ボイトレの先生が、医療検査をしたら潜血が見つかったという。それで、胃カメラと大腸内視鏡検査をした。それも同じ日に。
「同じ日ってどういうことですか?」
「麻酔で寝ている間に、両方の検査を終えてくれる。全部で30分くらい。私は大腸にポリープが2個あって、それも取ってもらった。」
「すごく便利ですね。」
都会はすごいなあ、と思って、長野の田舎に行ったときに姉に話したら、長野県でも今はそういう病院が多いという。俺の医療インフラ情報の更新がされていなかっただけらしい。
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無職で就職活動もしていないし、最近は勉強すらしていないという、なんのために生きているのかわからない状態だ。客観的には時間があり余っているはずなので(それでも、何か言われると「忙しい。」と回答し、その回答に自分で笑ってしまう。)、ボイトレの先生が言っていた胃カメラと大腸内視鏡の検査をしてもらうことにした。
ネットで予約して病院に行く。まずは事前診断が必要なのだという。
平日の昼間だというのに、患者がいっぱいで驚いた。そして3分の1は外国籍の人だ。せっかく日本にいるんだから、そして高い保険料を払っているんだから、しっかり検査してもらおうと思うよなあ。悪いところが見つかれば、保険で日本の医療が利用できるからなあ。医療事務員との会話は、携帯の翻訳機を介してしている。なるほど。そうするのか。
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俺は、体にICDを埋め込んでいるので、体に電気を通せない。体脂肪計レベルで乗れない。医師から「電気で焼き切るレベルのポリープが見つかった場合には、切れません。」と説明を受けた。見つからないことを祈るしかない。
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前日から、食事制限が始まる。消化にいい食事をしろと言われるが、いちいち調べるのがめんどくさいので、病院が指定した大腸内視鏡専用検査食を食べることにする。

この検査食セットには、前日に食べる朝昼晩の食事がパウチに入っている。
勉強もしないくせに、やたらと食っていたので、全然足りない気がしたけれど、検査を受けるのだから仕方がない。液体好きなので、コーヒー等をガバガバ飲んで、気を紛らわした。
前日は、3食このパウチに入った食事をして、それから夜9時に錠剤の下剤を飲む。でも、やっぱり空腹感に耐えられなくて、お菓子のぷっちょをいくつか食べた。まあ、影響はないだろう。前日だし。
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14時からの検査だったが、朝8時から液体の下剤「経口腸管洗浄剤 サルプレップ」を飲む。

1本あたり、480㏄らしいが、これを1本半は必ず飲まなくてはならないことになっている。具体的には120㏄ずつ、6回まではマストで、便が透明にならないとさらに追加で飲まないといけない。
液体好きで、今でもコーラなら2分以内に1リットル飲める自信がある。だから、こんなの簡単に飲めると思っていた。
とりあえず、飲んでみた。口に含んだときは、意外と飲めると思ったけれど、後味がよくない。ゆっくり飲まなくてはならなくて、それが苦痛だった。テキーラショットのように、小分けにして一気飲みした。
それから水を大量に飲んだ。後味が悪くて、飲まないとやってられない。1回あたり、水を2杯、合計で250㏄飲んでくださいって指示だったけど、最初は600㏄くらい水を飲んだ。そしたら、本格的に気持ち悪くなった。
吐き気がこみ上げてくる。おなかが張って、痛みも感じた。
それでも、下剤を飲んで水も飲み続けた。その間、トイレにも何回も行った。3回目くらいから、体が徐々に順応して楽になってきた。
4回目には、トイレに行っても、透明な水がおしっこのようにおしりから出るだけになった。吐き気も止まった。
5回目以降は、水を飲みすぎたせいか、下剤を飲むことがつらかった。それで、想定以上に時間がかかった。本来だと1時間20分くらいですべて飲み切るらしいが、俺は2時間30分もかけてしまった。途中からは、一口、下剤飲んだらすぐに水、また一口飲んだら水って感じで、交互に飲んでいた。そうしないと飲めないんだから、しょうがないじゃん。
その状態でトイレに行ったとき、今、消化管のなかが俺史上最高にきれいなんだなと思った。
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病院につくと着替えをした。紙製のパンツは、穴が開いているほうを後ろにと医療事務の人が教えてくれる。「どうして?」と聞きそうになって「尻から内視鏡入れるんだから当たり前じゃん。」と思い直して、止めた。
ストレッチャーに乗って、液体を飲む。麻酔かと思って、100から7を順番に引いていく。少しも眠くならない。いくらでも計算ができてしまう。聞いたら「消泡剤です。」と言われた。眠くならないわけだ。
腕に、点滴とつなげる管をつける。ここから、麻酔を入れるらしい。
ストレッチャーごと、診療室に運ばれる。喉に麻酔をして、それから口に内視鏡を入れるマウスピースをはめたとき、いつも感じる内視鏡直前のあの嫌な感じがよみがえってきた。俺、最後に内視鏡体験をして、数年たっているけど、こんなの耐えられるのだろうか、もう既に苦しい感じがする。そう思ったとたんに麻酔が効いて、目覚めたら、もう診療室にはいなくて、控室のストレッチャーの上だった。
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胃には、ポリープがいくつも見つかった。そして、大腸にも2か所ポリープがあった。大腸のポリープはすべて切除し、胃のポリープは一つだけ切除して、これらは病理検査に回すのだという。
画像でも見せてもらった。ポリープは、いずれも蚊に刺された程度の膨らみだった。なんとなく、悪性感がなかった。
2週間後に、結果をまた聞きに行くことになった。
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帰り道、腹が減っているせいか、雨のせいなのか、力が出なくて困った。歩くのもつらい。それで、食堂でラーメンを食べた。
家に帰ってからも食欲が止まらない。スタバの大きなチョコレートクッキーを4枚食べて、それからインスタントラーメンも作って食べて、さらに、トマトを4つ食べた。そして、気絶するように寝てしまった。
ポリープを切ったために飲まなければならない薬があった。でもすっかり忘れていた。気がついたのは、食事を終えてから10時間後で「そういえば食後に薬を飲めって言ってたなあ。」と思い出したていにして、食後だからいいだろって言いながら慌てて薬を飲んだ。
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翌日、スーパーに行った。俺は何が食べたいんだろ?と思いながら、いろんな食品を見ていた。
いろいろ買ったけれど、俺が「本当に食べたい!」と思ったのは、大根だった。大根おろしを、ご飯の上にかけて、しょうゆを垂らして食べたかった。
「なるほどなあ。」大根おろしは、消化管にやさしい気がする。大根で食あたりになる人はいない。当たらない役者を大根役者というくらいだ。
その日の夜、大根おろしを作って、ご飯にかけて、しょうゆを垂らして食べた。素朴だけど、おいしかった。
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「今週はポリープの切除をしたし。いろいろと大変だった。」といろんなことのせいにして、建築の勉強もTOEICの勉強もほぼしていない。
俺は何のために生きて、これからどうするつもりなんだろう?少なくとも勉強くらいはしっかりしてほしいものだ。
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映画「ワーキングマン」を見終わった。

https://youtu.be/AWPKbjoIqdk
家族経営の建築会社で働くジェイソン・ステイサムが、誘拐された建築会社社長の娘を取り返すという話だ。
世界のアクション映画界では、娘や会社の上司の娘が誘拐されて、それを取り戻すというのが受けているらしい。やたらとそういう作品が多い。本作も思いっきりその流れに乗っている。
スタローンが脚本を書いていることが驚きだ。スタローンって本当にアクションの脚本書く能力、高いなあ。
最後まで見たけど、アクション映画としてよくできていて面白かった。
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アマゾンのオリジナルドラマ「DAY ONE」のシーズン1を全部見終わった。

https://youtu.be/2iGEL_EPM5w
(スペイン語?バージョンしか見つからなかった。イタリア語かもしれない。俺には区別がつかん。)
舞台はバルセロナ。ITの先端企業が新製品「DAY ONE」を1週間後に発売する。それが何かもわからないまま、消費者はもう店舗の前に列を作っている。
DAY ONEは、コンタクトレンズ型の端末で、景色を見ながらパソコンの操作ができる。ハッカソンの出場者がこの試作品を入れたまま出場すると、間違っているコードを指摘し、どう直せばいいかも教えてくれる。
見ながら、こんなものが世に出れば、ペーパー試験など一切、意味がなくなってしまうと思った。そして、そういう日もそう遠くはない気がした。
このドラマでは、その副作用に着目。目は脳の窓口だから、目からの信号で、装着した人の感情をコントロールできてしまう、という設定にしている。そして、この開発者は実際に、装着した人をコントロールする野望を持っていた。
ドラマ内の話だけれど、すごく考えられたストーリーで、面白かった。開発者に変な野望がなければ、この製品は本当に画期的で、世の中を変える相当なインパクトを持った製品であることは間違いがない。僕も装着してみたい。
シーズン1ってことだけど、基本的に完結しているので、これからどうやってシーズンを重ねていくのかはよくわからない。
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ネットフレックスのドキュメンタリー「ヒトは食べ物でできている。双子で“食”を検証」のエピソード1を見た。

https://youtu.be/PFVDzGZAwIM
マクドナルドの創業地であるサンバーナディーノは、元々、加工肉の多い地域なのだという。そして、ハイウェイを挟んだ隣に(※)ロマリンダという村があり、ここでは宗教上の理由もあって、肉の消費量は少ない。そして、この水も空気も一緒の隣り合った町で、平均寿命が10年も違うのだという。ロマリンダの方が長い。
この差は、食品にあるとこの番組は訴える。野菜や果物といった健康的な食物を手に入れる手段がロマリンダにはあり、サンバーナディーノにはないからだと。
(※大昔、イギリスに行ったとき、ハイウェイを作るときは、その地域が分断されてしまうことを考えないといけない、と教えられた。イギリスでは、地域をつなげるため、ハイウェイの下に地下歩道整備をしたのだが、そこが犯罪の温床になってしまい、かえって分断が決定的になってしまったそうだ。この動画に出てくる10車線もあるハイウェイだと、完全に分断されるだろうなあ。そして、日本は、ハイウェイの下に車道を作って行き来を確保できるようにしている。たかだか4車線だし。そして、必ずと言っていいほど、分断されてしまう地域には、集会場も作ってあげている。こういう行政の細やかな手当ては日本ならではだと思う。)
番組では、日本も取り上げられている。日本は第二次大戦まで乳製品、つまりチーズやアイスクリームがなかったのだという。指摘されて、なるほどと思った。そして、これらの乳製品には中毒性があるのだという。食べると幸せホルモンが出て、食べ過ぎてしまうらしい。
いろいろと学ぶべきことが多そうな番組だ。続きを見るのも楽しみだ。