先週は日曜日の夕方に大事故が発生して、その対応に追われた。


職場から帰ってきたのは夜11時頃だった。
翌朝も6時過ぎから対応をする必要があり、なんだか忙しい月の始まりだった。


+++


水曜日に飲み会があった。その日は午前1時過ぎまで飲んでいた。


一次会で飲んでいる間に、上司に「来年度の異動はない」と言われて、ショックだった。
僕の席は2年で異動になるのが、今までの慣習だった。


「本人がどんな仕事をしたいのか今ひとつ不明確だから。」
というのが理由らしかった。確かに僕にはこれといってしたい仕事はない。
「でも、今のこの仕事はしたくないっていうのは明確だったと思うんですが。」
言ってみたけれど、あまり意味はなかった。


また苦情を受ける日々が続くのか、と今は少し気が重い。
もっとも1時過ぎまで飲んでいた飲み会は、いろんな店に行って楽しかった。


+++


今週は先週に引き続いて面接試験があった。最近は僕が面接官側に立つことが多い。


うちの会社に面接に来る人は給料の安さもあって、お年を召した方が多い。いろんな人がいるなあ、というのが正直な感想だ。


先日は「遅刻する」という電話のあと、ジーパン姿で会場に来た人がいた。合格するのが当然だと思っているようで、勤務条件の質問ばかりしていた。


面接が終わって仕事をしていたら、さっき勤務条件の質問ばかりしていた人から電話があって、また勤務条件についていろいろと質問を受けた。面接官っていうのも大変だなあ、と思った。


+++


最近は、何も考えずに見られるアクション映画を見るようにしている


トム・クルーズの映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を見た。


allyouneediskill

http://youtu.be/nBs7vxHCvzg
人生を何度もやり直して、異星人をやっつける、という映画だ。


allyouneediskill1


allyouneediskill2

細かい設定までよくできていて面白かった。


最近は、ジェイソン・ステイサムがお気に入りで、彼の映画ばかりを見ている。


「メカニック」ではどんなことも計画に組み込み、冷静に対応する殺し屋を演じている。


mechanic

http://youtu.be/Ihy2MCscK58


mechanic1

mechanic2

前半は事故死や自然死を偽装する殺し屋っていう設定だったのだけど、途中からは一流ホテルやメインストリートで銃を使った超目立つ殺害を始めてしまい、「あれ?」と思った。


「パーカー」ではルールを守る強盗を演じている。


parker

http://youtu.be/zyq-l1m9Lyg
アクション映画の王道という感じで、悪く言えば先が読めてしまう。


parker2

parker1

ジェニファー・ロペスが出てきたとき、きっと敵にさらわれてムダに大騒ぎするんだろうなあ、と思っていたけどその通りだったし。


「トランスポーター」では、どんな依頼品も正確に目的地まで届けるプロの運び屋を演じている。


transporter

http://youtu.be/66zXRszqat4
こちらもルール厳守。イギリス人だなあ、という気がする。


transporter1


transporter2

そして、荷物が女性だったことから、ルール違反をして、その女性がまたムダに大騒ぎして。


そういうアクション映画を見たかったんだからしょうがない。ジェイソン・ステイサムは、小さな演技もきちんと行う素直ないい俳優だと思う。しばらくはこんな映画を見続けることになるのだと思う。


残留が決まって、がっかり感が抜けきらず、まだ心が疲れているから。

仕事で図面を書いて面積を求める必要があった。求める4角形に直角の部分はない。
対角線を1本引き、2つの三角形にする。三辺の長さをそれぞれ出し、それから途方に暮れた。


「3辺の長さが分かると3角形の面積って計算できるんだっけ?」
大声で言ったら、課長が「ヘロンを使えばいいよ」と声を掛けてくれる。
「ヘロンですか?」
部下がヘロンの公式を埋め込んだエクセルファイルをメールで送ってくれる。
3辺の長さを入れれば面積が計算されるようになっている。


そういえば、高校の数学の授業で習ったような気がする。
面積が簡単に出たのを見て驚いたが、この公式が紀元前2世紀には証明までされていたことを知ってまた驚いた。


+++


これから、毎週のように飲み会がある。ただ、係会や課会といった大きな飲み会は、日程的にアルコールが飲めない。翌日に重要な会議が控えている。水でも飲んでいようかと思う。


今週も飲み会があった。アルコールがアルコールを呼ぶのだろうか?酒を飲み始めると、いつも文字通りの痛飲をしてしまう。この日も、かなり酒量の多かった一次会のあと飲みに行こうと思った。僕の前に店を出た人を追いかけた。走って行くと、知らない人だった。


それで、再び飲み会の会場まで戻ろうかとも思ったけれど、それはやめにして別の店に1人で行こうと思った。でも目的の店は閉まっていた。
「もう帰ろう。」と思って、そのままタクシーで帰った。すぐに眠ってしまった。寝たのは9時前だったと思う。


それでも翌日の午後になっても、少し胃がむかむかしていた。あのまま飲みに行っていたら、ひどいことになっていただろうと思った。


+++


土曜日に職場の若者2人を連れて、虚空蔵山と風越山に登った。


2人は職場のトップアスリートを言ってもいいほどで、山を歩く体力に恵まれていた。10時頃に登り始めたが、僕は登り始めた10分後には2人についていくことができず、もうバテていた。


バテてくると口の中に血の味が広がる。休憩を取って、ウインドブレーカーも、重ね着していたシャツも脱いでしまう。持って行ったワインは、1人の若者が持って行ってくれることになった。もう1人は既に「6kg分のダンベル」を背負っていた。


前日に「持ち物は何を持って行けばいいですか?」と聞かれたので「なるべく山に関係がないものを」と言ったらザックに「6kg分のダンベル」を入れてきたのだ。


ワインを持ってもらってからも、僕は2人についていくのがやっとだった。ときどき、休憩を取ってもらう。


それでも虚空蔵山の中ほどにある鳥居まで来たときには、少し体が山登りに慣れてきた。
2人の「どんな女が好きなのか?」という話しを聞きながら、虚空蔵山の頂上を目指した。


虚空蔵山の頂上付近になると、登山道に雪が増えてくる。同時に、視界が開け見晴らしがよくなる。


kokuzo mountain

すれ違った人から、ここから先は雪道になると教えてもらう。虚空蔵山の頂上で少し休憩を取ると、5本歯の軽アイゼンを装着する。


ここから風越山を目指す。ずっと雪道が続く。岩の上で雪が解け、それが再び凍って道の表面がツルツルに凍っている箇所も多々あった。軽アイゼンなしではとても登れなかった。


kokuzo to fuetsu

雪は徐々に深くなり、道も凍り付いて危険が増してきた。
風越山にある神社から先には鎖場があるが、この鎖場も凍り付いていてとても危険だった。


頂上は、雪に覆われていた。風越山という文字が辛うじて雪から外に抜け出していた。


fuetsu mountain

帰り道も、風越山中程までは凍り付いた岩などの上を歩かなくてはならず、危険だった。
危険な箇所を抜けてからは、若者達は走った。途中で道に迷ったりもしたが、被害は少なかった。


無事に下山をした。一時期は、僕に山の体力がなくてどうなることかと思ったが、何とか帰ってくることができた。登っている間はバテていたのでつらさが勝っていたが、下りてくると、楽しかったなあ、という思いが勝ってきた。やっぱり山はいいなあ、と思った。風越山は今日で登ったのは4回目になる。


家に帰るとシャワーを浴びた。それから簡単にご飯を食べて眠ろうと思ったが、体中が痛くてなかなか眠ることができなかった。
満腹すれば眠れるだろうと、ラーメンを作って食べて、10時半頃に寝た。それから翌朝7時近くまで眠り続けた。


+++


テリー・ヘイズの「ピルグリム(2)ダーク・ウィンター」(ハヤカワ文庫)と「ピルグリム(3)遠くの敵」(ハヤカワ文庫)を読み終わった。


pilgrim2

pilgrim3

こんなに読書に熱中したのも久し振りだ。こういう本を僕はもっと読むべきだと思った。


この本で僕が気に入ったのは、諜報員「ピルグリム」の賢さやテロリストのやっていることはともかくとした真摯な姿勢だけではなく、音楽のセンスも気に入った。


この小説に出てくるテロリストの父親は動物学者なのだが、彼が求めた謎は「なぜカクレクマノミはイソギンチャクに刺されず、共存できるのか?」だという。


この謎は、最近になって日本の高校生が、しかも女性が解いてしまった。女性に教育の機会を与えないアラブ諸国にはショッキングなことだと思う。そしてまた、この問題を解いた女子高校生を、僕はすごく誇りに思うし、よくやってくれたと嬉しく思う。


+++


リュック・ベンソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演の「LUCY/ルーシー」を見た。


LUCY

http://youtu.be/sx_bLvKF6o4

人間の脳は普段、10%しか使用していない。もし、100%使用したら、というのが、この映画の主題。


LUCY1

実際には、テレビのオン・オフや時間を操れるといった外面的な変化は起きないと思うけれど、科学を無視すればそれなりに楽しい映画だ。


LUCY2

バカみたいな女からすごく賢い女に変わっていくスカーレット・ヨハンソンの表情の変化を見ながら「女優ってすごいんだな」と思った。

小学生の頃、太陽の時間ごとの位置を、影を利用して特定し、プラスチック製のドームにシールで貼っていくという宿題が出た。


説明書を見ながら自分なりに正確に貼っていたが、教科書に載っている図とあまりにかけ離れていた。太陽の位置が低すぎたのだ。


それで、僕は、貼り終わったドームからシールを剥がし、再び教科書に載っている図のとおりに貼り直した。


結論から言うと、僕は間違っていなかった。太陽の位置は低くて正解だった。友だちが「こうなった」と取り出す宿題では、太陽は低い位置にあった。それを見ながら、僕はどうして、自分は教科書の図のとおりに貼り直そうなんて思ったのかと悔やんだ。


ありのままに物事を見るという姿勢は科学の基本だと思うが、それができていなかったことが、未だに残念でならない。


+++


こんなことを思い出したのも、TEDで「愛を語る数学」という講義を聞いたからだ。
https://www.ted.com/talks/hannah_fry_the_mathematics_of_love?language=ja #


「たとえ魅力的でないと考える人がいたとしても、他の人と違うところをアピールすべき」という講師の主張は頷ける点が多い。僕たちは芸能人になる必要はない。「自分が魅力を感じる『誰か』」に好かれればいいだけなのだから。


そういうわけで、僕らはハゲでもデブでもかまわない。そして、確かに「どうしてこんな奴にこんなビックリするような美人が」ということは現実によくあることだ。ありのままが正解なのは、科学の世界だけの話しではないのかもしれない。


+++


先週末は酒の飲み過ぎでほぼ一日寝ていたが、今週末は風邪を引いて寝ていた。喉が痛くて全身がだるい。


ずっとキンドル・ファイヤーでマンガを読んだり、アプリでゲームをしたりしていた。
マンガは何冊読んだかわからないくらい読んだ。でも、得ることは少なく、時間の無駄だった。


アプリでは、「モニュメント・バレー」というソフトをしていた。エッシャーのだまし絵がモチーフになっている。


monumentvalley
http://youtu.be/wC1jHHF_Wjo


エッシャーのだまし絵では、3次元ではあり得ない状況がまっとうに描かれている。特に、永遠に流れ続ける滝や、永遠に昇り続ける階段など、高さのトリックが見事だ。


この絵を3次元で作成することも可能だが、その場合には1方向から見るとエッシャーの絵のとおりになるが、別の方向から見ると、連続性を欠くことになることも僕は今まで、知識としては知っていた。


この「モニュメント・バレー」というソフトは高さのトリックをふんだんに使ったゲームで、エッシャーの絵を3次元で構成した場合の問題点も利点に変えている。


ゲーム自体は難しいことはなく、メインの10章と追加の8章すべて比較的簡単にクリアしてしまったが、このゲームはゲーム性というよりは芸術性を求めているように思う。基本的に脱出ゲームの分野にあたるゲームで、敵がいるわけでもない。


僕は「ico」のような「雰囲気ゲー」といわれる分野のゲームが好きで、モニュメントバレーもそんな感じが多少するゲームだ。こういうゲームがこれからも増えてくるといいなあ、なんて思った。


+++


風邪で、全身がだるかったが、まともな本も読みたいと思っていた。キンドル・ファイヤーにはなんの問題もないが、個人的に、やはりまともな本は紙でないと読みたくない。


テリー・ヘイズの「ピルグリム(1)名前のない男たち」(ハヤカワ文庫)を読み終わった。


pilgrim

僕にとっては理想の本だった。こんなに面白く本を読んだのも久しぶりのような気がする。
どんな状況下でも、改善を図る最もよい方法は教育だというさりげない一文を読んで、確かにそのとおりだと思った。


まだ、この本に続編があることがうれしい。このシリーズは、これからもきっと読み続けるのだと思う。

いろいろな試験の前に、昔はU2の「ヨシュア・ツリーのアルバム」や、スティングの「ドリーム・オブ・ザ・ブルー・タートルズ」のアルバムを聴くことが多かった。


u2


sting

最近は、音楽そのものをすっかり聴かなくなってしまい、試験の前に音楽を聴くという行為自体をしなくなってしまった。


大学入試のときには、ドアーズの「ハートに火をつけて」を聴いていた。


doors
難解な(だと思っていた)古文を読んでいると、頭の中に「ジ・エンド」のメロディが流れ出し、年取った冷たい蛇の表皮(7マイルもある)を思い浮かべながら問題を解かなければならなくなり、かえって重荷になった。


司法試験に取り組んでいたときには、試験会場まで行く間、映画「男たちの挽歌」のテーマソングが頭のなかにかかっていた。


otokotachinobanka

「決戦」という思いでいたが、今から考えると根本的に間違っているとしか思えない。


その点、U2のヨシュア・ツリーやスティングのは試験向きだった。それがなぜなのか、僕にはよくわからなかったけれど、これらの曲は真っ当な気がした。


先日、TEDでスティングの「再び曲を作り始められたわけ」という講演を聴いた。


http://www.ted.com/talks/sting_how_i_started_writing_songs_again/transcript?language=ja
ずいぶん太っていて、最初は「本当にスティング?」って思ったけれど、ラストはすごく感動した。映像ではなく、この会場にいたら、もっと感動しただろう。


初期のU2やスティングのアルバムには「何としても成功する」という祈りに近い願いや欲がにじみ出ているのかもしれない。試験の前に聴いて真っ当な気がしていたのは、僕自身もそんな気持ちで試験に向かっていたからだと思う。


+++


診療情報管理士の基礎科目試験は5択だった。英語の問題はどれも難しく、適当にマークをしていたのだが、最後の見直しの時に、自分がtachyは「遅い」という意味だという選択肢を正解にしていたことに気がついた。


ただ、気がついたのが試験終了10秒前で、マークを書き直している時間がなく、結局そのまま提出せざるを得なかった。


相対性理論に、質量があるものは光速を超えられない、というテーゼがある。このテーゼを逆手に取ったSFは相当数ある。つまり、質量がある物質が光速を超えられないのであれば、質量がマイナスの物質は光速を超えることができ、光速を超えられるなら、タイムスリップが可能になる、というものだ。


SFの世界では、この光速を超える物質を、ギリシャ語の「速いもの」を意味する「タキオン」と呼んでいる。宇宙戦艦ヤマトの波動砲も正確には(?)「タキオン粒子砲」である。


そんなSFの知識からも、tachyが「遅い」という意味なんてことはあり得ない。「タキ」は「速い」に決まっている。このことに試験時間中に気がつかなくて、本当に残念でならない。もちろん、正解肢がわからなかったので、例えこの選択肢を選ばなかったからといって正解になるとは限らない。それはわかっているけれど、完全に間違っていると自分が知っている選択肢を正解としてしまったことが悔やまれてならない。


+++


いろいろあったが、診療情報管理士の試験が終わった。試験終了後、目標を見失ってしまった感がある。試験勉強をしている間には、試験が終わったら、体を鍛えようとずっと思っていたのだが、冬の寒い時期にジムに行くのはそれだけで苦痛で、とてもそんな気にはならない。


これを機会にパワーポイントのMOS資格も取ろうかと思いつきはしたのだが、パワーポイントが入っているデスクトップのパソコンは寒い部屋にあって、あの部屋で勉強する気にはなれない。


オフィス2013の入っているノートパソコンを買うことも考えたが、ただでさえ受験料が高いMOS資格のためにパソコンを買うなんて無駄遣いだ。高い腕時計を買ってしまったので、しばらくは高額な電気製品を買うことは控えたい。


普通に考えれば、今まで止めていた気象予報士の勉強と英語の勉強をしていくことになるのだと思う。ただどちらも長期戦になる。どちらに注力するか、まだ気持ちがまとまらず漠然としている。2月中に結論を出したいが、3月には転勤がありそうで、暖かくなればパワーポイントの勉強も始めそうで、どうしたものかと思う。


とりあえず、小学校の算数でも全部復習しようと思う。せっかく、試験勉強モードに入っているのにもったいないような気もするけれど、仕方がない。


+++


土曜日の夜は、地元の飲み会があった。
そして、飲み過ぎ、日曜日はずっと腹痛で、動けなかった。


+++


試験のあと、マンガをかなり読んだ。
森本梢子の「ごくせん」(集英社)を1巻から14巻まで読んだ。とても面白かったし、「キャラクターを立てる」という言葉の意味がはっきりわかった。


gokusen10

これだけキャラクターの個性が光っていれば、テレビドラマ化するのも楽だよなあ、なんて思いながら読んだ。


沢田慎という生徒を見ていたら、俺も勉強しなくては、と思った。面白いマンガだが、この続きを読むかはわからない。


真鍋昌平の「闇金ウシジマくん」(小学館)も1巻から8巻まで読んだ。こちらも面白かった。ただ、あまりにも強烈で、読んだ後、ぐったりする。



yamikinushizimakun7
こういう世界が身近にあることが驚きだったし、こういう世界を知らなくて僕はラッキーだったと思う。


主人公は高利貸しなので、決して褒められる存在ではなく、本人自身も生きづらそうな感はある。とても僕の精神力ではこんな世界を生きていくことは不可能で、すごい世界がすぐそばに広がっているんだなあ、と溜息をつきながら読んだ。まだまだ続くが、続きを読むかどうかはわからない。

ボクシングを見るのが好きだった父親はよく「体調を整えるのも勝負のうちだ」という趣旨の話をした。「普段、全く関係ないときに風邪をひくのはいい。でも、試験のときに風邪をひいていたら、その時点で負けだ。タイトルがかかった試合の日に風邪をひくボクサーなどいないだろう?」


よくわからないが、なんとなくはわかる理屈だ。


月曜日、起きたら全身がだるく、喉が痛かった。肩の筋肉も張っている。「ああ、風邪をひいたんだなあ」と思った。反抗期でもないのに、親の言うことと反対の状況になっちゃって困ったものだとも思った。


月曜日の夜までには、風邪はかなり重くなっていた。夕方、職場でマスクをしていたら「風邪?もしかしてインフルエンザですか?」なんて聞かれた。「花粉症。だって俺、風邪なんかにかかっていられないんだから。」と答えていた。

つらかったが、病院に行ってインフルエンザなんて診断を受けてしまったら心が折れそうだった。どんな高熱でも日曜日の診療情報管理士の試験は受けるつもりだった。


その割に勉強は相変わらず遅々として進まなかった。身体がだるくて、傾眠傾向が強かった。


火曜日の夜には熱が38度にまで上昇し、よく眠れなくなった。水曜日の朝までに37度台に熱が下がったので職場に行ったが、頭痛がひどかった。我慢ができず、1時間休んで病院に行った。


心配していたインフルエンザではなかった。ただ喉の炎症がひどく、うがい薬や風邪薬をもらって帰ってきた。その日の夜は8時台には眠ってしまった。


木曜日は勉強のために休みを取っていたのだが、ほぼ1日中寝ていた。風邪薬を飲むと、僕は呆れるほど眠ってしまう。眠りすぎると悪夢を見るそうだが、僕は「桃太郎電鉄」を遊ぶことができなくなった、という夢を見た。


「おかしいなあ、昔はよく遊んだんだけど。こんなに難しかったっけ?」
夢のなかで、でっかいスクリーンに映っている電車を操るのだが、全く思い通りにならない。周りの人が「本当に桃太郎電鉄をやったことあるんですか?」という目で俺を見る。


寝る前にキンドルで、すがやみつるの「ゲームセンターあらし」(小学館)の第1巻を読んでから寝たせいかもしれなかった。


gamecenterarashi

ただ、大人になると悪夢なんか大して怖くもなく、平気でいつまでも寝てしまう。
金曜日の朝もなかなか起きられず、ベッドの端からわざと落ちて、ようやく起きられるほどだった。


熱は下がっていたが、痰はやたらと絡む。痰が黄色なのを見ると「これがグラム陽性球菌の黄色ブドウ球菌か!」なんて適当なことを言ってしまう。まだ熱が残っているみたいだった。


+++


金曜日の夜、長野駅までバスで行った。駅の近くのホテルに缶詰になり、最後の追い込みをする。


土曜日の午前中に、このままの勉強方法ではとても試験分野を網羅することは不可能だということにようやく気がつく。そして、仕事の電話がかかってくる。やっかいなもめ事に発展している。仕方がないことだが、何とかならないものかと思ってしまう。


土曜日の夜7時過ぎから本格的に勉強体勢に入った。遅すぎるのだが、なかなか今回、精神的にも肉体的にも勉強体勢に入れなかったので、入れたことだけで嬉しかった。それから午前1時近くまで、ずっと勉強をしていた。


+++


日曜日の試験当日、会場に行くと思いがけず多くの人が受験に来ていたので驚いた。僕は30人くらいだろうと勝手に思っていた。


第1科目の基礎科目が信じられないほど難しかった。もっと基本的な問題が出るのだと思っていた。選択肢を残り2つまでは絞れても、そこから絞りきれない。勉強の方向が間違っていた。もっと病気の具体的な症状や治療法を記憶している必要があった。それから、誰がどういう病気に対してどういうスケールやスコアを編み出したかについても正確に覚えておく必要があった。


基礎科目の試験終了後、前の職場で一緒だった女性に会った。彼女も基礎科目は難しかったと言っていた。
「こんな問題が出るって知っていれば、もっと他の勉強方法を考えたのに。」とつい愚痴をこぼしてしまったが、彼女もそう思っていたようだった。
「でも、なんだか気分が楽になっちゃいました。」という彼女の笑顔を見ていたら、僕もなんだか元気が出てきたような気がした。


2科目目の専門分野の試験に入る前に、メールが来ていたので見た。職場の管内に大雪注意報が発令されたのを知った。最悪の場合、職場に呼び出されることも覚悟をした。


専門分野の問題も難しかったが、基礎科目よりはマシだった。


最後のコーディングの問題は楽しかった。死因など、あまり勉強しなかった部分は正解がよくわからなかった。でも、普通の病名からコードを見つけるのは、僕は自分で思っている以上に得意なようだった。久し振りに、試験中にゾーンに入った感じがした。この感覚が好きで、僕はいろんな勉強をしているのかもしれなかった。


試験が終わってメールを見たら、大雪注意報は解除になっていた。「これで、呼び出されることもない。」いろいろとほっとした。


前の職場の女の子が、長野駅まで車で送ってくれた。おかげで予定よりも1時間前のバスに乗って、帰ることができた。


+++


長野の泊まったホテルで無料で配られる新聞を読んだ。読みながら、最近はインターネットばかりで新聞を読まなくなったなあと思う。実際に読んでみても、それほど価値のあることが書いてあるわけではない。「新聞はすごい。」なんて言っているのは新聞社だけだ。


リアルな情報がネット上にあるのに、1日前の情報が載っている新聞の株価欄を見る人がいまどきいるのだろうか。


そういえば、TEDで新聞のデザインについて、デザイナーが話しているのを聞いた。彼のデザインは確かに優れていて、読みたくなるような紙面だった。


http://www.ted.com/talks/jacek_utko_asks_can_design_save_the_newspaper?language=ja #


新聞がデザインでこんなに変わるのかと驚いた。新聞はともかく、こんなデザイン能力があったら俺もいろいろと生かせるのになあ、なんて思った。どうせろくなことが書いてないんだから、せめてデザインくらいは美しいものがみたい、と言うのが多くの人の意見だと思う。

小さな頃の心の傷は、傷つけられたことばかりではない。傷つけてしまったことも、同じように傷になって、いつまでも忘れられない。


小学校の頃、夏休みの自由研究で、クラスであまり成績のよくない人気のない女の子が、自宅で飼っていたヤギに、いろいろなものを食べさせるという研究を発表していた。


「紙、食べた。草、食べた。スイカ、食べなかった。」
そんな発表が延々と続く。当時の僕には、ヤギが何かを食べるか食べないかは、全く興味がなく、大きな声で「くだらない」と言った。


中学生になって、やはり夏休みの自由研究で、今度はかなり賢い女の子が、ナメクジにいろいろなものをかけて反応をみるという研究を発表した。


「塩、小さくなった。砂糖、小さくなった。油、かわらない。」
そんな発表が続いた。僕はやはり、大きな声で「くだらない」と言った。


大人になって、ヤギが非常に好き嫌いがはっきりした動物で、除草には羊の方が優れていることを知ったり、ナメクジの皮膚はいわば半透膜なので、水溶性で高濃度のものをかければ、塩だろうが砂糖だろうが縮むことを知った。


そしてまた、愚直に実験を繰り返すことが科学の基本であることも知った。今から考えると、彼女たちは科学的に正しい道を進んでいて、僕は間違っていた。今さら謝ることもできないけれど、ずっと申し訳ない気持ちでいる。


そんな昔の傷を思い出したのも、先日、TEDで15歳の少年が初期のすい臓ガンの検査方法を開発したというプレゼンを見たからだ。
http://www.ted.com/talks/jack_andraka_a_promising_test_for_pancreatic_cancer_from_a_teenager?language=ja #


彼は、すい臓ガンに関連する8000のタンパク質データを全て調べて この中のどれかがすい臓がんを見つけるバイオマーカーとなるか調べ、最終的には特定をした。ものすごいことをしているようにも思えるが、やっていることは、ヤギにいろいろなものを食べさせるのと変わりはない。


このプレゼンを少年がしていること自体にも、僕は感銘を受けた。ジョークもほどよく効いていて楽しかった。この少年に比べて、僕はどれだけ子供だったことか。


科学の心を持とうと随分と小さな頃から思っていたけれど、やっていたことは他の人の心に芽生えた科学の芽を摘むことだったと思うと本当に、悔やむばかりだ。


+++


火曜日に出張先で会議があった。ほぼ毎月ある会議で、いつもそれなりに準備して出席するが、今までは特に問題になることはなかった。むしろ、資料は他の支所の見本になるようなものを提出するように心がけていた。


ところが、この日は僕が提出した議題が2件とも火だるまになった。確かに、少し今までとは毛色が違う微妙な問題をはらんでいた。譲れる話なら譲ったが、諸事情から譲ることができない。


「次回まで保留。」と宣言されて「なんてこった。」と思った。次回では3月になってしまう。そんなに長い期間、放っておけるような案件ではない。


技術担当が会議中にも関わらず、後ろを向いて手招きをしてくれる。会議を中座して外に出る。


2人で手分けをして、ブレークスルーができる論拠を探す。現場責任者の携帯番号を調べて裏を取る。技術担当と現場責任者が話しをしているのを聞きながら、補強材料が積み上がっていくのを感じていた。僕は隣でメモを取っていた。
「なるほど。そう考えるのか。」
30分ほど経った。かなりの根拠が積み上がった。会議が続いていたので、メモを持って再び席に戻る。


「先ほどの案件ですが、少しいいですか?」
火だるまになった僕ではなく、技術担当が説明をする。彼はメモを見ることなく話す。僕のメモは特に重要ではなかったが、自分自身の整理のためには必要だった。


僕は何も発言しなかった。技術担当の力だけで、なんとか説得することができた。
会議の後、救ってくれた技術担当に礼を言う。
「助かった。これで1つ借りができたな。」


言い終わった後、すごくでかい借りができたことに気がついた。いつかこの借りを返せと言われるんじゃないかと思った。とても返せない。慌てて「もちろん、返さないけどな。」と付け加えた。


+++


金曜日に、1日休みを取った。大雪が心配で、そして実際に警報が出るほどの大雪になれば職場に行かなければならなかったが、それほどひどくはならなかった。


自宅の前の雪かきを朝6時30分と12時にした。12時の雪は水を多く含んで重く、もう雪もピークを過ぎたことを感じさせた。


休みを取ったのは、もちろん、診療情報管理士の試験のためだが、思ったよりも進まなかった。進まないどころかほとんど止まっていたといっても過言ではない。こいつは本当に勉強する気があるのだろうか?と疑問に思うほどだった。


ただ、何となくだけど、試験に受かるかどうかという観点から見れば、別にそれほど頑張らなくても受かるんじゃないかという気がしている。たぶん、この油断が、僕を勉強から遠ざけているように思う。


それから、どれだけ頑張っても来週末に大雪警報が出たら試験どころではなく、仕事をしなければならないという思いも、勉強にブレーキを掛けている気がする。


+++


麻生みことの「海月と私」(アフタヌーンKC)をキンドルで1巻から3巻まで読んだ。


kuragetowatashi1

廃業覚悟でこぢんまりと男1人で経営をしている旅館に、若くて美人で頭のいい女性が、突然、仲居として住み込みで働き始める。氏素性はわからない。


kuragetowatashi2

あまりに都合がいい話で、経営者の男は「何か裏があるのでは」とずっと思っているが口には出さない。とにかくいてくれれば旅館は助かるのだ。春先の廃業予定も撤回してしまった。


kuragetowatashi3

こういうダメ男(というほどでもないけれど)の困ったときに助けが現れるマンガというのは、ドラえもんを典型例としてよくある話しだ。でもネコ型ロボットならいいけど、リアルに「若い美人の賢い女」だったりすると厄介だよなあ、と確かに俺も思う。


厄介だけど、嬉しい。嬉しいけれど、相手の狙いがわからない。例え、結果はどうなっても、今はこの女を手放したくない、というのが、主人公の正直なところだろう。


主人公は、この美しくつかみ所のない海月のような女性を上手に扱って幸せになるのか、それともこの海月が隠し持っていた強烈な毒に倒れるのか、3巻以降も期待したい。

TEDで「社会運動はどうやって起こすか」を見た。5分程度の簡単な講義だ。


http://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement?language=ja


この話が正しいかどうかは僕はわからないが、印象深い講義ではある。リーダーシップを取るには、最初にリーダーになる人よりも、次に続くフォロワーが大切だという視点は斬新だった。


なるほどなあ、と思いながら見た。ブームというのはこうして起こるものなのだろうな、と思った。


++++


先週スナックに行ったとき、ホステスさんが随分と派手な金色の名刺をくれた。金色の下地に濃い青色の印字がされている。名刺の裏は普通の白色で、そこにホステスさんがベイ・マックスの絵を描いてくれた。
「ベイ・マックスの顔は、日本の神社の鐘の形をしていんだよ。」
そんな誰でも知っているような話をしていた。それからその店には行っていない。


仕事帰りにクリーニング店に寄って、ワイシャツを4枚とズボンを2枚洗濯してくれるように頼んだ。いつもそれなりにワイシャツ等はたたんでいくのだが、ここの店では、目の前で頼んだワイシャツをたたみ直す。


「これ、入ってました。」
ワイシャツをたたみながら、ポケットから金色の名刺を取り出す。ホステスさんの名前が濃い青色で書かれている。先週、飲みに行ったお店の名刺だった。
「なんてこった」と思う。俺、ワイシャツのポケットに入れていたんだっけ?


「もう1枚入っていました。」
そういえば、途中でホステスの人が変わったっけ?と思い出す。クリーニング店の女性の店員がどこかあきれたような表情をしている。互いに「やれやれ」と思う。


どこか知らない街を走りたい衝動に駆られた。


+++


水曜日には、また新年会があって飲み会があった。僕は幹事長で全体の進行を任されていた。


それなりに楽しく進行することができた。そしてこの日も4次会まで行って、帰ったのは日をまたいだ翌日だった。2次会からは5人くらいで飲んでいたが、どういうわけか、俺以外は10歳以上離れた若者ばかりだった。


ロックの聴ける店にも行った。先客がいて、マスターにパンクロックをかけてもらっている。俺も昔はよく聴いたけど、もうあまりパンクロックには興味がない。


ウィンストン・チャーチルが言ったとされる文言のとおり、「もし、20歳のときにリベラルでなかったら、ハートが足りない。もし40歳で保守でなかったら、知能が足りない。」ということなのだろうか?(原文は"If you are not a liberal at 20, you have no heart. If you are not a conservative at 40, you have no brain."。)。


最近の若者は、始めからパンク・ロックを聴かない。変な音楽だなあ、という若者達の顔が印象的だった。そして彼らはたぶん、それで正しいのだと思う。


+++


今週は金曜日に、ちょっとしたもめ事が発生して、遠くにまで出張した。説得するのに時間がかかったが、それでもある程度は納得してもらえたように思う。


帰り道、一緒に行った同僚が役所に書類を提出してくるというので、車に乗ったまま駐車場で待っていた。


車のなかでふと携帯電話を見てみたらメールが届いていた。タイトルに「はじめまして」と書いてあった。どうせまたジャンクメールなのだろうと思ったけれど、一応、見てみることにした。


偉い脚本家の先生だった。僕がテレビシナリオのコンテストに応募したシナリオを読んでくれたらしい。
「シナリオの新人賞を目指しているのなら、もっと基本的なことから勉強した方がいいと思います。」と書かれていたので「確かになあ」と思いながら笑った。


帰ってきた同僚にもそのメールを見せる。「はじめましてってタイトルの割に厳しいですね。」と言う。「確かになあ。」思わずまた笑ってしまった。


テレビを見ていると、くだらない番組が多いように思えるけれど、なかなか作る側には回れないものなんだなあ、と思った。


土曜日に礼状を書いた。


『シナリオの新人賞に出したのは自分の文章や創作の力を伸ばしたかったからです。


最初はSFかサスペンスを書くつもりでしたが「たぶん続編が全く書けない」という能 力的な限界を感じたので、アメリカのドラマ「フレンズ」に似たコメディを作ろうと思いました。


「都会の若者はおしゃれで楽しい生活を送っているが、田舎ではそれは無理。」といった潜在的な固定概念を崩したいという気持ちもありました。ところが考えていたプロットでは全然長さが足りず、付け足しに付け足しを繰り返して、何とか応募できる長さにまでにしたというのが正直なところです。


先生の「もっと基本的なことから勉強した方がいいと思います。」という言葉には、「確かに。わかっちゃうんだな」と心から納得しました。


今は、2月初旬に診療情報管理士の試験を受けるために勉強していますが、それが終わったら、またいろいろと 勉強をさせていただきたいと思っています。』


そんな趣旨の文章だった。ただ、3月には転勤の可能性も高く、自分がどうなることやら、自分でもさっぱりわからないというのが、正直なところだ。


+++


小玉ユキの「羽衣ミシン」(フラワーコミックス)をキンドルで読んだ。


hagoromomishin

ジャンルはSFになるのか、恋愛になるのかはわからない。助けた白鳥がお嫁さんになってくれるという話しだけれど、主人公の成長や白鳥の純粋な愛が、すごく胸を打つ。


いつかは遠いシベリアへ白鳥は帰らなくてはならない。だから別れが必然の、決して華やかではない静かな恋が描かれている。


タイトルもいい。心を打つ美しいマンガで、これだけ描ける漫画家はすごいなあ、と溜息が出た。


TEDの番組で、人間の体部分には老廃物を運ぶリンパ管が発達しているが、脳にはリンパ管がないことを知った。

https://www.ted.com/talks/jeff_iliff_one_more_reason_to_get_a_good_night_s_sleep/transcript?language=ja


では脳の老廃物は、どうやって除去されるのか。
人が眠ると、脳細胞が収縮する。すると、脳の血管に沿って髄液が流れ、その髄液に老廃物が吸収されるのだという。


「眠ると脳細胞が収縮し、髄液が流れやすくなり、それによって老廃物が除去される」という仕組みに僕はとても感心した。そして、なんだか僕の脳には老廃物がいっぱいあるような気がしてきた。たっぷりと寝て、老廃物を除去しようと思った。


+++


それからできるだけ夜は長時間、眠るようにした。早いときなど9時台に寝てしまう。
早く寝るようになってから、おかしな夢を多く見るようになった。


僕はおもちゃ工場の屋上にいる。遠くに海が見える。周りにはマンションが建っている。僕は19歳。世間の迷惑も顧みず、大音量で音楽を聴きながら、屋上でぐうたらしている。心のどこかで「きっと誰かに迷惑をかけているだろうなあ」なんて思っているが、僕は気にしない。音楽は同じフレーズが延々とかかっている。


誰かが家のチャイムを鳴らす。夢のなかで、誰かが苦情を言いに来たのだと思う。チャイムが鳴り続ける。僕はそれであわてて起きた。


起きたとき、チャイムだと思っていたのは家にある鳩時計だとわかる。まだ深夜の12時だった。起きた後も夢のなかで聴いていた音楽は頭にこびりついていて、なかなか頭から離れなかった。


そのフレーズは、寝ぼけた声で、キンドルに記録しておいた。
起床した後の冷静な頭で聞き直すと、どことなくナックの「マイ・シャローナ」の冒頭部分に似ている。


これが俺の夜の魂と身体の音楽なのか、と思った。


+++


今週は係の新年会があった。
想像していたとおり、5次会まで行ってしまい、帰ってきたのは午前になってからだった。
普段、寝ているせいで、こんなときは妙に元気になってしまう。


つまらない街だと普段は思っているが、酔っぱらうと、急に楽しい街で飲んでいるような感覚になる。いつも行くスナックが休みで呆然としていたら、初対面のホステスさんがママの許可を取って同じ系列で格上のスナックに連れて行ってくれる。いつものボトルも運んでくれる。
「今週は、安く飲めるように設定しているのよ。」
ママさんのおかげで贅沢な気分にさせてもらったが、支払いもなかなか格上だった。それでも安く設定してくれているのだとは思った。でももう来れることはないだろう。


最後のラーメン屋でビールを飲んで別れた部下は、職場と家が離れているために、ホテルに泊まることになっていた。


翌朝、職場に行くと、その部下が出勤している。「早いな」と声をかけたら、職場の物置に泊まったのだという。座布団を並べて、布団をかけ、ストーブで暖を取りながら夜を明かしたらしい。


「ホテルは?」
「別れた後、ホテルに電話したら、いっぱいだと断られまして。」
「それなら俺に電話してくれれば、俺の家に泊めたのに。」


俺が飲み過ぎたために犠牲者を増やしてしまった。よく反省したい。


+++


ネットで、腕時計を衝動買いしてしまった。
カシオのオシアナスで、今でも「おまえなあ、ちゃんと真面目に考えろよ。」と自分に説教したくなるような高い値段だ。


基本的に、時計は止まらないこと、正確であることに価値を見いだしている。

確かに新しいオシアナスは、海外に行っても、現地の電波を拾って正確に時を刻むらしいけれど。


買ってしまったあと、何度もキャンセルすることを考えた。
こんな時計を買うお金があったら、できることがたくさんありそうな気がした。
俺はどうしてこんな愚かな出費をしてしまったのだろう、とずっと悩んでいた。


高級腕時計の原価が、実は相当に低いということも知識としては知っている。

買う必要が本当にあったのだろうか。


木曜日の夜、家にオシアナスが届いた。時計の価値は、見た目ではよくわからない。


金曜日の夜、仕事帰りに、新しいオシアナスを職場近くの時計店に持ち込んでベルトの長さ調整をしてもらう。ついでだからと、古いオシアナスのベルトも直してもらうことにした。


新しい腕時計をはめて店を出ると、少し風景が変わって見えた。高い時計を腕にしていると背筋が伸びるような気がする。時計店から駐車場まで歩きながら、「もう買っちゃったんだから、よかったってことにしよう。」と思った。


「時計とともに新しい時代が始まるんだな、という気がした」と無理矢理に思った。


+++


そして金曜日、家に帰ってきて少し勉強をしたあと、キンドルでずっと漫画を読んでいた。


夜の10時を過ぎて、そろそろ寝ようかと思っていたら緊急の電話が入った。
電話口で聞いた話は強烈で、かなりの事故だった。逃避したい気持ちが出たのだろう。「俺はもうすでに夢を見ているのだろうか?」という気がしたほどだった。


それからの数十分間は、電話をかけまくった。この事件を処理するには俺が先頭に立たなければならないことが認識できたので、覚悟を決めて対応方針を決めた。それから、ジャンパーをつかむと職場まで車を飛ばした。


職場には既に1人、部下が出勤していた。指示を出して、あちこちからの連絡が来るまで待機をしていた。


結果的には、大したことはなかった。あちこちに連絡をし直し、自宅待機組にも解除連絡をした。部下を帰したあと、まだ残業していた他部署の男と話をしていた。


暗いなか、現地にパトロールに行っていただいた委託先の方から最終の報告を受け、僕も帰った。家に着いたのはもう12時を過ぎ、1時近かった。


脳が興奮していたせいかなかなか寝付けず、いつまでも漫画を読んでいた。何時に寝たのかはよく覚えていない。


+++


小玉ユキの「坂道のアポロン」(フラワーコミックス)を全巻(9巻まで)読んだ。


sakamitinoaporon1

時代は1960年代。その頃の高校生や大学生の姿を描いている。それぞれに様々な事情を抱えながらも、恋やジャズにのめり込んでいく男達の青春は、甘く苦い味がする。


sakamitinoaporon2

ピアノが弾けたらなあ、と僕はいつも思う。漫画のなかで主人公がジャズピアノを弾いている姿がうらやましくてならなかった。


sakamitinoaporon3

sakamitinoaporon4

読み応えのあるしっかりとした漫画で、多少、少女漫画特有の甘さは感じるけれど読む価値があると思う。


sakamitinoaporon5

sakamitinoaporon6

僕はこの漫画を読んで、恋の感覚を思い出した。こんな感覚は中学生くらいで忘れてしまっていた。それから、俺も本当は洗練されていない、田舎っぽい女の子が好きだったんだなあ、と漫画を読みながら思った。今では見かけることもないけれど。


sakamitinoaporon7

sakamitinoaporon8

sakamitinoaporon9

なんだか、とてつもなく大きな忘れ物をしてきたような気がする。それを取りに戻ることはもうできない。ただ、この漫画を読んで、僕は忘れ物をしていたことに気がついて、よかったように思う。後悔は募るけれど。


+++


診療情報管理士の勉強を始めた。半ば承知していたが、思ったよりも勉強に時間が必要だ。「もっと前から勉強していれば楽だったのに」と思っても仕方がないことを思う。


とにかく今は勉強するしかない。頑張りたいと思う。

月曜日は仕事始めだった。


夜、少し残業して帰ろうとしたら、「帰るんですか?」と驚いたように部下が言う。
「当たり前だ。」
辺りを見回すと、みんながちょっと不思議そうに僕を見る。


「まじで?飲み会?これから?」
やれやれと思いながら、有志主催と言うことで飲み会に行く。最初から「メガジョッキ」という巨大なジョッキで乾杯をする。


すぐに酔ってしまい、それから3軒もはしごしてしまい、家に着いたのは翌日になってからだった。


2日酔いは思ったよりひどくはなかった。ただ翌朝は電車に乗るのも面倒で、タクシーで出勤した。


+++


木曜日は1日出張していた。帰ってくると、別の部署にクレーマーからの電話があったという。どうやら、僕も関係してくるらしい。それで呼び出された。


状況の説明をし、その後別の部署の上司がクレーマーからの電話を切るまで待機していた。
2時間もかかった。溜まった仕事をこなしながらの待機だったので、ムダではなかったけれど、ひどい話だった。


後半は、僕の関係してくる話は飛び越えて、病院、福祉、会計まで多岐にわたり、自分がどれだけすぐれた提言を世の中にしているかという自慢話だったらしい。


「お疲れ様でした。」
僕はそう声をかけた。他に何と声をかけたらいいか、わからなかった。


+++


土曜日にアクセス2010のMOSの試験を受けた。試験は午後1時30分からで、会場は車で90分ほどかかる場所にあった。よく晴れていた。車のなかは日差しで暑いくらいだった。今日は大雪での呼び出しはないなと、少しほっとしていた。


午後1時頃に、試験会場となる役場近くの公民館に着いた。狭い駐車場に車を入れていたら、左手首にプチッという感覚があった。手首を見てみたら腕時計のベルトが切れていた。


僕はカシオのオシアナスの腕時計をしている。電波時計で太陽電池時計なので、止まらないし時刻に狂いがなくていいなあ、と思っていたのだが「ベルトは切れるのか。」と思った。考えてみれば当たり前のことだ。


ベルトが切れたのは、腕時計の本体部分にあった支え棒のようだった。修理して使おうかとも思ったが、もう替え時なのかもしれないな、とも思った。新しいオシアナスが欲しかったこともあったし、いろんな思い出をいつまでも引きずるのが嫌だった。腕時計のベルトが切れたことで僕のなかでの1つの時代が、終わったんだな、という気がした。


試験を受ける部屋は、会議室の1室といったところだった。その部屋では昼の1時から講義が始まっていた。その奥にあるパーティションで仕切られた部分が僕の試験場所だった。受けるのは僕1人だけだった。


正直、アクセスというソフトは、仕事でそんなに使うソフトではない。そもそも会社のコンピューターにアクセスが入っていない。データベースで扱うデータ数が1000件程度であればエクセルの方が自由がきくし使いやすい。


ただ、エクセルではデータ数が1万もあるとピボットテーブル1つ作るのに時間がかかる。それがアクセスでクエリを組むとすぐにできてしまう。アクセスはデータが5000件を超えて初めて必要になるソフトだと思う。


試験会場では俺よりも遙かに年下のお兄さんが、試験の説明をしてくれる。
紙に印刷してある注意書きも持ってきてくれたが、僕は面倒なのでほとんど読まなかった。


ただ、何度も「試験内容は決して他の人に話さないでください。試験取り消しになります。」と繰り返していた。だから、本当は僕はこの試験問題について文句を言いたいことがあるけど、ブログに書くことができない。


「心構えができた段階で、始めてください。」
この試験には心構えなんか関係ないのですぐに始めた。


初めて目にした問題が1問あった。でも解決方法はすぐにわかった。
問題文自体の意味が判然としない問題も1問あった。これなら間違っていても1問か2問だな、と思いながら問題をすべて解いた。時間はまだ10分以上余っていた。


試験が終わって、次へというボタンを押していたら、「合格」という表示が出てきた。
「試験、終わりました。」
若いお兄さんを呼んだ。画面を見て、「おめでとうございます」と言ってくれる。
受かるのは当然だとほとんど思っていたので、そんなに嬉しいという感覚はなかった。


今回の試験は1000点満点中700点で合格となっていた。この基準は試験の度に変わるらしい。僕自身の点数は970点だった。
お兄さんが試験結果レポートを印刷してくれている間に「30点の間違いって、何のことだよ」とだんだん疑問が大きくなってきた。でも、それは永遠にわからない謎のままだ。


+++


それから、家に帰ってきて、ずっとキンドル・ファイヤーで漫画を読んでいた。


押見修造の「ぼくは麻理のなか」(アクションコミックス)を今出ている4巻まで読んだ。


bokuhamarinonaka1
bokuhamarinonaka2

ゲームとオナニーしかしていない大学生が、天使のような女子高生の体に入り込んでしまうという「マルコビッチの穴」のような物語だ。


bokuhamarinonaka3

bokuhamarinonaka4

確かに面白いけれど、ゲームとオナニーしかしていない大学生の「ぼく」を、天使のような女子高生の麻理が、隣のマンションのベランダから「いつまでもそのままでいて」とメモを書きながら見つめていた、というくだりには、「妄想も大概にしとけ」と思った。


あまりにあり得ないけれど、一部の大学生の夢って今はこうなのかなあ、なんて思いながら読んだ。
「自分を理解してくれる唯一の人が天使のような美少女だった。」
このことは、確かに素晴らしいことかもしれないけれど、そこにどれだけの価値を見いだすかは、人それぞれだと思う。もっとでかい希望は持たないのだろうか、這い上がろうと努力はしないのか、と主人公を見ながら歯がゆく思った。


+++


オジロマコトの「富士山さんは思春期」(アクションコミックス)も3巻まで読んだ。


fuziyamasanhashisyunki1

fuziyamasanhashisyunki2

こちらは中学校が舞台で、ちっちゃい男の子と180cmを超える女の子との恋をコメディタッチで描いている。


fuziyamasanhashisyunki3

毒がないストーリーで、それなりに面白い。富士山さんは、実に男らしく、気分のいい女の子でスポーツマン。主人公が惚れる気持ちに共感ができる。ただ、俺にはこういう経験が足りなかったなあといろいろと後悔するという副作用は相当にある。


俺がとても感心したのは大きな女の主人公の名字を「富士山さん」にしたことだ。やっぱり主人公の名前はよく考えてつけないといけないよな、と思った。


+++


キンドル・ファイヤーでは、TEDが気軽に見られる。既に何本か見た。


ウィリアム・リーの「癌が消滅する食し方」は、感動したくらいだ。
http://www.ted.com/talks/william_li/transcript?language=ja


1か月先には診療情報管理士の試験が待っているので、そのためにもTEDをよく見て、ずっと体や病気のことについて興味や知識を持ち続けたいと思う。


そして、そろそろ本気で診療情報管理士の勉強も始めなければならない。

大晦日の夕食は姉の家で食べた。
たいそうなごちそうだったが、僕は大雪注意報が出次第、出勤しなければならない自宅待機の立場だったので、アルコールは口にしなかった。


大晦日の夜は、着雪注意報が出ただけで、大雪注意報は出なかった。新年を迎えた午前2時頃に緊急電話が入ったが、それも大した話ではなかった。まあ幸せな年越しだったと思う。


元旦は特に何もしなかった。年賀状が来ていたので、読んでいたら、随分と書いてない人から届いていた。慌ててコンビニに行って年賀状を買い足した。今年はかなり事前に送りきったつもりだったが、読みが外れたようだった。


プリンタが置いてある部屋は寒いので、震えながら印刷をした。マウスをクリックする手の指がかじかむ。それでも、正月に出勤しなければならない人のことを考えれば、幸せなのだと思う。


+++


アクセスの試験が1週間後に迫っている。勉強はFOM出版の「MOS Microsoft Access2010 対策テキスト& 問題集」しかしていない。この問題集には、模擬試験が5回分とランダム試験(5回分の試験問題からランダムに出題される)が付いている。


mosaccess2010

5回の模擬試験のできはそれほどよくなかったが、一通り終わってランダム試験になってからは、一度解いた問題ということもあって、あまり迷わずに解答ができる。40問を50分以内で解くが、40分以上かかることはなく、正解が90%以下ということもない。


本試験が、この模試とかけ離れていなければ、なんとかなるような気がするが実際のところどうなるかは受けてみなければわからない。そしてそもそも大雪が降れば、呼び出しを受け、試験に行くことすらできなくなってしまう。


+++


診療情報管理士の試験も1か月後に迫っている。こちらはまだほとんど手つかずだ。あまりにやることが多くて、まだどのように進めるか方針が立っていない。


でも、まあなんとかなるんだと思う。そのうちに努力しそうな気がする。


+++


ニール・バーガー監督の「幻影師アイゼンハイム」をDVDで見た。


illusionist

http://youtu.be/SpIK6eqop18
公爵令嬢と家具職人の息子の恋。2人は子供の頃、身分差によって引き離された。家具職人の息子は、その後、幻影師となって再びウィーンに登場する。再び燃え上がる公爵令嬢との恋。その邪魔をするのはオーストリア皇太子。


illusionist1

たぶんそうなると思っていた、という結末だったが、かなり楽しめた。恨まれ役になるオーストリア皇太子の演技がよかったし、キメの細かいトリックにも納得した。


illusionist2

ただ、幻影師の技がすごすぎて、これは幻影などではなくCGだと思わざるを得ない。どう考えてもあり得ない、やり過ぎだと思った。映画だから、かまわないのかもしれないけれど。


ただ、この映画を観て、何か人生について考え直したり、生き方を変えようとか思うことは全くない。こういう映画はデートで見るにはいいかもしれないし、女の子はきっと気に入るような映画だ。でも、公爵令嬢と恋に落ちるような可能性が全くない俺にはあまり意味のない映画だった。


+++


ジェームス・ロリンズの「ケルトの封印(上巻・下巻)」を読んだ。シグマ・フォースシリーズの最新作だ。シグマ・フォースはアメリカ合衆国の秘密特殊部隊で、構成メンバーは「殺しの訓練を受けた科学者」達である。


thedoomsdaykey1

このシグマは観光地、とりわけ遺跡に出動することが多いが、世界中の遺跡には今まで誰も気づかなかった「からくり」があって、どこかのレバーを倒すと床下で歯車が動き出すことになっている。毎回バカバカしいと思いながらも、スリルと活躍がすご過ぎて、ついつい買って読んでしまう。


thedoomsdaykey2

シグマが来たら、金閣寺だって、どこかの石畳を押すと地下に潜る階段があり、その下に巨大な黄金の船が隠されていることになるのだろう。その船には無重力化装置がついていて、空も飛べるが、シグマに制空権を握られてしまうことを嫌う敵対する謎の組織「ギルド」により爆破されてしまう、ってことになるんだと思う。「爆弾だ。」「いや、これは爆弾ではありません。弾頭ですよ。爆発まであと2分しかない。この弾頭にはフッ化アルミニウム粉末が入っていて、爆発と同時に燃え広がって酸素を使い切り、生き残った者も窒息して死にます。」なんてことになるんだろうな、きっと。


今回の舞台は北欧と北極圏だ。スヴァールバル諸島では、観光客にライフルが渡されるのだという。そして、ホッキョクグマを見たら「ためらわずに撃つこと」と注意書きに書かれているのだというが、本当だろうか?


今回は、人口削減を狙う組織が、アメリカに遺伝子異常のある遺伝子組み換えトウモロコシをばらまく、という危機をシグマが救った。実際に、ばらまかれたのだが、シグマが特効薬を見つけたから一安心ということだった。


よくもまあ似たような話を、とは思うが、正直言って面白くて、すぐに読んでしまう。早く次の「ジェファーソンの密約」も読みたいが、読み始めると勉強も忘れて読んでしまいそうなので、しばらくは我慢することにする。


+++


新年になって、初詣も買い初めも書き初めもしていない。
そういうわけで買い初めというわけでもないけれど、「Fire HDX 8.9タブレット」をアマゾンで買った。


fireHDX89

宅配便のお兄さんから受け取って、すぐに箱や説明書は捨ててしまった。どうせ使わないだろうと思った。


今までkindleを2台保有していたことがあるのだが、初代kindleはアメリカで登録され、2台目kindleは日本で登録されているようだった。そして、今回のFireは、アメリカに登録されているようで、アマゾンにアクセスすると、英語の本ばかりが並んでしまう。


それで、アカウントの結合という作業をしたのだが、結局うまくいかなくて、メールを書いて、オペレーターの人に頼んだ。すぐに電話がかかってきて、丁寧に対応をしてくれた。こういうサービスってすごいなあ、と思った。


基本的には、グーグルマップを即座に見たいときに使用するつもりだった。現場に急行しなければならないときに、現場の画像を見て、地形を知っておきたい。


自宅のWi-Fiに接続したら、すごくスムーズにグーグルマップを見ることができて、すごいなあ、と思った。ただ、グーグルマップが見られて、アマゾンで買い物ができるくらいで、実は未だに、そのほかの基本的な仕組みや機能はまだよくわからない。そのうちにわかるようになるんだと思う。


Fireのタブレットで、三部けいの「僕だけがいない街」(カドカワコミック・エース)の第1巻が無料で読めることになっていたので、読んでみた。


bokudake1

そして簡単に心を奪われてしまい、今まで発刊している5巻までを全て読んでしまった。「勉強、どうするんだよ!」頭に来たけれど、面白いから仕方がない。


bokudake2

bokudake3

bokudake4



主人公は誰かの危機が迫ると、誰かを救うまで何度も同じ状況に置かれるという特殊な能力を持っている。その能力は本人にはコントロールができないのだが、深く願うと、誰かを救うまで、同じ状況にさかのぼることができるのだ。便利といえば、超便利な能力だ。人生を何倍も生きられる。


bokudake5


それにしても、日本の漫画は本当に深くて面白いなあ、と思う。他にも読みたい漫画がいっぱいあることに気がついた。「なんで今、気がついちゃうかなあ。」なんて、まだやらなくてはならない試験勉強がいっぱい待っているのに考えてしまう。