根付かぬ寄付文化
数年前に、あしなが育英会にお話を伺った事があるが、その当時から寄付がなかなか集まらない事を憂慮していたのを憶えている。今回は不況に加え、政策によるダブルショックか。そもそも日本には寄付文化が根付ていない。お金を持っている人が、自分の意志によってある目的に対し寄付出来るよう、大胆な税制控除を制度化するべきだろう。その事により、日本人の中に寄付文化が根付く1歩になるのではないか。
「奨学金不要」は誤解 「授業料無償化」で募金不調、遺児ら窮状訴え
以前から書いているが、奨学金は基本的に返済しなくていい本来の奨学金の形が基本となって欲しい。そのためにも寄付による財源は必要だ。
「奨学金不要」は誤解 「授業料無償化」で募金不調、遺児ら窮状訴え
以前から書いているが、奨学金は基本的に返済しなくていい本来の奨学金の形が基本となって欲しい。そのためにも寄付による財源は必要だ。
テレビ局の実情
主要テレビ局銘柄の直近中間決算をグラフ化してみる
面白いデータが載っていた。TBSが放送局ではなく不動産業だろうと言われてる理由が良くわかる。テレビ局でありながら、放送事業では利益を上げられず他の事業で帳尻を合わせているのが、TBSとテレビ朝日。特にTBSは酷い状況だ。TBSと言えば、労組が強い。この不況下でもストを行なっていたのは記憶に新しい。
ボーナス2~3割カットに不満 TBS労組が全面スト突入
今、話題の日本航空も同じような体質だろう。とにかく、国民の財産である電波を割り当てられ事業を行ってる以上、本業を忘れずに頑張って欲しいものだ。
面白いデータが載っていた。TBSが放送局ではなく不動産業だろうと言われてる理由が良くわかる。テレビ局でありながら、放送事業では利益を上げられず他の事業で帳尻を合わせているのが、TBSとテレビ朝日。特にTBSは酷い状況だ。TBSと言えば、労組が強い。この不況下でもストを行なっていたのは記憶に新しい。
ボーナス2~3割カットに不満 TBS労組が全面スト突入
今、話題の日本航空も同じような体質だろう。とにかく、国民の財産である電波を割り当てられ事業を行ってる以上、本業を忘れずに頑張って欲しいものだ。
事業仕分け、私感
9日間の事業仕分けは、なかなか面白かった。評価は賛否はあるだろうが、ああいった公開の形で話し合われる事は、大部分の人は評価しているのではないだろうか。個人的には「ムダを切る」という言葉が先行しすぎて、事業を切られる立場の人にとってみては、自分たちの事業が「ムダ」と言われた(る)事に反発があったように思う。
もともと、予算をスリム化する事に関しては誰しも賛成だろう。しかし自分たちの関わる事業となると話は変わる。だとしたら、優先順位を付けるだけでもいいのではないかと思ったりもする。もちろん、どう考えても「ムダ」な事業はあるだろう、そう言った事業は切り捨てるとして。国家予算が少ない中では、その事業までには手がまわらないという事であれば、国民にとっても分かりやすい。
とにかく民主党政権には、今、必要な事に財源や人材を集中して欲しい。実に当たり前の事ではあるのだが。
民主党の意図せざる革命
もともと、予算をスリム化する事に関しては誰しも賛成だろう。しかし自分たちの関わる事業となると話は変わる。だとしたら、優先順位を付けるだけでもいいのではないかと思ったりもする。もちろん、どう考えても「ムダ」な事業はあるだろう、そう言った事業は切り捨てるとして。国家予算が少ない中では、その事業までには手がまわらないという事であれば、国民にとっても分かりやすい。
とにかく民主党政権には、今、必要な事に財源や人材を集中して欲しい。実に当たり前の事ではあるのだが。
民主党の意図せざる革命
映画館で映画を観ない理由
映画館で映画を観ない3大理由「高い」「行くのが面倒」「観たい映画が無い」
映画館で映画を見ない理由の1位は「価格が高い」だ。現在、大人1800円が通常料金。確かに、これだけ聞くと高いように思う。しかし実際に払った料金はというと、様々な割引があるために平均1200円程度だ。実際に料金が高いというイメージが定着してしまっている事がマイナスというなら、いっそ割引価格ではなく通常料金を大人1500円にするとか、思い切って大人1000円にしてもいいのではないか。もしそれでも観客が増えないようであれば、本質的な問題は「映画館に行ってまで、観たい映画が無い」という可能性が強くなる。
先日、日比谷の映画館前である映画のポスターを観ていると60代の女性に「この映画面白い?」と聞かれた。話してみると、その女性はレディースデイに映画館をはしごして2本観るそうだ。こういった年配の映画ファンに今も映画産業は支えられている。今後もこのような映画ファンを生み出せるかどうかが、映画界の行く末を占う事になるだろう。
映画館で映画を見ない理由の1位は「価格が高い」だ。現在、大人1800円が通常料金。確かに、これだけ聞くと高いように思う。しかし実際に払った料金はというと、様々な割引があるために平均1200円程度だ。実際に料金が高いというイメージが定着してしまっている事がマイナスというなら、いっそ割引価格ではなく通常料金を大人1500円にするとか、思い切って大人1000円にしてもいいのではないか。もしそれでも観客が増えないようであれば、本質的な問題は「映画館に行ってまで、観たい映画が無い」という可能性が強くなる。
先日、日比谷の映画館前である映画のポスターを観ていると60代の女性に「この映画面白い?」と聞かれた。話してみると、その女性はレディースデイに映画館をはしごして2本観るそうだ。こういった年配の映画ファンに今も映画産業は支えられている。今後もこのような映画ファンを生み出せるかどうかが、映画界の行く末を占う事になるだろう。
意外なラストに驚いた映画ランキング<20代>
意外なラストに驚いた映画ランキングの男性篇と女性編のベスト5が載っていた。
<男性>
1位 『猿の惑星』 17%
2位 『シックス・センス』 10%
3位 『ダ・ヴィンチ・コード』 7%
4位 『ソウ』 6%
5位 『犬神家の一族』 4%
<女性>
1位 『シックス・センス』 20%
2位 『ダ・ヴィンチ・コード』 10%
3位 『猿の惑星』 6%
4位 『キサラギ』 5%
5位 『ソウ』 4%
どのように調べたのかはわからないが、
男性と女性で、それほど変わらないのが意外だった。
個人的には『シックス・センス』は途中で
何となくラストを想像させる作りになっていたので、
それほど意外でもなかったのだが。
自分の中で印象的なラストを上げるとしたら
意外という訳でもないが『セブン』だろう。
ブラッド・ピットが良かった。
しかし『シックス・センス』は、
それほど20代の人に見られているんだろうか。
これが一番、意外だった。
<男性>
1位 『猿の惑星』 17%
2位 『シックス・センス』 10%
3位 『ダ・ヴィンチ・コード』 7%
4位 『ソウ』 6%
5位 『犬神家の一族』 4%
<女性>
1位 『シックス・センス』 20%
2位 『ダ・ヴィンチ・コード』 10%
3位 『猿の惑星』 6%
4位 『キサラギ』 5%
5位 『ソウ』 4%
どのように調べたのかはわからないが、
男性と女性で、それほど変わらないのが意外だった。
個人的には『シックス・センス』は途中で
何となくラストを想像させる作りになっていたので、
それほど意外でもなかったのだが。
自分の中で印象的なラストを上げるとしたら
意外という訳でもないが『セブン』だろう。
ブラッド・ピットが良かった。
しかし『シックス・センス』は、
それほど20代の人に見られているんだろうか。
これが一番、意外だった。
何事にも近道はない
景気が悪くて需要が足りないから財政出動するという考えが日本経済をボロボロにした
一時的な救済のためなら、財政出動という事もアリだろう。しかし、それでは根本的な問題は解決しない。きっとその事に関しては、国民の多くも感覚的に理解しているように思う。人間、窮地に陥るとなかなか現実を直視出来なくなる。ましてそんな中、新しい事を作り上げていくなど、考えたくもないだろう。今の政財界は、そんな状態に思える。過去のデータからは、決して未来を予測は出来ない。現実を直視し、新たなスタートを切るつもりで努力をしなければ、この状況から抜け出す事は困難だろう。
一時的な救済のためなら、財政出動という事もアリだろう。しかし、それでは根本的な問題は解決しない。きっとその事に関しては、国民の多くも感覚的に理解しているように思う。人間、窮地に陥るとなかなか現実を直視出来なくなる。ましてそんな中、新しい事を作り上げていくなど、考えたくもないだろう。今の政財界は、そんな状態に思える。過去のデータからは、決して未来を予測は出来ない。現実を直視し、新たなスタートを切るつもりで努力をしなければ、この状況から抜け出す事は困難だろう。
奨学金制度
奨学金延滞:84%が年収300万円未満 旧育英会調査
そろそろ奨学金制度も、根本から考え直すべきではないか。日本の奨学金は基本的に返済しなければならない、これは海外で言う学生ローン。現在、私立大学に通うとして4年間で最大576万円の奨学金が受け取れる。これを年利上限の3%で20年間の返還となると返還金額は約775万円(返還月額32927円)になる。どう考えてもこれだけの返還義務を卒業と同時に背負うのはキツい。この返還金額が消費意欲旺盛な20代の時に、他の消費に向かわなくなってしまう。様々な機会喪失を考えると金額の問題だけではない。また日本経済にあたえる影響も大きくはないだろう。
例えば、優秀な成績をおさめた者は返済義務の免除、それに準じた成績の者は半額免除など、まずは段階的に制度改革を行なってはどうだろうか。もちろん財源の問題などがある事は承知の上だ。
いったいこの奨学金制度は何のためにあるのか?家庭の経済状況などによって、本来高等教育が受けられた人の機会喪失を無くし、その高等教育によって育った人材が社会に貢献する事を前提に考えているからではないのか。だとしたら、貸与型の奨学金から返済義務の無い奨学金へ以降する必要があるだろう。
そろそろ奨学金制度も、根本から考え直すべきではないか。日本の奨学金は基本的に返済しなければならない、これは海外で言う学生ローン。現在、私立大学に通うとして4年間で最大576万円の奨学金が受け取れる。これを年利上限の3%で20年間の返還となると返還金額は約775万円(返還月額32927円)になる。どう考えてもこれだけの返還義務を卒業と同時に背負うのはキツい。この返還金額が消費意欲旺盛な20代の時に、他の消費に向かわなくなってしまう。様々な機会喪失を考えると金額の問題だけではない。また日本経済にあたえる影響も大きくはないだろう。
例えば、優秀な成績をおさめた者は返済義務の免除、それに準じた成績の者は半額免除など、まずは段階的に制度改革を行なってはどうだろうか。もちろん財源の問題などがある事は承知の上だ。
いったいこの奨学金制度は何のためにあるのか?家庭の経済状況などによって、本来高等教育が受けられた人の機会喪失を無くし、その高等教育によって育った人材が社会に貢献する事を前提に考えているからではないのか。だとしたら、貸与型の奨学金から返済義務の無い奨学金へ以降する必要があるだろう。
日本映画・外国映画オールタイム・ベスト・テン
映画ベスト10:1位に東京物語、ゴッドファーザー
キネマ旬報から「日本映画・外国映画オールタイム・ベスト・テン」が発表された。こういうものを見ると、まだ観てない映画だけでなく、観た映画もまた観たくなってしまう。このベストテンで驚いたのが、外国映画の中に早くも「グラン・トリノ」がランクインされていた事。日本では今年の公開。たしかに素晴らしい作品だったが、さすがに早すぎでは?自分も大好きな作品ではあるけども。
キネマ旬報から「日本映画・外国映画オールタイム・ベスト・テン」が発表された。こういうものを見ると、まだ観てない映画だけでなく、観た映画もまた観たくなってしまう。このベストテンで驚いたのが、外国映画の中に早くも「グラン・トリノ」がランクインされていた事。日本では今年の公開。たしかに素晴らしい作品だったが、さすがに早すぎでは?自分も大好きな作品ではあるけども。
茨城空港、3月開港…定期運航は韓国1便どまり
茨城空港、3月開港…定期運航は韓国1便どまり
開港時から、この状況でいったいどうするのか。このままだと年間1億円ほど赤字になり、当然その穴埋めは県が行なう。もちろん税金だ。こういった責任は、いったい誰が取るのか。税金という形で住民だけが責任をとらされるのは、いい加減終わりにしないといけないのではないか。
開港時から、この状況でいったいどうするのか。このままだと年間1億円ほど赤字になり、当然その穴埋めは県が行なう。もちろん税金だ。こういった責任は、いったい誰が取るのか。税金という形で住民だけが責任をとらされるのは、いい加減終わりにしないといけないのではないか。
就職氷河期並みの状況
就職内定率:来春の大卒者 62.5%で就職氷河期並みに
予想どおり、厳しい状況だ。少しは景気は上向きかけているとは言われてるものの、まだまだ先行きは不透明。企業として新卒を採用するのは、なかなか厳しい。すでに3年生の就活が活発に行なわれているが、おそらく2011年の採用も厳しい状況が続くだろう。そしてこの状況を見ている2年生たちも、すでに気持ちは就活に向かっている。というのも大学2年生からの就職に対する質問が増えているのだ。この不況前には考えられなかった事。ジタバタしても仕方がないのだが、気持ちはわかる。景気や採用枠に関して、学生が頑張ってどうにか出来るような事ではない。とにかくどんな状況がやってきても”生き残れる”と思えるような能力を身につけておくしかないだろう。
予想どおり、厳しい状況だ。少しは景気は上向きかけているとは言われてるものの、まだまだ先行きは不透明。企業として新卒を採用するのは、なかなか厳しい。すでに3年生の就活が活発に行なわれているが、おそらく2011年の採用も厳しい状況が続くだろう。そしてこの状況を見ている2年生たちも、すでに気持ちは就活に向かっている。というのも大学2年生からの就職に対する質問が増えているのだ。この不況前には考えられなかった事。ジタバタしても仕方がないのだが、気持ちはわかる。景気や採用枠に関して、学生が頑張ってどうにか出来るような事ではない。とにかくどんな状況がやってきても”生き残れる”と思えるような能力を身につけておくしかないだろう。