午後9時頃、研修から帰る途中にCoCo壱番屋に寄った。家に帰って料理を作るのも面倒で、何か食べて帰ろうと思った。

 

「チキン煮込みカレー。普通の普通で。」

その店には、漫画が置いていなかった。それで、ほかに客もいなかったので、置いてあった中日新聞と中日スポーツをまとめて座席まで持ってきて、まずは中日新聞を読もうと思って読んでいた。

 

しばらく読んでいたら、お店の人がカウンターを回って僕の席まで来た。

「あの。すみません。」

「はい。」

「足りなくなっちゃったので、もうちょっと、お願いしたいんですが。」と言う。

何のことかさっぱりわからなかったので、「はい?」と聞き直した。

 

チキン煮込みが足りなくなったのか、それとも、新聞が足りなくなったんだろうか?と考えていたら、「御飯がですね。足りなくなっちゃって。炊き上がるまでもう7分ほど待ってほしいんですが。」ということだった。「いいですよ。全然。」

 

新しいお客は来なかった。カレー屋でご飯が足りなくなるなんてことがあるんだなと、新聞を読みながら考えていた。

 

中日新聞も中日スポーツも、俺にとっては読む価値がほぼない新聞なので、7分ももたなかった。それで、スマホでいろいろと読んでいるうちにカレーが来た。これは、炊き立てのご飯だと思ったら、少しうれしかった。まあ。それだけの話なんだけど。

 

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研修で、ポスティングをした。

200枚のチラシを配る。

 

「早い人で1時間30分くらいかかる。」と言われて、配っていたら、40分くらいで配り終わった。

 

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6月1日から新事業を始める予定だったが、今週の話し合いでは、結果が出ず、とりあえず開始を延期することになった。延期したらうまくいくのかどうかも、まだ全くわからない。

 

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大学のレポートを5月5日に提出した。レポートの評価はいまだに届かない。評価の回答期限は6月5日だから別にいいんだけど。レポートが合格していれば、次に試験になる。その試験用のレポートも既に10問分用意してある。

 

それで、そのレポートの評価が返ってくるまでの間にと思って、別の科目のレポートを5月12日に提出した。そうしたら、その評価が、13日に届いた。こっちは、試験用のレポートは用意してなかったので、慌てて10問分試験用のレポートを作って、今日、試験を受けた。

 

あまりにレポートの評価が返ってくるペースが違うので、驚いた。

 

次のレポートも作成を始めたが、意外と手間取って、なかなか前に進んでいない。

 

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土曜日の夜、飲みに行った。

でも1時間くらいで、すぐに帰ってきた。ビールを2杯くらい飲んだだけだった。

 

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そして今日の日曜日、実家まで郵便物の処理のために日帰りをした。

 

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あまりビジネス啓発本は読まないのだが、読む必要があって小宮一慶の「社長の心得」(ディスカヴァー携書)を読んだ。

ごくごく常識的なことが書いてある。「良い仕事をすることを目的とする限り、終わりはない」とか「成功する人は、世の中がより良くなることを信じている。」等々のことが書いてある。

 

この作者は、こういう本をずっと書いていて、この本が100冊目なのだという。別に悪いことが書いてあるわけじゃないし、ためになったような気もするけど。俺はただ「ふーん。そうなんだ。」という感想しか持てなかった。

 

この本によると、偉い人は謙虚で、どんなことからも勉強しようと思う人ばかり。この作者が講習会を開けば、偉い人ほど、真剣に聞くのだという。こんな話聞いて、何の役に立つんだよと思う俺は少数派らしい。実際、アマゾンでは星4つ以上が8割に達している。

 

「散歩に行こうとして富士山に登る人はいない。」という当たり前の話が、重要なフレーズとして何度も出てくる。俺には啓発本の価値観がよくわからん。

 

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韓国のドラマ「私の夫と結婚して」を全話、見終わった。見終わったといっても、あまりに冗長で、正直、半分くらいは飛ばして見た。

ガンで余命わずかな妻が、夫と親友に浮気され、最後は殺される。そして、殺された後、なぜか時空を飛び越えて、結婚前に戻ることになる。

 

家庭内暴力が当たり前の夫と別れて、浮気相手になるはずの親友に夫を渡そうとするドラマなんだけど。再び生き返った妻の行動が、あまりに迂遠で、なんでこんなに別れるのに時間がかかるのか、俺にはさっぱり理解ができない。

 

「起きるべき不幸は、必ず起きる。でも、ほかの人が身代わりになることもある。」というルールがあるという前提で、このドラマはできている。でも、そのルール自体が俺は気に入らない。そんなはずはないと思っているから。そのせいで、どこか冷めた目で見ていた。

 

本人が幸せになるだけなら、こんなに面倒な方法を取らなくても、もっと簡単にできるはずと思いながら、最後まで見た。それで、俺はようやくわかった。どうやら、このドラマの視聴者は、本人が幸せになるだけでは、もの足らず、いじめた相手が破滅しないと気に入らないらしい。それで、こんなに手間がかかるのか。なるほど。

 

最後まで見たので、確かに俺にとっても、ドラマとして魅力的だったんだと思う。でも人には勧めないなあ。