DAIのブログ -10ページ目

酒井法子の安易な選択

酒井被告が創造学園大入学へ…既に面接も

創造学園大学に入学する方向という事だが、ちゃんと考えて学校を決めたのかが疑問でならない。というのも創造学園大学は2002年から2004年までの決算書に虚偽があったとして2008年度の補助金交付は取り消し。しかも各キャンパスが仮差し押えになっているほど経営不振に陥っている。今年の1月には群馬県教育委員会から県内の公立高校に、同大学への進学を控えるようにと、異例の指導を行なってるほどだ。記事によると「同大には東京校があることや、4年間かけてじっくり学べるシステムが整っているとの周囲のアドバイスもあり」とあるが、そんなアドバイスをする人がいるのか甚だ疑問だ。

いずれにしろ、生徒が集まらず経営不振に陥っている大学サイドと酒井サイドの思惑が一致したのだろう。しかし再起を期してのスタートがこんな事でいいのだろうか。本気で介護や福祉を学ぶ事を目指すのなら、今からでも遅く無いのでしっかりと勉強し大学入試を受け、自分の努力の結果、合格出来た大学に入学し介護や福祉を学んでもらいたい。このような安易な選択は、本人にとってもいい事では無い。酒井法子の周囲の人たちも、しっかりと考えてもらいたい。

「当たり前のこと」から逃げない

「当たり前のこと」から逃げない

誰もが「わかりきってる事」なのだけど、いざとなるとなかなか実現出来ない。ましてや、苦しい状況になると現実を直視出来なくなり、ついついトリッキーな方向に突き進んでいったりする。スポーツに置き換えるとわかりやすい。イチロー選手にみたいになりたいと思っても一朝一夕にはなれない。地道に基礎体力を付けていかないと近づく事さえ出来ない。誰もがわかりきってる事だ。しかし日常生活となると、この事を忘れてしまう。努力を惜しんで仕事が出来るようにはならない。学業も同じ事だろう。現実を直視するタフさを身につければ「当たり前のこと」から逃げないようになるはずだ。

今度はしし座流星群

2009年 しし座流星群

11月18日の未明、最大で1時間に200個の割合で流れ星が見られると発表!!

そんなに流れるなら、見なくては。
天気が良くて、明るい流星が多いといいんだけど。

寂しい来年のF1

トヨタの「苦渋」の撤退で問われるF1の魅力と意義

ついにトヨタも撤退、2012年までは参戦すると表明していたのに。来年のF1は、日本人にとって寂しいものになってしまった。これでルノーまで撤退という事になったら、F1自体の存在が危うくなりそうだ。

トヨタも売上が戻ってきつつあると聞いて、F1ファンもトヨタの撤退は無いと思っていたのではないか。しかし現在より今後、ハイブリッド→電気自動車に移っていった場合の事をシュミレーションすると、とてもじゃないがレースにお金をかけている場合じゃないという事なのだろう。大きな生産ラインを持たなくても闘える電気自動車市場は、トヨタにとっても他の大手の自動車メーカーにとっても、生き残りをかけた激しい戦いになりそうだ。

大学生には頑張ってほしい

大学生は勉強しなくていいのか

自分も総じて、そのとおりだと思っている。しかも、こういった状況を大学生の時に知る事は少ない。(知ろうとしないのか、どうかは置いておいて)でも、現実はどんどん進んで行く。

この所続けざまに、大学2年生に
「まだ進路を決めてないんですけど、就職が有利になるために
 どんな講義やゼミをとったらいいですか?」と質問を受けた。

あまりにも漠然とした質問なので
「とにかく幅広い教養を身につけておいた方がいいよ。
 そうすれば、いくらでも方向転換がきくから」
と答えておいた。

そう言えば先日、モバゲータウンを運営している
株式会社ディー・エヌ・エーの南場智子社長が就活生に
「やりたい仕事が見つかっていなかったら、
 自分を育ててくれる企業を探しなさい」
というような事を言っていた。

いずれにしろ、受け身でいたら大きな波に飲み込まれて溺れてしまう事は間違いない。

車を買うのも遠慮がち?

10月新車販売:プリウスが5カ月連続首位

先日、外車販売店の人と話す機会があった。この不況で販売数が激減してると思いきや、車種によっては伸びてるものもあるという。どの車種かと言うと、アウディが伸びているとか。なぜかと聞くと、ベンツを買おうとした人が思いとどまって、アウディに流れてるというのだ。その理由は、この不況の中でベンツの新車が買いにくいというのだ、まわりの目が気になるらしい。日本らしいと言えばそれまでだが、こんな所に影響があるとは。ちなみに日本で根強い人気のジープチェロキーは微減だとか。

無担保ローンの借り手は1338万人

改正貸金業法:総量規制で検討会議 「個人事業主に影響」 金融庁、月内にも

まぁ、よくも最悪な時期にやるもんだ、というのが個人的な感想。おそらく個人事業主だけでなく、中小企業の経営者も、つなぎ資金などで無担保ローンは利用している。正規なルートでは、なかなか借りられないという状況が、借りたい時に借りられ審査も緩かった無担保ローンに向かわせたと言える。おそらくその傾向は昨年から増えているはずだ。そこにこの総量規制だ、必ず影響は出てくる。多重債務者対策であれば、もう少し段階を踏みつつ健全な方向に持っていってもいいのでは。

無担保ローンに向かう人たちは、用途が事業資金であれ、個人の生活費であれ、ここしか行き着く場所がなかったという事。このまま一気に健全化に向かって進むのであれば、健全化と引き換えに多くの血が流れるだろう。一番危惧するポイントは、返済をちゃんとしていた人もこの総量規制によって、一気に資金繰りが悪化し返済出来なくなるであろうという点。かなりの自己破産者が出るのではないか。この総量規制を行なうには実施時期が最悪過ぎる。実施時期を再検討し、段階的に行なう事を検討すべきではないか。

身内に甘いマスコミ

在京民放キー局:全社減収、TBS最終赤字に 9月中間

やはり各放送局とも広告収入が大幅減、番組制作費の大幅カットでなんとか収益を確保しているようだ。この記事は毎日新聞によるもの。さて、他の新聞社では何が書いてあるかなと、見回るとどこにも記事が出ていない。読売新聞、朝日新聞、日経新聞だ。いずれも、日本テレビ、テレビ朝日、テレビ東京の親会社。自分たちにとって都合の悪い事は報道しないという事なのか。最近はこういう傾向が強く、毎日新聞だけに掲載されてる記事をよく見かける。各社とも、もっと独自性を出してもらいたいものだ。

若年層の諸メディアへの信頼度をグラフ化してみる

BPO(放送倫理・番組向上機構)の調査によると、若年層のテレビや新聞に対する信頼感は絶大だ。両メディアとも8割の信頼というのだから、ちょっと怖い気もする。なぜ、ここまで信頼出来るのか?

世界各国の「新聞・雑誌」や「テレビ」への信頼度をグラフ化してみる

各国と比較するとよくわかるのだが、日本におけるテレビや新聞・雑誌に対する信頼度は極めて高い。新聞・雑誌に関しては各国と比べて異常なほど高い。これほど情報操作を疑わない民族も珍しいだろう。これを見れば、テレビで話題になった商品やお店が、あっという間にブレイクするのもうなづける。しかし、これでいいのだろうか。まずは与えられた情報を疑い、自分たちでしっかり見極める力を付けなくてはいけないのではないか。ましてや今ほど、マスコミが堕落しまっている状況はないのだから。

懲戒免職になった教職員が7か月で98人

わいせつ、覚せい剤乱用…先生は何やってるんだ

いったいどうなっているのか。先生うんぬん言う前に、人として問題だろう。しかしながら、これだけ頻繁に教職員に起きるという事は、何か原因はあるはず。現場で働いてる人からは、プレッシャーの多さ、仕事量の多さ、休みの少なさなどの話を聞く。一般企業でも鬱病対策に頭を悩ませている昨今、目の前に起きてる事に過剰なまでに反応し、本質を見失うのではなく、徹底的に原因を調べ根本的な解決を計ってほしい。一番の被害者は子どもたちだという事を忘れてはならない。

「お互い様」の精神

先日、NHK「プロフェッショナル~仕事の流儀~」
の再放送を見ていた。

地域医療に力を注ぐ医師が特集されていた。その医師は、もともと地域医療を志していた訳でない。ある出来事によって、彼はその道を決めた。小さな村の診療所に赴任して3年目に、くも膜下出血の症状を見逃してしまったのだ。幸い患者は一命をとりとめたが、救急医療の現場で経験を積み自信を持っていたその医師は、自身を責め、ひたすら家族に詫びた。もちろん症状が非典型例という事で、見抜く事は容易ではないが、それでも詫びた。その時、彼の頭の中では「医師を辞める」という事まで考えたそうだ。しかしその時、患者の家族から言われた言葉は「誰にでもある お互い様だ」という言葉だった。しかもその後に「そこまで先生を苦しめて、申し訳ない」と謝られたそうだ。この時に彼はこの村に残り、地域医療に一生を捧げる事を決めた。

この「お互い様」という考え方は、今の多くの日本人が忘れてしまった感覚かもしれない。相手を許す心の広さ、その心に触れる事によって「お互い様」の連鎖が生まれて行く、信頼関係だ。少なくとも自分のまわりでは、そんな連鎖を起こしたい。