2024年は
羨まない力
が、大切
ママから自分に戻る時間を作ろう
ぼくたち夫婦は互いに好きな仕事をしながら、年300日以上、世界中を旅しています。
ずっと一緒にいるので
イヤにならない?喧嘩しない?といわれるけど
付き合った当初よりずっとずっと仲が良い。
そんな風に変われた理由、それはWAKANAとの「魔法の質問」でした。
ここからは
ミヒロ&WAKANAが対話形式で、原因や深層心理を掘り下げます。
あなたの問題を解決するときのヒントになると嬉しいです。
ケース13. 大原しずかさん(仮名 30代後半)
子どもを出産してから忙しく、夫婦の時間がなかなか作れず、寂しく思っています。
以前は夫婦の時間もあったのですが、今は子ども中心になっていて、もはやパパとママ以外の役割はない感じです。
子どもができたらそういうものなのかなとも思いますが、そこから少しでも抜け出せる方法はないでしょうか。
Mihiro&Wakana's TALK
WAKANA この方はもしかしたら、ママである自分と、ひとりの女性としての自分を一体化させてしまって、個人がなくなってしまっているのかもしれない。
私の友人で、日本人とフランス人のカップルがいてね、彼らは定期的に夫婦の時間を作っているの。
子どもたちには早めにご飯を食べさせて、「ここからは大人の時間だから、あなたたちは子ども部屋で遊んでいてね」といって。
そんな風に、ママである自分と、ひとりの女性としての自分を切り離すってことをあえてしないと、子どもが小さいうちはずっと忙しいままになってしまうと思うの。
ミヒロ そうだね。子どもと自分がセットになると、だんだん個人としての自分がなくなっていくから、いざ旦那さんと2人の時間ができたとしても、子どもの話ばかりしてしまうそうだね。
WAKANA そう、個人としての話ができなくなってしまうの。
だから、ママである前に、自分自身でいることを大切にしたいよね。
ミヒロ この日本人とフランス人カップルのように、心がけ次第で夫婦2人だけの時間は作れると思うけど、でも奥さんが時間を作りたくても、旦那さんが忙しくて時間を作れないケースもありそうだよね。
WAKANA まさにそういう夫婦がいたよ。
旦那さんの仕事が忙しくて、夫婦の時間がとれず関係がギスギスしてしまったんだって。
そこで奥さんの方から、心で感じている感情とか、淋しさとか思いを、素直にそのまま旦那さんに話したらしいの。
「こんなにも2人の時間がとれないのだとしたら、私が思い描いている理想の夫婦の形ではないから、この先不安だ」って。
そのまま伝えたことで、旦那さんも聞くことができたのね。
旦那さんとしても、奥さんを幸せにしたいっていう男気がああるから、奥さんがハッピーじゃないってことは、自分がうまくやれてないっていう風に思っちゃうわけ。
奥さんが批判していなくても、勝手に批判されているように感じちゃうの。
だからこそ批判ではなくて、素直な相手への想いや、相手と大切にしたいことを伝えるっていうことが、すべての始まり。
それで2人で話して「やっぱり2人で生きていきたい」という答えが出て、
「人生の時間の使い方で、何が大事か」
ということについて、話し合ったそう。
今では毎週1回、夫婦ミーティングの時間を作って、仕事の話から趣味の話、将来の話まで、いろんなことを話しているらしいの。
忙しさは変わらないの。忙しいままなんだけど、今では時間をとって、2人でノートを使って書き込んだりしているみたい。今はとっても仲良くて幸せそうよ。
ミヒロ この相談者さんも、旦那さんに素直に話して、意識的に自分たち2人だけの時間を取るようにできるといいね。
WAKANA そうそう。素直に話すということが大切。
そして、1分からスタートしてもいいから、自分時間をとろうと決めること。
ちゃんと2人の時間をとることや、それぞれが親ではない自分として話す時間をとること、そのすべての時間を楽しむと意図しているように見える友人のパパママがいるんだよね。
彼らを見ていて思うのは、親になったら子どものことがすべてになると意図すればそうなるし、親になっても自分の時間と家族の時間、夫婦の時間のバランスをうまくとろうと意図すれば、そうなるための情報も助けも集まってくるということ。
世の中には、うまくバランスをとっている家族は数え切れないほどいるから、うまくいってそうな人を探して、どうしているのかを自分で聞いてみるのもいいと思うな。
次回は
このお悩みのポイント解説と、解決へ導く「魔法の質問」です。
「ベストパートナーを育むしあわせの法則」
ミヒロのストーリー
WAKANAのストーリー