こんにちは(≧∇≦)/
 
JR予讃線を利用して電車DASH!伊予寒川駅から坂出駅へ
 坂出駅北口の坂出駅前バス停より路線バスの瀬戸大橋線でバスDASH!
 
与島、岩黒島、櫃石島と島巡り走る人の第1島めの与島
 
バスの時刻表の関係で、
 3時間34分と滞在時間の最も長くなった探訪もいよいよ大詰めとなりました
 
 
今回の島巡りでは、
 JR坂出駅からJR児島駅まで路線バス乗車中も含めて、
 
ガーミンのForeAthlete 235JとiPhoneSE第1世代のジオグラフィカで
 GPSルートログを記録しておりましたが
 
iPhoneで記録したログが
 路線バスに乗車中の間、正確にトレースしておらず
 
円を辿ったのに三角形に…
 点から点へみたいなカクカクの軌跡になってる(;・∀・)
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おまけに与島PAバス停から櫃石島で気付くまでの間が停止してて1本の直線に(T▽T)
 
岩黒島の記録が全く録れておらずガーン
 バス停で待ち時間にスマホを弄った時に停めてしまったのかももやもや
 
幸いにもガーミンForeAlthlete 235Jでもログを録っており
 こちらはバス乗車中も正確でしたので
 
ここまで併用して記載させて頂いております
 

 

 
通常これらのGPS受信機器ではGPS各種ファイルをエクスポート可能で
 PC上でソフトに読み込んで色々な地図や空中写真にも反映させることが出来るのですが
 
現在使用中のForeAthlete 235JからGPSデータを取り出す方法は
 取説にも載っておらず、ネット検索でも見つける事が出来なかったため
 
残念ながら、出来ない仕様?かと諦めておりますもやもや

そのため、ゆくゆくはハンドヘルドGPSと呼ばれるGPS受信機を購入する予定でしたが

 

スマホアプリの広い画面やサクサク動く動作性能に比べると

 乾電池数本で動作するハンドヘルドGPSは画面の大きさ、動作の速さで限界があり

 

ログをとる目的ではバッテリーも気にしなくていいし、

 GPSファイルのエクスポート、防水・堅牢さでも問題なく優秀ですが

 

特にナビとしての機能を活かしての使い勝手はスマホより大きく劣るみたい

 

そのため

 スマホアプリのジオグラフィカとForeAthlete 235Jの併用で凌いでいます

 

 

android端末用もあります

 

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このジオグラフィカからは簡単にGPSファイルをエクスポート出来るので

 地理院地図上にGPSトラックログを表示してみました

 

バス乗車部分は正確で無かったので白と黒の線で消してあります

 (バスの天井でGPS電波が遮られるのでしょうか??)
 
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地理院地図新版レベル16+スーパー地形上に表示(赤い線)
 
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地理院地図の空中写真レベル16(1979-83)上に表示
 
架橋前の与島に今回辿ったGPSの軌跡を重ねる事が出来ました
 
まだ工事の始まっていない県道274号線や瀬戸中央自動車道と与島PA、
 塩田跡の塩浜地区や操業中の採石場等々、非常に興味深く眺める事が出来ます
 
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さてさて
 
ご訪問頂きましてありがとうございます
 
前回の「与島 激動の変遷跡を辿る」から続きます
11:52 ①
ロープを頼りに岩場を這い上がっていると
 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出しました
 
地獄に落ちた悪事の限りを尽くしてきた男を
 その男が過去に一度だけ蜘蛛を助けた事があるという事で
 
お釈迦様が地獄から救い出してやろうと
 蜘蛛の糸を天国から地獄に垂らしてやります
 
みなさんも結末はご存知かと・・・(笑)
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蜘蛛の糸が切れないかと心配しながら登っておりますあせる
 たとえ後から他の罪人が糸に掴まっていても・・・
 
決して「俺の糸だ!降りろ」と喚いてはいかんぜよ(笑)
 
11:56 ②
天国が見えたヽ(‘ ∇‘ )ノ バンザーイ!
 
あのまま穴部の港まで海岸線の岩場を辿っていても
 北備讃瀬戸大橋の北主塔2Pがあるため周辺は立入禁止の柵が設置されていて
 
到達できなかったみたい
 
よくぞお釈迦様が蜘蛛の糸を垂らして下さったものと
 感謝してもしきれませんお願い
 
ありがたや!ありがたや!
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天国からは与島PAの外側を周遊歩道が繋がっておりました
 
元日の探訪時に穴部から与島PAまで辿った道の続きですが
 利用する人が居ないと思ってるのか半年以上も路面調査中のまま放置プレイしてる
この周遊歩道は第二駐車場まで続いており、
 この続きを辿る事は今回の目的の一つでした
 
11:58 ③
立ち入り禁止区域を迂回して
 周遊歩道を第二駐車場へ向かいます
 
12:02 ④
採石跡の崖ギリギリに周遊歩道が付けられてる
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ループで高度を落とした流出入道路が与島PAと繋がる道に沿って周遊道路が続いてる
 誰も歩く人が居ない為、蜘蛛の巣だらけ
 
片っ端から蜘蛛の巣を取り払いつつ進みます
 
おいおい助けて貰ったばかりなのに罰があたるぞね~
 
12:06 ⑤
上下集約式の与島PA
 
12:07 ⑥
四国からの上り線の流出線と上下線ともに流入線はループで高度を稼ぐ様です
 
本州側からの流出線のみループを通らない構造になってるようです
 
12:10 ⑦
保守管理道路の下を潜るこの場所は
 かつて与島の西側にあった唯一の集落へ続く道が延びていた場所
 
ちょうど撮影位置の方向に通じる道があった筈ですが
 探訪当日はそういう情報なしで歩いてたので道の確認は出来ませんでした(廃道状態だと思う)
 
この周遊歩道は本四公団の敷地内を通る小路で、道の両側には全区間フェンスが設置されており
 与島PA内に数ヶ所出入口がある以外には、外側フェンスが無かったのはここだけ
 
ここに西海岸へ通じる道が在った事は間違い無いと思います
 
もしも、再び与島を訪れる事があるならこの道を探してみたい
 
12:10 ⑧
先程潜った保守管理道路はあの岩場が橋台のようになっている場所に続いてます
 断崖絶壁の上に建物もあって秘密基地みたい
 
12:11 ⑨
瀬戸中央自動車道の真下から
 塩浜地区と与島東岸の採石場跡を望む
 
塩浜地区は元々入江で埋立地ですが
 その向こうの山は殆ど採石によって山が削られて平地になってるみたい
 
12:12 ⑩
与島高架橋(南方面)
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周遊歩道はフェンスに挟まれたカラー舗装の階段で山を下りますが
 立派な施設が荒れています
 
12:15 ⑪
階段を下りると、川沿いの道に出ました
 
午前中にフィッシャーマンズワーフ跡から与島水軍廃墟前を通ってこの出口まで来てますが
 まさかこの鬱蒼とした階段が周遊歩道だとは思いませんでした
 
現在地は周辺歩道から塩浜地区の元海岸線の川沿いの道路に出た所
 
川沿いに遡ってバス停のある与島PAへ向かいます
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架橋前の空中写真を見ると
 この入江の海岸線には住居もあり、ルートに近い事から大半は立ち退きになったように思われますが
 
ルートをぎりぎり外れた住宅もあったようでフェンス外に見かけましたが全て廃墟になってました
 
この地蔵様もルートに掛かり移設されたのかな
 
12:18
架橋前の空中写真(1979-1983年)にGPS軌跡をインポートしてみました
 ここから先の集落は殆ど本四公団の領域にのみ込まれてた様ですね
 
12:20 ⑫
南北備讃瀬戸大橋が重要航路を跨ぐ為に
 橋桁下海面高が65mとなっており、与島高架橋も高くなってる
 
その為に与島PAへの流出入線にもループ線が作られてる
 
瀬戸大橋は本州側に近づくほど低くなっていきます
 
瀬戸大橋が開業して30余年を経てコンクリート部分の保守管理も大変そう
 高架橋の橋脚に夥しい足場が組み上げられています
 
12:21 ⑬
与島PAと第二駐車場の連絡道から分岐して島内道路と結ぶ道へ出ました
 右のゲート方面へ向かいます
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与島バスストップ入口と彫られた石柱の間を進むと
 北備讃瀬戸大橋の与島側の主塔2Pとアンカレイジ(橋台)1Aの竣工記念碑がありますが・・・
 
草生した状態で、第二駐車場周辺と同じで管理する余裕は無いようです
 瀬戸大橋の本体の保守管理だけでも大変ですもんね
 
12:23 ⑭
ゲートを通過して連絡道路とは反対方向に1Aに続く管理道路が繋がってますが
 この右側に与島PAバス停に続く石段があります
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石段を上るとバス停です
 

 
12:30 ⑮
駐車場を挟んで与島プラザとの間は結構距離があります
 
バスの時間までまだ40分程ありますが
 時間までバス停のベンチで休憩
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このバス停には島外からと島内からの両方の便が同一方向からやって来ます
 
島内からは児島駅前行きの下電バスと坂出行の琴参バスが交互に到着
  もし、ここから島内へ向かうのなら琴参バスの浦城行に乗ります
 
10月1日からは、下電バスが現在の6便から3便へと減便となり
 来年3月末で廃止され、岩黒島・櫃石島へは琴参バスの18時35分の便(平日のみ)1便だけとなります
 
このままでは来年4月からは岩黒、櫃石島への日帰りも、瀬戸内海を渡る事も出来なくなってしまうので
 琴参バスの延伸や増便に期待がかかってますが
 
もちろん黒字になる様な利用は見込めないので
 生活維持路線として、自治体との折衝になると思います
 
13:06 ⑮
坂出へ向かう琴参バスの第4便
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児島駅前行きの下電バス第4便がやって来ました
 今朝、琴参バス第3便に一緒に乗られていた方2名も含めて7人ほど乗車しました
 
13:14 ⑯
僅か3分で岩黒島高架橋上にある岩黒島バス停に到着
 釣人がここから乗られましたが、ここで降りたのは私だけでした
 
13:14 ⑯
下電バスが瀬戸大橋を渡るのもあと半年
 
13:15 ⑯
前回の探訪時から気になっているこの掲示板
 
6社ものバス会社が記載されていますが
 琴参バスと下電バス以外の4社は今も岩黒島バス停に停まっているのだろうか?
 
調べてみると
 
瀬戸中央自動車道開通に伴い「瀬戸大橋特急線」という路線名称で
 瀬戸大橋高速バス、両備バス、下津井電鉄、中国JRバス、JR四国バスの5社で共同運行されていたようです
瀬戸大橋特急線専用車両 瀬戸大橋高速バス(株)
 
JRバス中国 1991年3月撤退
瀬戸大橋高速バス 1992年に解散
下津井電鉄バス 1992年6月撤退
両備バス 1993年運行休止を申請
JR四国バス 1993年運行休止を申請
 
1993年12月1日、瀬戸大橋特急線路線休止(前日が営業最終日)で
両備バスとJR四国バスが最後まで運行していたらしい
 
瀬戸大橋ブーム終焉後は、
 JR西日本とJR四国が共同運行している本四備讃線のマリンライナーと比べて
 
所要時間、定時制、便数において全く勝負にならなかったみたい
 
琴参バスは現在の瀬戸大橋線の前身?児島・坂出線の路線を運行していたのかな
 
歴史

・1988年(昭和63年)4月10日 瀬戸中央自動車道の開通に伴い、運行開始。
・(時期不詳) 児島 - 坂出直通便が廃止される。
・2005年(平成17年)10月1日 通算運賃の適用範囲を香川県坂出市内(櫃石 - 瀬戸大橋フィッシャーマンズ・ワーフ前 - 坂出駅前間)のみに縮小。
・2018年(平成30年)4月1日 下電バスのみ停留所名称を一部変更。ただし、この時点では、琴参バスの停留所名称は変更されていないため、同一位置にある両社の停留所名称が異なっている。
・2018年(平成30年)10月1日 琴参バスも停留所名称を変更。これにより、両社の停留所名称が再び統一された。
・2020年(令和2年)8月1日 下津井電鉄バスが10月1日以降の減便と翌2021年4月1日の路線廃止を発表。
・2020年(令和2年)10月1日 下津井電鉄バス担当便が減便(6往復→3往復)。琴参バスは従前通りの便数で運行。
・2021年(令和3年)4月1日 下津井電鉄バス瀬戸大橋線廃止(3月末で運行終了予定)。その後については未定。

weblio辞書より
 
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しかし、橋脚の島には、駅などある訳も無く
 
瀬戸大橋架橋によって離島で無くなった各島は
 航路も廃止されているので、バスが無くなると陸の孤島に・・・
(かつては千当丸が坂出市と下津井港間を1日4往復しておりました)
 
さて、バスを降りてこれから第2島めの岩黒島の再探訪の始まりです走る人
 
13:15 ⑰
地下通路を潜って
 下り車線側にある島へ降りるエレベーターへ向かいます
 
 
13:15 ⑱
このコンクリートで出来た岩黒島高架橋から
 本四備讃線の線路を見る事が出来ます
 
特急南風か、しおかぜがタイミング良くやって来ないかな~
 
13:16 ⑱
来島海峡大橋の馬島はアンカレイジ上にエレベータがありましたが
 こちらは全てコンクリートなので保守管理が大変そう
 
13:17 ⑲
エレベーターで約55メートル下り、岩黒島に上陸します
 
次のバスは15時47分にやって来るので滞在時間は2時間半もあります
 
次回に続きます