『まじもじるるも 4巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『まじもじるるも 4巻 (渡辺航)』

 

4063731898 まじもじるるも 4 (シリウスコミックス)
講談社 2009-09-23

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻  2巻  3巻

 

 

【あらすじ】

新魔女降臨!るるもにライバル宣言!? 最近、女子分が不足してるな。――そう言った柴木のもとに空から美少女が降ってきた!彼女はるるもを追ってきたもうひとりの魔女だった!?ライバル魔女ハルリリと彼女のアイテムが巻き起こす、ちょっとHでちょっぴりせつないトラブルの数々。柴木のエロパワーとるるもの可愛さは本日も全開!

 

 

魔法少女が突然やってきて居候するコメディ作品です。

 

修行魔に降格した『るるも』を元に戻すには、主人公に送られてきた1枚に付き1回だけ、

修行魔の『るるも』が魔法が使えるという『魔法チケット(666枚つづり)』を全てを消費すること。

しかし、主人公が持つその『魔法チケット(666枚つづり)』の全てを消費してしまったら、

その時点で、主人公は死亡してしまうという凄まじい設定(笑)。

自分の生命が掛かっているので、普通は迂闊には使えないのだけど、基本がコメディ作品なので、

この主人公は自分の欲望の為や、使わざるおえない状況に陥り、どんどん使ってしまう(笑)。

 

このまま魔法チケットを使い続けて主人公が死んでしまうのか、

それとも、何かしらの救いの手が差し伸べられるのか、気になる作品です。

 

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ここからは、4巻の感想。

4巻では、全然モテない主人公・『柴木耕太』によるバレンタインイベントから、

『るるも』の昔の友達(?)でかなり腹黒い魔女・『ハルリリ』の新登場イベント、『チロ』の大冒険イベント、

風紀委員の地味メガネ・『下村雅子』の秘密の趣味(コスプレ)が描かれるイベント、

そして、『柴木耕太』・『るるも』による強制的なラブコメイベントまで、多くの話が描かれる事となりました。

 
そんな4巻で一番面白かったのが、『柴木耕太』・『るるも』による強制的なラブコメイベントですね。

この話は、『るるも』の昔の友達で魔女の『ハルリリ』から、『絶対腕輪陣鎖輪』という魔法アイテムが

送られてきた事から始まる話でして、その『絶対腕輪陣鎖輪』という魔法アイテムのせいで、

『柴木耕太』と『るるも』の強制的なラブコメのようなイベントが描かれる事となりました(笑)。

 

この『絶対腕輪陣鎖輪』とは、大小いくつもの魔方陣を組み合わせて作られている腕輪でして、

本来、2つ一組で使われ、腕にその腕輪を付けると、その腕輪同士が引っ付いてしまい、

結果的に、手錠のような効果を生み出すという非常に特殊な魔法の腕輪です。

(そのため、通常、罪人をつなぎとめるときに使用するらしい)
 

この話では、その腕輪が『柴木耕太の左腕』と『るるもの右腕』に勝手に張り付いてしまったために、

『柴木耕太の左腕』と『るるもの右腕』が腕輪をかいして引っ付いてしまいまして、強制的に、

全ての行動を一緒に行わなうこととなりました(イメージ的には手錠で2人がつながれている感じ)。
このイベントを通して、主人公・『柴木耕太』が『るるも』のことを女の子として意識するようになったり、
普段着の『るるも』が異常に可愛かったり、トイレを我慢しすぎて冷静さを失った『るるも』が見れたりと、

良い意味で、この作品らしい“ラブコメディ+ドタバタコメディ”に仕上がっている思いますし、

勘違いかもしれませんが、主人公・『柴木耕太』が『るるも』の関係が少しだけ前進したように感じました。

 

いや~、面白かったです。

次巻も楽しみです。

 

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【総評】

面白いですね(^^ゞ。

『弱虫ペダル』のような真面目な作品も良いですけど、

この作品のようなコメディ作品も面白いですね。

 

点数的には

88点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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