『Boy’sたいむ 4巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『Boy’sたいむ 4巻 (藤凪かおる)』

 

4832268740 Boy'sたいむ 4 (まんがタイムコミックス)
藤凪 かおる
芳文社 2010-08-07

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻  2巻  3巻

 

 

【あらすじ】

手違いで男子寮に入ってしまった女子大生のひろむちゃん。すっかり男の子姿がいたについてきちゃったけれど…。大人気 藤凪かおるの男装娘コメディー、最終巻です!!

 

 

4コママンガです。

手違いで男子寮に入ることとなった女子大生の主人公のシチュエーションコメディ。

男装した主人公の適応力が凄いのか、周りの男共が馬鹿なのかは読んでからのお楽しみ。

主人公がバイト先だけで見せる本来の姿に同じ寮の男の子が惚れるという話をメインに、

寮生活で起こりそうな『あれ』や『これ』をコメディタッチで描いている作品です。

 

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ここからは、4巻の感想。

4巻では、3巻までと同様に『置島くん』の勘違い(?)イベントが中心に描かれつつも、

ついに『葉山ひろむ』の正体が寮生たちにばれてしまうというイベントが起こってしまいました。
 

そんな4巻のメインとなるのは、もちろん『葉山ひろむ』の正体がバレてしまうイベントですね。
『葉山ひろむ』とは、この作品の主人公であり女子大生なのですが、手違いで男装して男子寮に入る

こととなってしまった不幸な女の子です(笑)。 完璧すぎる男装と性格的に適性が合ったようで(笑)、

男子寮でも女性とバレることはなく、寮生たちと賑やかに暮らす日々が描かれることとなりました。
 

そんな平和な日々がついに終わることとなったのが今巻です。

このイベントは、『葉山ひろむ』が、念願であった“女子寮入寮許可証”を手にしたことから始まります。

当然、『葉山ひろむ』は男子寮から出て行くことを選択し、早速、今まで買うことのできなかった服や靴を

買うことになるわけですが、ナント、その買い物の帰りに『置島』と『龍太郎』に出会ってしまいます。

その後、色々とすったもんだあって、ナント、『葉山ひろむ』のウイッグ(女性用かつら)が外れてしまい、

自分が女性であったことがバレてしまうこととなりました。
 
まんが栄養素-Boy’sたいむ 4巻
(↑ウイッグが外れてしまい、自分が女性であることがバレてしまったシーン)
 
『男装がバレる=男子寮にはいられない』ということで、一気に物語が終了へ向かっていきます。

突然の出来事であったため、この作品には珍しく、なかなかのシリアスな展開になっていきますが、
元々、『葉山ひろむ』と寮生たちは非常に仲の良い関係を保っていたので、それほどの大きな問題には

ならず、最終的には、ハッピーエンド(?)という形で終わることとなりました(4コママンガだしね)。
 
個人的にですが、『ひろむ×置島』というカップリングになったことはやはり驚きましたね(笑)。

私自身も、このカップリングを期待しておりましたが、最終的には『ひろむ×龍太郎』になるのだろうな~と

思っていたので、「え~、マジで!?」といった感じでしたよ(笑)。 何故、このカップリングになったのかは

あとがきに詳しく書かれているので、チェックを忘れずに(笑)。

 

いや~、面白かったですよ。

作者の次回作に期待したいですね。

 

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【総評】

最終巻です。

雑誌で読んでいるときはマンネリ感を感じていましたが、単行本という形で一気に読むと、

マンネリ感など一切感じず、最後まで楽しむ読むことが出来ました。 4コマファンならば、

ぜひとも、チェックしてほしい作品の一つですね。 面白かったですよ。

 

点数的には

95点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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