『SKET DANCE(スケットダンス) 8巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

『SKET DANCE(スケットダンス) 8巻 (篠原健太)』
 

4088746813 SKET DANCE 8 (ジャンプコミックス)
集英社 2009-06-04

by G-Tools

 

 

過去記事はこちら → 1巻~3巻  4巻  5巻  6巻  7巻

 

 

【あらすじ】

大波乱必至の第1回キャラクター人気投票の結果を実況形式で発表!! 果たしてボッスンの順位は!? 更に部室に埋もれたスイッチの発明品が真価を発揮する時が…!? 久々登場の生徒会の悪ノリも必見の第8巻!!

 

 

藤崎佑助(通称:ボッスン)、鬼塚一愛(通称:ヒメコ)、笛吹和義(通称:スイッチ)の3人が

所属する学園生活支援部・通称『スケット団』が活躍する学園ギャグマンガです。

『スケット団』とは、学園のトラブルを何でも解決する集団・・・というコンセプトを持った、

いわゆる便利屋さんのことで、学園で起こる様々な珍事件を解決していきます。

 

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ここからは8巻の感想。

8巻では、『スイッチ』の発明品の披露、生徒会の愉快な仲間達による落書き事件、

新先生キャラクター・『美空レミ』の登場イベント、合コンイベント、ガチャガチャイベント、

ガラス割り事件、そして人気投票と多くの読みきり作品が描かれました。

 

その中でも、『スイッチ』の発明品の披露した話と、ガチャガチャイベントは面白かったです(^^ゞ。

 

まず、『スイッチ』の発明品を披露した話について。

この話は、スケット団メンバーが部室を大掃除していたときに、偶然、『スイッチ』のロッカーから、

“失敗した発明品”を見つけた事で、その“失敗した発明品”のお披露目が始まるという話です。

その“失敗した発明品”を具体的に書くと、等身大フィギュアの頭部だけの熱冷ましロボットから、

マンドリルという動物とランドセルを掛け合わせた『マンドセル』、空気の力で体を浮かす事のできる靴、

40~50mほど離れている人を励ます事ができる『元気出してバズーカ』、そしてターゲットを

自動的に追尾してくれるゴーグル型アイテム・『追跡型スコープスコーピオン』などでして、

アイデア自体は凄いけど欠点だらけの失敗作品ばかりとなっております。

 

その中で、自動的に追尾してくれるゴーグル型アイテム・『追跡型スコープスコーピオン』の紹介部分で、

設定したターゲット(すずめ)が突然飛び立ち、それに合わせてゴーグルがそのターゲットを追いかけ、

そのゴーグルをかけた『ボッスン』の首が危ない方向に曲がってしまうという描写は、非常にベタながら、

笑いをこらえる事ができず、声を出して笑ってしまいました(^^ゞ。

この話のラストのオチが、人助けで終わってしまったために何故か良い話になってしまいましたが、

個人的には、このままボケを被せまくる展開を繰り返してほしかったです。

 

次に、ガチャガチャイベントについて。

この話は、『ボッスン』と『スイッチ』が特撮ヒーロー番組のミニフィギュアが入っている“ガチャガチャ”に

ハマるという話から始まりまして、その情熱が『ヒメコ』にも伝染して、スケット団全員がそのフィギュアを

コンプリートするために大金をはたいて頑張るという話になっています(笑)。
 
この話で一番のお気に入りシーンは、『ヒメコ』が“アンソニー”という脇役キャラクターのフィギュアを
3回連続で当ててしまい、その3体の“アンソニー”を並べてトレードしようとしたシーンでして、

“アンソニー”を3回連続当ててしまった事と、“アンソニー”のあの表情が私の笑いのツボを刺激した

ようでして、酸欠になりそうなくらい声を出して笑ってしまい、軽く死に掛けました(笑)。

また、この話に出てくる味方側のキャラクター達も面白く、サラリーマンタイプのヒーローなどは、

ヒーローらしくない姿になっており、5体全て描かれなかったのが非常に残念でした(笑)。

 

こういう話が世間で受けるのかは判りませんが、個人的には全ての面で面白かったですよ(^^ゞ。

 

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【総評】

今巻は、本当に笑いだらけの面白い内容の作品ばかりでした(^^ゞ。

やはり、この作品は、読みきりタイプのギャグマンガを中心に描かれた方が面白いと思います。

次巻も、この調子で読みきりタイプの作品をメインで収録して欲しいです。

 

点数的には、

90点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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