【自分を犠牲にするのをやめよう】 

 

自分を犠牲にして生きていると、 

何のために生きているのか分からなくなる。

 

あなたの体も、

あなたの人生もあなたのモノ。 

 

だから、

壊さないように守るのもあなたの役目。

 

もっと大切にしていこう。

 

いつも心の声を聞いて、 

悲鳴を上げていないか確認しよう。

 

 

 

「ベストパートナーを育むしあわせの法則」 

 

これまでのストーリー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WAKANAのストーリー
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  「夫に遠慮し、言いたいことが言えない」人へ

 

ぼくたち夫婦は互いに好きな仕事をしながら、年300日以上、世界中を旅しています。

 

ずっと一緒にいるので

イヤにならない?喧嘩しない?といわれるけど

付き合った当初よりずっとずっと仲が良い。

 

そんな風に変われた理由、それはWAKANAとの「魔法の質問」でした。

 

ここからは

ミヒロ&WAKANAが対話形式で、原因や深層心理を掘り下げます。

あなたの問題を解決するときのヒントになると嬉しいです。

 

 

ケース2. 小林ゆりさん(仮名 30代)

結婚して3年になりますが、夫に本音を話せないのが悩みです。

本当は言いたいことがたくさんあるのに、なぜか夫には本音を言えません。

夫は癒し系の妻を求めているので、弱音や泣き言を口にしたらウザがられそうで・・・。

夫も、表面的なことしか話してくれません。

どうしたら本音を話せるようになるんでしょうか。

 

 

Mihiro&Wakana's TALK

ミヒロ なぜ本音で話せないのか。この方は、パートナーに対して何か遠慮しているのかもしれないね。

その場合は「自分はなぜパートナーに遠慮しているのか?」に、答えてみるといいね。

そうしたら、自分の中で「こんなことをしてはいけない」とか「こうするべきだ」という思い込みがあることに気づけるかもしれないよね。

例えば「結婚したら、妻は夜飲みに出かけるのは控えるべきだ」と思い込んでいて、でも本音では時々、遊びに出かけたい時もあるのに、我慢しているとか。

 

あるいは「妻は夫よりも稼いではいけない。夫より稼いだら夫のプライドを傷つけてしまう」と思い込んでいて、本音ではもっと仕事をしたいのにセーブしてしているとか。あるいは良い妻というのは、いつもにこにこしていなければいけないと決めつけているとか。

そうやって自分の本音に足かせをはめている部分があるのかもしれないし、まず原因を自分に問いかけてみると、いいよね。

 

パートナーが遠慮して本当に思っていることを言ってくれないと、その相手も本音を言いにくくなる。これって夫婦関係に限らず、あらゆる人間関係にもいえるよね。

本当に思っていることを語ってくれない友達って、腹を割って話せないから、全然仲良くなれない。

 

WAKANA そうだよね。自分が心を開いていないと相手も心を開きにくい。

癒し系の妻を望んでいるとあるけれど、旦那さんにとって癒しとはどういうことなのかを、まずは聞いてみるといいかもしれないね。

 

人って、自分の中で思っていることが事実であると思いがちで、自分で思っていることや不安から「相手もきっとこうだ」と決めて自分を苦しくさせてしまう。

自分で自分に対して思ったことはいいけれど、相手のことに関して思ったことは、たとえ超能力とか使えて、相手のことが手にとるようにわかったとしても、相手の言葉でなければ妄想上のことだと思ったほうが、シンプルに物事を見ることができて、楽に解決するための行動をとることができたりするから。

 

例えば、旦那さんに直接聞いてみたら、癒し系とは、弱音や嫌だなという感情も安心して話ができるということかもしれないし、いつもケラケラ笑い合うことかもしれない。

それは旦那さんしか答えを持っていないんだよね。

 

相手を想って本音を伝えたり、相手のことを純粋に興味をもって話を聞いたりすることで、相手と自分をつなぐパイプがどんどんあたたまっていく。

そして、そのパイプを通じて、自分が相手に感じることが想いとなって伝わっていく。

面白いのは、そのパイプは自分が心を開けば開くほど大きく太くなって、そこで行き来できるコミュニケーションや情報量がどんどん増えるから、心を開き合った人とはそうでない人よりたくさん話ができるし、どんなことも受け入れ合いやすくなる。

 

まずは自分が相手に心を開くために何からしようか。

 

ミヒロ まずは自分が何に対して遠慮しているのかを知り、相手に思っていることを伝えること。そこをクリアしないと、相手と深い関係性にはなれないってことだね。

まずは自分自身に「本音で話せているか」と問いかけてみて欲しい。

 

WAKANA 仕事で疲れて帰ってきた時に、面倒な話になると、相手がイヤがるかもしれないと、遠慮するケースもあるかもしれないね。

相手のことを想うのは素敵なこと。だけど、我慢して言わないのは遠慮。

遠慮って遠い配慮って考えると、相手から遠くにいるということでもあると思うんだよね。

だから、遠慮を続けていくと本音で話せる近しい関係になりにくくなる。なので、相手に近づく行為として、相手のことを想った上で、本音を伝えるというのがいいと思う。

 

「最近忙しそうだけど、お互いが元気に過ごすために、私もあなたの話を聞きたいし、私の気持ちも聞いてもらえたら嬉しい。10分でもいいからゆっくり2人で話したいな」と伝えてみるのもいいよね。

 

ミヒロ 気づかった上で、自分の思いを話す。それがセットだったらいいね。

 

WAKANA そして相手にも本音で話してもらうために、どうすればより話しやすくなるか、考えてみてもいいかもしれない。

例えば話す時に、おいしい紅茶を淹れてみるとか、彼にとって興味のある話題から入っていくとか、相手が胸を開いて本音で話してもらえるよう、自分でも工夫できることは、いろいろあるからね。

 

ミヒロ さらに、もし話し合えるような関係だったら、「パートナーが本音で話してくれる条件」について2人で対話できるといいね。

 

 

次回は

このお悩みのポイント解説と、解決へ導く「魔法の質問」です。