14:02に海部駅を発車して2時間余り

 

単行の4564Dは定刻の16:11に徳島駅4番線に入線しようとしております

 

image

16:10

国道192号線を跨いだ辺りから多くの側線が延びていますが留置線のようです

 

徳島県の車両基地である徳島運転所ですね

 

 

昭和10(1935)年の徳島-高松間の高徳線開通まで小松島に機関区がありましたが、

 

操車の都合で小松島機関区徳島支区が徳島に設置されたそうです

 

昭和36(1961)年に徳島-中田間が分離して牟岐線に統合され、小松島機関区は廃止されました

 

徳島支区は新設の徳島気動車区に吸収され、その後徳島運転所に改組されたという事です

 

 

本日もお立寄り頂きましてありがとうございますキラキラ

 

前回の牟岐線(海部駅-徳島駅)を往くからの続きになります

 

 

14:02に海部駅を出発した単行の4564Dは、

 

まもなく徳島駅4番線に入線しようとしております

 

4番線はホームの一番外側なので徳島運転所に留置されている車両がよく見えます(≧▽≦)

 

image

16:11

地元のみかん県では見かけない車両ばかり

 

えっと・・・

 

徳島県は何て呼べばいいんだろうはてなマーク

 

みかん県、うどん県、・・・もやもや

 

すだち県ニヤリ

 

すだちって全国的な知名度があるのかな?

 

じゃあ高知県は!?

 

かつお県ゲッソリ

 

まぁ~いいか( ̄▼ ̄*)

 

 

すだち県は日本で唯一の電車が走らない県

 

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

デッドセクションという言葉がありますが・・・

 

電化された鉄道において

 

異なる電気方式や会社間の接続点に設けられる、架線に給電されていない区間や地点の事

 

 

しかし

 

すだち県には、過去から現在に至るまで架線すら存在しませんでした

 

日本で唯一

 

全く鉄道の電化区間が存在しない都道府県との称号を頂いております

 

まあ、言い換えれば電化してもメリットが無いという事でしょうか

 

image

2018年1月1日撮影 さぬき高松うどん駅

リンク⇒元日は屋島へ1 屋島ケーブル登山口駅跡へDASH!

 

この時はJR屋島駅へ行くために1番線から高徳線に乗りました

 

うどん県高松市のさぬき高松うどん駅も1~3番線の高徳線ホームだけは架線が張られておりません

 

まるで、すだち県とのデッドセクション(;・∀・)

高松駅配線図
 

image

2017年6月25日撮影 高松駅1番線

リンク⇒犬島へ1星DASH!

フェリーの時間まで高松駅のホームをウォッチングしました

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

 

 

でも、大丈夫 o(≧▼≦○〃

 

image

愛媛新聞 2019年8月7日

 

30年間非電化区間の主力として活躍してきた2000系の後継車両の2700系が完成

 

JR四国の新たな顔として8月6日より高徳線でデビューしましたキラキラ

 

うずしお11号

 

特急なのに2両編成というのはちょっと迫力には欠けますが・・・(;^_^A

 

明石海峡大橋の高速バスと競合する高徳線では仕方がありません

 

9月3日からは土讃線にも投入されます

 

image

16:13

徳島駅に定刻の16:11に到着しました

 

 

3番ホームから高徳線・徳島線方面

 

初めて降りる徳島駅のホーム

 

思ってたよりも大きな駅でした(゜◇゜)

 

image

16:13

3番ホームから牟岐線方面

 

4番線には海部から乗って来た1500形が停まっています

 

徳島駅は初めての訪問で、商業施設と一体化して賑やかな駅でビックリ

 

四国では高松駅に次いで、一日1万6374人の乗降客があるそうです

 

16:14

跨線橋から牟岐線方面

 

image

16:15

跨線橋から高徳線・徳島線方面(JRになってからは佐古駅迄は高徳線)

 

此処から459Dに乗り換える徳島線のホームは1番線のようです

 

牟岐線が79.3km、28駅で所要時間が2時間9分だったのでよく似てる
 
運賃は全く同じです
 
乗り換え時間は16分あります

 

image

16:18

徳島駅前

 

駅の南西方向には眉山が聳えてる筈ですが、そごうのビル陰になって見えません

 

16:18

地下街もあるのか・・・

 

しかし

 

駅の中のセブンイレブンはビックリするほど狭かった

 

きっと日本一狭いセブンイレブンだと思うけど…流れ星

 

いやいや、うちの方が一番と名乗り出られても困るので

 

日本で二番目に狭い…

 

としておきましょうかね(^ー^)v

 

16:20

1番ホームだけ高松駅のように頭端式ホームになってる

 

16:22

1番ホームから徳島運転所方面

 

発車時刻間際になると、日曜だけど通学客を中心に列ができ、

 

1200形2両編成の459Dは満員の乗客を乗せて16:27に出発しました

 

次の佐古駅までは高徳線を走ります

 

(国鉄の徳島本線時代は徳島駅-佐古駅間は徳島本線にも属する重複区間でしたが、民営化時に徳島本線を佐古駅終点とし、その後徳島線と改称しました)

 

16:31

佐古駅を過ぎると高徳線と徳島線が分岐

 

前面展望ですv(⌒o⌒)v

 

16:39

 高徳線から左へ分岐して徳島線は西へ

 

16:39

徳島駅周辺には、牟岐線、徳島線、高徳線、鳴門線と分岐しており、昭和60(1985)年までは小松島線も牟岐線から分岐してました

 

16:42

まもなく、府中駅

 

夕陽に向かって進むので前面展望は暑いし眩しくて根性要ります(≧m≦)

 

吉野川と並んで一路西へ

 

16:52

この列車は2両編成なのでワンマン運転では無く、車掌さんが往ったり来たりするので

 

前面展望位置は度々車掌に明け渡さねばなりません

 
17:02
石井、下浦、牛島、麻植塚駅と遡って行くと、次は鴨島駅
 
むかし、吉野川上流の川島町の潜水橋から鴨島町までの筏下りレースに何度か参加した思い出があります
 
国道318号線の阿波中央橋付近がゴールでした
リンク⇒あどべんちゃー in 吉野川星クリックシテネ^.~
 
 
17:13
阿波川島駅の次は学駅
 
学駅の硬券の入場券は入学と読める為、受験生には大人気チュー
 
合格祈願きっぷがJR四国から毎年販売されておりますお願い
 
 
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・
 
日曜だけど、通勤通学列車並の混雑で、
 
しかもベンチシート
 
窓は皆さんカーテンを降ろされるので車窓も殆どなくて
 
いつのまにか
 
ウトウト o( _ _ )o...zzzzzZZ

 

image

不覚にも (´Q`)ふぁ…

 

学駅から辻駅まで1時間余りの間ウトウトしてしまいました(^▽^;)

 

18:25
 ハッと気がつくと、辻駅での交換待ちの最中でした
 
東みよし町(旧井川町)の辻駅前は、スキー場が旧井川町にあるのでよく通りますが
 
駅の隣にあった辻高校はソフトボール女子が強かったと記憶してます
 
(懸垂幕を幾度も見た様な気がします)
 

県立辻高校は2年前に三校統一され、池田高校辻校となったようです

 

愛媛県のような分校方式とは違うのかなはてなマーク

 

18:26

徳島線は隣の佃駅まで

 

佃駅からは土讃線の路線を阿波池田駅まで走ります

 

18:31

 辻駅の次は佃駅

 

駅の手前で吉野川を渡って来た土讃線が合流

 

徳島線はこの佃駅迄で、この先は土讃線となりますが、当駅には特急列車は停車しません

 

土讃線の箸蔵駅と佃駅は、直線距離では僅か1kmしか離れてませんが

 

阿讃山脈の猪鼻峠を越える為に河岸段丘上にある標高139mの箸蔵駅まで高度を稼ごうと

 

大きなオメガカーブを描いているので駅間距離は3.4kmもあります

リンク⇒箸蔵街道をたどる道 5DASH!

 
18:31
吉野川を渡って来た土讃線の路線が右から合流して佃駅へ

 

佃駅にて琴平方面(香川県)へは乗り換えですが、特急列車はこの駅には停まりません

 

このため、徳島線徳島方面と土讃線多度津・高松方面を利用する場合
 
特急列車同士の乗り換えと、特急列車から普通列車に乗り換えと、普通列車から特急列車に乗り換えの場合は、分岐駅通過の特例により佃駅と阿波池田駅間を往復することが出来ます
 
しかし、この場合は阿波池田駅での途中下車は出来ません
 

 

18:36

山中の日没は早いですが

 

まだ明るいうちに何とか阿波池田駅に戻って来れました

 

18:36

阿波池田駅

 

さすがに四国のへそ

 

多度津駅にも負けない広い構内に3面5線のホームと留置側線が広がります

 

18:37

459Dは4番線に入線するようです

 

18:37

3番線には大歩危行の1000形が停まってる

 

18:37

定刻の18:38に阿波池田駅到着です

 

プチ乗り鉄のつもりでしたが・・・

 

正直長かったです

 

 

牟岐線辺りまでは余裕でしたが、徳島線はちょっとしんどかったなぁ

 

不覚にも寝てしまったけどね〜

 

18:38

4番線と5番線のホーム中央にあるかずら橋のミニチュア

 

18:40

阿波池田駅を起点とした鉄道と路線バスのプチ乗り鉄のゴールです

 

周回距離は348.5kmでした

 

 

18:46

想像してたよりもまだ明るいです

 

大歩危行4245Dが気になります

 

まるで私の到着を待っていたかのような顔をしていますw

 

 

この列車は17:45に琴平駅を出発して猪鼻峠を越え、18:23に阿波池田駅に到着

 

上り南風24号と下り南風19号を見送った後、18:52に大歩危へ向けて出発するみたいですね

image

ちょっと時刻表を開いてみますw

 

大歩危駅着が19:20です

 

上りの鈍行列車が19:22にやって来る

 

発車は19:33

 

阿波池田駅には20:02に戻って来れるキラキラ

 

18:47

3番線に大歩危行の4245D

 

4番線には徳島駅から乗って来た459D

 

459Dは4472Dとして徳島駅へ帰って行きます

 

19:00

今日2度目の土讃線(〃∀〃)ゞ

 

4245Dに乗ってしまいましたw

 

何故かまたもや後面展望

 

19:02

祖谷口駅

 

午後7時を過ぎましたが、まだ何とか明るいです

 

19:02
乗客は4人
 

19:05

伊予川橋梁の手前辺りです

 

19:10

吉野川もまだ見えてます

 

19:12

小歩危駅

 

19:13

薄暗くなってきました

 

車内の灯りが写り込みます

 

19:15

今朝撮り損ねた第2吉野川橋梁

 

なんとか撮れました

 

19:15

暗くてもう動画は無理

 

吉野川右岸を進んでます

 

19:15

トンネルとロックシェッド、橋梁の連続です

 

19:16

画像が流れ始めました

 

19:20

大歩危駅に到着です

 

19:20

夕暮れの大歩危駅

 

3番線に入線しました

 

いい感じ~

 

構内には大歩危の渓谷を眺める事の出来る遊歩道もあるらしい

 

また桜の開花時期の美しさも皆さんのブログで何度も拝見しております

 

19:21

2面3線の広い駅です

 

駅舎とホームは構内踏切で連絡

 

19:22

高知発阿波池田行の256Dが2番線に入線します

 

19:22

3番線の乗って来た4245Dは室内灯を落としてこのまま朝までお休みかな

 

19:22

祖谷のかずら橋へは、かつては祖谷口橋を渡って県道32号線を祖谷渓沿いに遡りましたが

 

現在は大歩危駅から県道45号線で向かう事が出来ます

 

スリルに満ちた断崖絶壁の曲りくねった祖谷渓の道は通る事が少なくなりました

 

19:23

3番線で眠りについた1000形は

 

明日の朝6:13発の4212Dとして琴平へ向かうようです

 

19:24

 構内踏切を渡って駅舎へ

 

19:24

大歩危駅には土讃線の全ての列車が停車します

 

19:24

駅舎から見たホーム

 

19:25

2番線の列車に乗り込み、19:33に発車しました

 

19:39

長かった乗り鉄もようやく終わろうとしてます

┐(´~`)┌

 

20:02

定刻の20:02に阿波池田駅に到着しました

 

予定より1時間半ほど長くなりましたがプチ乗り鉄

 

今度こそ完了ヾ(≧∇≦)ゞ

 

 

image
GPSトラックログ 
今回の移動区間 徳島駅-大歩危駅-阿波池田駅
 

反時計回りの四国南東部の周回乗り鉄

 

今回の乗り鉄で

 

土佐くろしお鉄道ごめんなはり線、阿佐海岸鉄道阿佐東線、牟岐線、徳島線のいずれも全線を完乗出来ました

 

どれもがこれまでに全く乗った事が無い路線だったのでよかったです

 

今回のルートは路線バスも入れて391.9kmの行程になりました

 

昨年の暮れに土讃線、予讃線(海回り)、予土線を完乗しているので

 

いつの間にか残りの方が少なくなってるんでないかい

 

ほんの3年前まで、20年近く鉄道に乗った事が無かった一四国島民としても

 

この数年間に限っては、ほんの僅かでも島内鉄道の一助となっているのでは

 

などと、おこがましい事は思いませんが…ニヤリ

 

拙いブログでも、鉄道の良さに興味を抱いてくださる方が1人でもいたなら

 

またその方が鉄道の魅力を誰かに伝えてくれたらいいなと…

 

思います

 

 

今回改めて感じたことは

 

営業係数の高い赤字路線ほど

 

車窓も素晴らしく、乗り鉄してても愉しい

 

また、

 

乗り鉄するにあたってはピストンでは無く

 

回遊すると楽しさも倍増なので、予土線の様な路線は是非とも残って欲しいものです

 

しかし

 

JR四国単体で担うには厳しい数字が出ています

 

 

毎回だらだらと長くなってしまいましたが

 

最後まで辛抱強く見て頂きましてありがとうございました

 

 

おしまい

 

 

では、また

 

関連記事

DMV化の前に! 幻の阿佐線 乗り鉄計画 へ

JR四国 車deトレイン へ

JR伊予三島駅にて車deトレイン申込み完了 へ

JR阿波池田駅 へ

土讃線を往く(阿波池田駅-後免駅) へ

阿佐西線(ごめん・なはり線) 後免駅-奈半利駅 へ

阿佐線未成区間は路線バス(奈半利駅-甲浦駅) へ

阿佐海岸鉄道 阿佐東線 甲浦(かんのうら)駅 へ

阿佐東線(阿佐海岸鉄道) 甲浦駅-海部駅  へ

牟岐線(海部駅-徳島駅)を往く へ

このページの最初に戻る