会社の1階で、業者が傘を売っていた。随分と安いらしく、それなりの品質の傘が1本200円で売られていると、誰かが話していた。

同僚のなかの一人は、そこで傘を10本も買ったらしい。
「傘を10本も買うってどういう意味があるんだよ。」
「どこかに忘れちゃうからってことらしいよ。」
「10本も忘れないだろ。」
そんなにたくさんの傘を買ってどうするのか、俺にはさっぱりわからないが、本人にはそれなりの意味があるんだと思う。

夕方、別の課の女性とエレベーターが一緒だった。僕は書庫に行くつもりだった。
「私は、今から傘を買いに行くの。女性ものの傘があるといいなあ。」なんて言うので驚いた。
「傘って、雨を防ぐ道具でしょ。女性ものとかあるの?どれも機能は一緒じゃん。」
「あるよ。当然でしょ。女性はね、少しでも赤とかピンクとか明るく見える色がいいの。黒の傘なんて使うわけないでしょ。そんなの差していたら暗くなっちゃう。女性はそういう小さな努力をみんな頑張っているんだから。」
「ふーん。」そういうものなのか、と思った。

俺は別に、どうでもいい。

この前、雨のなかを、コートについているフードを被って歩いていたら、顔見知りのおっさんに「傘を持っていないの?」と聞かれた。
「持ってるけど、かばんから出すのがめんどくさい。」
正直に答えたら笑っていた。

以前、東京に暮らしていた頃、都営バスのなかに傘を忘れたことがあった。姉に、そのことを話したら、バス会社に連絡を取って、取りに行ってこいなどと言う。
「いらねえよ、あんな傘。」
そう話したら怒られた。結局、見つからなかった。でも、無駄な苦労をさせられたという思いしかなく、悔しさは全くなかった。

名古屋に住んでいた頃も、酔っ払って女性から借りた傘を紛失したことがあった。その後、捜索して出てきたけれど、そのときの女性も信じられないくらい怒っていた。

俺は、今まで気にしてなかったし、これからもあんまり気にしなさそうだけど、なんだか普通の人たちには、特に女性には、傘ってすごく大切なものなんだなあ、と思った。

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毎年、カリフォルニアにいるクリスティーナからクリスマスカードが届く。今年は、僕も送ることにした。

住んでいるのが田舎なので、あまりクリスマスカードの種類は多くない。仕方がないのでアマゾンで注文した。302円の商品だったが、送料は600円もかかった。田舎はコストが高くつく。

christmascard

メッセージを書いて、先日、郵便局に持って行った。
「エアメイルで。アメリカまで。」
郵便局の局員が手続きをしてくれる。

「えーと、アメリカまで110円です。」と言われたので、少しびっくりした。
「そんな金額で届くの?」
「ええ。」

「国内での送料は600円もかかったのに、アメリカまで110円ですむのか。」
システムの違いがあるのだろうけれど、少し釈然としない気持ちになった。

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金曜日の夜は係の飲み会で、すごく日本酒を飲んで、2日酔いになった。土曜日は、頭が1日中、ぼんやりとしていた。それで、ずっと漫画を読んでいた。a

ときどき、酔って吐いた暴言を思い出しては、どこか遠くの海に飛び込みたい気持ちになる。

本当に、酒の飲み過ぎはいいことが何もないので気をつけたい。

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日曜日にジムへ行った。

「最近、また太りだしました。」とジムの人に話したら、今までの体重表を見て、「何を言っているんですか。全体的に見たらやせていますよ。12月は、忘年会もあるし、なかなかやせないんです。だから12月は、やせるんじゃなくて、太らないっていう目標を立てれば十分なんです。これまでの2月で3キロやせたじゃないですか。無理しなくていいんですよ。」と優しいご指導をいただいたので、また少しやる気が出てきた。

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寺嶋裕二の漫画「ダイヤのA(エース)」(講談社コミックス)を、今まで出ている47巻まで読んだ。

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少年コミックの王道で、野球漫画って本当に面白いなあと思いながら読んだ。そして、これは努力の物語でもある。主人公は、少なくとも、47巻までではエースナンバーをまだ背負えていない。

今まで全国から野球少年を集めて戦う高校に違和感を感じていたが、それが払拭された。
全国から集まった野球センスの塊の高校生たちがしのぎを削り、努力を重ねる姿は、美しく、またうらやましくもあった。野球センスは0なので、野球では無理だっただろうけれど、俺もこういう熱い高校生活が送りたかった。

知り合いの息子さんが、今、高校生で名門高校の野球部に入っている。野球部に1学年だけでピッチャーが10人いると聞いて笑った。「ピッチャーだけで、チームができちゃうじゃないですか。」そのなかで、レギュラーの座を奪い、試合では勝たなければならない。

甲子園というのは、遠いなあ、と思う。

そして、今も、このときもバットを振っているだろう数多くの少年のことを思う。甲子園常連校だからこその冬合宿のハードさも紙面を通じて知った。決して、楽な道ではないのだと考えさせられた。

それから、俺も一瞬、一瞬を無駄にしないように、成果には現れなくても、努力しないといけないなあ、ということを思った。

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井浦秀夫の漫画「弁護士の九頭(くず)」(ビッグコミックス)も全10巻読み終わった。

junklawyer

こちらは、なかなかスムーズには読み進められなかったが、内容は面白く、楽しく読んだ。
同僚弁護士から「くず先生、言葉遣い!」と怒られた後、「主張できないでござる」といった言葉遣いに変わったところでは笑った。

実はこのくず先生は、ロクでもない生活態度に関わらず、真実を見抜く目を持っているというのが、このストーリーの重要なところだ。どの話もちゃんとオチがあって、よくできてるなあ、と感心した。

俺がもし、弁護士だったとして、毎日毎日、たくさんの紛争をくず先生のように解決できるだろうか、と思った。司法試験を目指していたけれど、やっぱり弁護士にならなくて正解だったのだろうなあ、と読みながら、少し寂しく、そう思った。

木曜日の夜、ジムに行こうとして、着替えて車に乗った。キーを入れて、エンジンをかけて走り出す。パネルに黄色のエンジンマークが点灯したまま消えない。

この警告灯はいったい何を意味しているのだろう?近くのコンビニに駐車をしてマニュアルを取り出す。

マニュアルとパネルを見比べる。点灯していたのはエンジン制御装置の故障を示す「エンジン警告灯」なのだとわかる。それはわかったけど、どのくらい重い症状なのかがさっぱりわからない。このまま走らせているとエンジンが爆発するのだろうか?

なんだか怖くなってきたので、ジムに行くのはやめにした。人はこうしてデブになっていく。

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翌日の金曜日、予約をして夜の6時に自動車ディーラー店に車を持っていった。ここに来るのも久しぶりだ。

エンジン警告灯が点灯した原因は、マフラーのなかの煤を計測する装置が故障したせいだとわかる。部品を取り寄せてもらうことにする。作業料はかかるらしいが、部品代は無料にしてくれるのだそうだ。

それ以外にも僕の乗っている車にはいくつかのリコール情報があるのだという。今まで、住所変更を届けていなかったので、以前の住所に届いていたらしい。

ただ、そのリコール情報に載った部品も、今は手元にないのだそうだ。それも取り寄せてくれることになった。

不景気のせいなのか、クレーマーが多いのか知らないが、自動車ディーラー店の人は驚くほど親切で、どこかビクビクしていた。俺の席の隣にひざまずいて接客してくれるのだが、テーブルの向こう側の席に座ればいいのに、と思った。なんだか気の毒な気までしてきた。

エンジン警告灯が点灯していても、車の走行には支障がないことがわかったので、安心して車を走らせた。なんとなく、タコメーターの左上に点灯しているエンジン警告灯がキティちゃんのリボンのように見えた。

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土曜日は、ジムに行った。しばらくサボっていたので、随分と太ったに違いないと思っていたが、若干、やせていて驚いた。基礎代謝が増えたのかも知れなかった。

夜は、地元の仲間たちと飲み会だった。

夕方7時から飲み出して、午前2時過ぎまで飲んでいた。当然、日曜日は二日酔いで、午後3時近くまで起き上がるのもつらかった。どうしてここまで飲むのか、自分でもよくわからない。

だから、日曜日は勉強もできなかったし、体調は未だに優れない。
飲み過ぎていいことなんか、本当に何にもない。反省したい。

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「ドロップ」という映画を見た。
drop
https://youtu.be/Cc_EPKFD5DA
大して面白くもなかったが、つい最後まで見てしまった。

学校なんて、カッタルイ、規則規則ってうるさいなんて言いながら自由を求めて不良になったのに、不良たちは徒党を組むと、不文律の厳しい規則を自分たちで作り上げる。そして、そこからはみ出すとリンチに遭う。
drop1

なぜ、自由を求めた結果が、とんでもなく不自由になるのかがよくわからない。どこで、変質してしまうのだろう?
drop2
たぶん、不良は絶対数が少なく、また敵も多いので、相互依存が強く、仲間から抜けられることに対する危機感が強いのではないかと思う。

でも、元々が自由になりたいという気持ちから不良になっているので、規則を厳しくすればするほど自己矛盾が大きくなる。結果として、永続するチームなどあり得ないし、あってもごく少数になると思う。

この映画のテーマは友情かもしれないが、俺が感じたのは若さだった。二日酔いだったせいもあるけれど、喧嘩してもすぐに回復するその肉体がうらやましかった。
今週、急に寒くなった。管内の路面が雪で覆われているという情報がだんだんと入ってくる。
リアルに必要性を感じて、今週末にスタッドレスタイヤに履き替えることにした。

朝、姉と電話で話をしたら、「スタッドレスタイヤに履き替えるなら、なるべく早くガソリンスタンドに行った方がいい。混むから。」と言われた。

めんどくせえなあ、と思いながら、スタッドレスタイヤを積み込み、ガソリンスタンドへ行った。タイヤが18インチで大きく重い。俺の車は18インチしか取り付けられないので仕方がない。当たり前だが、それが4つもある。

家の近所のガソリンスタンドへ行く。東南アジアのどこかの国の店員が立っている。バイトのようだ。
「タイヤ交換してもらえますか?」
彼女は、走って、オーナーに聞きに行く。30分待ちだと言われたけど、待つことにした。

車を停めていたら、オーナーが来たので説明をした。
「タイヤは後部座席に全部入れています。ナットはどうします?タイヤの上に置いておきますか?」
「今、渡してください。」
そんなわけでオーナーに、紫色の袋に入ったナットを手渡した。

ガソリンスタンドの待合室で、気象予報士の勉強をしていた。こういう環境の方が勉強に力が入る。俺の部屋は誘惑が多すぎるのだと思う。

しばらくして、顔を上げると、オーナーが怒りながら車を追いかけていくのが見えた。
何かが起きたのだと思ったけど、俺には関係なさそうだったので、また勉強に戻った。

しばらくしたら、オーナーが来て「あなたの車のナットを、バイトの子が前の車に乗せてしまいました。それで、今からブリジストンに買いに行きます。お時間、大丈夫ですか?もちろん、ナットのお金はこちらで支払います。」と言う。

俺は、もともと、もっと時間がかかると思っていたので、全然平気だった。「いいです。新品にしてもらうなんて、かえって申し訳ありません。」と言った。
必要なのでと頼まれて車検証を貸した。ナットを買うのも大変なんだなあ、と思った。

それから、また勉強をした。紫外線が成層圏でオゾンに吸収されることなど10代の頃から知っているのに、「可視光線がオゾンに吸収されて、成層圏の温度が上がる」なんて問題肢を正解にしてしまう。誤りに決まってるだろう、と回答を見て逆上する。

そんなことをしているうちに、車のタイヤ交換が終了した。お店の人は、すごく恐縮してやたらと謝ってくれる。ナットを入れた袋のことまで心配してくれる。あれはどこかの温泉に行ったときにタオルが入っていた袋で、どうでもいいのに。
「こちらこそ、ナットを新品にしてもらって、本当にありがとうございました。」

帰り道、あのバイトの子のことを思った。きっとガソリンスタンドの人に怒られたんだろうなあ、と思う。店としてはそれも当然だ。

でも「タイヤ交換してもらえますか?」は正しくは「ノーマルタイヤをスタッドレスタイヤに交換してもらえますか?」だし、おそらく彼女の国では、雪道用のタイヤなんて存在しないだろう。

よく、俺の言う不完全な日本語を理解できたよなあ、と思う。俺なんかTOEICで、文法的にも完全な英語なのに、未だにCurb(縁石)とCarp(鯉)の違いも聞き取れないのになあ、なんて思う。すごいよなあ、とその語学能力には、感心した。

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土曜日に、姉と、母の作品に通し番号を振って、写真を撮り、整理をする作業をした。まだ半分も終わっていない。

この作業には、今までサーフェイスプロ3で、ワンノートを使っていた。しかし、サーフェイスプロ3が壊れてしまったのか、電源を入れてもサーフェイスのロゴのままで、ウィンドウズが起動しない。

ネットで修理方法を見たら、電源ボタンを30秒間押しっぱなしにする、というのがあった。実際にやってみたけど、復活しなかった。

カスタマーセンターに電話をした。電源ボタンを30秒間、押しっぱなしにしたあと、電源ボタンとボリュームのプラス側をさらに15秒間(10秒間だったっけ?)押すのだそうだ。

やってみたら、復旧した。直ってよかった。

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日曜日は、世界一くだらない集会に参加した。会社の動員で仕方がなかった。
その集会の間、気象予報士の問題でもコピーして持ってくればよかったとずっと後悔をしていた。
時間の無駄以外の何ものでもない集会だった。

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最近、また太りそうだった。土曜日は、短時間ではあったがジムに行った。
筋トレはきちんとやって、そのあと20分間だけ走った。

日曜日は、くだらない集会のあと、直接ジムへ行った。まだ集会で、時間を無駄にされたことについて腹が立っていたけれど、筋トレをしているうちにそんなことは忘れてしまった。

その後、土曜日のジムが短時間だったので、その分を取り返そうと少し頑張った。

汗を流そうと風呂に入ったとき、足を滑らせて、湯船のなかに頭から飛び込んでしまった。
浴槽の大理石に腕をぶつけて、多少痛かったけれど、それ以外は特に被害もなかった。多少、恥ずかしかったが、周りにいた人たちに、微笑みを提供できて、俺は満足だ。

その後、姉が風邪を引いたというので、お見舞いに姉の家に行った。帰りに湿布をもらった。今では、痛みもだいぶ引いた。

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マリーア・ドゥエニャスの「情熱のシーラ 中巻」(NHK出版)を読み終わった。

モロッコに洋裁の店を出したシーラに徐々にお客がつき始める。そのなかには、イギリス人の女性もいる。彼女はスペイン政府の高官の愛人だった。

スペイン政府がナチスドイツに近づくにつれ、イギリスとアメリカが水面下でそれを阻止しようと動き始める。シーラもイギリス人の女性との交友をきっかけに、スパイとしてスペインに戻り、ナチスドイツ高官婦人の服を作りながら、情報を仕入れてはイギリスに流す。

そんな彼女に危険が迫ってくる。シーラがかつて冷たく振った元婚約者も、敵としてシーラの前に現れる。

あまりに、シーラが臆病で多少うんざりしたが、それが普通の女性の感覚なのだろう。

女主人のカンデラリアはいったいどうなったのか疑問が残るものの、ストーリーは興味深い。ナチスの味方だった日本がスペインでパーティーに出席していたことを知った。

俺のいとこが本のなかで言っていたように、日本が、イギリスだけを敵に回して戦えば、日本も勝った可能性がある。いろいろ考えると興味深い。

最終刊の下巻も読み始めた。

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WOWWOWドラマで「下町ロケット」を全5話、U・NEXTで見終わった。とても素晴らしいストーリーで、感動した。とりわけ、主役の三上博史さんの誠実な役作りには頭が下がった。

翻って、俺たちは、三上博史さんが演じる社長ほどに、真剣に仕事に取り組んでいるのだろうか?俺は、このストーリーを追いながら、何度も中断して考えた。俺ならどうするだろうか、と。

もちろん、このストーリーが唯一の正解ではなく、いろんな正解があるだろう。俺なら、早々に特許使用料のところで、手を握っていた。でも、それでは確かに、特許を取るための研究所になってしまい、町工場である必要がなくなってしまう。

そして、それだって、正解だと思う。町工場であり続ける必要はないのだと思う。でも、三上博史さんは、それは不正解だという脚本で、本当に最後まで誠実に演技をしていた。

俺が役者だったら、ここで本当に泣けるだろうか?そう思いながら見ていた。毅然とした態度をとるべきところで、取れたのか?裏切った部下を許せたか?これらの感情をすべて理解した上で、演じた役者というのは本当に素晴らしいと思う。

俺は、文章を書くのはまあまあだが、読む能力は今ひとつだと自覚している。試験でも肝心の所を見逃す。このドラマを見ながら、どんな世界であっても、誠実に取り組まないといけないということを教えられたような気がした。

先週末は大阪に、地元の仲間たちでバスを借りて旅行に行った。月曜日を休みにして、日曜日と月曜日の1泊2日の旅行だった。


日曜日の朝、6時30分発ということだったが、集合時間よりも早く全員が集まったので、バスは6時30分よりも前に出発した。


バスのなかでビールが配られて、とりあえず、ということで乾杯したのが、朝の6時30分だった。


+++


最初の目的地はアサヒビールの吹田工場だった。きれいなお姉さんが工場の説明をしてくれる。


おっさんばかりの旅行なので、説明などはほとんど聞いておらず、質問はお姉さんの名前や年齢のような内容ばかり。


俺は一応「どうして、ビールを造るのに米を混ぜる必要があるのか?」といった質問をした。しかし残念なことに、俺もお姉さんの年齢が21歳だということは未だに覚えているが、質問に対する回答はその場で忘れてしまった。


バスのなかで、さんざん飲んできたのにも関わらず、説明会の最後では、また生ビールを飲んだ。お土産などは買うつもりが全くなかったが、一応、土産品売り場にも行った。そこでアサヒビールがウイスキーのジャック・ダニエルを売っていると初めて知った。そして、ジェントルマン・ジャックという銘柄を初めて知り、自分に対するお土産として1本買った。


gentlemanjack

しかし、このジェントルマン・ジャックは、旅行の翌日に予定されていた、職場での飲み会に不参加の埋め合わせとして、部下に渡してしまった。


ところで、こういうきれいなお姉さんに連れられていく工場見学には、僕には苦い思い出がある。


それは小学校2年生の社会科見学のときのことで、きれいなお姉さんが、工場内を案内してくれた。「また来てくださいね。待ってます。」という言葉を真に受けた俺と友達は(まだ社交辞令という言葉も意味も知らなかった)、日曜日に、お姉さんに会いに行った。


工場内に入り込もうとした俺たちは、守衛に捕まり、半端なく怒られた。俺はこんなに怒られたことが生まれて初めてだったので、本当にびっくりした。でも、一緒に行った友達はケロッとしていた。


「学校におまえたちの名前を言いつけてやる。」と守衛は言った。俺はその日の夜、不安で2分くらい寝られなかった。でも、眠気が勝り、寝てしまった。昔から寝付きはいい子だった。


結局、このことで学校の先生に怒られたことはなかった。ただ、未だにトラウマで、きれいなお姉さんに連れられていく工場見学では、少し身構えてしまう。


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昼は大阪の通天閣の隣にある寿司屋で寿司を食べた。ビールも日本酒も飲んだ。通天閣にも一応、行ったが、40分待ちという看板を見た途端に心が折れて昇らなかった。


近所にあった白木屋に行って、みんなで酒を飲んでいた。


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宿泊をしたのは難波のアパホテルだった。夕食までの間、散歩をして、たこ焼きを買って食べた。そこでまたビールを飲んだ。


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宴会は難波の「ざうお難波本店」だった。宴会場のまわりを鯛が泳いでいて、釣ることができる(もちろん有料)。実際に釣っているのは家族連ればかりだった。


俺たちは、なんとなくだらだらとビールや日本酒を飲んでいた。鯛の刺身は甘く感じたが、それほどうまいとも思わなかった。


宴会の後、大阪の街を歩く。同じように街中を歩いている人たちはアジアの旅行者が多かった。何語かも判別がつかない言葉をしゃべっては、記念写真を撮っている。グリコのマークや食い倒れ人形があって、大阪の街は被写体として、少し不思議な場所のように思う。


そういう俺は、今回は旅行だというのにカメラも持ってこなかった。


もう、とっくにお腹はいっぱいだったが、友達に誘われてラーメンを食べた。かん水がきつく、昔のラーメンを思い出した。正直、うまくなかった。


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翌朝、ホテルの朝食を食べた。改めて、ホテルのなかも外国人ばかりだということに気がついた。俺は目にしなかったが、友達は、ビュッフェで皿の上に春巻きを山のように積み上げている中国人を見たそうだ。「あり得る話だよなあ。」と思った。


この日の見学場所は白鶴酒造資料館だった。資料館の前に並んでいるのは外国人ばかりだった。ちょっと考えてみたら、月曜日の午前中なんだから当たり前だ。


ここでは、特にお姉さんが説明してくれるということはない。ただ歩いて見て、出てくるだけだ。利き酒のコーナーで少量の日本酒を何杯か飲んだ。特に買うものもないので、出てきたら資料館に入るときから20分もかかっていなかった。


入り口の開けた場所で友達と話していたら、外国人に英語で声をかけられた。何枚か写真を撮ってあげた。


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バスに乗って、鉄人28号のモニュメントも見に行った。等身大なのだそうだ。
「以外と小さいんだな。」
「日本人がほぼ全員、木造平屋建てに住んでいた時代のヒーローなんだろうなあ。」


今は鉄筋コンクリート造りの建物が鉄人28号の周りに建っている。鉄人28号が仮に動いたとしても、隣に建っているスーパーを壊すことさえ、今となっては難しい。


ironmanno28

隣のスーパーのトイレを借りたときに、テラスから携帯で写真を撮った。今回の旅行で唯一の写真だった。


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昼食は、神戸の港近くにあるMOSAICにあるトニー・ローマというステーキ店で食べた。僕はバドワイザーの生ビールを飲んだ。初めて飲んだが、普通のバドワイザーよりももっと軽い感じがした。窓から港が見渡せる。神戸の街は横浜よりもおしゃれで美しい。


隣の席では、高校生の女の子たちが食事をしている。
「神戸の子がおしゃれなのも、わかるよなあ。平日の昼に、高校生がこんなところで食事しているんだもんなあ。」
「俺たちなんか、高校にパン屋がパンを売りに来て、それを買いに行っていたのに。」
「クロワッサン買ってたんだよな。カフェオレと。」
「そんなおしゃれなもんは売ってねえよ。せいぜい、あんバタ(あんことマーガリン入りのパン)だ。」
「悲しいな。」


売っているものも、どこか品があった。神戸はおしゃれな街だということがよくわかった。そして、俺たちが文化の香りとはほど遠いど田舎で暮らしていることも改めて認識した。


俺は、職場向けの格安お土産を一つ買っただけだったが、ある友達は、神戸のおしゃれ感に負けて大量にラスクを買った。両手に大量のラスクを持って歩く姿から、みんなに「爆買い中国人」と呼ばれていた。


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その後は、もう帰るだけだった。ずっとバスのなかでビールを飲みながらトランプをして過ごした。勝ち続けていたのは、一番若い男だった。
あまりに勝ち続けたので、みんなのフラストレーションがたまっていた。


地元に戻る最後のインターチェンジの手前にあるサービスエリアで止めてほしい、と幹事がドライバーに伝えた。


「どうして、止まる必要があるんですか?このまま帰ればいいのに。」
その若い男が言った途端、幹事がキレた。
「空き缶とかゴミを捨てるんだよ。うるせえな。おまえも捨てていくからな!」
「おまえも捨てていく」という言葉がひどい話しすぎておかしくて、それから俺はしばらく笑っていた。


そして、僕たちはまた、長野のど田舎へ帰ってきた。


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今週は、そんな旅行のために月曜日に休んだせいもあって、けっこう忙しかった。


飲み会も2回あった。
でも、1回目の飲み会は、旅行の翌日で仕事がたまっていたので断った。


2回目の飲み会は、出発直前に管内で事故があって、2時間の飲み会のうち、俺が参加できたのは最後の30分間だけだった。


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そんなわけで忙しかったせいもあって、今週はジムに行ったのは土曜日だけだった。久しぶりに体重計に載ったら、また少し太っていた。


それで、日曜日にもまたジムに行った。帰りに肉やジャガイモをたくさん買ってきて、料理をして食べた。


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実は最近、料理をしなくなっていて、とてもよくないと思っていた。料理は時間通りに、すべての食材を仕上げなければならないので、試験や仕事の訓練に向いていると思っている。それに料理をすると頭のなかがすっきりする。


でも、なかなか料理を再開するきっかけがつかめなかった。それでフライパンと鍋をいいものに買い直すことにした。今までのものはだいぶコートが摩耗して、焦げたバターや肉などがこびりつくようになってしまったから。


それから、ピーラーも「貝印 SERECT100T型ピーラーDH-3000」というきちんとしたものに買い換えた。


peeler

ちゃんとしたピーラーは切れ味がいい。ジャガイモの皮むきもストレスが減った。それで料理を再び始めるようになった。


ただ、ピーラーの切れ味があまりによかったので、なんだか包丁も換えたくなってきた。切れる包丁は、貝印のピーラーのようにスムーズに切れるのだろうか?


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気象予報士の勉強はダラダラと続けている。なかなか本気にならないが、そのうちに火がつきそうな気もしている。


まだ、問題を目の前にすると、それだけで焦ってしまう。大ヒントが記載されていても、今の俺は見逃してしまう。そして、答えに永遠に近づかない不毛な計算に突入し、消耗する。


解答を見て、激怒する。「俺はいったい、何を見ているんだよ!」その自己嫌悪で、机を離れると、しばらく戻らない。キンドルで漫画に没頭してしまう。


ダラダラでもいい。勉強を続けたい。そのうちに火が付くと信じている。

先日の日曜日は、注意報当番だった。


きっと夜には大雨注意報が出るだろうと覚悟をしていた。だから、徹夜になることを見越して、日曜日の昼にジムに行こうと思っていたのをやめた。


夜になってもなかなか注意報が出なかった。ビールを飲むか迷って、結局、夜中に呼ばれることを考えて、やめておいた。


大雨注意報が出たのは、月曜日の午前4時50分。

「こんなことなら、ジムに行ってビールも飲めばよかったよ」と思った。

用意をしていたので、着替えてすぐに会社に向かった。守衛から「大雨注意報です。」と電話を受けたのは、もう会社の目の前まで来たときだった。


残りのメンバーも30分ほどして、やってきた。


大した雨の量じゃないし、どうってことないだろうと思っていたら、倒木も落石もあって、意外と対応が大変だった。ちょっと規模がでかかったので、注意報で俺が呼ばれていてよかったと思った。俺以外の誰かが当番でも、きっと俺は呼ばれてしまっただろうと思った。


今週末も雨。何も事故がないことを祈っている。僕は明日から、地元の仲間達と大阪に1泊2日の旅行に行く。「何も起こらないといいなあ。」と祈るばかりだ。


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今週は月曜日から木曜日までジムが休みだった。そして、週末は旅行に行く。


そんなわけで、ジムに行ったのは金曜日だけだった。でも、まあ、仕方がないんだと思う。
体重は少しずつ減っている。こんな感じで頑張っていきたいなと思っている。


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週末には姉が来て、一緒に母の作品の一覧づくりをした。


最近買ったサーフェスプロ3で、作品の写真を撮りながら、ワンノートに記録をしていく。
サーフェスプロ3は、随分安く買えたと喜んでいたら、すぐにサーフェスプロ4が出て「そういうことだったのか」と思った。


ちなみに、サーフェスプロ3の内蔵のカメラはズームやワイドの機能がない。ズームにしたかったら、自分で対象に寄るしかない。「使えねえ仕様だなあ。」と思ったけれど、まあ、こんなものだ。


母の作品の一覧づくりは5分の1くらいが終わった。まだまだあるので、大変だ。


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気象予報士の試験勉強も、徐々に進めている。でも、まだ基本的な、相当温位と飽和相当温位の関係とか、分かっているべきことが分かってないんだよなあ。


もっと言うと、エマグラムの理解が今ひとつって感じだ。


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高倉健の映画「大脱獄」を見た。


greatescape

http://youtu.be/M8VMsZ77d1w


死刑囚が、刑務所を集団脱走する。その中に、えん罪で死刑囚となった高倉健もいた。


自分を死刑囚の立場に追い込み、妹をひき殺した悪いやつらに復讐をする。なかなか面白い映画ではあったが、どうも今ひとつの感じが最後までずっとしていた。


まだ日本が貧しく、蒸気機関車が現役の頃の映画だということにあとから気がついた。全体的に暗く、どこまでもすっきりとしない映画だった。

鳥インフルエンザの被害拡大防止訓練というのに参加した。
最初の机上訓練時には、かつての上司が席の隣に座っていた。
「おまえ、どうしてこんな所にいるんだ?」
「どうしてなんですかね。防災担当者ってことで呼ばれたんだと思うけれど、場違い感、大ありです。」基本的に、俺が呼ばれるのは道路絡みの災害のときだ。


「俺も呼ばれたけれど、机上訓練で帰る。俺は殺した鳥を埋める穴を掘るってことで呼ばれたんだろうな。おまえは、最後までいるのか?」
「はい。一応。」
俺も帰れるものなら帰りたかった。訓練内容を読むと、実際に防護服を着て、鶏を捕まえて殺すらしい。


「鶏を殺す訓練なんかして、どうするんだ?」
「本当ですね。鳥インフルエンザが発生した時に、俺が職場をほったらかしで鶏を殺しに行っていたら、みんなからバカって言われますよ。」
「バカだけじゃ、すまないだろ。」
「確かに。」


防護服着用訓練後、バスで移動して今はもう使われていない鶏舎に行く。そこに、卵を産めなくなった生きた廃鶏が50羽ほどいる。


まず、べニア板(コンパネ)で鶏の逃げ道を塞ぎ、鶏を捕まえる。それから、ポリバケツに入れて運搬する。ポリバケツの蓋に、小さな穴が2つ開いていて、片方の穴から二酸化炭素を注入する。穴は注入後、ガムテープで蓋をする。だいたい、50秒ほどで、ポリバケツに入れた鶏は死んでしまう。


僕は死んだ鶏をポリバケツから出して、箱詰めをする担当だった。さっきまで元気だった鶏が、首がもげそうな状態になっている。命を失うということは、末端から末端まで繋いでいた細胞の連携が失われることなのだなあと、実感をした。廃鶏なので重さは1.5キロほどしかないが、肉用の鶏(ブロイラー)だと、1羽あたり4~5キロもあるのだそうだ。


ポリバケツには10羽ずつ入っている。場合によっては1人で運ぶこともあったが、ブロイラーだったら、とても運べる重さじゃないな、と思った。


鳥インフルエンザは、北米大陸でも蔓延していて、今年だけでも4千万羽が殺されて、埋められたのだという。今回の訓練では50羽を殺したが、実際に行うとなると管内の大きな養鶏場では2万羽を殺す必要が出てくるのだそうだ。


大変なことだということはよくわかった。防護服も今の季節なら歓迎だが、夏なら暑くて着ていられないだろう。俺の今回の経験では、もし、夏に防護服を着る必要があったら、水着の上に着ることをお勧めする。


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ようやく、「幸福の黄色いハンカチ」という映画を見た。


yellowhandkerchief

http://youtu.be/W0Ghd95UwZI
以前からあらすじは知っていたけれど、見る気は全くなかった。題名だって、映画を本当に見るまでは「こうふくの…」だと思っていた。正しくは「しあわせの黄色いハンカチ」だ。


あれは桃井かおりの本だったかと思う。「幸福の黄色いハンカチ」の撮影現場となる北海道は、曇りや雨の日が多く、なかなか晴れなかったらしい。


yellowhandkerchief1

晴れると撮影ができるので、高倉健が「監督、きれいな青空です。」なんて事を嬉しそうに言い、武田鉄矢が「九州の空のようなよか空ですたい。」みたいなことを言い、桃井かおりが「曇りじゃないね。」なんてことを言ったのだという。


yellowhandkerchief2

高倉健の映画をちゃんと見たことがなかったので、一度、見てみようと思って、とりあえずこの映画を見ることにした。


高倉健の演技は素晴らしかったが、武田鉄矢のダメ男ぶりも実によかった。桃井かおりのダメ女の演技もいい。脚本もよく練られていて、確かにいい映画だと思った。そして、こういういい映画が低予算でできてしまうから、日本は映画やドラマに金をかけなくなったような気もした。


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「ローン・サバイバー」という戦争物の映画も見た。


lone surviver

http://youtu.be/96f8MHkEX5g
2005年のアメリカ特殊部隊によるタリバン指導者暗殺作戦を描いている。実話に基づくのだそうだ。


偵察任務中、3人の山羊飼いと遭遇してしまい、任務を中止した4人の兵士。3人をそのまま釈放したことから、現地タリバンに連絡され、200人以上の兵と4人だけで戦わなければならなくなる。


lone surviver1

この戦いが壮絶で、何度も「もう見てられない」と映画を止めた。日本は平和な日々が続くが、同じ時にこんな苦労をアメリカの兵士がしていたなんて知らなかった。


lone surviver2

そしてまた、アフガニスタンでも傷ついたアメリカ兵を救う人々もいるのだということを改めて思った。映画のなかに出ていた少年の曇りがない目が印象的だった(彼が本当にアフガニスタンの少年かどうかは知らないけれど。)。


久し振りにまともな映画を見た気がした。


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キンドルで伊坂幸太郎原作、大須賀めぐみ作画の「魔王 JUVENILE REMIX」(少年サンデーコミックス)を全10巻読み終わった。


princeofdarkness

一種の超能力話であり、高校生の物語だが、展開が早く最後まで楽しめた。もっとも少年漫画なので当然だが、大人の視点が少ない。自分に酔っているような敵の言葉は軽く、世の中ってそんなに簡単に動かないよって思った。


敵でも味方でもない殺し屋「蝉」のキャラクターはよくできている。高校生くらいまでならこんな漫画を読んでワクワクするのもいいと思う。


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マリーア・ドゥエニャスの「情熱のシーラ」(NHK出版)の上巻を読み終わった。


costuras1

素晴らしく面白い。小さな頃からの積み重ねで極上の裁縫の腕を持つスペイン人のシーラ。
スペインが内戦状態になり、20年間、顔も知らなかった父親から大金を譲り受ける。婚約者と別れてハンサムなボーイフレンドとモロッコで遊んでいるうちに妊娠がわかる。


ハンサムなボーイフレンドは有り金すべてを持ち、ホテル代の支払い義務だけは残して失踪し、シーラは流産してしまう。一文無しで体調も最悪。そしてホテルからの告発を受け、警察官にも目をつけられる。ここから、シーラの本当の人生が始まる。


展開が早く面白い。すべて読み終わったら、DVDでもまた見てみたいと思う。


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今日は、ちょっと急いでブログを書いた。今日は注意報の待機当番。夜、大雨注意報が出ることを覚悟している。

しばらく姿を見てないなあ、と思っていたが、やっぱり猫はいて、ときどきウッドデッキにあるクッションに座って寝ている。相変わらず、俺のことは大嫌いらしく、俺がウッドデッキに出ていくとパニックになる。


先日も、俺が洗濯物を干そうとウッドデッキに出たところ、随分と大きくなった子猫が1匹、クッションに座ったまま寝ていた。「おい。」と俺が声をかけたら、目を覚まして俺の顔を見て「うんにゃ?」という表情をしていた。「寝ぼけてんじゃねえよ。保健所に連れてくぞ。」って優しく声をかけたら慌てて逃げていった。子猫の大きさから考えて、誰かがこの野良猫たちに餌を与えているのだと思う。


ふと見たら、玄関のたたきに、俺の靴下が片方だけ落ちていた。「風で飛ばされたのかなあ?」と思って取りにいったら、猫の毛がいっぱいついていた。「あの野郎!」靴下をゴミ箱に叩き込んで、「今度見たら許さねえぞ。」と、とりあえず独り言を言った。


だから翌日、またしても玄関のたたきに靴下を発見した時は激怒した。「あのクソ猫。」靴を履いて靴下を拾いに行った。


靴下を拾って、あれれ?と思った。俺の靴下ではなかった。相変わらず猫の毛がついている。
もしかしたら、猫からのプレゼントなのかもしれなかった。気持ちはありがたいが、そんな汚れた靴下は欲しくない。靴下はゴミ箱に叩き込んだ。「それにしても、いったいどこから運んできたんだろう?」そんなことを考えていた。


週末に、洗濯物を取り込んでいるとき、見慣れない靴下を自分で干していたことに気が付いた。考えてみたら、前の職場を異動したときに、親切な人が僕にくれたちょっと高そうな靴下だった。そういえば、どんなものか履いてみることにしたんだっけ?


それが片方しかないのはなぜなのか、思い当たってまた俺は爆発する。保健相談の人が「今年になって突然、高血圧になってきました。」なんて言っていたけど、原因はこんなところにもありそうだ。


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今週は火曜日と土曜日にジムに行った。以前はジムから帰ってくると2日ほど腹筋が痛くて、咳もできないくらいだったけれど、最近はそんなこともなくなった。


ただ、相変わらずジムに行くまではなかなかすんなりとはいかず「行くのかあ、やだなあ。」なんて思っている。


健康診断の日から、考えてみたらビールも飲んでいなかった。それで、土曜日の夜は久し振りに1人で本を読みながらビールを飲んだ。なかなか美味しかった。


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気象予報士の勉強も、徐々に進めている。


初めて見る言葉に驚くことがある。「比容」なんて言葉も知らなかったが、密度の逆数だそうだ。


それから、定積比熱と定圧比熱の違いもよくわからなかった。定積比熱は圧力鍋のなかの比熱で、定圧比熱は普通の比熱だとようやく理解ができた。


圧力鍋では、圧力が大きいので高温で沸騰することは知っていたけれど、同じエネルギー(燃料)を与えると膨張することがなく、すべてが温度変化に使われるため、効率よく高温にできることも知った。効率がいいから、定積比熱の方が、比熱(1gのものを1度上昇させるための熱容量)は小さい。


ちなみに、与えるエネルギーをQ、比容をA、定積比熱をCv、定圧比熱をCp、圧力をP、温度をT、変化を⊿(デルタ)とすると、これらの関係式は、以下のようになる。


定積比熱:⊿Q=Cv⊿T+P⊿A
定圧比熱:⊿Q=Cp⊿T-A⊿P


なんのことかわからないだろうけれど、俺が感動したのは、この公式を覚える語呂合わせがあって、それが「定積デルテはPである。定圧さ、反対だ。」というものだ。定積デルテは、の「は」が「和(+)」であることに感動した。まあ、マイナーな世界の細かな話しだけど。


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気象予報士の勉強をしていると、ほかの勉強もしたくなる。というか、気象予報士の勉強と言いつつ、問題集の前で俺がしていることは全く関係ないことの方が多い。


キンドルでマンガを大量に読んだり、ネットをダラダラ見ていたり…。


それで、全く関係ないことをしていた結果、漢字検定の準1級の試験も受けることにした。ちょっとアプリにはまっちゃって。試験日は2月7日で気象予報士の試験から1週間後だ。


kanji

気象予報士の試験は、記述式試験は見ないまま帰ってくるつもりだ。本気で、マークシートの試験しか受けるつもりはない。ただ、何としても専門科目までは受かってしまいたいと思っている。


ただまあ、いずれにしても、災害がなければとか緊急連絡が入らなければという制約はあるんだけど。

(なんて、脳天気なこと書いていたら、2月7日は緊急電話当番で、自宅待機だった。なんてこった。試験は諦めた。)

気象予報士の問題を解いていると、ノット(kt)という単位がよく出てくる。知識としては、1ノットは1852mで(「ひとはこに」と覚える)、60ノットが緯度1度に相当し、概ね110kmだ、ということは知っている。


ノットは、このように距離の単位で使われる。しかし、速度の単位としても使われることがあるので、少しやっかいだ。


1m/s(秒速1メートル)をノットに変換するときには、1.944倍する。普通はめんどくさいので2倍する。


時速の問題もときどきノットに変換する。1km/hをノットに変換するときには、1.852で割る。普通はめんどくさいので、2で割る。


先日、職場の昼休みの時間に、紙に書き出して、このことをいろいろと考えていた。


秒速1メートルを1.944倍するとノットに変換できる、ということは、簡単に言ってしまえば、秒速1メートルならだいたい2ノット。


さらに、ノットを1.852倍すると時速(km/h)に変換できる、ということは、簡単に言ってしまえば、1ノットならだいたい時速2キロということだ。


つまり、秒速を2倍するとノットになって、ノットを2倍すると時速になる。と、ここまで考えて、そういうことであれば、秒速を4倍すると時速になることに気がついた。


実際に、そうなっているか、考えてみた。今まで、秒速を時速に変換するときには、3600倍(60秒×60分)してそのあと、1000で割っていた(mをkmに変換)。初めから、3.6倍すればいいだけだったのかと、初めて気がついた。


東経100度から180度間にある熱帯低気圧は34ノット以上になると台風と呼ばれる。今まで、ピンと来なかったが、2倍すると68だから、だいたい台風は最大風速が時速70キロくらいからだということがわかる。ちなみに猛烈な台風は、105ノット以上だから、最大風速時速200キロくらいということになる。時速200キロの風が吹くと聞かされると、確かに「猛烈な」台風という感じがする。


気象予報士の試験は、数学的思考が求められることが多い。ただ解いていくなかで発見も多く、今まで俺はいろいろ知らなかったんだなあ、と気づかされる。


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そういえば、北向きの風と北風が逆の風だということも、最近になって認識した。北向きの風は南風だ。


どうして、認識が甘かったのかというと、過去問の解説の文章もときどき間違っているからだ。今までは、いろんな書き方があるんだな、くらいに考えていたが、誤りだと最近認識できるようになった。


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今週は飲み会がひとつあった。でも、当日にキャンセルした。代わりに部下を行かせ、料金は俺持ちということにした。


飲み会の翌日に、ちょっと大きな会議があって、俺は上司の代わりに説明をしなければならなかった。その準備が必要になったので、キャンセルしてしまった。


おかげで、説明はまあまあうまくいった。うまくいってなかったのかもしれないが、俺には精一杯だった。


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今週は、火曜日と土曜日にジムに行った。


火曜日は午後8時30分から、コーチがついて、筋トレの仕方を教えてくれる。俺が面倒だからしたくない、と言い張ったマシンは使わなくていいことになったが、その分、ちょっと厳しめのトレーニングが組まれた。トレーニングの仕方はよくわかった。でも、それから、土曜日まで、なかなか行く気になれなかった。


土曜日の午後にジムに行ったとき、きっと大勢の人がいるんだろうと思っていたけれど、意外に人が少なかった。マシンも使い放題。


ジムのマシンで50分間走り続けた。ちょうど松本山雅の試合をやっていたので、それを見ながら走っていた。


50分を驚くほどの低速で走る。ジョギングが趣味という人には短い距離だが、それでも俺にとっては未知の領域だった。途中で心拍数を測ってみたら160を超えていたので、死んでしまうのではないかと本気で心配した。


山雅が後半にPKで先制したのを見て、「勝った、勝った」と思いながら、ジョギングをやめてジムの風呂に行った。まさかそのあと、2点取られて逆転負けをしたなんて。家に帰ってから、そのことを知ってがっかりした。


帰ってきたあと、勉強をしようかと思ったが、何もする気が湧かない。夕食を食べてダラダラとしたあとも、心拍数は、まだ95もあった。土曜日は早めに寝た。


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日曜日は、テレビを見たり、マンガを読んだり、ダラダラと時間ばかりをかけながら、気象予報士の勉強をした。正直なところ、ほとんど進んでもいない。


そろそろでも、真剣に勉強をしなければならない時期に来ていることを感じる。


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外薗昌也(原作)、里見 有(作画)の「蟲姫」(ヤングジャンプコミックスDIGITAL)をキンドルで全3巻読み終わった。


bugprincess

転校してきた美少女は、不治の病に冒されていたが、遺伝子を操作し昆虫の遺伝子と交配することで生き延びることができる。しかし、その結果として人類の捕食者となってしまう。


遺伝子操作で昆虫と合体してしまう点では古典的なSFホラーの「ザ・フライ」と、美少女が昆虫を支配するという点ではこちらも古典的ホラー「フェノミナ」のテイストを感じる。


ザ・フライ予告編 http://youtu.be/RafGFFg0kNU

フェノミナ予告編 http://youtu.be/kc_ZiWHFbnQ


こういう話しも嫌いではないけれど、昆虫のSFホラーならもう少し科学的な部分を厚くして欲しいなあ。フェロモンだけじゃ、物足りない。


昔、東大卒のTさんと「ザ・フライ」の話しをしたことがあった。物質転送装置を組み立てていた科学者が、自分自身を転送したときに、ハエが1匹紛れ込んでいてハエ男になってしまうというこの映画。


「Tさんも大学の頃、物質転送装置を組み立てていて、転送の時に、子豚が装置に紛れ込んじゃったから、今のような体型になっちゃったんでしょ。」
今考えると、とてつもなく失礼な話しをしていたが、Tさんは「ふざけるな、小僧。」なんて言いながら笑っていた。いい人だったなあ。今では連絡もつかない。


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三田紀房のマンガ「クロカン」(日本文芸社)を全27巻読み終わった。


kurokan

通常の高校では衝突ばかりしている野球部の黒木監督。通称は「クロカン」。
指導していた高校を飛び出し、公式戦で1勝できればいいという目標の低いど田舎の高校に突然現れる。「指導する代わりに金をよこせ。」生徒から、ノック1本いくらで金を取る。


お金を取りながら、その田舎の高校生を徹底的に鍛え上げる。そして、甲子園を目指す。


高校野球で勝つってことは、こんなに大変なことなんだな、と思った。そしてまた、指導者自身がどれだけ頑張っても、戦うのは選手でしかないので、選手自身が肉体的・精神的に強くなければ上を目指せないんだということがよくわかる。


途中で何度も投げ出しかけたが、結局、全巻読んでしまった。三田紀房のマンガがこんなに気になるとは思わなかった。インチキっぽいと思っていて気が乗らなかったが「ドラゴン桜」も読み始めそうだ。


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清水義範の「清水義範のイッキによめる!日本史人物伝 戦国時代~幕末激動編」も読み終わった。


japanesehistory

西郷隆盛の生涯が予想していたのと全く違っていて驚いた。入水自殺を図ったり、藩から左遷されたり、戻ってきて藩主に暴言を吐いたり、なかなか不器用な男で俺は気に入った。


この本を読み出してから、仕事で困難にぶつかったときも、みんなこういう経験をしているんだよな、なんて大きくものを捉えることができるようになった。歴史好きという人の気持ちが少しわかってきた。


幕末の激動編を読みながら考えた。


そもそもは江戸時代の鎖国が発端だ。日本は鎖国をして、貧乏だが秩序ある生活ができていた。そこに、外国人がやってくる。


「外国人は、来るな」鎖国によって、外国人アレルギーができてしまい、「外国人は皆殺しにしろ」と言い出す人もいる。外国との戦争を避けるため、勝手に外交をすることを決めてしまった井伊直弼は殺され、幕府は最終的につぶされてしまう。


ここで、今の俺たちの置かれた状況を考えてみる。世界中でシリア難民が行き場を失っているのに、「それでは、日本に来てください。人手不足で困っているのですから。」とは日本人は言わない。


もし、日本政府がそんなことを言い出したら、政府はつぶされてしまうかもしれない。俺たちは未だに外国人アレルギーから脱していないんだと思う。そして、その感情の大元は鎖国なんだと思う。もっと言えば、蒙古襲来あたりからの源流があるのかもしれない。


鎖国という制度が、経済的にはロクでもない制度であることは知られている。アジアとヨーロッパのGDPが逆転したのは、アヘン戦争のときだと言われていて、そのとき、中国が事実上の鎖国をしていたから国力を維持できていなかったとも言われている。


韓国も(というか朝鮮も)、日本が開国したあとも中国以外には鎖国政策を続けていて、国力を衰えさせた。


鎖国という制度が悪いことは理屈では分かっている。でも、感情的に、隣によくわからない外国人が住むのは嫌だというこのアレルギー感が、日本や俺自身の成長を妨げているのかもしれない。


もちろん、トロイの木馬のように受け入れた途端に、国が滅びるようなこともあるのかもしれないので、慎重に考えなければならないことはよくわかる。しかし、外国人同士が自国で国技のラグビーやテニスの優勝を争って、何も言わないイギリスのような国を見ていると、もう少し、心を広く持たないといけないのかなあ、という気にもさせられる。

金曜日に保健指導を受けた。持ってこいと言われていたので、3日分の食事内容の記録も持って行った。


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今週の月曜日は、重い2日酔いで倒れていた。腹痛がひどくて、あまりこういう時に抗炎鎮痛剤なんか飲んではいけないんだろうけれど、どうにでもなっちゃえと思ってロキソニンを飲んだ。すごく痛かったんだからしょうがない。飲んでじっとしていたら痛みが和らいできた。なんだか快復したような気がしていた。


火曜日は本社から偉い人たちが監査だと言いながらやってきた。夜はその人たちのお付き合いをして飲んだ。僕は仕事が立て込んでいたので少し遅れて飲み会に行った。
「もし、僕が二次会に行きましょうなんて言ったら、それは絶対に間違いなので断ってください。日曜日から月曜にかけて13時間30分も飲んでいたし、明日もタラバガニを食べて、飲むので。」と事前に話していた。まだ体が完全には快復していないような気がしていた。


ところが日本酒を飲んでいるうちに、体が完全に快復したような気がしてきた。いろんな話をして楽しかった。それで、二次会に行こうと誘ったけれど、偉い人たちは断ってくれた。
水曜日の朝、それほど体調が悪くない状況で目覚めたとき「本当に二次会に行かなくてよかった」と偉い人たちに感謝した。


水曜日は、姉の家で、いとこが出張先の北海道から送ってくれたタラバガニを食べた。タラバガニは大きくて、カニ用のフォークは用意されていたけれど使わなかった。掘るような足の細さはなく、箸で十分につまめる。この日も姉の夫とビールを飲み、日本酒も飲んだ。とても美味しかった。
家に帰ってきた後、その日のうちに、酔っぱらった状態でいとこにお礼のメールを書いた。


3日分の食事内容の記録には、こういった飲み会の内容も含まれていた。食べた記録のなかでは「タラバガニ」というところを少し強調しておいた。


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簡単に挨拶をした後、保健指導が始まった。
「タバコは吸わないんですね。」
「普段は吸わない。でも、酔っぱらったときにときどき吸います。」
「今後は一切吸わないでください。あんなものは毒ですから。」
なかなか厳しい人のようだった。


「3日のうちに、2日は飲んで、1日は飲んでいませんね。お酒は家では飲まないんですか?」
「飲みませんよ。あんなものは毒ですから。」
「それはいいですね。あなたの内臓は脂肪だらけですが、確かにアルコールが原因の脂肪肝ではないようですね。」
どうやらそんなこともわかるらしい。


「そもそも私が来たのは、あなたが急激に太って、血液の状態も急に悪くなっているからです。病気になりかけているのですが、まだ間に合います。あなたはきちんと食事を摂っていてそれはいいのですが、年を取って基礎代謝も下がっているのに、食べ過ぎです。今の量の半分でいいです。」
「半分かあ。」
ごはん好きの俺には少しつらい。
「お昼にカップラーメンと柿の種ですか。柿の種ってあの小さな袋一つに240キロカロリーも含まれているんですよ。柿の種を野菜ジュースに変えることはできませんか?」
「できるけど、240キロカロリーは多いって意味ですか?」
「ええ。240キロカロリーは多いです。使うとなったら、1時間歩き続けなければなりません。」
昔は仕事に追われて、昼も食事ができず、柿の種とコーラだけで過ごしていたことがあったが、体に悪いというのは思い過ごしではなかったらしかった。


「それから運動をしてください。何かしていますか?」
「夜間ソフトと、野球部の練習と、ジム。」
「そんなにいろいろ運動しているんですか?」
「全部合わせても半年で6回くらいしか行ってないけどね。」
「ジムは使い放題なのですか?それなのに、それしか行ってないんですか?無駄じゃないですか!どうして行かないんですか?」
「めんどくさいから。」
「あなたは、めんどくさいと言いながらも、仕事でも何でもきちんとするように見えます。」
「なるほど。まあ、そうなのかも。」
「だから今日は、私がこうしてくださいと言います。今日から心を入れ替えて、週に2回は必ずジムに行ってください!これから6か月の間に変わってもらいます。」
「マジですか?」
「ちゃんとやっているかどうか、また連絡しますから。」


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その日の夜は金曜日の夜だったのに暇だった。家に帰ったあと、食事をした。それから「超めんどくさいんだけど」と泣きながら、ジムに行く支度をして、泣きながら運転してジムに行った。


ジムも久しぶりだった。着替えた後、クライマックスシリーズの巨人対ヤクルト戦を見ながらバイクを漕いでいたら、ジムのお兄さんがやってきた。
「久しぶりですね。」
「うんうん。申し訳ない。」
「どうですか?なかなか来られないみたいだし、ちょっとメニューを見直してみましょうよ。」
なんだか目が真剣だった。
「そうだね。実は今日、保健指導があって、ジムに必ず行くようにって言われちゃったんだよね。確かに太り過ぎだし。これからはもう少し来るようにしたい。」
「ちょうどいいじゃないですか。もう一度、体力測定をやり直して、メニューを作り直しましょうよ。」


それで、日曜日の午後3時30分から、体力測定をして、メニューを作り直すことになった。めんどくさくて、涙が出そうだった。


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日曜日の朝、近所の人たちから自治体に収めるお金を集めた。地元の自治会の役割で、そんなこともしなくてはいけない。幸い、いい人ばかりなので、みんな払ってくれる。でも、それをしただけで、俺はあしたのジョーのように真っ白に燃え尽きたような気がしていた。


3時30分からの体力測定なんて冗談のような気がした。それでもジムの人だって待っているだろうからと、間に合うように出かけて行った。確かに、俺はめんどくさいと言いながらも、きちんといろいろとする男なのかもしれなかった。


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ジムでは若いお兄さんが、体重や身長を測ってくれて、そのほか握力、背筋力、持久力などのチェックもした。


保健師の指摘のとおり、1年前と比較して、内臓には脂肪がたっぷりと付いているようだった。ただ1年前よりも、握力、背筋力は増加し、持久力は相当伸びていた。


ここでもまた食事について、いろいろな指導を受けた。夕食では、油ものと炭水化物を摂らないように約束させられた。週に2回のジムも約束した。火曜日に、僕のために作ってくれる新メニューの確認に行かなければならない。めんどくさいけど、俺は行くんだろうなあ。


家に帰ってきてから、大量に鶏肉とキャベツを焼いて食べた。満腹したが、それでも、一応、約束は守っている。


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フライト・ゲームというアクション映画をキンドルで見た。


nonstop

http://youtu.be/JAaBEGWFWHA


飛行機に乗ったアルコール中毒で、精神的にも不安定な航空保安官が、ハイジャック犯と対峙する。行動が過激なので、乗客からは不満も漏れる。裏切り者の相棒も殺してしまうが、それらがすべて航空保安官の立場を危うくする。なかなかスリリングな映画で、ラストまで目が離せなかった。


nonstop1

ところで、いつから飛行機内って普通に携帯電話を使ってよくなったのだろう?昔はラジオも聴いてはいけなかった。コラムニストのボブ・グリーンだったと思うが、飛行機に乗るときにFMラジオを聴くと次々と違う局の音楽が聴けて楽しい、なんて書いて航空関係者に怒られていた。この映画では、普通に携帯電話を使っていいということが大前提になっていたので、きっといつの頃からか、いいことになったのだろう。


nonstop2

ラストは少し疑問だった。犯人は本当に生き延びることができると思っていたのだろうか?逃げ道があいまいで、俺なら計画を立て直す。動機も今一つよくわからない。


全体として、十分に映画としては楽しめた。ただこの映画を見て、特に人生観が変わったり、感心したりするような映画ではなかった。

地元の運動会が11日に予定されていた。僕はムカデ競走に参加することになっていて、1週間のうちに2日間、練習に行った。


1日目は人がそろっていなかった。2日目は人がそろっていないことに加えて、足を結ぶヒモもなかったので、一応、足を結ぶヒモがあるという体で、ムカデ競走の練習をした。あまり意味があるとも思えない。


僕はその後の応援練習や飲み会にも参加した。飲み会は楽しかった。素直に人が言うことを信じる友達がいて、彼の話が面白かった。


こんな話だった。


飲み屋に手書きのメニューが貼りだしてあり、そこに「リーメン」と書かれていた。
一緒にいった仲間たちはそれを見て「今日はリーメンあるんだ。」「締めはリーメンだよな。」「ここのリーメンはうまい。」「おまえ、食べたことないの?」なんてことを言う。リーメンはそんなにうまいんだ、と彼は思った。


飲み会が終わる頃、彼は「そろそろ、締めのリーメン頼めよ。」と言われた。その頃には彼もリーメンをものすごく食べたくなっていた。どんな麺なのだろう?彼は、手書きのメニューを指さしながら、お店のおばちゃんに「すみません。あのリーメン4つ。」と頼んだ。


リーメンなどという麺はなかった。リーメンはソーメンという手書きのメニューの字が少し歪んでいただけで、見ようによっては、リにもソにも見える、といったものだった。


「俺、騙されちゃったんです。おばちゃんが、すごく嫌そうな顔をしたんですよ。」彼は苦笑いしながら言う。
それを聞いて、俺たちは爆笑していた。


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運動会は、日曜日だった。朝6時30分頃に連絡があり「雨天中止」ということになった。


昼の12時から慰労会だけ開かれることになり、出席した。そこで、かなり飲んで、そのあと友だちの家に10人くらいで行ってまた飲んだ。ここで2人がリタイヤした。畳に横になったまま寝てしまったのだ。


残った俺たちは街中にタクシーで行き、ハンバーガーを食べて、ビールを飲んだ。それから、俺は3軒もハシゴをして飲みに行った。帰ろうとして、時計を見たらもう午前1時30分を過ぎていた。


中止になった運動会の慰労会でなぜ13時間以上も飲み続けているのだろうか?今は二日酔いで気持ち悪くて仕方がない。アホだとしか思えない。


久し振りに強烈な二日酔いだ。午前中は、まだ酔っていて、気持ち悪くすらなっていなかったのだが、今は気持ち悪くて気分は最悪だ。


そして、この3連休、まったく忙しいことはなかったのに、勉強は全く進んでいない。困ったものだ。


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清水義範の「清水義範のイッキによめる! 日本史人物伝 平安時代&武士の誕生編」(講談社)を読み終わった。


maninjapanesehistory

今回、印象深かったのに空海の話があった。


以前から、仏教の教義は「苦しみなんてものは幻。喜びも楽しみもみんな幻。だから、悟ってしまえば、苦しみなんてなくなってしまう」というものだと思っていた。


で、実際のところ、どうも大体、そういうものらしい。それを空海がガラッと印象を変えてしまったのだ。


空海が初めて「お祈りすれば、願いが叶う」という仕組みを作ったのだと知って驚いた。空海が遣唐使で唐に行ったとき、空海が目指していた密教寺院のトップはずっとインド人で、空海が行ったときに初めて中国人がトップになっていたのだという。その寺院で、空海は2年でトップになってしまうのだから、本当に優秀だったんだろうなあ、と思う。


もうひとつ印象深かったのは後醍醐天皇で、彼が初めて無礼講という言葉を作り、実際に行い、優秀な人物を探したのだということを知って驚いた。


この本は歴史に興味を持つことができるという点でとても優れていて気に入った。この続きもきっと読むことと思う。そして、この本が俺が小学生だったときには、なかったことが悔しくてならない。