『まじもじるるも 6巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『まじもじるるも 6巻 (渡辺航)』

 

4063762297 まじもじるるも(6) (シリウスコミックス)
渡辺 航
講談社 2010-08-09

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻  2巻  3巻  4巻  5巻

 

 

【あらすじ】

可愛くて切なくて、ちょっぴり”死”が身近なマジカル・スラプスティック・コメディ。学校一のスケベ男として女子から総スカンを食らってる柴木のもとに送られてきた魔法のチケット。それは、魔女から修業魔に格下げされたるるもの人間界での修行のためのものだった。るるもの修業(と自分の欲望)のために魔法のチケットをじゃんじゃん使うと宣言した柴木だったが、実はチケットは彼の寿命そのものだったのである。

 

 

魔法少女が突然やってきて居候するコメディ作品です。

 

修行魔に降格した『るるも』を元に戻すには、主人公に送られてきた1枚に付き1回だけ、

修行魔の『るるも』が魔法が使えるという『魔法チケット(666枚つづり)』を全てを消費すること。

しかし、主人公が持つその『魔法チケット(666枚つづり)』の全てを消費してしまったら、

その時点で、主人公は死亡してしまうという凄まじい設定(笑)。

自分の生命が掛かっているので、普通は迂闊には使えないのだけど、基本がコメディ作品なので、

この主人公は自分の欲望の為や、使わざるおえない状況に陥り、どんどん使ってしまう(笑)。

 

このまま魔法チケットを使い続けて主人公が死んでしまうのか、

それとも、何かしらの救いの手が差し伸べられるのか、気になる作品です。

 

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ここからは、6巻の感想。

6巻では、『柴木耕太』にモテ期が訪れたり、『チロ』が人間の男の子に惚れられたり、

『柴木耕太』の弟が若い女性の家庭教師に習う事になったり、夜廻蟲という化け物が現れて

『るるも』と戦ったり、『ミミ』が現われて『柴木耕太』とデートをすることとなったり、『るるも』が

自転車に乗る練習を始めたりと、多くの話が収録されております。

 

そんな6巻で面白かったのが、『るるも』が自転車に乗る練習をする話ですね。

この話は、『るるも』が『沢下真綾』の自転車の後ろに乗せてもらい感動したことから始まります。

このイベントをきっかけに、『るるも』が自転車に乗りたいと強く思うようになり、『柴木耕太』の力を借り、

色々とすったもんだあって自転車に乗れるようになるまでが描かれることとなりました。 
 
まんが栄養素-まじもじるるも 6巻
(↑運動神経がゼロの『るるも』は、当然、自転車にも乗れない)
 
『るるも』自身、魔女なのにホウキにも乗れないほどの運動音痴だったりしまして、当然、自転車に

またがることすらできませんでした。 とはいえ、『るるも』の自転車に乗りたいという願望は非常に強く、

『柴木耕太』と共に、何度も何度も転びながらも自転車に乗るために練習を行うこととなりました。

途中、諦めそうになってしまうものの、『柴木耕太』の優しい言葉に励まされ、最終的に一人で自転車に

乗ることができるようになりました。 この話は、その過程が非常に面白く描かれていつつも、

この作品らしくない感動的にも描かれているので、新鮮でなかなか興味深く読むことができました。
 
もし、次巻があるならば、この自転車を使って、何かしらのイベントが読んでみたいですね。

個人的に、『弱虫ペダル』のキャラクターとかの登場を期待したいところですけど(笑)。

 

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【総評】

安定していて面白いです。

『チロ』も早速再登場してきていますし、ますます賑やかになっております。
次巻も、楽しみです。

 

点数的には

85点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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