地元の運動会が11日に予定されていた。僕はムカデ競走に参加することになっていて、1週間のうちに2日間、練習に行った。


1日目は人がそろっていなかった。2日目は人がそろっていないことに加えて、足を結ぶヒモもなかったので、一応、足を結ぶヒモがあるという体で、ムカデ競走の練習をした。あまり意味があるとも思えない。


僕はその後の応援練習や飲み会にも参加した。飲み会は楽しかった。素直に人が言うことを信じる友達がいて、彼の話が面白かった。


こんな話だった。


飲み屋に手書きのメニューが貼りだしてあり、そこに「リーメン」と書かれていた。
一緒にいった仲間たちはそれを見て「今日はリーメンあるんだ。」「締めはリーメンだよな。」「ここのリーメンはうまい。」「おまえ、食べたことないの?」なんてことを言う。リーメンはそんなにうまいんだ、と彼は思った。


飲み会が終わる頃、彼は「そろそろ、締めのリーメン頼めよ。」と言われた。その頃には彼もリーメンをものすごく食べたくなっていた。どんな麺なのだろう?彼は、手書きのメニューを指さしながら、お店のおばちゃんに「すみません。あのリーメン4つ。」と頼んだ。


リーメンなどという麺はなかった。リーメンはソーメンという手書きのメニューの字が少し歪んでいただけで、見ようによっては、リにもソにも見える、といったものだった。


「俺、騙されちゃったんです。おばちゃんが、すごく嫌そうな顔をしたんですよ。」彼は苦笑いしながら言う。
それを聞いて、俺たちは爆笑していた。


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運動会は、日曜日だった。朝6時30分頃に連絡があり「雨天中止」ということになった。


昼の12時から慰労会だけ開かれることになり、出席した。そこで、かなり飲んで、そのあと友だちの家に10人くらいで行ってまた飲んだ。ここで2人がリタイヤした。畳に横になったまま寝てしまったのだ。


残った俺たちは街中にタクシーで行き、ハンバーガーを食べて、ビールを飲んだ。それから、俺は3軒もハシゴをして飲みに行った。帰ろうとして、時計を見たらもう午前1時30分を過ぎていた。


中止になった運動会の慰労会でなぜ13時間以上も飲み続けているのだろうか?今は二日酔いで気持ち悪くて仕方がない。アホだとしか思えない。


久し振りに強烈な二日酔いだ。午前中は、まだ酔っていて、気持ち悪くすらなっていなかったのだが、今は気持ち悪くて気分は最悪だ。


そして、この3連休、まったく忙しいことはなかったのに、勉強は全く進んでいない。困ったものだ。


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清水義範の「清水義範のイッキによめる! 日本史人物伝 平安時代&武士の誕生編」(講談社)を読み終わった。


maninjapanesehistory

今回、印象深かったのに空海の話があった。


以前から、仏教の教義は「苦しみなんてものは幻。喜びも楽しみもみんな幻。だから、悟ってしまえば、苦しみなんてなくなってしまう」というものだと思っていた。


で、実際のところ、どうも大体、そういうものらしい。それを空海がガラッと印象を変えてしまったのだ。


空海が初めて「お祈りすれば、願いが叶う」という仕組みを作ったのだと知って驚いた。空海が遣唐使で唐に行ったとき、空海が目指していた密教寺院のトップはずっとインド人で、空海が行ったときに初めて中国人がトップになっていたのだという。その寺院で、空海は2年でトップになってしまうのだから、本当に優秀だったんだろうなあ、と思う。


もうひとつ印象深かったのは後醍醐天皇で、彼が初めて無礼講という言葉を作り、実際に行い、優秀な人物を探したのだということを知って驚いた。


この本は歴史に興味を持つことができるという点でとても優れていて気に入った。この続きもきっと読むことと思う。そして、この本が俺が小学生だったときには、なかったことが悔しくてならない。