると駅前に流しのタクシーが来ますが、日本の駅の様にタクシー行列になっていたりするわけではないので、判りにくいです。でも、良く見れば送迎の車かタクシーかは判別可能です。

4.ジャパンタウン
サンノゼには古くから日本人街としてJapan Townがあります。場所はFirst StreetからT字路となるJackson StreetとTayler Streetのところです。First StreetはVTA Light Railという路面電車と平行している道路ですから、車で行かなくてもこのLight Railで行ってもいいでしょう。そのほうがむしろ便利です。

Light Railはマウンテンビューから途中にサンノゼを挟み、キャンベルのWinchesterまでの路線と、アルマーデン若しくはサンタテレサまでを結ぶ路線となっているサンノゼとマウンテンビュー及びミルピタスを接続する路線です。料金は一回限りの場合は$1.75で、距離の制限はありません。この電車に乗った場合はJapanTown駅で降りればJapan Townとなります。駅員はいませんので、ホームにある券売機で切符を買えばOKです。車で行く場合はサニーベール方面からだったら、First Streetに入り、Jacksonを過ぎて左折して路面電車を横切って更に左折、つまり路面電車を挟んでUターンすればJacksonに入れます。ここはかつての勢いが感じられないほど過疎化してしまっているのが残念ですが、寿司、居酒屋などがあって、こじんまりとしたJapan Townとなっています。
米国のシリコンバレーへの出張は、通算で100回近くになる。往復の回数としては結構多い方じゃないかと思う。それだけ行き来したので、現地駐在とは異なる出張者としてのノウハウも蓄積した。現地ではアタリマエのことでも、日本から渡米したばかりの人たちにとってはまごつくことも多いと思うので、数回に分けてシリコンバレー出張の手引き的なものを書き記しておく。これから出張に行く人にとって参考になれば幸いだ。

(その1)  レンタカーを借りるまで
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(その2) 一般注意事項
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(その3) 運転の心得

lhttp://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12087845337.html


(その4)
シリコンバレー辺りの道路の特徴は

1.高い建物が少なく、遠くからの目標が定まり難い
2.不思議な道路標示方法
3.夜は町も道路も暗い
4.広い道路にはお店が直接面していない
5.夏季にはサングラスが必須
6.当地とは関係が無い地名の付いた道路がある
7.急カーブでもガードレールやカーブミラーがない


などがあります。これらを説明します。


■ 高い建物が少なく、遠くからの目標が定まり難い
シリコンバレーの建物は、大きなホテル以外は殆どが2階建までで、レストランなども大体が1階建て造りです。従って、車を走らせている場合の目標となり難いです。日本の町並みですと、遠くに高い建物が見えることが多いので、そこを目標にするといったことができるのですが、これが出来ません。よって右折左折を行なうつもりの交差点で、通過してから初めて気が付くなんてこともザラにあります。

■ 不思議な道路標示方法
高速道路にある道路標識は日本の場合と殆ど同じです。目的の出口の数マイル前から出口に「あと何マイル」といった表示があり、出口に近づくと「Exit Only」という標識がでますから、それに従って右レーンを走行すればよいです。ただしアメリカの場合、ウインカーをつけずに車線変更する車もたくさんありますから、他の車の動きには十分注意して下さい。

一般道路の道路標識が日本と異なることは、道路名称の表示方式です。日本の場合、道路の名前は道路の左右の脇に「何々通」などと書いてあります。または幹線道路の場合など、陸橋などがあれば陸橋に自分が走行中の道路名が書いてあります。
これが米国の場合は全く逆で、走行中、正面にある交差点の信号機のところに書いてある道路名は、現在自分のいる道路名ではなく、その交差点で直交する道路の名前となっています。ですから、交差点を通過するたびに表示内容が次々と変わることになります。

この方式は、運転経歴が短い場合など、とても戸惑います。日本であれば正面に書いてある表示は現在自分のいる道路の標示だと思うのが当たり前ですから、道路標示が次々と変わると、まるで自分のいる道路の名前がどんどん変わっているような錯覚をしてしまいます。ですが、この方法ですと横切る道の名前を知りたい時に、横を見ることなく正面を見たまま認識できるわけですから、慣れればとても便利です。是非慣れてください。日本もこの形式にしたほうが良いかもしれません。

尚、当たり前のことですが、道路標識は総て英語です。我々日本人にとって、日本の場合のように最初の一文字(漢字)を見ただけで道路名を認識できるわけではないので、土地勘がない我々の場合には、最後まで読み終えないととんでもない間違いをするかもしれません。ですから、その意味でもあまりスピードを出し過ぎないようにしてください。

また、自分か走行している道路も、大きな交差点を通過すると道路名称が変わることもたくさんあります。つまり、自分が走っている道の名前が突然変わってしまうわけですから、当初はこれにも戸惑います。例えば、明治通りをまっすぐ走っているうちに、いつの間にか甲州街道になってしまっていて、あれ?と思っているうちに東海道になっているような感じです。

これも、そういうルールに慣れれば問題ないし、地図さえ頭に入っていれば自分のいる位置がどの辺りなのかが道路名称だけでわかることになりますから、ある意味合理的ともいえます。

■ 夜は町も道も暗い
日本の町並の様な街灯があまりないために、夜の道路はかなり走り難いです。まして初めて通る道などですと、標識が英語表示ですから道路名を最後まで読み切れないまま、ひたすら走ることになります。また、高速道路も同様に相当暗いです。日本の高速道路のような街灯はありません。しかも夜になると車の数が少ないために、皆飛ばしています。ですから慣れていない道の場合、走行には十分注意をしてください。特に雨の夜の通行は、なるべく避けたほうが無難です。雨で道路が濡れていると路面は黒いわ、街灯はないわ、道路標識はよく読めないわ、車線表示は日本ほどはっきり書かれてないわ、みんな飛ばすわで、相当ビビります。しかもレンタカーの場合、フロントガラスに油膜がしっかりついていることも多いので尚更です。尚、シリコンバレー界隈では、雨季は10月頃から4月頃までで、それ以外の季節は殆どというか全く雨は降りません。

■ 広い道路には、お店が直接面していない
日本の場合ですと、道路の広さに拘らず小売店でもレストランでも歩道を挟んで道路に面したところにお店があるのが普通ですが、この界隈では道路に面しているのはお店ではなく駐車場で、その駐車場の奥に店が並んでいることが多いです。ですから道路を走りながらお店を探すとなると、駐車場の奥を見なくてはならないので、若干難儀します。ただし、日本でも最近郊外のショッピングセンターなどでもこの形態が流行って来ているようです。

■ 夏季はサングラスが必須
シリコンバレーの緯度は北緯37度。その関係で、夏場の日の入りはとても遅く、実際8時ごろでも太陽はまだ出ていますので、日本の夕方ぐらいの明るさなのに時刻は8時過ぎと言った具合ですから、調子が狂ってしまいます。日本やアジア圏を相手にしていない会社であれば、仕事が終わってからでも外で十分遊べるということになります。

シリコンバレー界隈は、雨季と乾季があって、1~2ヶ月程度の移行時期を挟んで雨季は大体10月から3月ごろまで、乾季は4月から9月ごろまでです。夏は全く雨が降らず、一日中晴れています。海に近いですから明け方湿った空気が海から流れ込んできてどんより曇っていることもありますが、それも8時ごろにはすっかり取れて、あとは夜明けまで雲ひとつないという天気が毎日続きます。
夏の間は日本の様な天候の挨拶など全くないと思います。この「晴れ渡る」と言うところが実は結構大きなインパクトとなり、夕方に西へ向かって車を走らせると、地平線に近い太陽から発射される太陽光線が車のフロントガラスを突き破ってドライバーの目を直撃します。雲がないので日本の様に夕焼けを伴う夕日の様な優しい光ではありません。元気一杯の現役太陽光が矢の様に突っ込んできます。結果、殆ど何も見えなくなります。これを防ぐにはサングラスしかありません。ですからシリコンバレーを走る場合にはサングラスは必携品です。もし持参し忘れたら、まず一番に調達してください。

■ 当地とは関係が無い地名の付いた道路がある
道路の名称が大きな通りを挟んで名称が変わることがある、ということは前に紹介しましたが、この道路の名称がどういうルールで付けられているのか、頭をかしげてしまうことが良くあります。例えば、サニーベールなのに、サンフランシスコと名づけられた道路とか、カリフォルニアなのにオレゴンと言う名の付いた道路があるとか。

これはこれで、慣れてしまえばどうと言う事は無いのですが、最初は戸惑います。新宿通りと直交している道路の名前が大阪という道路名称だったり、中央高速を高井戸で降りたところが四国街道といった名前の道路だったりするわけですから。地元的にはなんと言うことは無いでしょうけれど、実際 「101をOregonで降りて、FremontからOld San Franciscoで行ったところ」などと聞くと、何がなんだかさっぱりわからなくなりそうですが、これらの地名は総てSunnyvaleにある道路名称です。

 急なカーブでもガードレールやカーブミラーが無い
日本の場合、郊外や山道の峠などでは急なカーブ地点に必ずカーブミラーもあるし谷川には屈強なガードレールが設置されていますが、当地には全くありません。考えようによってはカーブミラーやガードレールに頼って無茶な運転をすることを防ぐということにはなるかもしれません。


セキュリティに就いて
セキュリティの基本ですが、車を離れる場合に車の中に荷物を残してはいけません。ですから空港から宿泊するホテルまで移動する場合、一直線にホテルまで向かうと言うことが原則です。そうでないとレンタカーセンターを出たところから、追尾している車に乗った「ハゲタカ」の餌食になってしまいます。彼らはレンタカーを借りて出てくる人たちは、こちらが生活用具、洋服はもとより、パスポート、現金、パソコンその他、金になるものをギッチリ所有していることを知っています。これ以上のオイシイ獲物はない・・ ハゲタカたちにトランクの中にエサがあることを教えている様なものです。これは空港からの移動中に限りません。どこに移動するにせよ、トランクにスーツケースやパスポートや現金の入ったサイドバックを置き去りにしたまま食事に行ったり、或いは観光スポットで遊んだりしてはいけません。場所によっては写真の様なアドバイスもあります。


そうは言っても荷物を入れたまま車を離れなくてはならない場合もあります。例えば、買い物のハシゴをする場合などでは荷物をトランクに入れたまま次の店に行って、そのまま車を離れるわけですから。そういう場合は、とにかく目的地についてトランクを開けないようにすることが大切です。トランクを開け、何かを取り出してからトランクを閉めてそのまま車を離れるようなことをしてはいけません。

もし、どうしても開けなければならない場合、例えば到着してからトランクから財布などを取り出さなくてはならないと言う場合には、財布を取り出してから再度車を動かし、駐車場の中でぐるっと回って別の位置に車の駐車位置を変更させるぐらいの気配りは必要です。面倒かもしれませんが、ちょっとした気の緩みの結果、その後で最低の生活を強いられるかもしれませんから、鉄則として覚えておいてください。

ところで、駐車場では、車を降りた時に「金を落としてしまった」と日本人に日本語で話しかけて小額紙幣をかき集める「仕事」をしている輩もいると聞いています。とにかく気を抜かないようにしなくてはなりません。

米国のシリコンバレーへの出張は、通算で100回近くになる。往復の回数としては結構多い方じゃないかと思う。それだけ行き来したので、現地駐在とは異なる出張者としてのノウハウも蓄積した。現地ではアタリマエのことでも、日本から渡米したばかりの人たちにとってはまごつくことも多いと思うので、数回に分けてシリコンバレー出張の手引き的なものを書き記しておく。これから出張に行く人にとって参考になれば幸いだ。

(その1) レンタカーを借りるまで  http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12087834437.html
(その2) 一般注意事項       http://ameblo.jp/millimeter-wave/entry-12087839840.html

(その3)

米国で車を運転する場合、右側通行であること以外にいくつか日本の規則とは違うところがありますので、重要な項目を紹介します。

1. キープレフトのルール
2. 一時停止のルール
3. 信号では右折時、左折車を先に通させるルール
4. 信号赤でも右折オッケーのルール
5. カープールのルール
6. 緊急車両のサイレンに注意
7. 盗難防止ホーンの音に慣れること
8. 身体障害者ゾーンへの駐車は高額罰金対象
9. 停車中のスクールバスは停止信号
10.踏み切りでは一時停止をしない
11.本線合流時は合流車線が優先車両
12.昼間でもヘッドライトをつけたままの車も多い
13. JAFの利用が可能

1.キープレフトのルール
アメリカでは車は右側通行。これは誰でも知っていることなのですが、体でちゃんと覚えることが大切です。まっすぐ道なりに走っている場合や、双方向に他の車がいる場合であれば問題ないのですが、右折や左折の時に、頭ではわかっていても体が反応せず、思わず逆行してしまうことがあります。

ですから車の通行量が少ないときは、右側通行を頭でも体でも意識して「Keep Right」に神経を注力して下さい。車がいる場合はその流れに従えばなんなく右側通行できるのですが、交差点やT字路などで自分以外に車がいないときなどは、右側通行に慣れていないとついつい左側を走行してしまう場合もありますので、注意が必要です。
また道路自体が広く、片側車線だけで3車線ぐらいあることもたくさんありますから、車のいない交差点で左折する場合など、右レーンに入るつもりでも左側レーンだったりする場合もありますから、よく目で確認するようにしてください。

2.一時停止のルール
信号のない交差点で車同士が出会った場合のルールはFIFOです。こういった交差点はALL WAY STOP交差点といいます。この場合は、先に交差点の停止線で止まった車の方が先に交差点に入る優先権を持ちます。殆ど同時だった場合は、自分の右側にいる車が優先です。これを知らないと車を前に出すタイミングを失ってしまいます。シリコンバレーの街角の交差点は日本のそれと違って広いですから、少しぐらいのフライングをしても交差点で衝突するようなことは殆ど無いと思いますが、FIFOのルールはマスターしておかないと割り込みされたと怒られるかもしれませんのでご注意下さい。

ところで、シリコンバレー界隈だけかもしれませんが、現地の方々の運転マナーはとても良好です。ルール違反とか無茶な割り込み以外であれば、車線変更や車線合流などの際には簡単に譲ってくれます。まさかと思うくらい。ですから道路上では殆どクラクションの音がしません。クラクションを挨拶代わりに使っているとしか思えないアジア諸国とは対照的です。もしクラクションの音がするとしたら、マジで事故りそうな時でしょう。

なお、譲ってもらいたい時に手を上げたり、譲ってもらった時に、相手からこちらが見える場合だったら相手に会釈をしたりすることは日本と同様ですが、譲ってもらった後に、後続車に対してサンキューの意味としてハザードを出すことはしません。あくまでもハザードは緊急停止の時のみに使用します。

3.信号では、右折時、対向車線の左折車を先に通させるルール
なんかしっくり来ない表現となってしまいましたが、要するに左折する車と直進する車が並んでいる場合、左折OKの信号が先に青になるということです。直進車への青信号表示はその後となります。日本ですと、直進車と右折車に対して同時に青信号となり、赤になった時に右折車だけを矢印信号で右折させるといった方式ですから、ほぼ逆となります。ですから例えば自分が直進する場合、横の信号が赤になったからといってフライングして走り始めたりすると、左折車以外は赤のままですから、こちらが急停止しなくてはならなくなり、カッコワルイ思いをさせられます。ただし、総ての交差点ということではありません。また、日本の道路で右折する場合には交差点の中央まで車を出して対向車が途絶えるのを待つという方法を取りますが、そう言った方法は取らず、総ての車は並んでいるレーンの信号が変わるまで停止したままとなります。

4.信号赤でも右折オッケーのルール
「なんて合理的なのだろう」と思わせるシステム。信号が赤でも、左から車が来なければ右折していいよ、というルールです。車がいないところで、つまり事故が起きる確率は全く無いにも拘らず律儀に車を止めてじっと待っているのは合理的ではない、という発想からでしょうか?個人的にはとても好きなルールです。
ただし、「No Turn on Red」という標識が出ている箇所では、赤信号右折は禁止となっています。

ここで、気をつけなくてはならないことは左ばかりみていて、「左からくる車がいないから大丈夫」だと思っていきなり車を動かしてはいけないということです。何故でしょうか?

答えは「前から来る車が左折する場合はそちらが優先」と言うルールがあるからです。これは前項3.の左折車を先に通させるルールをよく考えてみれば分ることですが、前から来て左折する車は、信号が青だからそのまま左折してくることになりますから、鉢合わせになったらこちらの負けです。この右折ルールは必ず習得しておく必要があります。
従って、右折する場合は、左折する対向車、こちらから見ると、こちらと同じ車線に入ろうとしている対向車がないことを確認した上で、右折することが大切です。

5.カープールのルール
複数車線であるExpress WayやFree Wayでは「Car Pool」という規則があります。これは、ある時間帯では、「2人以上乗車していない車は通ってはダメ」という車線をいいます。まれに3人以上いないとダメというところもあります。Express wayの場合、車線の上部にある電光掲示板が「OK to use」と表示されていれば大丈夫ですが、「Car Pool」となっている場合には、そこを走ると罰金となります。
罰金額は$271。凄く高いです。Free wayの場合は一番左側(追い越し車線側)。Express way(例えばLawrenceの場合は一番右側の車線が時間帯によってCar Pool Laneとなります。もし一人で運転する場合は、Exitの標識に従って降りるために通る場合のみCar Pool Laneを使用することが出来ます。  日本にはない規則ですから、一人で走る場合には十分に注意してください。


6.緊急車両のサイレンを優先させるルール
パトカー、救急車のサイレンは昼夜を問わず、当たり前に聞こえますし、消防車も時々通ります。問題はとにかくけたたましいことです。やたら大声で吼えまくりながら相手を蹴散らす様に走るので、いやでも気がつきますが、くれぐれもブロックしないように。日本の様に、こちらの車を避けて通ったり、車が移動するのを待ってから走るというより、避けない車はボコボコにしてやってでも通る!みたいな感じで走り抜けていくから、関わらない様、速やかに道を譲ってください。

なお、アメリカには交番がないかわりに多数のパトカーが徘徊していますので、スピードの出しすぎにはくれぐれもご注意を。カリフォルニア州の場合、速度制限はフリーウェイで65マイル、一般道路では35マイルとなっていますが、狭い道路や住宅地などでは25マイルとなっています。違反した場合、罰金がとても高いようです。

7.盗難防止のホーンを聞き流すルール
駐車場のあるところであればどこでも、とは言いませんが、昼夜を問わず、突然「ファン、ファン、ファン」とクラクションのフォンが鳴り響きます。これが殆ど毎晩聞こえます。  基本的には盗難防止のフォンなのですが、キー操作を誤ったり、車自体に衝撃を与えたりすると、番犬の様に吼えまくり。最初は何事かと驚きますが、慣れるとうるさく感じないから不思議です。

8.停車中のスクールバスは停止信号と言うルール
スクールバスは黄色と黒でペイントされたボンネットバスで、アメリカ映画やホームドラマなどで見たことがあるでしょう。朝夕よく見かけます。このスクールバスが道路に停車していて子供達の乗降を行っている時には、停止信号と同じ扱いとなりますので、追い越してはいけません。この場合、対向車も同様に停車しなくてはなりません。対向車側からは、スクールバスの左側に「Stop」サインが腕木シグナルとして出されますので、直ぐにわかるはずです。

9.身体障害者ゾーンへの駐車は高額罰金対象と言うルール
駐車場のうち、青と白で車椅子の絵が描いてあるゾーン、即ち身体障害者ゾーンに駐車すると、とてつもなく高額の罰金対象となりますので、他に駐車スペースがなくても絶対にこのゾーンへ駐車してはいけません。このゾーンは道路の縁石にも青くペイントされていますので、見分けがつきます。尚、縁石の赤いペイントは消火栓のあるFire Zoneで駐車禁止となっています。駐車する場合には、あわせてご注意下さい。

10.鉄道の踏切では一時停止しないルール
そもそも、踏切で一時停止するという道路交通法があるのは日本と韓国だけらしいのですが、このシリコンバレーにも踏切で一時停止するというルールはありません。基本的には徐行して通過するということになっているそうですが、スピードを緩めている車は全くありません。逆にいえば、踏み切り直前で停止したりすると、追突されたりしてとても危険です。


11.合流時は合流車線が優先というルール
フリーウェイ等で合流する場合、合流車両が優先です。される側は必ず譲らなければなりません。
右側から合流する場合には左側の車線を走っている車に、右側に合流車線がある場合には右側の車線を走っている車に十分注意をすると共に、このルールを意識するようにしてください。このルールが徹底されているためかもしれませんが、合流時の戦いがない様です。

12.昼間でもヘッドライトをつけるルール
日本では相当暗くなるまでヘッドライトをつけない人が多いようですが、シリコンバレーでは少しでも暗くなると、みんな一斉にヘッドライトをつけます。というか、真昼間でもヘッドライトをつけたままの車も多く見ます。日本でもバイクの昼間点灯が推奨されていますが、自分の存在を目立たせるということでは同じ理由でしょう。ですから、対向車のライトがつけっぱななしだからといって、消し忘れじゃないか、と気を回してパッシング合図などをしないように。

13.JAFの利用もし、皆さんがJAFの個人会員でしたら、日本で受ける様な路上サービスをそのままアメリカでも受けることが出来ます。これは、AAA(American Automotive Association)がJAFと提携しているからです。サービスを受ける場合は、カードの提示が必要となりますので、日本を発つ前に「Show your card & Save」と書いてあるJAFカードを携帯するようにして下さい。カードには、上記のマークが書かれているはずですので、このカードを見せれば、サービスを無償にて受けることが出来ます。不意なガス欠とかインナーキー、或いは故障などが起きた時に役に立つと思います。


■ ガソリンの給油方法
レンタカーを借りた時ですと、ガソリンは満タンとなっていますが(たまに入っていないこともある)、長期出張の場合、或いは走行距離によってはガソリンの給油が必要になります。ガソリンスタンドでの給油方法は、最近日本でも増えてきている「セルフ」方式です。ただし、料金は前払いとなります。現金支払いの場合であれば、まずスタンドに入り、給油ポンプ番号を確認し、スタンドの店員のいる店に入って給油ポンプ番号と希望する金額を伝えます。「ポンプ番号1番で10ドルね」といった具合。そうすると、10ドル分だけ給油口から流れてきますので、それを給油すればいいわけです。領収書が必要な場合は、あとから要求すれば発行してもらえます。クレジットカードを使用する場合であれば、希望するだけ給油するとその流量に対応した金額がカードで請求されます。クレジットカードを使用する場合、スタンドによってはZIPコードを手入力させられる場合があります。これは本人確認の為に、US住居のZIPコードとクレジットカードの照会を行うものですので、その場合はお手上げです。現金支払いするか、店員に言ってカード決裁しなくてはなりません。


ところでガソリンを入れる際の注意ですが、給油中にはキーを必ず抜くようにし、ドアはロックしてください。現金での支払いのために車を離れた瞬間などに盗難に会わないためです。