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   【夫の浮気で信用崩壊】したあなたへ

 

ぼくたち夫婦は互いに好きな仕事をしながら、年300日以上、世界中を旅しています。

 

ずっと一緒にいるので

イヤにならない?喧嘩しない?といわれるけど

付き合った当初よりずっとずっと仲が良い。

 

そんな風に変われた理由、それはWAKANAとの「魔法の質問」でした。

 

ここからは

ミヒロ&WAKANAが対話形式で、原因や深層心理を掘り下げます。

あなたの問題を解決するときのヒントになると嬉しいです。

 

 

ケース18. 渡辺さやかさん(仮名 40代前半)

夫の浮気が発覚しました。夫は相手とは切れて、「もう2度と浮気したり、悲しませたりすることはしない」と言っています。

けれど、どんなに言われても浮気されたことの悲しみがフラッシュバックしてしまいます。

私をこんなに好きになってくれる人はいないと思って結婚したのに、彼が信用できなくなり、毎日とても辛いです。

元のようになれる日は来るのでしょうか。

 

 

Mihiro&Wakana's TALK

WAKANA 信用していた旦那さんが他の女性と浮気をしていたことがわかったら、それはすごく辛いことだと思う。

しばらく立ち直れなくて当然だし、旦那さんがどんなに謝ったとしても、すぐに信頼関係を取り戻すのはむずかしいもの。

だから、思い切り落ち込んでいいんだよ。

 

ミヒロ そうだね。傷をすぐに癒そうとしなくていいよね。たとえば体に深い傷を負ってしまったら、次の日には治らないよね。

傷が深ければ深いほど、治すのに時間がかかる。

心の傷も同じこと。一度心に深い傷を負ったら、それを立て直すのに時間がかかるのは当たり前だよね。

 

そして「傷は治るもの」と信じることが大切だと思う。

「どうせもう治らない」と思っていると、実際の傷も心の傷も治らないけど、「絶対治るから、少しずつ治していこう」と取り組んだら、傷はいつか癒えていくから。

 

WAKANA そうだね。いま必要なのは、自分を慰めることかな。

親友が同じ状況になった時に、かけてあげたい言葉を自分にかけてあげるの。

「辛かったね。悲しかったね。今までよくがんばったね」

と自分にかける言葉を、愛の言葉にしていくの。

 

ミヒロ ふとした時に、悲しみが襲ってくることもあると思うけど、その度に愛の言葉を繰り返しかけていくんだね。

 

WAKANA そうやって傷を癒しながら、同時にやってほしいのは「自分を自分で信頼する」ということ。

 

ミヒロ 「自分を自分で信頼する」というのは、どういうこと?

 

WAKANA この方は、私をこれほど好きな人はいないと思って結婚したのにこういうことが起きてしまって、彼が信用できなくなったといっているでしょう?

この方にとっては、相手に愛されることが自分の価値を受け入れるということだったと思うのね。

だから、彼が私を愛していないということを感じる行動は、自分の価値がなくなってしまうと感じることになる。

それで男性不信になって、心から信用できないみたいになってしまっているのだと思う。

 

ミヒロ 相手より先に、まず自分で自分を愛さなきゃいけないってことだね。

 

WAKANA そうなのよ。人の気持ちも、相手も、まわりもすべて諸行無常で、いろんなことは変わっていく。だから本当に信頼できるのは、自分なのね。自分への愛。自分が自分を信頼するということなの。

 

すべての人間において言えることだけど、他人のことは100%コントロールできないじゃない?

「コントロールできないこと」や「他人の気持ち」を気に病む時は、実は本当の自分が発している声ではなくて、自分の外側にフォーカスしているとき。

 

つまり、いま本当に見るべきところが違いますよ、というサインになるのね。

これは、何度も私自身が検証してわかったことでもあるんだ。

 

だから「どんなことが起きたとしても、私自身が1番の味方だから大丈夫」と自分にフォーカスして、自分を信頼し続けることが大事なの。

自分に対してどう思い、関わるかが、どんなに環境や人が変わっても、唯一自分でコントロールできるところ。自分への信頼が揺らがなければ、まわりに影響を受けすぎることもない。

 

自分で自分の価値を1番理解しようとしたり、そのための努力をしたりしていくと、いままで外に愛を求めていたことで漏れていた自己愛が、どんどん自分に注がれていく。

 

ミヒロ 自分を信頼するというのは、自分の中から出て来た思いを、自分が1番の味方でいるということだよね。

 

WAKANA そう、そのためには自分がどんな人なのかっていうのをよく知ること。

知らないと、味方でいることも、応援することも出来ない。

自分のいい所とか、好きな所を好きにならないと、応援できないじゃない。

 

ミヒロ 自分への信頼がないと、具体的にどうなってしまうのかな?

 

WAKANA たとえば旦那さんがもしこの先、本当に奥さんのことだけを愛し続けたとするよね。でも「何があっても私は大丈夫」という自分への信頼がないと、「また浮気をするかもしれない」と夫を信じることができない。

ずっと不安を持ち続けることになって、せっかく愛してくれているのにその愛を受け取れないことになる。

そしたら、愛されていても愛されていると感じることができない。

 

ミヒロ なるほど。自分を信頼すること、パートナーとの信頼関係を築くって、一見別のことのように思うけど、実はつながっているんだね。

じゃあ、「自分で自分を信頼する」ために、どうすればいいのかな?

 

WAKANA これは、他人との人間関係を築く時とまったく同じ。

人との信頼関係って、何度も対話をして、相手の意見を受け入れていくなかで育まれるじゃない?それを自分自身とすればいい。

 

自分の心の声を聞いて、どんな答えが返ってきたとしても受け入れるの。

 

例えば、「今、どんな気持ち?」と聞いてみる。そうやって自分と向き合って、

「なんで私は、こんな悲しい気持ちになっているのかな?」

「あ、そうか。私が考える理想のパートナーシップはこういう形で、それが夫と実現できなかったから悲しいのか」という感じで、対話を続けるの。

 

ミヒロ 感じたことを、自分で聞く。どんな答えが出ても受け止めることだね。

とはいえ、つらい時期だと自分と対話しながら、

「あの時、私がもっとこうすれば、夫の浮気は起こらなかったかもしれない」

「私なんて価値がないんだ」

と必要以上に自分を責めてしまう人も多いかもしれないね。

 

WAKANA うん、実際にそういう人も多いと思う。自己対話で1番大切なことは、自分に優しくすること。もし自分に対する批判の声が出てきたら、こう自分に質問してみるといいよ。

 

「自分にどんな批判がありますか?」

「自分にどんな怒りがありますか?」

 

批判や怒りや悲しみは、自分の声を1番自分に聞いて欲しくて起こってくる強い感情。

だから、自分を批判したいからそう感じているのではなく、本当はどんなことを感じていきたいのかを知るために、軌道修正として起こっている。

 

このようにして、感じたことを優しく聞いて、紐解いていくと、客観的に「ああ、私は自分自身に対して、こんな風に思っていたんだ」と知ることができる。

 

そのとき、相手がどうこうではなく、自分自身が癒されて、悲しい出来事も相手も許すことができる。

傷は、相手が癒すものではなくて、自分が癒すもので、自分で治るものだから。

 

そうやって自分をより深く知って信頼関係を深めて、自分自身が1番の味方になれば、これから先何が起きても、たとえ相手から何をされたとしても、こだわらなくなる。

 

私自身、これまで人間関係で悲しいことや辛いことがあって、「もう人を信頼できないかもしれない」と思ったことがあったの。

でもこうやって自分と対話をすることで、少しずつ傷を癒すことができたから。

 

これはパートナーの浮気に限らず、あらゆる人間関係で悩んでいる人にもワークすると思う。

 

 

次回は

このお悩みのポイント解説と、解決へ導く「魔法の質問」です。

 

 

 

「ベストパートナーを育むしあわせの法則」

ミヒロのストーリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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