フォークリフトの免許を取ったときからの疲れがなかなか抜けない。あの頃は暑かったし、複雑な工程を寝ながら反復していたので、よく眠れなかった。

 

それから右下の奥歯が相変わらずぐらついている。10月くらいになったらインプラント手術も考えようと先延ばしにしていたのだが、だんだん痛くなってきた。

 

それで、上田市内の歯医者を予約した。手術に数十万円もかかると思うと、なんだかがっかりした気持ちになるが、そもそも俺はインプラントの手術ができない体なのかもしれず、まだどうなるのかよくわからない。

 

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先週は暦通りに普通に出勤した。予想していた通り、それほど忙しくもなく、たまっていた仕事も邪魔されずにこなすことができた。金曜日の午後には、ほぼやることもなくなって、今後の勉強のことやら資格のことやらいろいろと考えていた。

 

仕事帰りの時刻も早くなったので、ジムに通って体を鍛えようと思ったのだが、ジムに行ったらまさかの夏季休業で、それが16日までだった。「これだから田舎はなあ。」と散々文句を言いながら帰ってきて、WWEのプロレスや、アメリカのドラマを見たりして過ごした。

 

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週末は実家に帰った。

 

墓参りをした。暑さですっかり枯れた花を処分しようとして、花入れから花を抜いたら、なかからカエルが跳びだしてきた。

 

水を捨てて、花を捨てて「すっかりきれいになった。」と思って涼しい車内に戻ってから、そういえばカエルに驚いて、手も合わせなかったことに気がついた。

 

それで再び、車を降りて、お墓で手を合わせて帰ってきた。

 

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18日は午後から友達の家で焼肉だった。同年代の仲間が10人ほど集まった。友達の家の納屋で、ひたすら肉を焼いて食べる。そして、ビールから始めてかなり強い酒を大量に飲む。

4時間くらい飲んでいたのだろうか?最後は全く記憶なし。

 

起きたら朝の5時で、ジーパンのままベッドに寝ていた。玄関から、点々と財布、携帯電話、家の鍵などが落ちている。

 

それからまた朝の7時まで寝た。なんだかんだで10時間近く寝たはずなのに、体が疲れていて、微妙に胃腸も痛くて、やっぱり二日酔いだった。

 

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ローワン・アトキンソン主演の映画「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」を見た。

彼の主演のテレビ番組「Mr.ビーン」はとても好きで見ていたが、映画は面白くなくて、最後まで見たことは今まで1回もなかった。

 

だから、この映画にも全く期待をしておらず、見るのもどうしようかと思ったくらいだった。それでも予告編を見てみたら、なかなか面白かったので見ることにした。

 

笑いには、手品と同じように予想外の展開が必要だと思う。そして、その展開がばかばかしいほど笑える。

 

今回の敵は巨大IT企業。イギリスの諜報機関MI7で働くジョニー・イングリッシュは、スマートフォンすらまともに扱えないことが功を奏し、諜報員としての面が割れていないことと無能さが利点となって、諜報員に選抜される。

 

このあたりの経過も全体のストーリー展開も、予想外でばかばかしく、なかなか面白かった。ものすごく辛い物を食べたという設定のローワン・アトキンソンの演技をみながら、こうやって演じるのか。うまいなあ、と思った。

3か月に1度は病院に行って診察を受けなければならない。そして上田市内の病院には適当なところがないので、診察のためにわざわざ長野市の病院まで行く必要がある。

 

水曜日に夏休みを取った。朝7時54分上田駅発の新幹線に乗って、長野駅に行く。そこから病院まではタクシーを使った。

 

診察は9時からで、あっという間に終わった。2分もかからなかった。午後2時30分から長野市内の行きつけの歯医者で歯石を取ってもらうことにしていた。それまでの間、何をしていたらいいのか?

 

病院の外に出たらものすごく暑いことは知っていた。だから病院のロビーで英文法の本を読んで過ごした。11時30分近くになると、ロビーで昼ご飯を食べ始める年寄りが増えてきた。邪魔をしている気がしたので、それで、俺は席を立って病院の外に出た。

 

歯医者の方向に少し歩いた。想像していたとおり、すごく暑かった。歩くのが嫌になったとき、ふと看板を見上げたらそこはカラオケ店の前だった。

 

俺は今まで、一人だけでカラオケ店に入ったことは一度もなかった。店内はクーラーが効いていて涼しかった。歌う気はさらさらなかった。暑さで疲れてしまって寝たかった。

 

「会員になるのには300円かかります。一度会員になると・・。」とフロントのお姉さんが説明するのを遮って「会員にならなくていいや。2時間お願いします。」と言った。「ドリンクは、オーダーだと・・。」いろいろと面倒だったので、フリードリンクで2時間、900円というコースにした。会員ではないので、割高かもしれないが、思っていたよりはるかに安かった。

 

そして、連れて行かれた部屋で、クーラーのスイッチを入れて、ソファーに寝ながら英文法の本を読んでいた。座席に染みついたタバコの臭いが多少、不快だったし、ひっきりなしに流れている映像にもうんざりしたけれど、そのうちに、本当に寝てしまった。

 

2時間が経つ前に目が覚めた。結局、歌うことはなかった。部屋の外に出ると、多くの部屋のドアが閉められていた。学校が夏休みのせいもあるのかもしれないが、平日の昼間に、こんなに多くの人がカラオケを利用していることに驚いた。それから、カラオケ店は涼しいし、机もあるし、多少、タバコのヤニの臭いにさえ鈍感になれば、勉強するにも快適な場所だということが分かった。

 

それから歯医者に行く間に、何人かの知り合いと偶然、会った。でも、大した話はしなかった。

 

天気は晴れから曇りになっていた。歯医者に着いて、歯科衛生士の人に歯石を取ってもらった。

「心配なことありますか?」

「右下の奥歯から血が出るんです。最近は量が減りましたが。」

 

調べてもらったら、右下の奥歯がぐらついているという。できるだけ早く抜いたほうがいい、なんて言われてしまう。

「抜いた後はどうするんですか?」

「入れ歯か、インプラントですね。」

「インプラントってどのくらい費用がかかるんですか?」

「ここでは、1本、30万円。保険がきかないから。1本、50万円という歯医者もありますよ。」

「ふーん。」

30万円もかかるのか。気が遠くなりそうだ。

 

この日は昔、お世話になった先輩の退職パーティーが長野市内で6時から予定されていた。歯医者に行った後、パーティーまでの間、何をしていたらいいのか、また問題だった。

 

歯医者の近くに温泉があるのを思い出して、そこに行くことにした。雨が降り出していた。傘を持っていないことが多少気にはなっていたけれど、帽子をかぶって気にしないことにした。

 

平日の昼間の温泉はガラガラだと勝手に思っていたが、それなりの数の人がいた。温泉から出た後は、休憩所でずっと英文法の本を読んでいた。俺は英文法が基本的に全くわかっていないことが改めてよくわかる。

 

帰りは温泉が運行している無料バスで長野駅前に戻った。まだ時間があったので、駅前のスターバックスでまた英文法の本を読んだ。

 

スターバックスの入口近くで、高校生なのか大学生なのか、まわりに聞こえるように大声で話している。ワザと聞かせている態度がありあり。自分たちは聞かせる価値のあることを話しているつもりなのだろうけれど、内容は底が浅くてくだらなかった。ああいう時代が俺にもあったような気がするし、なかったのかもしれなかった。ただ、恥ずかしいなあ、という思いがした。

 

6時から、退職者のパーティーに出た。15年ぶりくらいに会った人がたくさんいた。今は仕事にほとんど関わりがないので、好き勝手なことをしゃべる。仕事を気にしない飲み会はこんなに楽しいのかと思った。

 

21時46分長野駅発の新幹線で、また上田まで戻ってきた。自宅まではタクシーで帰った。休みだったけれど、いろいろとあった1日だった。

 

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翌日の木曜日は、仕事上の飲み会があって出席した。会場準備の間、ロビーで待っていたら、目の前のビルの避雷針に雷が落ちた。とてもきれいだった。あの莫大なエネルギーを利用できたら、ということを周りの人と話した。「積乱雲が近づいてきたら、凧を上げたり避雷針を伸ばしたりして、雷を誘導するとかさあ。」なんてことを話していた。

 

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そして、金曜日は仕事のあと、英語をフィリピンの女性に1時間ほど教えてもらった。

 

「英単語をもっと覚える必要があります。英単語は、銃でいえば弾丸です。弾丸が足りないと銃があっても使えません。私があなたにプレッシャーをかけるのは、次のTOEICまで1か月しかないからです。私はあなたが忙しいことを知っています。でも、毎日少しずつでも単語を覚えなくてはなりません。」

 

相変わらず厳しい授業だけど、俺のために厳しくしていることがわかる。俺も覚えたはずの単語をすぐに忘れてしまう。反省することも多い。

 

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そして土曜日からの3連休は、毎日、朝8時30分から8時間、フォークリフトの実技があった。2日目からは申し出て、朝7時30分からの補習にも出た。3日目は朝7時からの補習だった。久しぶりに腹が立つ教官というのに出会った。そういえば、昔はこんな教師ばかりだったよなあ、と遠い昔を思い出した。

 

生徒は15人ほどいたが、俺が一番下手だった。怒られるのが平気な性格でよかった。

「フォークリフト経験者の方が、くせが抜けずに、苦労する。」なんて教官は言っていたが、経験者の方が遙かにうまく、上達も早かった。運転系は経験値が高いに越したことはない。

 

俺はハンドルを左手だけで扱うことも、フットブレーキの解除は手で行なうことも、真っ直ぐ進むときのハンドルノブの位置が、8時の位置であることにもなかなか馴染めなかった。さらに、後輪操舵で、ほぼ90度別の方向にまで曲がることができるというフォークリフトの特性にも抵抗感ばかり感じていた。いきなりバックのクランクがあり、俺はふらふらしていた。散々怒られたが「うまくできないんです。すいません。」と言っただけで平気だった。

 

講習会場はとてつもなく暑く、頭がぼーっとしてくる。その状態でフォークリフトに乗ると、自分が何をするべきかさえ、思い出せなくなる。親切な他の受講生が「フォークが上がってないですよ。」と声をかけてくれて、「そうだった。そんなこともしなければいけないのだった。」と慌ててやり直したことが何回もあった。

 

20歳くらいの若い兄ちゃん達とは、俺はけっこう仲良く話しをしていた。すごくうまいのに、教官に怒られて、なんだかかわいそうだった。講師は講義の時間中も、喫煙所以外の場所でもずっとタバコも吸い続けていて、これが禁煙にうるさい厚生労働省所管の講習なのかと呆れた(フォークリフトは、国交省の免許ではなく、厚労省の講習扱い。)。

 

月曜日のつまり今日の夕方4時過ぎから最終試験があった。もともと98%が受かる試験なので落ちるはずもない試験だけれど、教官は大したことでもないのに大げさに言い募るし、暑いし、思っていたよりもはるかに大変だった。

 

思い返してみれば、毎晩、眠る前に複雑な工程を頭の中で再現していた。30回くらいはしたと思う。これをしてなかったら、俺はもっと、はまっただろう。

 

最終的に俺がブレークスルーしたのは、「バック、跳ね上げ、キョロキョロ」「前進、跳ね上げ、キョロキョロ」という呪文(バック(前進)にギアを入れたら、フットブレーキを解除し、進行方向の確認をしろという意味、)と、「ブレーキ、パーク、ニュートラル」という呪文(ブレーキを踏んだら、パーク(パーキング)ブレーキも踏み、ギアをニュートラルにする)を思いついてからだった。これで、次に何をしたらいいのか考える時間を大幅に削減した。

 

もっとも、若い人たちは、複雑な工程を、普通にめんどくさそうに完璧にこなしていた。俺はいつも「天才?」と聞いていた。

 

とにかくこれで、俺はフォークリフトを運転することができるようになった。でもまあ、へたくそさ加減は自分が一番よく知っているので、動かせても動かさないだろう。とにかく8月の目標が1つ達成できた。明日からは再び、今度こそ英語とダイエットに本腰を入れていきたい。

 

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柳沢 きみをの漫画「DINO」(ゴマブックス)を再び全12巻、読んだ。

以前にも全巻読んだが、内容はもうすっかり忘れていた。

 

父親は部下の裏切りにあってデパートの社長の座を追われ、心労で酒におぼれて死んだ。フェラーリの車の名前がついた息子のディーノは、父親を裏切った相手に復讐をする。

 

復讐を中止する機会が何度も訪れるにも関わらず、ディーノは復讐を続ける。その間に何人もの人を殺してしまい、2人を失明させてしまう。

 

人生の目標はどのように立てるべきなのか、とか、どう生きるべきなのかということを、自分勝手なディーノなりの苦悩を通じていろいろと考えさせられる。展開が早く、そして味のある漫画だった。

 

今週は火曜日に大きな職場の飲み会があった。俺は2次会にも行かずに家にそのまま帰った。それで結局、月、水、木、土、日の5日間、ジムに行った。1時間くらいマシンで汗を流す。毎回、びっくりするくらい汗が出る。俺は水を飲みすぎだという自覚はある。

 

帰ってきたあとは食欲が止まらない。アルコールも飲むのでなおさらだ。好きなだけ飲み食いして寝るので、やっぱり、全然痩せない。むしろ、体重は重くなってもいる。でもまあ、それでも体調がよくなった感覚はある。あれだけ食べているんだから重くなるのは仕方がない。

 

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金曜日は待機当番だった。大雨注意報が出ると家に帰られなくなる。

 

午前11時のまだ晴れ渡っているときから大雨注意報が出て、それから警報も出て、俺は土曜日の朝5時まで帰れなかった。

 

結局、雨自体は12時間の累積でも10ミリにも達しなかった(1時間に10ミリ降ると「やや強い雨」。でも12時間ではなあ。)。大したことがなく、何のための大雨警報だったのかわからない。きっと気象庁は「空振りでも、万が一のために注意喚起が必要」と思っているのだろうけれど、その理屈だと毎日警報を出し続けるのと同じことになる。「予報」の意味がない。警報っていうのはそれなりのときに出すべきだと思う。

 

着替えを用意していなかったので、ワイシャツのままシュラフで寝た。ほとんど眠れなかった。それでふらふらしながら帰ってきた。昔は徹夜で麻雀したり、4時まで飲んでも仕事に行ったりしていたのに、随分とヤワになってしまったと、どこか寂しい思いがした。

 

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そして、日曜日は朝8時からフォークリフトの学科研修があった。7時間の研修で、おまけに最後には試験まである。

 

久しぶりに授業らしい授業を受けた。俺は今回の力学の授業で、均衡点の探し方を初めて知ることができた。

 

それは2mの棒の両端に500kgと100kgのおもりをぶら下げたとき、どこでバランスが取れるかという問題だ。フォークリフトの荷重と本体のバランスで問題になる。

 

均衡点をaとすると、500a=100(2-a)が成り立つのだそうだ。これを解くと、0.333..だから500kgのおもりから33cmくらいでバランスが取れるのか。ふーん。

 

国家試験なのに98%も合格するという試験で、俺はすごく簡単だと思っていたんだけど、意外と授業も学問的には面白い(俺、個人の感想です。)けれど厳しく、それから来週から始まる実技はまたさらに厳しそうで、ちょっと心が折れた。

 

でもまあ、真面目に授業を受けると身になる話しも多い。そもそもフォークリフト使用についての管轄が、国交省ではなくて、厚労省だったってことを知っただけでもびっくりだ。来週3日間、8時間ずつ受ける実技の授業も頑張って、その後の実技試験もクリアして、3連休後には修了証を持っていたいものだと思う。

 

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九十九森原作、さとう輝の漫画「江戸前の旬」を、キンドルでなら無料で読める81巻まで読み終わった。

 

高校生だった主人公が、寿司を通じて様々な問題を解決しながら成長していく。時にはほかの寿司職人達と対決しながら。今たどり着いた81巻では、もう結婚もして子供もいる。親方の風格があり、こんな店があったら本当に行ってみたい。

 

その昔、食を語ること自体が誤っている、あの「イギリス」出身の友達が、「原材料がそのまま出てくる寿司は「料理」ではない。」なんて言っていたけれど、この漫画を読むと、寿司は確かに、原材料の善し悪しにとても左右される料理で、他の国の例えば中華やフランスのいわゆる「料理」とは、かけ離れていることを感じる。

 

魚の細かな旬を把握し、それぞれの魚に合わせた味付けをして出す寿司は、本当に一期一会の食事だということを知ることができた。いい漫画だと思う。

 

この漫画はまだ連載も続いている。ただ有料でも読むかと言われたら、俺は躊躇してしまう。確かに勉強になる漫画だけど、基本的には寿司屋の物語なので、ストーリーが地味で面白みが少ないからだ。

 

無料であればまだまだ読みたい。世の中には必要だし、いい漫画だとは思う。

 

週に1回、1時間から2時間、フィリピンの女の子に英語を教えてもらっている。「あなたはいつも分析しすぎ。もっと自信を持って楽しんで問題を解きなさい。」と助言をもらうけれど、なかなか難しい。

 

特にLとRの発音は致命的にダメで、何度聞いても俺には同じ音に聞こえる。

「借りる」のrentと「貸す」の過去形のlentは真逆の意味なのに、俺にはその発音の差が全くわからず、文脈でなんとなく判断しているのが正直なところだ。そして、自分で発音するときは、毎回、注意される。その違いがわからない。

 

先生は、よくわからないのがわからないみたいだ。「まったく違うのに。」と不思議そうな顔で俺を見るが、俺も「まったく同じじゃん。」としか思えない。

 

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文章の空欄に前置詞を入れる問題があった。

(  )noon  選択肢はat、on、in、to

 

俺はわからなかった。「入れてみて、おかしいと思う選択肢を除外して。」と言われるがさっぱりわからない。

 

正解はat。「他の前置詞は入らないでしょ?」「そうなのかなあ?」そして、ふと、そう言えば、「at night」はよく使うなあと思った。そう言ったら「わかってるじゃない。」って言われたけど、at noonは初めて見た。どうも応用も利かない。

 

そこそこできるので、俺の実力がすごく高く見込まれている気がする。「次回は900点、あなたなら絶対に取れる。」と応援してくれるが、俺には今のところ、その自信が全くない。

 

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金曜日に長野市で飲み会があった。俺は1時間、仕事を休んで6時30分の開始時間に間に合った。

 

それから友達と4次会まで飲んで、ホテルに帰ったのは2時。そして、記憶が断片的だ。そんなにひどいことはなかったと思う。

 

そういえば、1次会の時に、病院で働いていた頃に御世話になった師長さんとばったり会った。冷静な今は名前がすぐに思い出せるが、そのときは思い出せなかった。久しぶりで懐かしかったが、名前がすぐに思い出せなかったことが2日酔いの快復期になると悔やまれてならない。

 

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そして土曜日には、上田わっしょいという上田市のお祭りがあった。

 

俺は踊りの練習のたびに出張が入ったり、余計な仕事が入ったりしたので、1回も練習ができなかった。本番1時間前の練習ですら、仕事で呼び出されて行けなかった。

 

それで、全く踊りがわからなかった。曲すら聞いたのは本番が初めてだった。そして、10回見れば自分も踊れる、なんて才能も俺には全くないので、リヤカー係を希望した。

休憩時に飲む酒類やジュース、おにぎり、それから空き缶やゴミ等の運搬をする。

 

途中から雨が降り出した。また、思ったよりも踊っている時間が長くて、終了したのは駅までの長い坂を下りて、再び上がりだしたところだった。

 

「ここから、職場まで戻るのか。」職場は坂の上の方にある。

幸い、多くの人が手助けをしてくれた。みんなのペースが速くて、置いて行かれそうになったくらいだった。

 

全身、雨でびしょ濡れになった。でも雨に打たれ続けたことと、流し続けた汗のせいで、まだ微妙に残っていた2日酔いはほとんど消えた。そのまま家に帰ってシャワーを浴びて、それから朝までぐっすりと寝た。

 

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今週は、そういえば月曜も飲み会だった。これは1次会で帰ってきた。

 

火曜、木曜それから今日の日曜日の3日間、ジムへ行った。新人への施設の説明は8月中までいっぱいで、できないのだそうだ。それで設備の使い方やジムの使い方もよくわからないので、ずっとバイクを60分漕いで帰ってくる。

 

それだけでも、毎回、自分でも驚くほど汗をかくし疲れる。

ただ、全く痩せていく感がない。不思議だ。

 

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姪が「プレゼンが苦手だけど、どうしたらいい?」と言うので「TEDを見ろ」と答えた。

「テッド?エッチな熊の映画でしょ?見たよ。」「違うわ!」

 

それで、TEDの説明をしたんだけど、そう言えば、そのエッチな熊のぬいぐるみの映画を俺は見たことないなあ、と話しながら思っていた。

 

そういうわけでテッドを見た。

 

正直、前半は全く面白くなくて退屈だった。それが後半になったらテンポがよくなって、話しが走り出した。

 

ラストはまあ、想像できたけれど悪くはなかった。

小学生になってからもしばらくの間は、ゴキブリというものを見たことがなかった。初めて親戚の家でゴキブリを見たときは「カブトムシに似てかっこいい」と思ったほどだった。

 

それから長い年月が経った。今の俺はゴキブリが大嫌いだ。

 

先日、なかなか寝付けなくて、何か食おうと思って流しの下にある食品庫を開けた。開き戸になっているのだが、その開き戸の内側に1.5センチほどの小型のゴキブリが3匹いるのを見つけて、心臓がまた止まるかと思った。

 

慌てて、戸を閉めて全て見なかったことにした。冷蔵庫のなかを漁って空腹を満たした。ゴキブリのことは忘れたことにした。

 

それでも寝ながらあいつらをどうしたら退治できるのかを考えた。食品庫で殺虫剤を撒くというのは余り気乗りがしなかった。

 

そういえば、凍らせて殺虫するという殺虫剤をこの前、薬局で見かけたことを思い出した。

「あれを使おう!」

 

それから、その殺虫剤(正確にはフマキラーの凍殺ジェット-85℃)を買いに行くまでの間、黒いひもや自分の抜け毛の束を見ただけでゴキブリではないかと緊張をした。小学校の頃から思うと随分とへなちょこになったものだ。

 

そして、殺虫剤を買ってきた日は、緊張しながら食品庫の開き戸を開いた。そこに置いてあるパスタの束にゴキブリが何十匹も群がっている姿を想像していたが、そんなことはなかった。いたのは1.5センチほどのゴキブリ1匹だった。他の2匹はどうしたのだろう?一応、食品庫のなかには、ゴキブリ誘因殺虫剤(正確にはアースのブラックキャップ スキマ用)も放り込んであったので、それで駆逐したのかもしれない。

 

俺はその1匹に殺虫剤を噴射した。なかなか死なないので説明書をよく読んでみた。できるだけ近い距離から噴射しろと書いてあったので、そうした。そうやってやっつけることができた。

 

ゴキブリが触れたかもしれないパスタ類は全て捨てた。封を切ってあるプロテインの袋も、中を確認する前に捨てることにして新聞紙にくるんだ。いったい何の感染症を恐れているのか俺にもわからなかったが、ゴキブリが触れたものはきっとよくないものだと極度に恐れている自分がいた。

 

もうしばらくはゴキブリも見たくない。ゴキブリにとっても不幸だと思うので、俺の前に現れないで欲しい。それから、本当に俺はへなちょこになったものだと、残念に思った。

 

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別の日に、俺はフライパンで鶏のササミ肉をフライパンでソテーしていた。風味をつけようとフライパンにウイスキーを入れてみたら、一瞬で着火してしまい、ガスの火を消した後もアルコールが随分と長い間フライパンのなかで燃えていた。

 

ちょうどそのとき、1匹の1.5センチメートルほどのゴキブリが「どう?うまくいった?」とでも言いたげな雰囲気で、ガスレンジ脇の壁を登ってきた。そして、俺の顔を見た。

 

「てめえ、殺すぞ!」俺がにらむと、慌てて降りていったが、俺が殺虫剤を手に戻ってきたときにはもうどこに行ったのかわからなくなっていた。

 

俺のこのアパートの家賃は4万円くらいだ。全額とはいわないけれど、一緒に住んでいるんだから、少しくらい払ってくれても良さそうなものだ。でなければ、今度会ったときに絶対に殺す。

 

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木曜日の夜、また大雨注意報が出て、俺は当番だったのでまた職場に泊まった。俺のシュラフが高性能すぎるせいか、暑くて、服が汗でびっしょりと濡れた。

 

翌日の金曜日は、懸案事項を10時頃までに終えると、年休を取って家に帰れることになった。職場にはそういう不文律がある。

 

ただ、俺はそれまでにコーヒーをがぶ飲みしていて、全く眠たくなかったので、実家まで帰ることにした。実家までは片道、車で2時間以上かかる。それでもスポーツジムに入会するのに必要な銀行印を持って来るつもりだった。

 

家まで帰る途中で、そういえば、実家の屋根裏にネズミが出るということを思い出していた。姉は「今度、実家に泊まるときに粘着式のシートを買ってきたら?」というが、俺は今ひとつ気乗りがしなかった。シートにネズミが張り付いているのを見るのが嫌だったし、もっとほかの動物、たとえば蛇とかムカデとかがくっついていたらと想像しただけで嫌だった。

 

それで、考えてみた。ネズミが出るなら、対抗策としてネコを飼えばいい。もちろん、ネコはネコで、糞をするし、いろいろと腹立たしいが、とりあえず、対ネズミの抑止力としては有効な気がした。

 

俺の家には、かつて、野良猫が住み着いていた。それはウッドデッキのイスにクッションがあって、その上にネコが座りたがっていたからだ。その証拠に、クッションを取り外した途端、ネコ同士が大げんかをして、それから実家に寄りつかなくなってしまった。

 

当時は「ざまあみろ」という感覚だったが、ネズミがいるような雰囲気の今は少し反省している。それで、ウッドデッキのイスに着けるクッションを買ってきた。安物で、2つ買ったが600円もしなかった。これで、ネズミを駆逐できれば安いものだ。

 

実家には30分もいなかった。それからお寺に寄って法事の話しを聞いたりして、その日のうちにまた上田市まで戻ってきた。途中、徹夜明けもあって猛烈な睡魔に襲われたが、助手席に誰も座っていないことをいいことに、歯間ブラシで口の中をかき回していたら、目が冴えた。

 

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銀行印を手に入れたので、土曜日の午後に、スポーツジムに申し込みに行くことにした。その前に、室内用の運動靴を買う必要があり、俺は靴屋に行った。

 

「できたら4Eの幅広の運動靴がいい。」

そう言っていたが、結局、アシックスの3Eの運動靴を買った。実際に履いてみたら3Eでも問題がなかった。色は白と黒と赤があるという。

「べつに何色でもいいんだけど。じゃあ、黒。」そう俺が言うと「白もあるんですよ。」と店主がいう。

「白の方がいいの?」「ええ。もちろんです。」「じゃあ、白で。」

理由はさっぱりわからないが、俺にはこだわりが全くないので白にした。

 

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そして、スポーツジムで手続きをした。銀行のキャッシュカードを機械に入れて、それから暗証番号を押した。それで、銀行登録は終わった。銀行印は不要だという。頭に来たが「ふーん。そうなんだ。」としか言わなかった。

 

すぐに利用できるというので、それから90分間もバイクを漕いでいた。汗だくになって、フラフラになった。途中で水も飲まなかった。

 

「誰が、初日にこんなに頑張れって言ったんだよ。」

自分に対して腹が立った。でも、まあ充実した時間の使い道だったことは間違いがない。疲れていたが、どこか満足感もあった。

 

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映画「キングスマン」を見終わった。

 

イギリスのスパイが後進を育て、その彼が活躍する様を描いている。

キックアスの監督と同じ監督ということで、ストーリーもぶっ飛んでいる。でもリズムがいいし、皮肉も効いている。

 

悪役の主張はこうだ。病気になると、熱が出るが、それは白血球が細菌をやっつけやすくするための体の防御機能だ。地球の温暖化は地球が病気になって発熱しているからで、そのためには細菌である人類を減らさなければならない。

 

そっかあ?って感じのこじつけに近い理屈だけど、それで人類の大量殺戮を計画してしまうというのがこの映画での悪役の特徴だ。その手段は意識をコントロールする機能を持たせた無料で使い放題のSIMカードを世界中に配布すること。それもなかなかトレンディだ。

 

人生破滅直前まで行っていた少年が、訓練の果てにスパイとして活躍するまでのストーリーもなかなか見させる。2時間を超える映画だが、退屈はしなかった。

 

人に薦めるほどではないが、なかなか楽しめる映画であることは間違いがない。

 

仕事で経理の文書を作成しているとき、ある表の作成で手が止まった。その表には金額を打ち込むことになっていたが、消費税込みの数字を打ち込めばいいのか、それとも消費税抜きなのかよくわからなかったからだ。

それで問い合わせの電話をした。

「その後のB-Cっていう計算式から考えると、消費税込みっぽいですが。」

そう言おうとして何度も「B-C」を「Bしくヒー」と言ってしまい、自分のことながらイライラした。

 

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東京で会社を経営している従兄弟が結婚した。土曜日にはその報告に田舎まで奥さんと来てくれた。

初めて見る奥さんはきれいな方だった。地中海で結婚式を挙げたのだそうだ。

その日の夜は、結婚を祝う宴会になった。

 

俺が一番驚いたのは、従兄弟が痩せていたことだった。

「どうしたんですか?」

「数年前にライザップに通ったんだ。」

痩せた従兄弟は動きも俊敏に見えた。

 

結婚は努力ではどうにもならないので、全く無理だと思っているけれど、肉体は努力次第。

「俺もライザップに。」

従兄弟にはそう言ったけれど、あとでネットを見てみたら入会金だけでもとても払える金額ではなく「俺にはとても無理」と思った。

 

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上田に戻って、スポーツジムに通うことにして、ネットで申し込みをした。

ところがネットで全ての手続きができるわけではなく、登録に行かなくてはならないことがわかった。そしてその際には銀行の届出印が必要だった。でも俺はそれを持っていなかった。それは実家にあった。

 

一応電話をしてみた。でもやっぱり「銀行の届出印がないとダメです。」ということだったので、また次週以降に申し込むことにした。

 

こうして、なかなか痩せることができないんだ。俺の場合。

 

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そう言えば、実家に泊まったとき、朝天井裏を走り回る小動物の足音に気がついた。たぶんネズミだと思う。

 

姉に聞いてみた。

「足音が朝だけ聞こえるんだよね。」

「外から朝、帰ってくるらしい。家の外壁のどこかに穴が空いているはず。」

どこに穴が空いているのかはわからない。日頃は留守をしているし、不安が募る。

「もう、早く建て直しなよ。」

簡単に言ってくれるが、なかなかなあ。

 

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FLIPFLOPsの漫画「ダーウィンズ・ゲーム」(少年チャンピオンコミックス)を今出ている18巻まで読んだ。

 

以前も読んでいたけれど、すっかり内容を忘れていたので、また1巻から読み直した。

 

話しがどんどんと大きくなっているが、破綻を感じさせない。似たようなスタイルの堀尾省太の漫画もとっかかりはいいが、その後、話しを大きくしすぎて収拾がつかなくなっている感がある。でも、このFLIPFLOPsには、それがない。

それは、このFLIPFLOPsがチームで取り組んでいるからなのかもしれない。

 

俺は集合知というものを高く評価していて、同じ方向に向きさえすれば、1人より2人、2人よりは3人の方が遙かにいい仕事ができるように感じている。

 

ストーリーの展開が全ていいというわけではないけれど、頭の中で構築した世界で、これだけ大きな話しにしてよく破綻しないものだとその点は感心する。

 

もっとも、きっと「ワン・ピース」や「ジョジョ」だって破綻はしていないのだろうけれど、おじさんは、ちょっと付いていけない。CoCo壱番屋に行ったときにキャプテン翼にチャレンジしてみたけれど「翼くん」レベルでダメだった。リアリティを感じさせない話しにはついていけない。

 

そういう意味では、この「ダーウィンズ・ゲーム」あたりが、俺の限界なんだと思う。

この話しの問題はこのストーリーの核となるダーウィンズ・ゲームのクリアが何を意味するかだ。ガラスの仮面のドラマ「紅天女」と同様、ハードルを思いっきり上げてしまっているので、それをどうクリアできるのかに期待が高まる。見守りたい。

 

あとそうそう。俺、少年漫画向きのいいシナリオ書けるんだけどなあ(自己判断)。少年誌で採用してくれないだろうか?

僕は自分を信用していないところもあるし、飽きっぽいので、計画を前倒しすることが多い。考えてみれば、小学生時代の夏休みの宿題でも、僕は前倒しをして、かなり先の日付の宿題まで取り組んでいた。

 

仕事でも、僕は基本的に締め切りを破らない。むしろ早すぎると言われる時期に回答をする。そして、こうした自分の姿勢を正しいと思い、いいことをしているのだと思っていた。実際、多くの人に感謝された。そして僕は、締め切りを守らない同僚を軽蔑していた。

 

TEDで「独創的な人の驚くべき習慣」を見たとき、僕は今までの考え方が誤っていたことにはじめて気がついた。計画の前倒しというのは、何かを生産するにはとてもいい方法だけど、何か創造的なことをするには適していないことを初めて知った。物事は早くするだけではなく、適切な時間をかけて熟成することも必要だということを、今まで知らずにいた。

 

そして、このプログラムを見たことを理由に、30日間、TOEICの問題を100問ずつ解くという自分に課した義務を放棄することにした。もうほとんど解答を覚えていて、ほとんどの問題は選択肢だけ見て解答していたから、あまり意味のない修行になりつつあったこともある。

 

それで、未知のTOEICの問題を1日に12問解くということを新たな課題にした。そんなに厳しい課題でもない。問題によっては10分もかからない。

 

でも、それでいいことにした。それから昼休みに小学校算数を解くという課題もあるけれど、これはどちらかというと趣味というか遊びに近いので、全く苦にならない。しばらくはこれだけでいいことにした。

 

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水曜日は当番にあたっていた。それで、定時に仕事を終えると、すき家で牛丼を食べて、それからシャワーを浴びた。そして、体を拭いてWWEのプロレスを見始めていた夕方6時30分頃、大雨注意報が出た。それで呼ばれて職場に戻った。

 

そしてまた徹夜した。特に大きな事故はなく、電話もかかってこなかった。山用のマイナス20度まで大丈夫というシュラフを持っていったのだが、クーラーの効いていない部屋では暑くて、シャツにもズボンにも汗が染み込んだ。

 

九州南部では大きな被害があったが、特に上田では大きな被害はなく、ごく普通の雨だった。降雨のたびに大雨注意報が出て、大雨というほどの雨も降らないので、そろそろ名称も「降雨注意報」でいいのではないかと思う。大雨注意報下で大雨による災害が起きたことは今のところなく、今の段階で何のために出しているのかさっぱりわからない。

 

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デブと食欲が止まらない。

 

ついつい食べ過ぎてしまい、胃が内側から拡がって、お腹が痛くなるほどだ。それで、TEDで俺のヒーローであるジェイミー・オリバーの「子ども達に食の教育を」 (TED Prize授賞講演)をまた見た。

 

それで、少しは反省した。その日の夜は、食べるのを押さえた。

 

でも土曜日には実家に戻り、夜中にハンバーガーを食べに行ってビールを3杯飲み、それからロックを聴きに行ってそこでもビールを3本飲み、さらに別の店でワインを1本開けて、それからスパゲッティーを食べて帰ってきた。

 

これで、デブにならない方がおかしい。

 

そして、二日酔い気味だったけれど、日曜日の午後、上田市に戻ってきた。帰り道を運転しながら、サンドイッチのことをいろいろと考えていた。

 

キャベツを千切りにして、ボウルに入れる。そこにカラムーチョを砕いたものと、マヨネーズを流し込み、よくかき混ぜる。そこに軽く炙ったベーコンも刻んで入れる。そして、それを溶かしたチェダーチーズが張り付いた食パンで挟む。

 

そういうレシピを考えた。想像のレベルでは、とてもうまそうなサンドイッチだった。帰った後、まだ二日酔いで気分も悪いのに、作って食べた。

 

キャベツとカラムーチョをメインにしたかったのに、チェダーチーズの個性が強すぎたことと、キャベツから想像以上に水が出て、ビチャビチャになってしまった2点が失敗だった。

 

いろいろと改善しようとして、サンドイッチを食べ続けた。またデブになった気がした。そして、それは気のせいではない。

 

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前から見たかったアクション映画「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」をキンドルで見た。

 

俺は除雪車に以前から親近感を感じており、主人公が除雪車の運転手という設定がとても気に入っていた。今度ハリウッドもリメイクするらしい。

 

息子を殺された男が、組織に復讐をする話しで、次々と人が死んでいく。人が死ぬたびに、その人の名前が十字架とともに画面に大写しになる。

 

あまりに多くの人が死ぬけれど、残虐なシーンはカットされているので、どこかユーモラスな感じもする。

 

敵のボスの息子を誘拐したところ、何か本を読んで欲しい、何でもいいと言われた主人公は、除雪車のパンフレットを読み上げる。いいシーンだった。

 

まあ、アクション映画だし、人に薦める映画ではないけれど、除雪車好きにはたまらない映画だ。除雪車が好きな方はぜひ。そんな人は少ないとは思うけれど。

 

先週の日曜日、夕方5時頃に大雨注意報が出た。それで、職場から電話があって呼び出された。

「そんなに降るように思えないけどな。」

同じように呼び出された同僚と話しをする。

「8時には解除になると思いますよ。」

「そうだろうな。」

まさかそのまま徹夜するとは思わなかった。その間に降った雨量は20ミリにも届かなくて、気象庁がいったい何に「注意」しろといったのかは謎だった。

 

最近は、雨が降るたびに大雨注意報が出る。

気象庁も完璧な予報ができないから、少しでも災害が起きる可能性があれば念のために注意報を出しておくってことなのだとは思う。その気持ちはわかる。注意報を出さなかったからと訴える人もいるから。

ただ夜が明けて明るくなってきた頃、曇り空を見つめながら「雨なんか全く降ってないのに、俺たち、何をやってるんだろうなあ。」という思いは消えない。

 

今も上田市は晴れている。でも昨日からずっと大雨注意報が継続中だ。いつになったら解除するのか。当番はずっと今日も待機しているんだろう。気象庁の立場もわかるけど、やれやれという気がする。

 

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金曜日は文書整理の日だった。保管期間の過ぎた文書を捨てる。俺は責任者だった。

「まさか、今日、しませんよね。」

部下に声をかけられる。外は雨が降っていた。

「するよ。」

「全部、捨てるならいいですけど、外の倉庫に入れる分もあるんです。書類が濡れたらどうするんですか?」

一応、月曜日にするという代案も考えていた。でも週間予報では月曜日も雨の予報だった。時系列予報では、9時から12時までは曇りだったので、この間にやってしまうつもりだった。「もう今日は中止でいいですよね。」そう部下が言う。うるせえなあ、と正直思う。

「9時から雨はやむ、と俺は思っている。」

話しを一方的に遮って、俺は作業場に向かった。書庫の鍵を前もって開けたり、作業場にブルーシートを敷いたり、することはいろいろとあった。

 

雨はだんだんと小雨になっていた。実際には9時にはまだ降っていたけれど、30分ほどで上がり、それから作業を終えた3時頃までは止んでいた。

 

4時頃には、あたりが白くなるほど強い雨が一時的に降った。気象庁が慌てて大雨注意報を出した。

「まあ、無事に終わってよかったよ。」

ただ、日頃の不摂生と重い書類を運んだことで体はとても疲れていた。眠くて仕方がなかった。

 

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その日の夜、一部の人たちがどうしても打ち上げをするというので付き合った。

2次会まで行き、かなりを支払った。

 

そして一人で3次会に行って、帰ってきた。

 

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翌朝10時からは英会話の勉強があった。

「今日は軽い二日酔いで。」

言い訳をする。

「昨日はTGIFでしたね(Thanks God,It‘s Friday(神様ありがとう、今日は金曜日))。今日はやめますか?」

「いえいえ。ちゃんとやります。宿題もしてきました。」

 

授業は日に日に難しくなる。「時に関する節は現在形」ということを詳しく勉強した。

 

そして、家に帰ってきてから倒れるように寝た。何度か起きて、キンドルを見てはまた寝ることを繰り返した。

 

二日酔いの気分の悪さはかなり抜けたが、金曜日の重労働(あくまで俺にとってはということだけど)がたたって、筋肉痛で動けない。体が痛くて仕方がない。

 

日曜日の午前中までそんな風にして過ごした。気象の当番でなくて本当によかった。

 

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「クライシス 公安機動捜査隊特捜班」というドラマを見終わった。

 

途中から急速につまらなくなって最後は見るのも苦痛だった。公安が舞台となっているドラマなのになぜかストーリーは反国家権力。

 

テロリスト側は罪を犯すことやコンピューターネットワークを悪く使うこと、爆発物一般の悪用については長けているが、それ以外の能力は低い。それなのに、今よりもいい世の中になるという根拠はいったい何なのだろう?

 

もちろん、総理大臣の息子だからと何人も殺した爆弾犯が捕まらないのはおかしい。でも、だからといって爆破テロをもくろむテロリストが正義ということにはならない。このドラマではテロリスト側(革命なんて言葉を使ってるけど)に全く感情移入ができない。テロに夢中になっている若者だの、元自衛官だの見ていてうんざりした。

 

普通の市民が犠牲になる犯罪を手段にした革命なんて、間違っている。よくこんなドラマを作ったものだ。

TOEICの問題を100問ずつ解くという苦行を30日間続けた。途中、泊まり込みのG20やら早朝からの仕事やらいろいろなイベントがあったのに、よく続いたと思う。

 

これで、英語力が向上したのかどうかはわからない。ただ、無事にやりきって満足した。その日の夜は飲みに出かけた。

 

最初は職場の人と飲んでいたが、途中からは1人になって、それから2軒もハシゴした。2軒目の店では、店の女の子とすごく楽しい話しをしていた記憶はあるのだが、何を話していたのかは1ミリも思い出すことができない。

 

珍しく、お金を払った記憶があって「俺はそんなに飲まなかったはず。」なんて思っていたけれど、翌日はひどい2日酔いで、おまけにその他の記憶は曖昧で、そもそも一緒に話していた女の子の名前まですっかり忘れてしまった。

 

翌日は、当然のようにTOEICの問題は解かなかったけれど、その翌日からはまた100問ずつ解く生活を始めた。ただ、調整用に10日に1日の休みは入れることにした。飲み会のたびに理性を失うまで飲んでしまう俺には、そういう調整日がどうしたって不可欠だ。

 

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土曜日は職場の球技大会があって、俺は野球チームの一員として参加した。もっともキャッチボールをした程度で、試合には出なかった。

 

試合は1勝1敗。1勝は大勝だった。相手ピッチャーは高齢で、途中からはホームまでも球が届かなくなり、見ていて気の毒だった。そして、そのピッチャーから四球を選び、盗塁し放題の試合を展開したのだから、俺たちもかなり鬼だ。

 

1敗は1点差だった。審判がホームベースをブラシで掃くのをバッテリーが見ていたら、その間に3塁ランナーが生還して負けるという、なんとも後味の悪い試合だった。審判が、ホームベースを掃除していた間に「タイム」の宣告がなかったからなのだそうだ。

 

もっとも、課題もいろいろと残る試合だった。振り逃げのルールを知らない選手がいたり、ピッチャーも肩を痛めていたり。チームに、大学の軟式野球部から来た選手がいて、彼が簡単にホームスチールを決めたのを見て、俺の野球の認識もまだまだなんだなあと感心したりもした。これからもいといろと考えたい。

 

試合を終えてから(俺は何もしなかったけれど)家に帰り、空きっ腹にビールを飲んでいたら猛烈な睡魔に襲われて、午後はほとんど寝て過ごした。

 

いろんな夢を見て、そのたびに起きたが、体が疲れていて、それからまた寝た。

 

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翌日の日曜日には、フィリピンの女性に英語を教えてもらった。今まで、品詞の理解がでたらめだったが、基礎から教えてもらい、それがどれくらい役立つのかも実感した。

 

この勉強もTOEICの点数に直結するのかどうかはわからない。ただ、少しでも勉強する機会になればいいと思っている。俺はすぐに怠けるから。頑張りたい。

 

前回、宿題を出されていた。きっちり仕上げていったら、もっとたくさん出された。そっちも頑張りたい。

 

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高瀬志帆の漫画「二月の勝者-絶対合格の教室-」(ビッグコミックス)を今出ている5巻まで読み終わった。

 

メインテーマは中学受験。都会の中学校は、信じられないくらい難しい(というより意味もなく手間が掛かる)問題を小学生に課して選抜をする。

 

その選抜を突破するには、塾に通わなくてはならなくて、その塾を舞台にした漫画だ。

 

読んでいるうちに燃えてきて、思わず、文英堂の「塾講師が公開!中学入試 算数 塾技100」という本を買ってしまった。

 

まだ数問しか解いてないが、まあ、手間が掛かる。塾技として0.375=3/8を覚えよう、なんて書いてあるけど、大人の俺としては「そんな知識いらねえよ。」と言いたいところだ。

 

(2011+X)/23=69+3/0.0625 のXを求めよという趣旨の問題が掲載されているが(ちなみに解答は680)、電卓が当たり前の時代にこんな問題が必要?と思う。この解答には必須だという知識は、0.625=5/8らしいが、俺としてはそんな知識もいらないと思う。

 

そんなわけで、俺は、この本を解くときは、電卓を使っていいことにした。小学生がこれだけ手間暇かけて勉強するのなら、ケアレスミスの差で勝負が決まる入試ではなくて、もっと大切なことを学べる入試にするべきだと俺は思うのだが、まあいいや。全部解き終わってからまた感想を言いたい。

 

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映画「スカイスクレイパー」を見た。

香港に1000メートルを超える高層ビルを建てた金持ちが、悪者に狙われ、そこに設計士家族が巻き込まれるという映画だ。

 

非常に評価が低い映画だが、俺は楽しく見た。ああ、セットだなあ、と思うシーンが山ほどあったけれど、アクション映画なんてこんなものだろう。

 

危険物の乙種3類では、水分で発火する危険物を取り扱っている。リチウムのようなアルカリ金属(アルカリ金属の覚え方は、リッチな彼女はルビーせしめてフランスへ(リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウム))の一部が、該当していたように記憶している。ただ、免許を取るために勉強しただけで、実際に水分で発火する場面などを見たことがなかった。

 

この映画では、悪い奴らがこれらの物資をホテルの床に撒いた後、スプリンクラーを起動させて水を撒き、それに反応した危険物が発火して火事を引き起こす。何が燃えたのか具体的には知らないが、黄色や緑の炎色反応がきれいだった。そして、こんな風に発火するのかと初めて知ることができた。

 

まあ、そんなわけで、世間的には低評価だけど、俺にはなかなかためになる映画だった。

資格の整理をしていたら、10年以上前に通っていた英会話学校ベルリッツの成績表が出てきた。成績表に何が書かれているかを気にしたことはなかった。誰にでも同じことを書いているんだろうと勝手に思い込んでいた。

 

俺が通っていた赤坂のベルリッツは、土地柄もあって芸能人も多く通っているようだった。あるとき、先生に「さっきまで郷ひろみに教えていた」と言われたこともあった。

 

そのベルリッツの成績表にはこんなことが書かれていた。

 

あなたは着実な勉強をして、この課程で堅実な進歩をした。あなたは全ての文法構造を習得した。会話の練習によって語彙を増やし、ヒアリングでの理解力も改善した。しかし、あなたの文法理解にはむらがあり、返答がしっかりしていないことがある。その結果、特別な場面では、他の人が何を言っているのか理解ができても、自分の言いたいことを正確に、そして流暢に伝えることができない。したがって、私たちはあなたがより言語能力を発展させられるように、勉強を続けることを勧める。そしてあなたが、より上位のレベルで、正確にまた効果的に話すことができるようになることを保証する。

 

「ふーん。なるほど。」書かれていることは今でも当てはまる。英語に関しては、全く進歩がなかったからなあ、と読みながら思っていた。

 

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先日受けたTOEIC試験の結果が出た。ヒアリングが450点、リーディングが390点で、合計840点。今までの最高点ではあるけれど、850点にも届かない。適当に頑張ったという勉強態度を反映した何とも中途半端な点数だ。

 

そのTOEICの試験を受ける直前に見たTEDに影響されて、30日間、毎日TOEICの問題を100問ずつ解くことにした。いつやめるのかと自分でも思っていたが、未だに続いている。

 

もうすぐ目標にしていた30日に達しそうだ。同じ問題を解いているので、今では、すっかり答えも覚えてしまい、いきなり選択肢だけを見て解答している。それで英語の能力が向上するのかどうかはわからないが、俺は自分に対してそれでもいいと許している。答えを覚えるくらい勉強するなんて、それはそれでいいじゃないか。

 

次にTOEICの試験を受けるのは9月の予定。それまでに、少しでも英語の能力の上乗せをして、できることであれば900点台を取れるように努力をしたいと思う。

 

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今週は、G20がらみの動員があって、俺は水曜日の午後から日曜日の夕方までずっと軽井沢町のプリンスホテルにいた。

 

泊まったのは8人用のコテージで、そこにおっさん6人が泊まる。悲惨な環境だと考えていたが、実際には風呂とトイレ付きのツインが4室と大きなリビングがある快適な環境だった。さらに俺は最年長ということで、ツインをシングルユースさせてくれた。若者達もじじいと同室は嫌ってことで利害関係が一致した。だからこっそり6時に起きて、TOEICの勉強をするということも可能だった。

 

G20では、いろんな激務に追われた人の話を聞いたが、動員で行った俺の仕事はへなちょこで、冷静に考えると「俺、必要だった?」というレベルの仕事しかしていない。英語の通訳を求められることもあると聞いていたが、英語は喫煙所まで外国人を連れて行くために、少し使っただけだった。

 

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G20の会場となった軽井沢は寒かった。特に土日は雨が降り、霧がかかって視界も悪かった。夜の濃霧では、車両の運行が想定通りに行かず、様々な問題が発生したそうだが、雨の軽井沢は風情があって、俺はけっこう気に入っていた。

 

夜は毎晩、軽井沢ビールを飲んでいた。多くの人が忙しく過ごし、会議に追われて睡眠時間が取れないと言っているなか、久しぶりに8時間も寝た日が1日あった。寝過ぎて悪夢を見たほどだった。

 

まあ、仕事なので怒ったり怒られたり不満だったりいろいろとあったけれど、終わればそれもいい思い出だ。

 

今日、また上田市に戻ってきた。休みがないまま、明日から、またつまらない日常が始まる。残念だが仕方がない。