ダイエットを始めて、ようやく10キロやせた。元々がかなりのデブだったから、10キロやせたことで、ようやく普通体重の領域に入ってきた。

 

だいたい1週間に1キロくらいのペースで落ちている。1週間に1回、マンジャロを注射しているので、今まで10本くらい使ったんだろうなあ。

 

それでも標準体重までにはまだ8キロ近い差がある。だからまだ折り返し地点を過ぎたところって感じだ。

 

+++

 

今週も飲み会があって、2時間くらい飲んだ。注文のときに、手持無沙汰のときに食べようと思って、枝豆とポテトフライを頼んだ。ポテトフライはダイエットによくないなあ、と思ったけど、思ったのに注文していた。複数人で手軽につまめて、カロリーが少ないものってなかなかないから仕方がない。

 

飲み会の会場は栄の街中だった。1次会が終わって外に出たとき客待ちをしているメイド姿のかわいい女の子がいっぱいいた。

 

昔の俺なら飲みに行っていたかも。でも、無職の俺は行かなかった。そんな遊ぶ金はない。そういえば、その昔、引っ越しをしたときにパッキングを手伝ってくれた女の子が、今は栄の飲み屋で働いていると聞いていた。いつかは会いに行かないとなあと思っているけれど、毎回、理由をつけては断っていて、で、今回も栄で飲んだのに行かなかった。

 

せっかく賑やかな栄まで行ったのに、そのまま地下鉄に乗って、最寄り駅からはバスに乗って、どこにも寄らずに帰ってきた。つまらない男になったもんだ。

 

+++

 

生成AIの勉強をしようと思った。それでまずは簡単そうなNano Bananaに手を出した。Nano BananaはAI画像生成ソフト。有料のオンライン講義に登録もした。そして、Nano Banana proを使うために、Google AI Proの有料会員にまでなった。

 

基本的にYouTube上の講義を聞く。そして実際に自分でも操作をしてみる。「女性が警察に追われている画像を作る。」「イラストの女の子があなたに微笑んでいる画像を作る。」なんて課題が出るので、基本的には、講師が作ったプロンプトをコピーして、Nano Bananaに作らせる。

 

笑ったのは、「その画像から動画を作ってください。」という指示を実行したとき。「警察に追われている女性」も「イラストの女の子が微笑みながら駆け寄ってくる」動画も、不適切動画の作成ということで作れなかった。

 

女性が警察に追われている動画も、イラストの女の子が微笑んで駆け寄ってくる動画も、不適切なのか。もちろん、講義を作成したころはOKだったんだろうけれど今は禁止。コンプラによる規制もすごいことになっている。なにも作れないじゃん。

 

+++

 

一応、Nano Bananaの講習は終わったので、自分の証明写真の画像をNano Bananaに送って、イラストに変えてもらうことにした。できたら、それを自分の就職用に使いたい。

 

「この写真をもとに、相手の人が雇いたくなるような感じがいいイラストにして。ちょっと知的な感じに。」そういうプロンプトを書いて、できた画像が、これ。

Nano Bananaの有料版であるプロバージョンのモデルを使った。

 

できたイラストでは、元の写真にはなかったメガネをかけていて、空には数式が浮かんでいる。そして、手前に本が積みあがっていて、その上には万年筆が置いてある。

 

「知的な感じ」って小道具を加えることなのだろうか?そして、空に浮かぶ謎の数式。これって知的なのだろうか?そして、これは俺なのか?スケベそうなおっさんだなあ。

 

+++

 

友達に送ったら爆笑された。

「なにこれ?クソおじじゃん。」

 

そして、すぐにChatGPTで作ったという画像を送ってきた。

詐欺にならないというか、俺だと判別できる「ギリギリ」のレベルで、かなりかっこいいあんちゃんに仕上がっている。現実にはしわとシミだらけでハゲ散らかしているが、そんな気配を微塵も感じさせない。

「むちゃくちゃいいじゃん。これ。」

 

ChatGPTの無料バージョンの方が、有料のNano Banana Proより優秀ってどういうことだよ。しかも、俺、有料のNano Bananaの講習、受け終わったばかりなのに。

 

俺のプロンプトがダメなのだろうか。なんなら、俺はPEP(プロンプト・エンジニアリング・プロフェッショナル)の資格まで持っているのに。素人の友達が作った無料ChatGPTの画像に負けた。

 

制約だらけで、作りたい画像はできないし、俺のプロンプトが悪いのかもしれないけど、実際にできあがったものも今一つだったので、Google AI Proは解約することにした。金がないんだから仕方がない。

 

+++

 

映画オールド・ガードを見た。

『オールド・ガード』予告編 - Netflix

不死身の戦士たちが、人々を助けるために何世紀も活躍しているという話。

 

夢のなかで、不死身の戦士同士は互いにどのような状況にいるのか感じ取ることができ、新しく新人の不死身の戦士が誕生したことを知る。

 

不死身の戦士たちのうち、長い者はもう数千年も生きているのだという。

ふーん、なるほど。

 

アクションシーンの見事さには感心したけれど、数千年も生きている割に戦闘が原始的で進歩を感じない。孫氏の兵法とまではいわないが、もう少し、知恵のある戦い方ができないものかなあ。

 

死ぬ回数が少しでも減るように、情報戦をしかけたり、相手の環境を悪化させて、戦えない状況に持っていったりするとかさあ。数千年も生きているなら、いろんな武器のいいとこどりをした独自の武器を開発するとか、フォーメーションを工夫するとか。せっかくチームで戦っているんだし。

 

アクション映画としては面白かったけど、数千年も生きて、そして何百回も死んで学んでいるのに、未だに行き当たりばったりの戦闘しかできず、武器も未だに両刃斧が最終武器だなんて、残念な人たちだなあ、とも思った。

宅建の登録実務講習に行ってきた。行く前には1か月間の事前学習をしなければならない。俺は真面目にそれなりに勉強したが、今から考えると、この事前学習は無駄でしかなかった。しなくても、全然、かまわない。なにかチェックされるわけでもないし。

 

+++

 

登録実務講習そのものは2日間の講習で、1日目が朝9時30分から18時30分まで。2日目が朝9時30分から17時30分までと、無駄に長い。

 

1時限は60分。最初に20分のあいだDVDを見る。冗談ひとつ言わない面白くない講師が、ひたすらテキストを読むのを聞くという読経の時間。事前学習もこの講師のDVDを見るという内容だったが、そのときはまだ倍速ボタンを使えたのでよかった。今回もそのボタンがきっとあるのだとは思うが、講師が押してくれない。

 

+++

 

2日目の最後には修了試験があった。試験といっても、テキストを見てもよいという甘い試験。2日間の講習内容そのものが試験問題になっているので、特に難しいわけではなかった。しかし、合格点がマークシート式、記述式とも8割の設定だという。

 

マークシート式では問題数が30問なので、6問まで間違えられるが、記述式は20問なので、4問しか間違えられない。試験後に、友達と話していて、記述式で2問ほどケアレスミスをしたことがわかる。あと2問間違えたら、不合格だと思うと恐ろしい。その2問以外に間違い(ケアレス以外はない。)がないことを祈るばかりだ。

 

+++

 

「講義の途中で退室すると、修了試験が受けられません。1秒でもダメです。」と、講義の最初に脅しのような説明を受けた。たいした授業でもないのになあ。

 

+++

 

いっしょに講習を受けた友達は、この2日間、体調が悪かった。彼女の席は俺の席の後ろだった。

 

1時限目の授業終了間際に彼女に背中をたたかれた。

「目の前が真っ暗。死にそう。」

「救急車呼ぶ?」

「それはいい。けど、呼吸もつらい。死にそう。」

 

俺はどうしたらいいのかわからなかった。彼女を救急車に乗せたら、俺も同乗しないとなあ。この講習もやり直しになるなあ、と一応考えた。

 

なんとか休み時間にまでたどり着くと彼女に話を聞いた。講義の間に何度も意識が飛んだらしい。もし立っていたら、倒れたという。貧血のようだった。俺の背中をたたいたときは最後の力を振り絞ったのだという。

 

+++

 

昼休みに薬屋さんに付き合う。そこにたどり着くまで何度もしゃがみ込み、歩くのもやっとという感じだった。薬を買って、また講習会場に戻るときもふらふらしていた。

 

「迷惑かけたから、昼食はセブンで私がおごるね。」

 

そう言っていたが、セブンでは信じられない量の昼食を買い、そして結局、すべて俺に払わせ、しかも食べきれずに捨てるという絵にかいたようなひどい女ぶりで「さすがだ。」と感心した。

 

その日は1日中、そんな感じだった。俺は、昼食のあとの授業で睡魔に襲われたくらいで、比較的真面目に授業を受けた。

 

+++

 

読経の後の講義はDVDではなく、リアルな実務家による不動産業の実状を交えながらの講義だった。こちらはそれなりに面白かった。

 

「いまどき宅建士になったところで儲かりませんよ。」という説明もあった。脱サラして宅建士を始めてみたところで、賃貸の仲介も、不動産売買も決して儲かる話ではない、という。

 

なかには不動産業の登録した直後に、東京の不動産会社から声をかけられて、話に乗ったところ、それが詐欺案件でしかも実行犯にさせられた、なんてこともあるらしい。地面師に利用されてしまう不動産業者っていうのも当然いるわけだ。

 

+++

 

既存の不動産業者や大手の不動産業者の体質が古いという話も聞いた。法律の勉強もしないので、間違いも多いのだという。そんな感じは、なんとなくしていた。

 

例えば、一筆の土地を7月1日に売主が買主に売ったとする。その土地の固定資産税を売主が1月1日から7月1日分を支払い、残りは買主が負担するというのが関東流で、売主が4月1日から7月1日分を支払い、残りを買主が負担するのが関西流だという。争いはあるが、4月1日からという関西流が優勢だという。今回の講習でもそういう説明を受けた。

 

でも、こんなインチキな話はない。FP2級の合格者としていわせてもらうと、固定資産税は、1月1日の土地の所有者が払うもので、固定資産税の清算なんて制度はない。

 

なにが関東と関西で争いがある、だよ。こんなものは宅建業界が作り上げた幻の制度だ。こんな法令無視の制度を作って疑問も持たないどころか、推進しようとしているあたりが、古くて遅れた業界という気がする。不公平感が残るっていうなら「売買代金額で調整しろ!」って言いたい。「固定資産税の清算金」なんて、いかにももっともらしい、素人を騙すインチキ臭がする。もうそういう素人を煙に巻くような時代じゃない。

 

+++

 

そんなわけで、リアルな講義の方は勉強になる講習だった。少子化が進むと、都市計画法上の非線引き区域が増えるという話も、真偽は別として面白かった。

 

ただ友達はそうでもなかったらしい。「どの講義もつまらなくてクソだった。」と吐き捨てるように言ったのが印象的だった。

 

+++

 

本当は、こんな宅建の講習以外にも、いろいろと勉強しなければならないことがあるのだが、ほとんど進んでいない。賃貸不動産経営管理士の勉強もさぼりっぱなし。

 

Duolingoだけはしっかり勉強していて、今週初めて1週間で経験値が1万1千を超えた。そう。やり過ぎ。

 

改めて、俺の逃避能力のすごさには驚かされる。よっぽど賃貸不動産経営管理士の勉強が嫌なんだなあ。

 

+++

 

ダイエットの方も、一応続けているけれど、停滞している。マンジャロの副作用は、もうほぼない。ただ、その分、ちゃんと食欲を感じるようになってきて、つい食べてしまう。

 

もう少し強い作用の薬にした方がいいのかもしれない。

 

+++

 

映画「バック・イン・アクション」を見た。

『バック・イン・アクション』ティーザー予告編 - Netflix

 

オープニングのアクションシーンに感心して最後まで見たけれど、俺が見るような映画じゃなかった。平和に2人の子供と暮らしている元スパイの夫婦が、再びスパイの最前線で戦わなければならなくなったというお話。

 

理由はスパイ時代の貴重な機器を、夫が隠し持っていたから。技術が日進月歩どころか時進日歩のこの時代に、10数年前の先端技術を取り合うって設定自体が俺にはありえないように感じてしまう。

 

映像は立派だがストーリーは軽い、子供向けのアクション映画だった。よくこんなつまんない映画を最後まで見たなあって自分に感心した。

 

何度も挫折しそうになった。結末もへなちょこだったので挫折した方がよかったのかもしれない。小学生同士で見るならいいよねっていうような内容だった。

 

でも俺に小学生の子供がいても、もう俺は見たくない。「楽しんでね。」って声がけだけにしておく予定だ。

長野県の田舎では、新盆のときに飾りつけをする。飾り付けの品は葬儀社から購入するが、だいたいがプラスチック製で、お盆の1週間ほど使うと、もう2度と使うことはない。だからたいていの飾り付けの品は、葬儀社が引き取りに来た時に渡してしまう。

 

「買ったのに、また売主に返すのもなあ。」と俺は思ったのだろうか。なぜか、大きな蓮の飾りつけと、金色の灯篭を模したランプを葬儀社に返さずに持っていた。

 

+++

 

当然、こんなでかいものが家にあるのは邪魔。俺は何に使うつもりだったのだろう?それで、葬儀社に務めている友達に引き取ってくれるか聞いてみた。

「いいよ。引き取っても。でも、君の家って、うちから葬儀を出したんだっけ?」

「ううん。別の葬儀社。」

「そっかあ。でも、いいよ。君の頼みなら断れないから。8月のお盆過ぎに持ってきてくれれば引き取るよ。」

 

それで、アポを取って、長野県の実家の近くにある葬儀社に持って行った。ところがいるはずの友達がいなかった。

葬儀社では、突然、亡くなる人がいるので、いるはずの友達が現場に出て、いないこともよくある。葬儀社の人に、事情を説明して飾り付けの品を受け取ってもらった。

 

+++

 

あとから、友達から謝罪の電話が来たけれど、こちらとしては受け取ってくれただけでありがたい。お礼を言った。

 

「ちゃんと責任もって、供養させていただきます。」と彼が言った。

粗大ごみ処理みたいな感覚でいたけれど、「供養するものなのか」と、少し反省した気持ちになった。

 

+++

 

飾りつけの品の片づけのために、長野県の実家にまで帰ってきたことだし。

 

そう思って、コーケントーという機械も捨てることにした。

元々は、数十年前に、父親のがんが治るなどと言われて買ったものだった。このコーケントーの後継機は未だにあり、買い取り業者もいるのだが、家にある機械は古すぎで、買い取れないということだった。

 

信じている人や、治療できた人もいるのだろうが、父親のがんが治ることはなかった。俺にはこの機械に対する感謝の気持ちは何もない。ただ、母親が自分自身用に書いたこの機械の手書きのマニュアルがあって、それを無視して捨てるのもなあ、と今まで躊躇していた。

 

でも、正直、家の中にこんなでかいものがあっても邪魔。俺は信じてないし、使っていない。それで金属ごみ業者のところに持ち込んだ。

 

「引き取ってもいいけど、これはいったい何?」

「がんが治る機械ってことで家にあったんだけど、もういらない。結局、治らなかったし。」

「がんが治る?すごいな。」

 

一応、金属ごみ扱いになるからと「多少の買取金額は出すよ」と言われたけれど、「引き取ってくれればそれでいいよ。」と言った。手続きをするのも面倒だったし、本心から、引き取ってくれればそれでよかった。

 

+++

 

こうして実家からだんだんと、ゴミが減っていく。でも、まだ大量の家具類、そして電動ベッドがある。

 

いろいろと、捨てづらいものばかりがある。家の片づけはまだまだ終わらない。めんどくさいなあ。

 

+++

 

もう完全に自分のなかでは織り込み済みだったFP2級の合格通知が届いた。

CBT試験なので、自分が合格圏内にいることは、試験直後から知っていた。

 

だから届いたといっても、特に何の驚きもなかった。合格通知がちゃんと届いてよかった、くらいの感想しかなかった。

 

+++

 

今週は、昔、職場で世話になった人と飲みに行った。この人との飲み会は、いつも久屋大通にあるとても安いお店だ。味はまあまあだと思っていたが、久しぶりに食べたら、おいしくなかった。自分自身の飲むペースがずっと落ちていて、相手に置いて行かれていた。こんなことは今までなかったことだった。

 

そして話は盛り上がらなかった。互いに状況が変わり過ぎていたからだろう。

「仕事をやめたことに後悔はないですか?」

そう聞かれて、少し考えた。

「確かに。収入の柱がなくなったことは残念だけど。」

考えてみたら、全く後悔していなかった。今まで、よく、こんなつまらない仕事にしがみついていたなあ。

 

その日の夜、腹痛に襲われた。つまみで出てきたてんぷらの、使い古しの油のせいなのか、それとも、安い刺身のせいなのか、ただ単に酒に弱くなっただけなのか。考えながら寝ていたけれど、よくわからなかった。脂汗が流れる。なかなか眠りにつけない。

 

朝4時頃に、胃薬と水を改めて飲んだら、ようやく楽になった。それからはゆっくりと寝ることができた。

 

+++

 

「キリング・イヴ」のシーズン1全8話を見終わった。

https://youtu.be/sg4EQyIJ1zU?si=ntJecRaM3ZC1OQhB

 

各国の要人が次々と殺され、その殺人犯は、もしかしたら単一犯で女性ではないか?MI5で捜査をしていたイヴは推理していた。そして違法捜査を繰り返し、最終的にはクビになる。

 

しかし、彼女の読み通りで、犯人は単独犯でしかも女。MI6がクビになった彼女をスカウトし、捜査は続行する。しかし、犯人に迫ると同時に、捜査員達も殺人鬼に狙われることになる。

 

この優秀な捜査員が、アジア系の仕事熱心だが、さえない中年の女性。そして追い詰められる殺人鬼は、美しく、賢く、そして強い白人女性。

 

2人は徐々に、お互いの考えを読みあい、そして俺には理解ができないが、親密な関係に陥っていく。

 

殺しは確かに、この殺人鬼が行ったが、その指示は誰から出ているのか、殺人鬼自身も知らない。ロシアやイギリスのスパイも密接に絡み、謎が深まっていく。

 

ヨーロッパ各国の美しい街並みを見ながら、そこで起きていく凄惨な事件を追っていく。捜査員と殺人鬼の濃厚な関係は俺には理解不能で、むしろ不愉快なほどだが、飽きない。

 

きっとシーズン2も見ることになると思う。

12日は午前中に、家庭教師に行って小学校2年生に算数を教えた。

「100センチメートルは1メートルで、1メートルは100センチメートルだよ。」

 

その長さが、わからないようだったので、1メートルが測れる道具はないか、お母さんに聞いてみた。そしたら、巻き尺を持ってきてくれた。

「これが10センチメートル。で、これが20センチメートル。」どんどん伸ばして、「これが100センチメートル。で、この長さを1メートルっていうんだよ。」

 

+++

 

巻き尺を操っていたら、その昔、本格的なコンベックスを仕事で使っていたことを思い出した。

「ところで、どうでもいい話だけど、巻き尺の先端のツメって、どれも、ぐらぐらしているけど、これはわざとなんだよ。ひっかけて測った時と、押し付けて測った時が同じ長さになるように、わざとこういう仕組みにしているんだよ。」

 

理解できないだろうとは思いつつ話していたら、隣で話を聞いていたお母さんが食いついてきた。

「ぐらぐらしていないと、どうして、違う長さになっちゃうんですか。」

「ツメの厚さの差が出るから。」

「そんなわずかな差。」

確かに。言われてみれば、わずかな差だよなあ。そのことに気づいてなかった。

 

+++

 

帰る間際に、2メートル80センチメートル+20センチメートルの問題を解かせた。彼の答えは2メートル100センチだという。

 

「まあね。それでもいいけど。もうちょっとおしゃれにした方がいいかな?間違ってはないけどね。100センチメートルって、他の言い方があったよね。」

 

最後に3メートルって答えが出たので、すっごく褒めて帰ってきた。でもまあ、俺としては2メートル100センチメートルで正解だ。間違ってないから、どうだっていい。

 

+++

 

で、その日の午後、長野の実家に帰った。

 

帰省ラッシュで道路が激混み、という予想をしていたのだが、台風直後だったからなのか、意外と道路はスムーズに流れていた。道路工事も中断しているようで、むしろいつもより早く実家についた。

 

+++

 

その日の夜、姉夫婦の家に呼ばれて夕食を食べた。姪も帰ってきていた。

 

「どうして無職なの?生活はどうしているの?」

めんどくさい質問に、適当に答える。

「今年の12月か来年の1月くらいに就職を目指す。」

俺が言うと、姪が「甘いなあ。」と言う。うっせいな。

 

どことなくどんよりとした空気のなかでの食事だった。

僕は義理の兄と久しぶりにビールを飲んだが、姪はビールも飲まなかった。

 

+++

 

姪と義理の兄は、前日に相当に飲んだらしい。近所の家のBBQにいって、義理の兄は夕方の5時には完全に酔っぱらい「街まで飲みに行く。」というのを姉がむりやり引きずって帰ってきたらしい。

 

姪もその時間までには、相当量を飲んでいたにも関わらず、そこから飲みに行って帰ってきたのが午前2時だという。

 

+++

 

「昨日、帰ってきた後、夢のなかでも酔っぱらっていて、吐かないコンテストをしていた。で、私は吐かずに目を覚まして、そして、現実の世界で、トイレで吐いた。」

 

姪から、そんな世界一くだらない夢の話を聞かされる。

 

+++

 

「君はよく飲みに行くの?」

「週6。」

「週6も?飲むお金はどうするんだよ。」

「半分は無料。女だから。でも、最近、どうしてこんなに飲み会ばっかりしてるんだろうっていう飲み会鬱になっている。1か月先まで予定はいっぱい。私と飲みたかったら、2か月先じゃないと空きがない。」

「世界一、くだらない理由の鬱だな。」

 

ほとんどお酒を飲まなくなった俺には、彼女の生活が荒んで見えた。

 

+++

 

「運動はしてるの?」

「ジムとゴルフ。ジムは週2で朝、行ってる。ゴルフに行ったときは、朝からずっと飲んでる。」

「ふーん。」

 

あまり得ることの少ない飲み会だった。ビールと日本酒を飲んだが、酔っぱらうほどではなかった。飲んでいない姉に実家まで車で送ってもらった。

 

+++

 

そして翌朝7時から、お寺からお坊さんが「棚経」をあげに来てくれることになっていた。

だから6時には起きて、ワイシャツとズボンにはき替えて、仏壇のろうそくに火を灯したり、木魚を用意したりする。

 

「これで、準備は完璧。」そう思っていたが、まさかお坊さんが息子を連れて2人で来るとは思っていなかった。

「1人分の座布団しかない。」俺が言うと「いいです。」と言って、息子さんは畳に座って、2人の棚経が始まった。

 

俺も畳に正座した。正座するなんて何年ぶりだろう。できるのか不安だったが、ちゃんと座ることができた。

5分くらいで棚経は終わった。

 

「今はどこで何の仕事をされているのですか。」とお坊さんに聞かれる。

「名古屋の方で、自営業を。」と言いかけたら、「別のお仕事をされているんですね。」というので、「はい。」と言っておいた。

 

本当は「名古屋の方で、自営業をしていましたが、やめました。今は無職です。」と言いたかったんだけど、遮られちゃったから仕方がない。

 

+++

 

朝の涼しいうちに、実家の西側の線路に面している壁を見に行った。姉が「あの壁に、ツタが伸びている。」という。

 

体中に虫よけスプレーをかけた後、線路の上を歩いていき、壁を見る。田舎の電車はめったに来ないから、線路の上も普通に歩ける。

 

俺の家の壁を見ると、ツタが、みずみずしい緑の葉を輝かせて壁に広がっている。

「めんどくさいなあ。」

 

ツタの根元を切って、引きはがす。壁の塗装も一緒に剥げてしまうが、仕方がない。全部引きはがした後、地面に除草剤を大量にまいた。ツタは強いので、おまじない程度の効果しかないとは思うけれど、何もしないよりはましだ。

 

全部終わった後、遠くで遮断機の音が聞こえてきた。急いで線路の上を走って、実家に帰ってきた。

 

+++

 

そして、13日のうちにまた名古屋まで帰ってきた。帰りは、帰省ラッシュと方向が反対で、工事もしていなかったので、実にスムーズだった。こんなに速く帰ってこられたのは初めてだと思うほどだった。

 

+++

 

で、名古屋に帰ってきたんだけど、いろいろと勉強しなければならないことがあるのに、何もする気がわかない。無職の俺には関係ないのに「夏休みだから仕方がない。」と思っているところだ。いつまで続くのかなあ?俺の夏休みは。

 

+++

 

アクション映画が見たくて「ハート・オブ・ストーン」を見た。

 

主人公は平和を目的とした高度なスパイ組織に所属しているレイチェル。コード名は「ハートの9」。彼女の所属する部門の名は「ハート」、仲間を「ハートの6」とか「ハートのキング」などと呼び合う。でも彼女はそれを秘密にして、M16にも所属している。

 

そしてあらゆるシステムをハッキングできるという、超賢い量子コンピューターの名前が「ハート」。この量子コンピューターを、スパイ組織が取り合う。

 

「ハート」がつく固有名詞が多すぎで、とても混乱する。なぜ何もかもにハートって名前を付けるのかが理解ができない。まずは、その賢いという設定の量子コンピューターに合理的なスパイ名を考えてもらえ、と思った。

 

ネーミングには混乱させられたが、それ以外はなかなかいいアクション映画で面白かった。

 

ただ、1930年代じゃあるまいし、今の飛行船が水素で浮いているわけがない。静電気で発火するような塗料も使用してはいないだろう。飛行船内で戦っているときにピストルを取り出した仲間に「火花一つで爆発する!」って制止していて、あほなスパイたちだな、と思った。

日曜日に賃貸不動産経営管理士の事前講習を受けた。講習を聞いた人は、そうでない人に比べて合格率が約12%高いらしい。ただ、申込時に18,150円かかり、さらに指定のテキスト4,400円を買わなくてはならない。

そして今になってAIに聞いたら「この差だけで講習を受けたから受かったとは言い切れません。もともと学習意欲が高い人が講習を受ける傾向もありうるので、これはまず結果の差として見るのが自然です。」だって。

 

申込書には遅刻したら修了証を出せない、と書いてあったので、遅刻しないように会場である千種にあるimy会議室に行った。場所的には千種駅に近くて便利だった。会場は3階と6階にあり、3階に140名ほど、6階に80名ほどが入る。

 

+++

 

女性の友達がよく、俺は「男なのに臭くない」という。「普通の男は臭いよ。」その発言のたびに「それは男に対する偏見。」と反論していた。

 

でも、今回、自分の席の周りが男だらけで、臭さを実感した。確かに男は臭いっていうか、臭いを気にしていない。特にタバコの臭いは最悪だ。休み時間のたびに、臭いを増して帰ってくる。あまりに臭くて、もし自分が持っていたら、自分もタバコを吸いに行っていたと思う。自分もタバコ臭くなれば、気にならないから。

 

+++

 

俺は3階の会場だったが、この3階には、男性用トイレが大便器1、小便器2しかなく、10分間の休み時間のたびに大行列。スタッフが「トイレは1階、6階、9階にもあります!」と連呼している。

 

それで、1階のトイレに行ったら、ここでも行列になっていた。そして、見た目、便器の数も少なそう。諦めて、また3階の行列に並びなおした。

 

10分間の休みが終わりそうになるたびにスタッフが「遅刻した場合には、修了証は発行されません!」とトイレに向かって大きな声を出す。その声をうんざりしながら聞いていた。

 

+++

 

そして、この会場、食事が禁止。講義会場はもちろんのこと、1階のロビーでも禁止。9時から17時30分までの講義なのに。

 

仕方がないので、昼休みに俺は近くの公園まで歩いて行った。あまりの暑さに、木陰のベンチ以外には誰もいない。俺は金属製の熱々のベンチに座って、コンビニのおにぎりを2つ食べた。マンジャロ打っていて、食欲がなくてよかったよ。朝食も食べていないのに、たった2個のコンビニおにぎりを食べたら満腹になった。

 

+++

 

講義自体は、動画の鑑賞会だった。大きな画面に映った滑舌の悪いご老人の男性弁護士や、経営管理士のおっさんが、テキストをだらだらと読み上げる。そういえば、法学部の講義ってこんな感じだったよな、と思い出した。このつまらない読経タイプの講義をひたすら聞く。その時間、トータルで6時間20分。途中から、これが「苦役」ってやつかと思った。

 

内容は、テキストの内容を追っていくだけなので、深くもない。ただ早めにこの試験の全体像をつかむってことにはいいかもしれない。効率悪すぎだけど。

 

最後に確認テストと称して、いきなり試験レベルの問題が配られる。講義で一通り聞いただけではほとんど解けない。「そりゃあ、そうだろうなあ。」と解きながら思った。このバカ高くて重いテキストも、もう2度と読まないだろう。

 

+++

 

一緒に地元でお祭りのときに神輿を担いだ、3歳年下の仲間が亡くなった。かつて同じ組合だったし、何かお手伝いできることがあればと申し出たら、認めてくれた。

 

今週、葬儀があった。俺は葬儀会場に朝早くに行った。そして受付をすることになった。

 

受付会場には、漫画のワン・ピースのような「WANTED」と書かれたチラシが額に入れて飾ってある。その下の絵は、彼が祭りでリーダーをした時の雄姿だ。「彼は、つながりのある仲間の隣で、いつも一緒に立っていた。」といった意味の英文が書いてある。

 

そして、祭壇に飾ってある遺影は、茶髪のまさしくお祭りのリーダーのときの写真で、やんちゃな顔をして微笑んでいる。今はこんな遺影もありなのかと驚いた。

 

葬儀では、奥さんと、これまたやんちゃそうな2人の茶髪の兄弟がそれぞれ挨拶した。兄が「別れの言葉とか、嫌いだろうから言わない。弟や母。あとのことは、俺に任せろ。」と言っていたのが印象的だった。また、奥さんの「新しい世界に、先頭切って、行ってしまいました。」という言葉に「ああ。確かに。彼はそういう男だったなあ。」と思い返した。

 

「職人として、どんな暑い日も、どんな寒い日も誠実に仕事に向かう職人の夫は私の誇りでした。」という言葉は、無職の俺には痛かった。

 

出棺の見送りをして、俺は家に帰った。霊柩車の運転手も俺たちの仲間だ。家で着替えているとき「そろそろ霊柩車が、彼の家の近くに寄った頃だな。」と思った。

 

そのときドーンという大きな花火の音がした。仲間たちが花火を打ち上げた音だった。

 

+++

 

知り合いに「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」という映画を紹介されたので見た。

https://youtu.be/gqdZLWb8KEs

 

主人公は中国系アメリカ人の女性。破産しかけのコインランドリーを経営している。娘は同性愛者に。そしてそこにぼけ始めた父親が中国からやってくる。彼女は自分が最悪の人生を歩んでいると考えている。

 

+++

 

中学生の時、俺はすごくSFを読んでいた。メインは星新一。彼のショートショートはほぼすべて読んだ。短編は読み切り、長編まで読んでいたくらいだ。

 

そんなとき、友達が「タイムマシンは絶対にできない。なぜなら、未来や過去から来た人を見たことがないから。」と俺に言った。確かになあ。それを聞いて、俺もできないのかもしれないと思った。

 

そして、ある日、俺は本屋で村松恒平、松尾由紀夫の「雑学人間入門」(青春出版社)を見つける。挿絵を漫画家のひさうちみちおが描いている。

この本のなかで、パラレルワールドの説明が記載されていた。それによれば、(うろ覚えだが)、宇宙は想像できうる範囲で常に分岐していて、そのなかには、タイムマシンで未来から人がすでに来た社会もあるのだという。

 

+++

 

想像しうる限り、宇宙は分かれている。その人が、あることをするかしないか、することを選択した社会も、選択をしなかった社会も同等に存在し続ける。この考え方は、俺にとても影響があった。

 

この映画もパラレルワールドの話だ。主人公は、自分は、最悪の人生を選択したと思っている。女優の道も、カンフーの達人になる道もあったのに、中国からアメリカに渡り、破産寸前のコインランドリーを経営し、税金に頭を抱えるようになるとは。俺も、最悪の人生を選択し続けたって点では、主人公と同じだけどさあ。

 

しかし、並行宇宙のなかには、彼女が女優になる世界も、カンフーの達人になる世界も同じく存在していた。

 

+++

 

この映画では、バース・ジャンプをして、別のパラレルワールドに飛び込むと、その選択の下で生きてきた自身の人生を追体験でき、そして、カンフーの達人や、料理の達人にもなることができることになっている。能力だけ、コピーができて、自分のものになるのだ。

 

主人公は、バース・ジャンプを繰り返し、様々な自身の人生を体験し、そして才能を身に着けていく。

 

+++

 

この映画では、どれだけ分離したパラレルワールドであっても、今このとき、似たようなシチュエーションで似たような出来事が起きていることになっている。

 

そのパラレルワールド間の壁を崩す敵が現れた。どんな人生もロクでもないと見切ってしまった彼女の娘がその敵だ。彼女は、すべてが無だとして、全世界を、そして宇宙を消してしまおうとする。

 

+++

 

映画としては、まあまあ面白かった。だけど俺としては、もっと立派なSF映画が山ほどあるなか、この映画がこんなに高評価なのは気に入らない。切り口は違うが、同じことを表現しているバタフライ・エフェクトを描いたなかに、もっといい映画があったような気がする。アカデミー賞7部門受賞は、いくらなんでも取りすぎだ。

カリフォルニアに住んでいるアメリカ人の友達が日本に来た。19日間、日本各地の観光をするという。それで僕は京都まで出かけて行って、日曜日の夜に会った。彼女に会うのは20年ぶりくらいだった。

 

彼女は毎年、クリスマスカードを送ってくれる。僕は返事も出さないのに。

 

+++

 

もう離婚してしまったが、彼女の結婚式に呼ばれていた。その頃はとても仕事が忙しい職場にいた。先輩に「忙しいけど、友達の結婚式に出席したいのでカリフォルニアまで年休をとっていっていいか?」と聞いたら「日帰りならどうぞ。」と言われた。それで行けなかった。

 

ブラックな環境だった。思い出すたびに、いろいろと腹が立つ。

 

+++

 

京都駅で会って、駅のなかにある店で食事をすることにした。京都のお店なんかどこも知らないから仕方がない。

 

日本の食事がいいかなあと勝手に思っていたが、彼女が選んだのが「アイリッシュ・パブ」だったので、そこに行った。彼女の日本語能力はだいぶ戻ってきていたけれど、まだ英語と日本語が半分くらいずつだった。

 

彼女も日本語の勉強にはDuolingoを使っていると言っていた。「僕も使っているけれど俺がどれだけ「flu」と言っても、絶対に発音を認めてもらえない。」と言って嘆いたら、「私の日本語も認めてもらえない。」というので笑った。

 

+++

 

フィッシュ・アンド・チップスを食べて、ギネス等を飲んだ。彼女は、イエローストーン国立公園にボランティアで行っているうちに、ウイスキードランカーになったらしく、途中からウイスキーにしていた。しかも、チェイサーなしのストレート。

 

久しぶりに飲んだギネスはおいしく、久しぶりに食べたフィッシュ・アンド・チップスは相変わらずまずかった。酢をかけてもちゃんとまずい。イギリスにホームステイしていた時に、そこの大金持ちの父親に「イギリスの伝統料理は、フィッシュ・アンド・チップスですか?」と聞いたら、「それはブルーカラーの伝統料理。俺たちホワイトカラーの伝統料理はチキン・マサラだ。」と言われたことを話した。彼女も言っていたが「チキン・マサラはインド料理じゃん。」って当時の俺も思っていた。

 

+++

 

明日は午前6時起きだという。それから京都駅からホテルまでは歩いて帰るという。それで午後9時過ぎには店を出て、途中までエスコートした。

 

「次はあなたがLAに来て。」という。今の経済状況で、俺が再びLAに行けるようになることがあるのだろうか?

 

その昔、LAからラスベガスまで、姉夫婦と旅行したことを思い出す。そんな贅沢な時間の過ごしかたができることは、もう2度とないような気がした。

 

その日の夜のうちに、また京都から名古屋まで戻った。

 

+++

 

翌朝4時頃に知らない新潟県の市外局番から電話が来た。怪しみながら出たらセコムで「長野県の実家で警報が鳴りました。現在、警備員が急行しています。警察にも連絡し、警察も向かっています。」という。

 

それで、起きてしまった。体調を振り返ってみたら、俺はビール3杯(3パイント)しか飲んでいないのに、軽い二日酔いだった。マジで弱くなった。

 

それにしても、と思う。誰が何を盗みに来たのだろう?処分に困っているから、家具を持って帰ってくれないかなあ。

 

その後5時過ぎに連絡が来た。「戸締りはしっかりしていた。2階の警報機が鳴ったが、その前にクモの巣があり、どうやらクモに反応したらしい。」ということだった。

 

お礼を言って、また寝た。

 

+++

 

知り合いから、小学校2年生の息子さんに算数を教えてほしいと家庭教師を頼まれた。それで、知り合いの家に行った。今までの彼のテスト内容を見ながら、時計の見方と物差しの使い方について説明した。

 

俺が子供の頃、小学校2年生のときに算数ができるとかできないとか、何も気にしていなかった。当時の小学校の教師は「健全な精神は健全な肉体に宿る。」ということを信じていて、授業をかなりつぶして、サッカーや水泳ばかりしていた。今の子は小学校2年生でもう「僕は算数が苦手。」なんてことを言う。なんでこんな劣等感を感じさせるような教育をするのだろう?

 

ちょっとかわいそうだった。小学校1年生のときから算数は苦手だと思っていたというので、次回からは小学校1年からの総復習をすることにした。ちょうど夏休みだし。

 

アマゾンで選んで、文響社の「日本一こわい学習ドリル 妖怪ドリル 小学1年生 さんすう」っていうのが楽しそうだったので、これを勉強させることにした。知り合いに手に入れるように言って、それをひとりでどんどん進めるように伝えた。

それにしても、と思う。

「あんな教え方でよかったの?」

小学校2年生にどうやって教えたらいいかなんて知らないし。知り合いに聞いたら、子供は「楽しかった。」と言っていたらしい。それを聞いてほっとした。

 

+++

 

今週はFP2級の学科試験を受けた。

 

問題集は、実技のときと同様に「FP2級・AFP 合格のトリセツ 速習問題集 2026-27年版(ファイナンシャルプランナー) (FP合格のトリセツシリーズ)」(LEC東京リーガルマインド)を使った。結局、FP2級の問題は、これしか解かなかった。

一応、試験の前々日と前日で、最後の追い込みとして、学科試験部分を1周した。そして、この問題集についてくるオンライン模試も1周した。

 

この問題集と全く同じ問題が出たら、満点が取れるようにまではもっていった。

 

+++

 

この試験は120分間に60問が出る。そして、6割で合格なので、36点で合格ということになる。

 

本番では時間はかなり余った。それで、2周した。体感では、7割から7割5分くらいの点数が取れたと思ったが、結果を見たら「41点」しか取れていなかった。7割だと42点なので、7割にも届いていなかった。ごく普通の7割取れてないと落ちる試験だったら、不合格だった。

 

昔、父親に「ある程度、勉強ができるようになると、テストの間に自分が何点くらいなのかを想定できるようになる。それができないうちは、まだ勉強が足りない。」と言われたことを思いだした。

 

実技試験は6割で合格のところ75点だった。これでFP2級試験も合格がほぼ確実になった。正式発表は8月15日になる。ほぼ合格と考えていいけれど、あまりに出来が悪く、苦い思いがした。

 

+++

 

そしてこの日、長野県の実家の近所に住んでいる俺よりも年下の仲間が、亡くなったという連絡が来た。彼ががんだとは聞いていたが、こんなに早く亡くなるとは思っていなかった。

 

総合格闘技をしている男で、ハンサムで、華があった。何度か飲んだ。俺のことをいつも「いい人だ。」と言ってくれていた。

 

残念だった。近所なので、葬儀のお手伝いをするという約束を、実家の近所の友達とした。葬儀は来週になるらしい。

 

+++

 

映画「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」を見た。

https://youtu.be/PpRbAx91lEs

 

大学で神経生物学を教える男が主人公。大学から研究費を打ち切られ職を失う。妻は妊娠。途方に暮れるなか、合成ドラッグが高値で取引されていることを知り、自らの知識を活かしてドラッグを製造することを思いつく。似たような状況の研究者を集めて、犯罪集団を結成する。ドラッグはバカ売れ。そして合法。たちまち大金持ちになる。

 

ここまでは、とても興味深かったし面白かった。でも、ここから大金を手にした仲間たちが信じられない暴走を繰り返し、破綻の道に一直線。あまりにバカで、見ているのが苦痛だった。

 

+++

 

俺自身は、コカインや覚せい剤は危険だとしか思えないが、MDMAや大麻、それから幻覚剤は使用の仕方次第だというような気がする。幻覚作用のあるベニテングタケはトナカイが食って、そのトナカイの尿をまた別のトナカイが舐める、なんて話も聞いたことがある。

 

もちろん、大麻を吸って車の運転なんかしたら危険だけど、一定の部屋で吸ってリラックスすることまでを犯罪とする必要があるのかは疑問だ。別に第三者に危害を加えるわけでもない。同性愛者を犯罪者にするようなものではないのかと。

 

もっとも「大麻を吸ってリラックスする部屋」なんて阿片窟そのものだから、歴史的に日本が許さないのもまあ、理解はできる。

 

+++

 

ただ、幻覚剤の使用で過去のトラウマから脱却できたとかいう海外の症例とか見ていると、医療だろうが何だろうが、全面的に絶対禁止というのは、やり過ぎのようにも思う。

 

こんな日本では危険な思想を俺が持ってしまうのも、きっと高校生時代にドアーズを聴きすぎたからだ。当時は「いつか、知覚のドアを俺も開けたい。」と思っていた。未だに手をかけたことすらないけどさあ。

 

https://youtu.be/rOp3jwcmor8

(ドアーズ:ハートに火をつけて)

先週の金曜日の夕方、友達が(といっても20歳以上も年下だが)長野の田舎から俺の住む名古屋まで自分の車でやってきた。岐阜県の中央道がカーブだらけで、スピードが出せなかったと不満たらたら。帰りは、「こんなにスピードを抑えられてしまうなら変わらないから。」と下道(したみち)で帰るという。

 

+++

 

荷物を部屋に入れて、さっそく名古屋の街に飲みに行く。マンジャロを打ってから初めての飲酒になる。友達から「マンジャロを打った友達が、シャンパンを1杯飲んだだけで飲みつぶれた。」という恐ろしい話を聞いていたので、1杯目のビールは緊張していた。

 

でも、どうってことはなかった。つまみも普通に食べることができた。ただやはり、量が食べられない。マンジャロに感心しながら、そしてほっとしながら飲む。

 

1次会の居酒屋を出た後、近くにあった熟女バーに行く。きれいな年配の女性なのかと思っていたら、ごく普通のおばさんで話もつまらない。友達はそれなりに楽しそうにしている。「駄菓子が食べられるんだ。」とはしゃぎ「そして、駄菓子の賞味期限が切れている。」と余計な指摘をする。おばさんはつまらなかったが、友達を見ていて笑ってしまった。

 

+++

 

そのあと、ガールズバーに行き、そこで近くに「姉バー」というのもあると聞く。「熟女とガールズを経験したから、次は姉かあ。」などという深みのない会話をして、その店に向かったら、店の前でマツコ・デラックスのような巨体の女性が、ガハガハと笑っている。

 

「俺、あんな店に行くのが怖いし、あんな女に金を払うなんてもっとやだ。」俺が無職のへなちょこぶりを発揮し、その隣にあった別のガールズバーで飲む。ハイボールを頼んだら、ウイスキーがなんとトリス。俺はトリスを飲むと悪酔いをする。最後にトリスを自分から率先して飲んだのは高校生のときだ。また悪酔いするんだろうなあ、って思いながらそれでも飲んだ。そしてタクシーで帰ってきた。

 

+++

 

翌朝は軽い二日酔い。トリスのせいだと勝手に思う。喫茶店でモーニングセットを頼んだが、俺は食べきれずに残してしまった。

 

それから大垣の「オタイチポップワールド」に行く。一応、行く前に必勝法という動画を2人で見る。

 

その動画のなかでは「左周期」だとか「右周期」だとか、「こいつは何を言っているんだ?」という謎の解説が続く。理屈はさっぱりわからないが、動画の中で、この男は次々と景品をゲットしていく。動画を見たあと、友達は「500円もあれば持ちきれないくらい、勝てますよ。」と自信を見せる。「周期ですよ。しかも左。」明らかになにも理解していない。そして、バカにしている。確かに、左に行って、右にかえってくるのが1周期だとして、左周期って言葉の意味が分からん。

 

「君って、クレーンゲーム得意なの?」よおく話を聞いたら、その昔、クレーンゲームで2万も使って、しかも取れなかったという黒歴史の持ち主らしい。

 

+++

 

2人とも5千円くらいずつ使った。俺は何一つとして取れず、友達も取ったのはモンスターエナジーを5本だけ。才能のない2人の化学反応というのはひどいものだ。抱えきれないほどの景品を抱えて帰る人たちを見ては「なぜか俺たちは身軽だな。」と悲しい感想を言い合う。

 

「俺たち、そういえば大垣には観光に来たんだよ。」急遽、そういうことにして、大垣城を見に行く。大垣というくらいだから、石垣が立派なお城なのかと思っていたら、地面から直接天守閣が立っているようなお城で、盛り下がった。

夕食を名古屋のパチンコ屋に併設した食堂で食べたあと、彼は帰っていった。

 

「またいつでも来いよ。」声をかけたら「名古屋は暑いからもういいです。来週もっと暑くなるそうなので気を付けてください。」と答えが返ってきた。

 

+++

 

日曜日の朝から、実家に帰った。

 

ネットの古本屋から委託を受けたクロネコヤマトの集荷係の人が、家に古本を取りに来る。それまでに段ボール5箱分の古本をパッキングしなければならない。

 

本は重い。玄関先に、なんとか段ボールを5箱並べることができた。それから、遅い昼食をとる。マンジャロのせいか、こういうときでもそれほど食欲がわかない。

 

夕方、クロネコヤマトの集荷係の人が取りに来る。俺が「重いよお。」と泣きながら運んだ古本の入った段ボールを、彼は2箱重ねて持ち、そのまま玄関の階段を下りて、持ったままトラックの後部ドアのレバーを引っ張って開けて、なかに押し込む。

 

だから、あっという間に集荷作業が終わった。

「すごいですね。」最後にあいさつに来たクロネコヤマトの集荷係の人に言う。「たいしたことないです。」笑いながら玄関を出ていく。信じられない気持ちだった。

 

+++

 

夜、飲み会の会場まで電車で行く。男ばかり11人。今までの木造の駅舎は取り壊し予定で、「ここはバス停ですか?」というような小さな駅がもう隣に建っている。

 

電車のドアは前方のドアしか開かない。そこに整理券があり、それを取る。到着駅の改札口で、整理券と料金を渡すというシステムだと教えてもらった。

 

田舎はどんどんと変わっていく。俺が小学生のとき、小学校には25メートルの浅いプールを併設した25メートル6コースの深いプールがあり、それとは別に、もう6コース分のプールがあった。

 

しかし、年間維持費が億単位になるそうで、どちらのプールも撤去するらしい。1シーズンに4回ほど、近くのスポーツジムまでバスで行き、そこで泳ぐのだそう。その昔、俺は夏休みに毎日、プールに泳ぎに行っていたのだが、そういう児童もいなくなるんだなあ。

 

+++

 

11人で、当然のように焼肉屋に行き、ひたすら肉を食べる。俺はマンジャロのせいで、あまり食べられないと思っていたが、意外と食べることができる。ビールやチューハイもかなり飲んだ。

 

2次会は居酒屋だった。酒は多かったが、つまみが少なかった。俺はちょうどおなかいっぱいだったので、ほとんど手を出さなかった。

 

そして、僕はそれ以上のお店に行かず、2次会で帰ってきた。昔の俺なら、当然のように3次会、4次会に行っていた。俺と同じく、2次会で帰るのは4人。田舎で電車で飲みに行って、電車で帰ってくるなんて、生まれて初めてかもしれないと思った。いつもは、帰りはタクシーだった。

 

帰りの電車のなかで、同じ幼稚園、小学校、中学校に通った同年の女の子とばったり会った。友達とその女の子の会話は盛り上がっていた。俺は軽く会釈しただけ。俺はもう田舎を離れて長いので、共通の話題なんかない。2人を見ていて、こういうのが田舎のよさなんだろうなあ、って思った。

 

+++

 

水曜日に、FP2級の実技の試験だけ受けた。勉強していたら、学科と実技の2科目両方は、とても受かりそうにないことがわかってきた。比較的得意な実技だったら行けるんじゃないかと思って、実技試験だけ先行して受けることにした。

 

このあたり、CBT試験は融通が利くのでありがたい。

 

実技は、FP3級のときに100点だったので自信があった。そしてFP2級も問題集に出ている問題なら、どれも解けるようにはなっていた。

 

ところが、本番ではかなり手ごわかった。知識問題も考えたことがないようなところからいっぱい出された。それで、100点中60点で合格のところ、75点だった。

 

一応、合格だけど、俺は実技なら9割は取れると思っていたので、75点というのは意外だった。学科は実技以上にできないので、怖くなってきた。来週の月曜日に受ける予定だったけれど、やめにして、来週の木曜日まで先に延ばした。

 

+++

 

自分史上、体重最重の日は先月の6月23日だった。

 

「やばい。」と思ってダイエットを始めて、今週で1か月になる。

最初は、自己流のキノコダイエットから始めて、今はマンジャロでコントロールしている。

 

結果、この1か月で約7kg痩せた。ただ、これは今までが異常なデブだったからできたこと。ここからは、かなりのデブからそこそこのデブの範囲にまで持っていくというチャレンジになる。

 

今までよりはきついと思うし、今までの勢いでは痩せられないとは思うけれど、なんとなく、ダイエットそのものは、このまま継続していけそう。まあまだデブだからな。大丈夫だと思う。

 

+++

 

ドラマ モブランドのシーズン1を全10話見終わった。

 

 

悪名高いアイルランド系の犯罪組織ハリガン家と、敵対するリッチー家。ハリガン家の息子が、たまたまナイトクラブで出会ったリッチー家の息子を刺し殺してしまう。

 

 

主人公のハリーはハリガン家の忠実な部下。時には必要不可欠な殺人を犯しながら事件の隠ぺいを図る。

 

ハリガン家はハリーの思惑をよそに、防御態勢も整わないうちに、リッチー家に次々と攻撃を仕掛けていく。血で血を洗う泥沼の戦いにハリーは巻き込まれていく。そしてハリーはどんな状況下でもハリガン家にとって利益となる方向に状況を導こうとする。

 

戦略を考えず、いきなり行動してしまう愚かなリーダー達と、忠実で優秀な部下である主人公。常に危険な橋を渡りながら組織のために奔走する。その決して報われない忠誠心が美しい。

 

シーズン2が決定したという。いつ見ることができるようになるのかは知らないが、必ず見る。シーズン1はとても緊張感があって面白かった。

長野の田舎で仕事をしている昔の仕事仲間から「名古屋で遊びたい。」という連絡が来た。

 

今の俺は無職。酒も飲まないし、最近はマンジャロのせいでろくに飯も食わない。つまらない男になっちゃったんだけど、彼は俺のことをどう思っているのかなあ。毎日、記憶をなくすほど飲み歩いていた時代の俺を想像しているのかもしれない。

 

「夜は泊めてくれませんか。」

「いいよ。もちろん。」

返事はしたけど、人が泊まれる程度には掃除をしなければならない。

 

+++

 

俺はもともと物を散らかす方ではなく、整理はよくしている。生活をして行くうえで「あるのに見つからない。」というのが、いちばん嫌いだからだ。時間を無駄にするそんな自分が許せない。

 

ただ、ほこりがなあ。久しぶりに掃除機をかけたら、掃除機からピピピっという警報が鳴る。

 

「掃除機内のゴミは捨てたばっかだし、文句言われる筋合いはないよな。」そう思っていたが、警報は鳴りやまない。めんどくさい。これは掃除機が流すバックミュージックだと思い込むことにした。

 

ところが、そのまま掃除を続けていたら掃除機の吸い込み力がみるみる落ちて止まってしまう。

 

仕方がないのでネットで掃除機のメーカー名と型番を打ち込んでマニュアルを読む。警報が鳴ったときという項目を調べたら、フィルターの目詰まりだという。

 

「フィルターの目詰まり?掃除機内のゴミは捨てたばっかだよ。」そう思いながらも掃除機をバラす。そして、フィルターを見たら、完全に目詰まりを起こしていた。小さな電化製品用のブラシではなく、歯ブラシで掃除したほうがいいくらいの本格的な目詰まりだった。

 

そこを解消したら、またいつもどおりに使える掃除機になった。フィルターの掃除を、もう何年もしていなかったことを掃除の続きをしながら反省した。もしかしたら、買った時以来、初めてフィルター掃除をしたのかもしれなかった。

 

+++

 

そういえば、先日、友達から「エアコンを修理してもらったばっかりなのに、冷風が出なくなった。」とLINEで相談された。風は出るけど、冷たくないのだという。

 

「まず運転モードが、冷房じゃなくて送風になっていないか確認して。」とLINEで返事したら、それが正解だった。

 

電化製品って意外とつまらないところに落とし穴があるよなって、思ったばかりだった。

 

+++

 

今週末は金土日の3日間のうち、金曜と日曜が飲み会。金曜は元部下と飲んで、日曜は田舎に帰って、この前の旅行の「わらじ脱ぎ」をする。

 

わらじ脱ぎって、俺も長いこと知らなかったんだけど、田舎では旅行から帰ってきた後、また別の日に、旅行をした全員で集まって、反省会という名の飲み会をする。それが「わらじ脱ぎ」。いろんな理屈をつけて飲むよなあ。

 

この日は旅行に病欠した人や運転手も来るので田舎の男11人で飲むことになる。この地域ではそうなったら当然のように焼肉になる。食欲のない俺がみんなのペースに合わせて食べることができるのか心配ではある。

 

+++

 

なんて能天気な心配をしていたら、木曜日の朝に起き上がれなくなってしまった。起きるとふらっとして、だるい。

 

それまで暑さを扇風機で凌いでいたけど、熱中症になったのかもしれなかった。生命の危機を感じたので、部屋にある2台のエアコンを両方、動かした。

 

熱中症は、栄養失調のときにかかりやすいという。カップスープ等を作って飲んだ。落ち着いてきてから、料理を作ってちゃんと食べた。マンジャロのせいで食欲がわかないので、前日はパイナップルしか食べていなかった。

 

死ぬんじゃないかと思った。起き上がれないまま、血圧を測ったら正常だった。少し安心した。部屋にあるはずのパルスオキシメーターは見つからない。探したけど、まじで本格的に見つからない。そういえば捨てたような気もする。あるかもしれないけれど、見つからないって状況が本当にいやだ。自分のことだが許せない。アマゾンで買うことにした。

 

再び30分ほど寝たら回復してきた。暑い時期のダイエットは、まじで危険だと体で学んだ。やめるつもりもないけどさあ。ただ、7月1日から毎朝5時に起きて、20分くらい歩いていたけど、それはしばらくやめることにした。起きるのが大変で、すっごく疲れるから。

 

友達の話では、ダイエット中、低血糖に備えてコーラ等を用意しておくといいらしい。ラムネのお菓子とか。なるほどなあ。パイナップルを食べていれば、低血糖は防げるって思いこんでいた。

 

+++

 

7月15日にFP3級の合格発表があって、受かっていた。受かっていることは織り込み済みだった。

 

それでFP2級の試験勉強も順調に仕上がってきていたので、発表の翌日16日の木曜日に試験を受けるつもりだった。でも、15日の合格発表直後の段階で、申し込もうとしたら会場がどこも空いていなかった。

 

そうなるともう飲み会後の試験になってしまう。田舎に帰ることになるしなあ。結局、試験会場の関係もあって、試験を2回に分けて、22日に実技試験を、24日に学科試験を受けることにした。

 

+++

 

映画「仁義なき戦い」を見た。

https://youtu.be/iszwYxQDD5w

 

この映画は和製ゴッド・ファーザーと言われているらしい。ただ背後に深い思想を持ったゴッド・ファーザーがいるわけではなく、一人一人のやくざ自身が独自に考えて行動している。ゴッド・ファーザーであるべき組長はむしろだらしなく、その奥さんの方が恐ろしい。野生の個々の力比べ。まさしく仁義なき戦いだ。

 

反省や後悔をすることがないという性格の個人に、人を殺す武器を与えて「戦ってこい!」といって社会に送り出すと、こんなカオスになるという様を見せつけられたような気もした。

 

こういった世界から遠い俺には、ここまでして、覇権争いをする必要があるのかがよくわからない。縄張り意識なのだろうか。共存すればいいのにと俺はすぐに考えてしまう。俺にはこういう世界は向かない。この世界に、いなくてよかった。

 

映画としては、これだけの人数のやくざに個性を持たせて、それぞれの人生を語らせるのはすごいと思ったけれど、俺にはいまひとつ、この映画が絶賛されるすごさがぴんと来なかった。命が無駄遣いされているように感じてしまった。そのリアリティがこの映画の核だと言われれば、なるほどとは思うけど。

よくネット麻雀をする。長いこと「オンライン麻雀 まるじゃん」を使っていたが、ここ数年は「雀魂 じゃんたま」を使っている。ほぼ同じ機能があるのに無料だからだ。

 

以前「ゲームが手放せない。」という中学生と話をした。彼女は「雀魂」も知っているという。

 

「雀魂って、どうして無料でできるの?とっても不思議なんだけど。」俺が聞いたら「課金している推しがいっぱいいるんですよ。」と教えてくれた。

 

なるほどなあ。確かに推しがいそうなイラストだ。麻雀をしない中学生が知っているくらいなんだから。

 

+++

 

僕自身は麻雀が、べつにそんなに強いというわけではない。麻雀放浪記は全巻読んでいるし、麻雀漫画も好んで読むけれど、未だに「麻雀で無敗の男」などと聞くと真っ先に「手品だろ。」と思うほど、麻雀をわかっていない。別にその道を究めるつもりもまったくない。そもそもが点数計算だってロクにできない。

 

+++

 

で、ここ1か月くらいの間、ネットで「雀魂」をしていると、突然サイトから落ちる。半荘の間に2回くらいサイトから締め出されてしまう。

 

いろいろと原因を考えた。最初は、Wi-Fiの電波が途切れるせいではないかと思った。Wi-Fiモデムに接続したアンテナから、俺の部屋まで少し離れているからそれが原因かな?と。ネット上の助言もそういったものが多かった。それでアマゾンでWi-Fiの中継器を買った。

 

中継器の効果はそれなりにあったとは思うが、肝心のサイトから落ちてしまう現象は続いていた。それで、ネットの助言に従って、パソコンの常駐ソフトをいくつかアンインストールしたり、更新をかけたりした。でも解決しなかった。

 

俺が頻繁に落ちるので、一緒に卓を囲んでいる人に迷惑をかけているという気持ちはあった。それでネット麻雀自体から遠ざかったときもあった。

 

それであるとき、ふとブルートゥースで繋いでいるマウスが原因なのかも、と思った。最近のパソコンはUSBの口数が少ない。通常のマウスだとUSB口を1つ占領してしまうので、俺はブルートゥースで繋ぐマウスを使っていた。それでこのマウスが、電池切れになって突然落ちてしまい。それで慌てて、昔のワイヤレスのマウスを引っ張り出して使っていた。

 

ブルートゥースで繋いでいたマウスに充電しようとして、電源につないだまま、それから約1か月放置していた。期間的に合うし、あのマウスのせいかもしれない。

 

+++

 

それで、充電したまま放置していたマウスを再び使い始めた。そしてそれが正解だった。雀魂から締め出されることがなくなった。

 

今まで、卓を囲んだ人に多大な迷惑をかけていたが、それもこれで終わる。声が届くことはないとは思うが、迷惑をかけた方々にはお詫びしたい。

 

+++

 

マンジャロを始めて1キロくらいは体重が落ちた。でも、お医者さんからも断られちゃったので継続はあきらめていた。それに1週間に1キロしか痩せないんじゃ期待外れだ。友達に「もう打たない。」と言ったら「もったいない。」という。

 

俺のように副作用が少なくて食欲がちゃんと落ちる人は、マンジャロが合っているから使い続けた方がいい、という。

「1週間に1キロ落ちれば、4週間で4キロだよ。」

「まあなあ。」

「それって、すごいことなんだよ。」

「そっかあ?」

分母がでかいので、1キロが小さく見える。俺はもっと落ちるのかと思っていた。

 

「継続した方がいい。」とうるさいので「マンジャロはネット診断が受けられるみたいだからそれを受けるね。」なんて言ってごまかしていた。

 

アリバイ作りに、一応、ネット診断を申し込んだら、話がうまく進んで1か月分4本のマンジャロを買うことができた。こんなに簡単に手に入るなら、最初からネットで注文すればよかったよ。

 

そんなわけで、ちょうど前回打った1週間後にマンジャロが手に入ったので、その日のうちにまた打った。自分で打ってもそんなに痛みはなかった。

 

「おなかに打つように言われましたけど、おなかのどこに打てばいいんですか?」ネット診断のときに医師にきいたら「おへそから5センチくらい離れたところに、毎週、左右打ち分けてください。」というので、前回打たれたのと反対側に打った。

 

気持ち悪さは、今回は最初からなかった。ただ、どうしても傾眠傾向がある。俺は無職でよかったよ。まじで12時間くらい平気で寝てしまう。サラリーマンだったら12時間も寝てられないもんなあ。

 

+++

 

FP2級は、地道に勉強できていると自分では思っていた。だけど、やはり油断していたらしく、かつて解けていた問題が解けなくなっている。いろいろと忘れてしまった。寝過ぎが原因かもしれない。でも体がだるいから仕方がない。

 

一応7月16日を試験日の予定にしている。15日の発表を受けて、翌日に試験を受けるつもり。実際に1日前に申し込みできるのかは疑問だけど、そういうつもりでいる。

 

これからの数少ない日々に集中して勉強していきたい。幸い毎日が日曜日だし。

 

+++

 

原作:渡辺ツルヤ、作画:西崎泰正の漫画「神様のバレー」(芳文社コミックス)を今出ている40巻まで読み終わった。

僕自身は未だに、何がAクイックで何がBクイックもわかっていない状態だが、バレーボールという競技は戦術が問われる競技だということがよく分かった。考えてみれば、ボールを手で運ぶ競技は、ハンドボールにしろ、水球にしろ、ラグビーにしろ、確実に渡せるだけに戦略がモノをいうのは当たり前と言われれば、確かにその通りだけれど。

 

この漫画は、万年地方大会での一回戦敗退を繰り返してきた中学進学校のバレー部が、全国大会を目指すようになるストーリーだ。40巻の段階で今、全国大会の準決勝くらい(よくわかってない。)で争っている。

 

実力では、有力校にはるかに劣るこのチームを勝たせるには、情報が必要。それで、このチームには監督のほかにアナリストが3人付いて、他校の分析をして戦略を練る。アナリストの1人が、ずば抜けた戦略を組み立てる。男子中学バレーの物語なのに、主人公はそのアナリストだ。

 

そして、この情報を生かしきるための進学校のバレー部には、バレーのために勉強を諦めるような者はひとりもおらず、逆にいつも学年1位の秀才が、セッターやアタッカーを担う。まあ、この段階で、ありえない話だとうすうす感じるところだけど。

 

特別な魔球といったものは出てこない。現実に即した、ただまあ、多分にご都合主義ではあるけれど、それなりにリアリティのある展開になる。毎回、大ピンチを迎えるが、アナリストの指示により、なんとか勝ち残る。情報戦に金をつぎ込むことの重要性はわかるが、この漫画を読んだからって、普通の公立中学校には「俺の中学校には無理」という絶望感しか与えないだろう。

 

ここのところ毎晩、この漫画を読んでから寝ていた。主人公のアナリストが「人でなし」なだけに魅力的で、なかなか途中でやめられずに、夜更かししすぎた。ようやく、今出ている巻まで追いついたので、これからはなるべく早く寝るように心掛けたい。

 

+++

 

ハードSFで有名な「プロジェクト・ヘイル・メアリー」が映画化されて、そしてアマゾンプライムで配信された。主人公を、俺の好きな「ドライヴ」で主演したライアン・ゴズリングが担当している。彼の演技が好きだけど、アクションヒーローが科学者役などできるのだろうか。

https://youtu.be/RJ5Y-0Eq3Pk

 

原作の「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は、上巻の終わり近くで挫折した。文章からは宇宙人(エイリアンって呼び方の方が適切なんだろうけど。)がうまく想像できなくて、先に映画見た方がいいや、と思って読むのをやめていた。

 

映画は、その宇宙人が想像していた以上にチャチで「あの文章で示していた宇宙人ってこんなもんだったのか。」とちょっと驚いた。これならほぼETだ。こんなもんでよかったの?俺はもっと「これが知的生物なのか?そもそも生物なのか?」という生物の根本を問いかけるような、映像化すら難しい生物を想像していた。

 

そして原作では、この宇宙人は聴覚が発達しており、視覚がないことになっていた。俺は勝手に、超音波で障害物を避ける蝙蝠みたいなものか?と考えていた。でも映画のように聴覚を映像化できるとしても、テレビに映った映像を楽しめるのかはとっても疑問だ。この映画のなかでは、聴覚しかないはずの宇宙人と釣りのビデオを一緒に楽しんでいる。そんなことができるってことでいいの?色の周波数を聞き分けられるってことなら、まあ、わからんでもないけど。

 

原作でも、4機の地球への自律航行ロケットは「ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ」と名付けられていることになっている。映画の中で、そのロケットを打ち出すとき、確かにこのビートルズなら、地球に届くだろうという気がした。その時の曲は「two of us」。いい曲だ。

 

「two of us」(プロジェクト・ヘイル・メアリーVer.)

https://youtu.be/RDT2RRxN0bM

 

これがビートルズではなくて「ミック、キース、ロン、チャーリー」のストーンズ組だったら、ほかに魅力的な星があったらそっちに行ってしまいそう。地球にはたどり着かない。名前って大切だ。

 

ラストシーンで主人公が決断を迫られる。俺自身はこの主人公のような決断ができるのか、とっても疑問だ。それが正解なのだとわかっていてもだ。そういう点では、俺はまだまだへなちょこなんだと思った。

 

いい映画だった。俺としては、もうちょっと高度な知的好奇心を満たす作品にしてほしかったけど、それは俺の趣味でしかないのかもしれない。

仲間と旅行して帰ってきてから体重計に乗ったら、自分史上最重のデブになっていた。それから飛蚊症がひどくなって、白い壁を見ると、黒い点が走るようになった。とてもよくない傾向だった。

 

それで、自分なりに食生活の見直しをした。

 

スーパーでキノコを買ってきて、味の素とオリーブオイルをたっぷりかけて、にんにくの芽と一緒に炒める。そして、それをおろしポン酢で食べる。自分勝手に作ったけど、かなりうまい。

 

それから、飛蚊症にきく食べ物をネットで探したら、パイナップルがいいという。それで、パイナップルを丸ごと買ってきて、切って食べる。「これもうまいな。」パイナップルを自分で切って食べたのは初めてだった。

 

+++

 

それで、キノコとパイナップルを中心に食べるという生活を始めた。キノコは生シイタケが肉厚でおいしいが、調理するのに時間がかかる。それで、メインはブナシメジやマイタケになった。

 

それで2キロくらい落ちた。でも、それ以上はなかなか落ちない。友達に相談したら「マンジャロを打てばいい。」という。

 

ジムのトレーナーにその話をしたら大反対された。「健康に悪いってわかっているものをなぜ打つのですか?」ジムにもマンジャロを打ったトレーニーが来るが、筋肉も落ちてしまい、持ち上げる量がガクンと下がるのだという。ただ「確かに、体重は落ちているみたいですけど。」。

 

+++

 

そんな反対意見は聞き流して、俺はマンジャロを打つことにして病院に行った。そしたら医師にも反対された。ただ「せっかく来てくれたから、1本は打つけど、次を打つかどうかはあなたの主治医と相談してから決めてください。」と言われた。次に主治医に会うのは10月だ。ずいぶん先になるなあ。

 

おなかに1本打ってもらった。針が細いせいのか、痛みはまったく感じなかった。

 

+++

 

劇的に体重が落ちるのかと思っていたけれど、そんなことは全くなかった。副作用のせいか、とても眠くなって、やたらと寝てしまう。最初は、気持ち悪さを感じることもあったが、気持ち悪さは1日経ったら消えた。

 

それからもキノコとパイナップルを中心にした生活を続けているが、なかなか痩せてこない。副作用かと思うが、傾眠傾向だけは強くなった。

 

+++

 

俺は走れそうな体をしているらしいが、実は全く走れない。以前、健康診断で座った状態から手を使わずに立つということをした。俺は余裕でできた。

 

そのときに、看護師から(理学療法士だったのかもしれない)「15分、どんなに遅くてもいいっていうことなら走れますよね。」と言われた。「絶対無理。」と思ったが、その看護師は勝手にできるっていう方に〇をつけていた。

 

+++

 

走りたいなあってずっと思っていた。それでAIに「息切れをして、それから足が痛くなって全く走れないんだけど、遅くてもいいから走れるようになるトレーニングメニューを考えて。」と聞いたら、すぐに出してくれた。

 

最初の2週間は20分から30分間早歩きをしろ、という。

ステップ1:早歩き(2週間)

  • 1回20〜30分
  • 普段より明らかに速いペース
  • 息が弾むけど会話はできるくらい

👉 これだけで心肺がかなり変わる。」

これなら、俺でもできそう。

 

それで毎朝5時に起きて、早歩きをすることを始めた。ただ、最近は雨が多い。雨が降った時は、アパートの階段を1階から9階まで上り下りすればそれでおしまい、ってことにした。いいんだよ。俺のルールなんだから。

 

+++

 

初日はつらかったけれど、だんだんと慣れて早歩きを30分くらいできるようになってきた。

 

で、痩せたのか、と言われるとそんなに痩せてない。なぜかさっぱりわからないけれど、年を取って代謝が悪くなったせいかなあ。

 

+++

 

あまり信じてなかったけど、パイナップルはうまいので、毎日1個ずつ食べていた。最初、食べ終わった後に口の周りを洗わずにいたら、口角が切れてしまった。そして年寄りだから、それもなかなか治らない。

 

パイナップルにはたんぱく質を分解する酵素が入っていて、その果汁が口の周りについていると口角が切れることがあるのだという。知らなかった。

 

で、肝心の飛蚊症だが、なんか気にならなくなってきた。本当に改善したように思う。未だに飛んでるけど、脳が慣れてしまって見えない気分になっているのかもしれないけどさあ。

 

+++

 

今週、友達と大須観音に行ってきた。大須観音に行くのは初めてだった。大須観音の周りには商店がたくさんあった。

 

友達がたこ焼きを食べるというので、一緒に食べた。3つ食べただけで満腹だった。それからはもうほとんど食べられなかった。

 

俺の場合、マンジャロでは体重は落ちないけれど、食欲は確かに落ちるということが分かった。

 

+++

 

FP2級の勉強はまあまあ順調で、7月9日に受けることにして勉強していた。模擬試験を受けてみたら、学科試験はギリギリ合格ラインを上回る程度だったが、実技試験は84点で、これならもう、明日試験でもいいや、と思ったほどだった。

 

ところが、申し込もうと思ったら、FP3級の合格発表日以降でないとFP2級の試験は受けられないことが分かった。合格発表は7月15日。ずいぶん先になるなあ。

 

+++

 

2級建築士の製図試験はあきらめた。今年は木造3階建てだって。2階分の平面図だってロクに描けないのに、3階分の平面図なんて絶対に無理だった。

 

FP2級の試験が遠のいたので、英語の勉強でもしようかと思っているところ。でも思っているだけで、まだまったく具体的には動き出せていない。

 

+++

 

アマゾンドラマの「スティール」のシーズン1を全話見終わった。

https://youtu.be/DURuCDjdMyk

 

年金管理受託機関が強盗に襲われる。傷つけられるものがいるなかで、平社員の女性は銃口を向けられたまま必死に犯人がいうとおりに年金を送金する。

 

何とか助かって自宅に帰ると、自身の口座にもお金が振り込まれている。その金は受け取っていいのか、それとも受け取ってはいけないのか。

 

主要な登場人物はほとんど悪人で、それぞれの立場で必死に金を得ようと努力をする。本当の黒幕は誰なのか。命がけの追及になる。

 

とてもよくできた緊張感のあるドラマで面白かった。俺もこんな誘いを受けたら、拒絶ができるのかと、いろいろ考えさせられた。