『SKET DANCE(スケットダンス) 12巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『SKET DANCE(スケットダンス) 12巻 (篠原健太)』

 

408874795X SKET DANCE 12 (ジャンプコミックス)
集英社 2010-02-04

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻~3巻  4巻  5巻  6巻  7巻  8巻  9巻  10巻  11巻

 

 

【あらすじ】

牛のウ●コが大活躍(?)のスケット版『さるかに合戦』に始まり、久々のJソン先生登場まで、どこを読んでもハズレなし! 占い師とのバトルやボッスンのおり紙なども必見!! そしてキャプテンからの依頼とは…!?

 

 

藤崎佑助(通称:ボッスン)、鬼塚一愛(通称:ヒメコ)、笛吹和義(通称:スイッチ)の3人が

所属する学園生活支援部・通称『スケット団』が活躍する学園ギャグマンガです。

『スケット団』とは、学園のトラブルを何でも解決する集団・・・というコンセプトを持った、

いわゆる便利屋さんのことで、学園で起こる様々な珍事件を解決していきます。

 

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ここからは、12巻の感想。

12巻では、『さるかに合戦』のパロディー話から、『ボッスン』と『ヒメコ』の特殊な関係を描く話、

インチキ占い師とスケット団の戦いを描く長編話、キャプテンから探し物を探して欲しいという依頼話、

ボッスンに折り紙の才能があるという話、そしてJソン先生のお見合い話など多くの話が収録されています。

 

そんな12巻で一番面白かったのが、やはり『ボッスン』と『ヒメコ』の特殊な関係を描く話ですね。

この話は、『ヒメコ』にベタ惚れしている脇役・『垣内仁』が再び登場し、実は『ヒメコ』と『ボッスン』が

付き合っているのではないのかということを確認するために見学に来るという感じで始まる話です。

 

この話の面白いところは、『垣内仁』の的確なる突っ込みですね。 例えば、『ヒメコ』と『ボッスン』が

恋人を通り越して夫婦のようなやり取りをしている様子に対して「夫婦か!!」と突っ込んだり、

とあるきっかけで『ヒメコ』と『ボッスン』が中学生のような初々しいやり取りをしている様子に対して

「初恋か!!」と突っ込んだり、『ヒメコ』と『ボッスン』がまるで親子のようなやり取りをしている様子に

対して「親子か!!」と突っ込んだりしているシーンでして、その突っ込みは短い言葉なのですが

非常に的確なので、共感を持って大笑いしてしまいました(^^ゞ。

 
まんが栄養素-スケットダンス 12巻

(↑『垣内仁』の的確な突っ込み)

 

で、

個人的にですが、その突っ込みの後に描かれた『スイッチ』の(2人の関係の)解説も好きです。

この2人の関係を『恋人』とか『友達』とか『夫婦』ではなく『絆』と表したのは上手かったですし、何より、

『スイッチ』自身もこの2人とは『絆』で繋がっているということが言葉から感じることが出来たのも

この作品らしくて良かったです(^^ゞ。 出来る限り、この関係を長く続けていって欲しいものです。

 

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【総評】

面白かったです(^^ゞ。

11巻に引き続きコメディ重視の構成だったので個人的に読みやすかったです。
できることならば、13巻もこのままコメディ重視でお願いしたいですね。

 

点数的には

90点

です。

 

そういえば、連載時にネット上で話題になったことがありましたね(ヘリウムガス関連)。

嫌な感じで話題になってしまったので、てっきりカットされるのかと思っておりましたが、

今巻に一部修正されてちゃんと収録されております。 ファンの方はご安心を・・・。
 

 

では、ここまで。

 

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